アネモネ

氷室零夜

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始まり

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最近ニュースで何度も観る人口増加のニュース。
人口が増えれば問題も増える。
水質汚染、環境汚染、気候変動
僕は神を信じない。神が居ればこんな問題は起こらない。

「なー、ゆきこれ見た?いまいろんなとこで武器関係の物無くなってるらしいよ。
神様の仕業かな?かな?」

だか俺の親友紅雨は信じてるみたいだ。
「俺SNSやってないから、そんな情報しらなかったは。
あと、その呼び方やめろ、ちゃんと融雪って名前があるだろ。」

「でも、しろってニュース観てるよな?ニュースになってないの?」
ついに雪から白に変わってしまった^^;
「ニュースとか新聞は毎日観たり読んだりしてるけど武器が無くなったニュースなんてなかったぞ。それガセだろ。」
ガセだろと思いながら深く考えてみる。
「もし、それが本当だとしてもニュースにはならない可能性が高い。」

紅雨はなぜ?という顔をしている。
「もし、武器関係のものがなくなったとするとその国は真っ裸みたいなものだからな。あっ、でも、料理とかで使う刃物とかが無くなってきてるっていうのはニュースになってたぞ。」
「お前ら、席座れよー」
やべっと言いながら紅雨が席に戻る。
授業が終わり家に帰ってニュースを観てみる。
《えぇーこちらは刃物を取り扱っている店ですが刃物を一つも置いてありません刃物を作る材料も無くなったそうです。一体どういうことなんでしょうか。また、このような現象が日本だけではなく世界各地で起きているそうです。警察は調査を続けています。またインターネット上で警察や自衛隊の武器が無くなると噂されています。このことに日本警察は無くなってないと主張しているそうです。》
インターネットのやつって紅雨が言って奴かなと思っていたらインターホンが鳴る。
「宅急便でーす。」
すごく大きな箱が届いた。宅配業者は見たことない業者だ。
送り主の名前は知らない人の名前だ。
「ひむろぜろや?誰だそれ。イタズラか?」
恐る恐る箱を開ける。
一番上には迷彩服が入っている。
その下には細長い箱が入っていて箱の中には刀が入っている。他にも拳銃や手榴弾。
ダンボールの中を調べていると隣の家から銃声の様な音が聞こえた。
「なんだ?紅雨のやつ打ち上げ花火でもしてるのか?」
「邪魔しまーす。」
紅雨が大きな箱を持って家に入ってきた。
「邪魔するなら帰って。」
無視して入ってくる。
「見て見てこれ!」
持ってきた箱から何かを出してきた。
「じゃーん!すごくない見て!迷彩服だよ!拳銃だよ!短刀だよ!それに爆弾まで!しかも!本物!」 
「刀以外全て一緒の届いてるみたいだな。」
「え、犬も届いてるのかよ」
なんだか残念そうだ。
ついに犬になってしまった。
「まさか?本物?これ?」
なんだか嬉しそうだ。
「聞きたいか、そうか、そうか、さっき拳銃撃ってみたらマジで撃てちゃって部屋に穴空いちゃったよ!あはは。刀とかまじ切れ味凄かった。」
「刀も試したんだ。」
「しかも、この荷物届いたの俺達だけじゃないっぽいぞ!」
SNSを見せてきた。
「すごいな。すぐに新しい人がでてきて、この箱のことを書いてる。」
どうやら日本中に届いているらしい。
「とりあえず、もう学校だし、学校行くか」
今は4月27日朝の7時30分。

権力を持った人は可笑しくなると聞く。
もし全員に刃物や武器が届いた場合どうなるのだろう。そして1人でも暴れるものが現れたのならこの世界は終わるだろう。
「そう、世界は終わるだろう。はは、ははは…ハハハ…これから楽しくなりそうだよ」
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