18 / 75
第2章 :魔境の森の異変!
出発です!あれ?前回と同じ?(挿絵あり
しおりを挟む
「おはようございます!」
冒険者ギルドへ入ると、すでにカリンさんが準備をしていた。それと、クロウとミリアが先に来ていました。
「おはよう!シオン」
「おはようさん」
「あれ?どうして2人がここに?」
「シオンの護衛を任されたんだよ」
「シオンは無茶をするから心配なのよね~」
クロウとミリアは挨拶しながら説明をする。
シオンの兄であるレインがシオンに2人が同行する事を話した。
「早く教えてよ!お兄様の意地悪!」
「はははっ!シオンをびっくりさせようとしてね。ごめんよ!」
するとイオンさんも、ちょうどやってきた。
「おはようございます。皆さん早いですね」
「おはようございます!今日はよろしくお願いします」
イオンさんと雑談しながらカリンさんの前に行くと、
「森の異変調査を受けに来ましたよ~」
「朝からご苦労様です」
カリンさんは森の異変調査の概要を伝えた。
「先日もお伝えした通り、森の小屋周辺を確認してきて下さい。間違っても奥まで行かないようにお願い致します」
「わかってますよ~」
「いいえ!シオンはわかっていません!調査で大事なのは情報を持ち帰る事なのですよ!」
カリンさんの迫力にシオンは何も言えなくなった。
「………だから、必ず生きて戻って来て下さいね?」
最後のカリンさんの言葉は優しい気持ちが感じられた。
「わかりました!行ってきます!」
元気に挨拶をして、森へ向かうシオン達でした!
・
・
・
・
・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
森の入口─
「………ねぇ?これってヤバくない?」
シオンはオーク達に包囲されていた。
「ん~~?大丈夫でしょう?」
「ああ、大丈夫だろう?」
「大丈夫だよ。シオン!僕が守ってあげるからね」
三人は呑気に言うが、シオンは内心びくびくでした。
「あなた達は、どうしてそんなに平気そうなのよ!?オークに囲まれているんだよ!?ゴブリンよりも強いのよ!」
オーク達ははじわじわと、包囲を縮めて来ている。それでもミリアとクロウ、そしてお兄様は慌てず、動じずにのほほんとしていた。
「はぁ~やれやれ……そろそろ片付けますか!」
「そうねー、シオンの慌てる顔が可愛かったけど、そろそろ掃除しましょうね♪」
「シオン、見てなさい。すぐに片付けるからね!」
シオンは先日も同じやりとりをしたなーと思った。無論、先日はお兄様とイオンさんは居なかったけどね。
「ねぇ、シオン。大丈夫だと思うけど支援聖歌を唄いなさい!」
今まで無言だったイオンさんが話し掛けてきた。
「そうだね。ただ見ているだけなんて嫌だし、いっちょ!やりますか!」
イオンさんがピアノを取り出し演奏を始める。
『我々に熱き火を灯す____勇気を持って敵から守る光を
遥かなる頂きにある魂____今、皆の力を呼び起こし脈打つ絆
全てを包み込む心を1つにして____弱き心を打ち砕け!』
支援系魔法の魔詞を唄った!
「おおっ!」
「あら?私は初めてなんだけど凄いわね♪」
「ふっ、流石は私の妹だ!」
シオンの聖歌によって防御力が3倍になったクロウ、ミリア、レインはそれぞれの武器を手にオークの集団を狩っていく。聖歌の力なのか3人の力が凄いのか………?
「今夜はオークの肉祭りね♪」
「久々にお腹いっぱい肉が食べれるな!」
「………この後の解体が面倒だけどね」
あっという間に、10体はいたオークは全滅した。そしてその後は解体作業に入ろうとした時、別の冒険者達がタイミング良くやってきた。
「シオン達じゃないか!大丈夫だったか!?」
「最近、魔物が森の入口までやってくるので、見廻りをしていたんだ!」
シオン達はオークの解体を冒険者達にお願いし、森の中へと進んで行った。
冒険者達はオークの解体とギルドへの連絡も受けてくれた。
「なんか、森に入る前に疲れたね」
「俺は疲れてはないけど、確かに今の森はヤバそうだな」
「本当に、森小屋まで大丈夫かしら?」
「行くしか無いけどね!」
シオン達はこうして森の中へと進んで行った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
シオン
「明日はご馳走ですわね!」
愚者の声
「お嬢様!どの料理をお作り致しましょうか?」
シオン
「オークのポークソテーに、豚汁、腸詰め、焼肉をお願いね♪」
愚者の声
「かしこまりました」
『ヤバい!ノリで言っちゃたけど料理なんて出来ないよ!』
愚者の声
「料理上手なミリアお姉さん助けてーー!」
『キャラ・イラストに、ミリアとレインを追加しました』
(*・x・)ノ
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
冒険者ギルドへ入ると、すでにカリンさんが準備をしていた。それと、クロウとミリアが先に来ていました。
「おはよう!シオン」
「おはようさん」
「あれ?どうして2人がここに?」
「シオンの護衛を任されたんだよ」
「シオンは無茶をするから心配なのよね~」
クロウとミリアは挨拶しながら説明をする。
シオンの兄であるレインがシオンに2人が同行する事を話した。
「早く教えてよ!お兄様の意地悪!」
「はははっ!シオンをびっくりさせようとしてね。ごめんよ!」
するとイオンさんも、ちょうどやってきた。
「おはようございます。皆さん早いですね」
「おはようございます!今日はよろしくお願いします」
イオンさんと雑談しながらカリンさんの前に行くと、
「森の異変調査を受けに来ましたよ~」
「朝からご苦労様です」
カリンさんは森の異変調査の概要を伝えた。
「先日もお伝えした通り、森の小屋周辺を確認してきて下さい。間違っても奥まで行かないようにお願い致します」
「わかってますよ~」
「いいえ!シオンはわかっていません!調査で大事なのは情報を持ち帰る事なのですよ!」
カリンさんの迫力にシオンは何も言えなくなった。
「………だから、必ず生きて戻って来て下さいね?」
最後のカリンさんの言葉は優しい気持ちが感じられた。
「わかりました!行ってきます!」
元気に挨拶をして、森へ向かうシオン達でした!
・
・
・
・
・
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
森の入口─
「………ねぇ?これってヤバくない?」
シオンはオーク達に包囲されていた。
「ん~~?大丈夫でしょう?」
「ああ、大丈夫だろう?」
「大丈夫だよ。シオン!僕が守ってあげるからね」
三人は呑気に言うが、シオンは内心びくびくでした。
「あなた達は、どうしてそんなに平気そうなのよ!?オークに囲まれているんだよ!?ゴブリンよりも強いのよ!」
オーク達ははじわじわと、包囲を縮めて来ている。それでもミリアとクロウ、そしてお兄様は慌てず、動じずにのほほんとしていた。
「はぁ~やれやれ……そろそろ片付けますか!」
「そうねー、シオンの慌てる顔が可愛かったけど、そろそろ掃除しましょうね♪」
「シオン、見てなさい。すぐに片付けるからね!」
シオンは先日も同じやりとりをしたなーと思った。無論、先日はお兄様とイオンさんは居なかったけどね。
「ねぇ、シオン。大丈夫だと思うけど支援聖歌を唄いなさい!」
今まで無言だったイオンさんが話し掛けてきた。
「そうだね。ただ見ているだけなんて嫌だし、いっちょ!やりますか!」
イオンさんがピアノを取り出し演奏を始める。
『我々に熱き火を灯す____勇気を持って敵から守る光を
遥かなる頂きにある魂____今、皆の力を呼び起こし脈打つ絆
全てを包み込む心を1つにして____弱き心を打ち砕け!』
支援系魔法の魔詞を唄った!
「おおっ!」
「あら?私は初めてなんだけど凄いわね♪」
「ふっ、流石は私の妹だ!」
シオンの聖歌によって防御力が3倍になったクロウ、ミリア、レインはそれぞれの武器を手にオークの集団を狩っていく。聖歌の力なのか3人の力が凄いのか………?
「今夜はオークの肉祭りね♪」
「久々にお腹いっぱい肉が食べれるな!」
「………この後の解体が面倒だけどね」
あっという間に、10体はいたオークは全滅した。そしてその後は解体作業に入ろうとした時、別の冒険者達がタイミング良くやってきた。
「シオン達じゃないか!大丈夫だったか!?」
「最近、魔物が森の入口までやってくるので、見廻りをしていたんだ!」
シオン達はオークの解体を冒険者達にお願いし、森の中へと進んで行った。
冒険者達はオークの解体とギルドへの連絡も受けてくれた。
「なんか、森に入る前に疲れたね」
「俺は疲れてはないけど、確かに今の森はヤバそうだな」
「本当に、森小屋まで大丈夫かしら?」
「行くしか無いけどね!」
シオン達はこうして森の中へと進んで行った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
シオン
「明日はご馳走ですわね!」
愚者の声
「お嬢様!どの料理をお作り致しましょうか?」
シオン
「オークのポークソテーに、豚汁、腸詰め、焼肉をお願いね♪」
愚者の声
「かしこまりました」
『ヤバい!ノリで言っちゃたけど料理なんて出来ないよ!』
愚者の声
「料理上手なミリアお姉さん助けてーー!」
『キャラ・イラストに、ミリアとレインを追加しました』
(*・x・)ノ
『よろしければ感想、お気に入り、よろしくお願いします!』
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪
naturalsoft
ファンタジー
シオン・アクエリアス公爵令嬢は転生者であった。そして、同じく転生者であるヒロインに負けて、北方にある辺境の国内で1番厳しいと呼ばれる修道院へ送られる事となった。
「きぃーーーー!!!!!私は負けておりませんわ!イベントの強制力に負けたのですわ!覚えてらっしゃいーーーー!!!!!」
そして、目的地まで運ばれて着いてみると………
「はて?修道院がありませんわ?」
why!?
えっ、領主が修道院や孤児院が無いのにあると言って、不正に補助金を着服しているって?
どこの現代社会でもある不正をしてんのよーーーーー!!!!!!
※ジャンルをファンタジーに変更しました。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
