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7、秋田県 再び日本海メロンマラソン
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あー、全然眠れないよー( ̄д ̄)。
ここは秋田駅近くのマンガ喫茶の個室。
私は再び男鹿の日本海メロンマラソンに今度はハーフに挑戦するべく来ていたのだが、運悪くお祭りの日と重なってしまい、ホテルが予約出来なかったのだ。仕方なくマン喫の個室にいるのだが、眠れない…。まあ、横になれるだけいいか。明日のマラソンに備え、目だけ閉じることにした。
翌朝、天気は快晴中の快晴。よーし、とにかくゴールしてメロン食べまくるぞ!私は気合い充分でスタート地点に並んだ。2回目のメロンマラソンいくぞ!
しかし、元気なのは最初だけ。5キロ位から異変にすぐ気づいた。暑い!暑い!!暑い!!!ι(´Д`υ)アツィー
いや、真夏の大会だから暑いのは百も承知だがそれでもこんなにしんどかったっけ?
どんどん抜かれていくし、もう無理(*_*)。私は10キロほど走ったが完全に心の糸が切れてしまい、あっさりテクテク歩き出した。
ジリジリジリジリ、容赦なく太陽が照りつける。とにかくゴールとかどうでもいい。歩こう。んっ?てか、周りに誰もいないじゃん!気がつくと私一人。ひいー(TT)。
道、こっちであってる?
しばらく歩くと急に目の前が開け、青い海が広がった。わぁー、なんかオーシャンビュー一人占め。元気をもらった私はまた走りだした。
少しすると、後ろからブオーと音がした。なんだ?振り替えると『最後尾』と張り紙がある車がすぐ後ろにいた。ということは…私、ビリってこと?!めっちゃ恥ずかしいやんけ!(゜ロ゜;
しかし、走るしかない。すると、
「お姉さん、頑張れ!」
見ると、沿道の人が私に声援を送ってくれている。そう、ビリなので声援がかなり暖かい。
しかもこれ食べてと給水所ではフルーツや水を持ってきてくれたり、水を浴びせてくれたり至れり尽くせり。
そして、ビリには沿道の応援が半端なく凄い。頑張れ!頑張れ!!とまるで英雄になったみたいだ。じーん。なんか泣きそう。
マラソン大会には所々に関門というのがある。道路を通行止めにしているので、何時何分以内にそこを通らないとタイムオーバーになってしまい、リタイアしなければならない。そして、私も関門をクリアすることは出来なかった。ここで、リタイアした人はバスに乗ってゴールまで行く。他のリタイアした人達と一緒にバスに乗り込んだ。すると、紙コップを持ったボランティアの方が何人かきて、差し出している。窓を開けて受けとると中には給水所のメロンやフルーツがたくさん入ってた。
「これ、食べてください!」
またまたじーん。
このまま、ゴールまでバスに乗り私のマラソン大会は終わった。あっ、勿論ランナーに振る舞われるメロンはこれでもかというくらい食べまくったが。
完走出来なかったほろ苦い思い出だが、ビリにならなければ味わえなかった思い出がそれ以上だった。
ビリの私に届いた応援と声援は、今でもはっきり覚えている。もう…もう…胸がいっぱいだ。
男鹿市の皆さん、ほっこりじんわりをありがとうございます。
ここは秋田駅近くのマンガ喫茶の個室。
私は再び男鹿の日本海メロンマラソンに今度はハーフに挑戦するべく来ていたのだが、運悪くお祭りの日と重なってしまい、ホテルが予約出来なかったのだ。仕方なくマン喫の個室にいるのだが、眠れない…。まあ、横になれるだけいいか。明日のマラソンに備え、目だけ閉じることにした。
翌朝、天気は快晴中の快晴。よーし、とにかくゴールしてメロン食べまくるぞ!私は気合い充分でスタート地点に並んだ。2回目のメロンマラソンいくぞ!
しかし、元気なのは最初だけ。5キロ位から異変にすぐ気づいた。暑い!暑い!!暑い!!!ι(´Д`υ)アツィー
いや、真夏の大会だから暑いのは百も承知だがそれでもこんなにしんどかったっけ?
どんどん抜かれていくし、もう無理(*_*)。私は10キロほど走ったが完全に心の糸が切れてしまい、あっさりテクテク歩き出した。
ジリジリジリジリ、容赦なく太陽が照りつける。とにかくゴールとかどうでもいい。歩こう。んっ?てか、周りに誰もいないじゃん!気がつくと私一人。ひいー(TT)。
道、こっちであってる?
しばらく歩くと急に目の前が開け、青い海が広がった。わぁー、なんかオーシャンビュー一人占め。元気をもらった私はまた走りだした。
少しすると、後ろからブオーと音がした。なんだ?振り替えると『最後尾』と張り紙がある車がすぐ後ろにいた。ということは…私、ビリってこと?!めっちゃ恥ずかしいやんけ!(゜ロ゜;
しかし、走るしかない。すると、
「お姉さん、頑張れ!」
見ると、沿道の人が私に声援を送ってくれている。そう、ビリなので声援がかなり暖かい。
しかもこれ食べてと給水所ではフルーツや水を持ってきてくれたり、水を浴びせてくれたり至れり尽くせり。
そして、ビリには沿道の応援が半端なく凄い。頑張れ!頑張れ!!とまるで英雄になったみたいだ。じーん。なんか泣きそう。
マラソン大会には所々に関門というのがある。道路を通行止めにしているので、何時何分以内にそこを通らないとタイムオーバーになってしまい、リタイアしなければならない。そして、私も関門をクリアすることは出来なかった。ここで、リタイアした人はバスに乗ってゴールまで行く。他のリタイアした人達と一緒にバスに乗り込んだ。すると、紙コップを持ったボランティアの方が何人かきて、差し出している。窓を開けて受けとると中には給水所のメロンやフルーツがたくさん入ってた。
「これ、食べてください!」
またまたじーん。
このまま、ゴールまでバスに乗り私のマラソン大会は終わった。あっ、勿論ランナーに振る舞われるメロンはこれでもかというくらい食べまくったが。
完走出来なかったほろ苦い思い出だが、ビリにならなければ味わえなかった思い出がそれ以上だった。
ビリの私に届いた応援と声援は、今でもはっきり覚えている。もう…もう…胸がいっぱいだ。
男鹿市の皆さん、ほっこりじんわりをありがとうございます。
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