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第3章 竜使いであること
人知れぬ努力
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頬に何かが触れている。
柔らかい感触が、ペチペチと一定のリズムで頬に当たってくるのだ。
「ねえ、キリハってば。」
「んん……」
しつこく名前を呼ばれ、キリハは開きたがらない瞼を無理やりにこじ開けた。
眼前で待ち構えていたのは、あの憎たらしいぬいぐるみ。
「何、こんな時間に……」
キリハは大きく欠伸をする。
カーテンの向こうは真っ暗。
夜明けはまだかなり先のようだ。
「ごめんごめん。ちょっと、ついてきてほしい所があって。」
「こんな夜中に?」
「うん。……っていうか、この時間じゃないと見れないのさ。」
フールは、まるで急かすようにキリハの後ろ髪をぐいぐいと引っ張る。
「いたたたっ。分かった。分かったから離して…っ」
渋々、キリハは体を起こしてベッドを下りた。
その頃にはフールはすでに部屋のドアの前に移動していて、早く来いと手を振っている。
あのマイペースの権化たるフールがここまで急かしてくるとは、何事だろうか。
彼の目的に見当もつかないまま、キリハは部屋を出てフールの後を追う。
やはり真夜中というだけあって、廊下はしんと静まり返っていた。
極力抑えても自分の足音が妙に大きく聞こえ、いつもは存在を忘れている監視カメラの駆動音も今は耳によく響いてくる。
「……ん?」
ふと、キリハは首を傾げた。
目の前に並ぶのはシミュレート室。
暗闇に沈むドアの中に、一つだけ明かりを灯した部屋があったのだ。
どうやら、目的地はここらしい。
フールが覗き窓から操作室内の様子を窺い、一つ頷いてから中へと入っていく。
操作室には誰もいない。
だが、操作盤の液晶画面のタイマーが動いていて、実践場の方から物音もする。
誰かが実践場で訓練中らしい。
「……ルカ?」
モニターに近寄って実践場の様子を見ると、そこにはルカの姿があった。
彼はまだ使い慣れていないであろう《焔乱舞》のレプリカを握り、映像のドラゴンに向かって剣を振り続けている。
その表情は必死だが、どこか無理をしているようにも見えて―――
無意識のうちに、キリハは手元にある液晶画面を見下ろす。
そこには、今ルカが行っている訓練の詳細データが表示されていた。
シングルモード、時間指定コース。
「時間……百二十分!?」
思わず叫んでしまい、キリハは慌てて口を塞いだ。
実践場が防音仕様でよかった。
幸いにも、ルカには気付かれていない。
「すごいよねぇ。」
隣でフールが嘆息する。
すごいというか、これは無謀と言ってもいい域だ。
《焔乱舞》は、並大抵の力で扱える代物じゃないのだ。
自分だって、二時間もあの剣を振り続けるなんてできない。
しかも、ドラゴンを相手にした状態でなんて……
「潰れちゃうよ、ルカ……」
無茶苦茶だ。
任務としての訓練とは別に、一人で夜中にこんなことをしていたなんて。
「口や態度はああだけど、ルカってすごく努力家なんだよね。」
「そうみたいだね。」
それについては、同意せざるを得ない。
あの必死な顔を見れば分かる。
ルカは、身を削るほどひたむきに任務に打ち込んでいるのだ。
あんなこと、生半可な気持ちではできないだろう。
周囲を見返すためにここにいる。
ルカはそう言った。
そうじゃないと、自分も皆も報われないから、と。
(そんなに、何もかもを一人で背負おうとしなくていいのに……)
なんだか、あんなに必死なルカの姿を見ていると切なくなってくる。
そこでふいにあることに気付いて、キリハは隣のフールにじろりと据わった視線をくれてやった。
「……なんで、俺に細工しようとするわけ?」
これは、明らかにルカに対する認識を操作されようとしている。
そして、自分は見事にその策略に乗せられてしまっていた。
ルカのことは気に食わないが、決して彼を嫌っているわけではないのだ。
こんなものを見せられたら、心情的にはひとたまりもない。
「あは、さすがに気付いちゃった?」
悪びれもなく、フールはこちらの指摘を認めた。
そして、さらりととんでもないことを言う。
「ん~、キリハの方が仕込みやすいから?」
なるほど、そういう理由か。
キリハは抗議の意味も込めて、無言でフールの頭を掴んでじわじわと力を込めてやる。
「あーっ! ごめん、冗談だよぉ!! キリハの方が柔軟でしょ?」
フールが慌てて言い直すが、信じないことにする。
さっきの言葉も絶対に本心だったはずだ。
分かり切ってはいたものの、キリハは仕方なくフールの頭を解放した。
「柔軟?」
聞き返すと、フールは頭を振りながら口を開いた。
「そう。キリハは育ってきた環境が特殊だからか、考え方も戦い方も柔軟なんだよ。でもね……」
フールは、モニターを見つめる。
「ルカは……あの子たちは、物心がつく前から筋違いな悪意ばかり浴び続けてきたせいで、素直に周りを受け入れることができなくなってるんだよ。あの子たちはもう、誰を信じていいのか分からないんだ。ごめん……僕たちのせいだね。」
普段の彼からはかけ離れた、ひっそりと静かな声が操作室内に響く。
「……それは、違うと思う。」
とっさに思ったことが、そのまま口から出ていた。
「誰も悪くないよ。みんな、普通から抜け出せないだけなんじゃないかな。」
そうだ。
こうなってしまったのは、きっと誰のせいでもない。
たとえ宮殿が厳しい規則を作ったって、差別は消えなかっただろう。
人の心は、法律では縛れないのだ。
何か譲れない想いがあれば、誰もが躊躇いなく規律に背く。
自分を守ってくれた、メイたちのように。
結局のところ、人の心を動かせるのは、同じく人の心なのだと思う。
固定概念、あるいは当たり前という箱の中で人は生き、箱の外に何かがあるとは思わずに他の世界を無意識に遮断している。
そんな普通でできた箱の内側が、今のこの世界なのだ。
「なーんか、もったいないよね。」
窓の向こうには、未だに剣を振り続けるルカの姿。
こんな些細なきっかけで、他人に対する気持ちなど変わってしまう。
変えることが、できるというのに。
「………もう出よう。」
このままここにいては、戻ってきたルカに見つかってしまう。
念のために気配を殺して踵を返し、キリハはシミュレート室を出る。
その肩の上で、フールは呆けて言葉を失っていた。
柔らかい感触が、ペチペチと一定のリズムで頬に当たってくるのだ。
「ねえ、キリハってば。」
「んん……」
しつこく名前を呼ばれ、キリハは開きたがらない瞼を無理やりにこじ開けた。
眼前で待ち構えていたのは、あの憎たらしいぬいぐるみ。
「何、こんな時間に……」
キリハは大きく欠伸をする。
カーテンの向こうは真っ暗。
夜明けはまだかなり先のようだ。
「ごめんごめん。ちょっと、ついてきてほしい所があって。」
「こんな夜中に?」
「うん。……っていうか、この時間じゃないと見れないのさ。」
フールは、まるで急かすようにキリハの後ろ髪をぐいぐいと引っ張る。
「いたたたっ。分かった。分かったから離して…っ」
渋々、キリハは体を起こしてベッドを下りた。
その頃にはフールはすでに部屋のドアの前に移動していて、早く来いと手を振っている。
あのマイペースの権化たるフールがここまで急かしてくるとは、何事だろうか。
彼の目的に見当もつかないまま、キリハは部屋を出てフールの後を追う。
やはり真夜中というだけあって、廊下はしんと静まり返っていた。
極力抑えても自分の足音が妙に大きく聞こえ、いつもは存在を忘れている監視カメラの駆動音も今は耳によく響いてくる。
「……ん?」
ふと、キリハは首を傾げた。
目の前に並ぶのはシミュレート室。
暗闇に沈むドアの中に、一つだけ明かりを灯した部屋があったのだ。
どうやら、目的地はここらしい。
フールが覗き窓から操作室内の様子を窺い、一つ頷いてから中へと入っていく。
操作室には誰もいない。
だが、操作盤の液晶画面のタイマーが動いていて、実践場の方から物音もする。
誰かが実践場で訓練中らしい。
「……ルカ?」
モニターに近寄って実践場の様子を見ると、そこにはルカの姿があった。
彼はまだ使い慣れていないであろう《焔乱舞》のレプリカを握り、映像のドラゴンに向かって剣を振り続けている。
その表情は必死だが、どこか無理をしているようにも見えて―――
無意識のうちに、キリハは手元にある液晶画面を見下ろす。
そこには、今ルカが行っている訓練の詳細データが表示されていた。
シングルモード、時間指定コース。
「時間……百二十分!?」
思わず叫んでしまい、キリハは慌てて口を塞いだ。
実践場が防音仕様でよかった。
幸いにも、ルカには気付かれていない。
「すごいよねぇ。」
隣でフールが嘆息する。
すごいというか、これは無謀と言ってもいい域だ。
《焔乱舞》は、並大抵の力で扱える代物じゃないのだ。
自分だって、二時間もあの剣を振り続けるなんてできない。
しかも、ドラゴンを相手にした状態でなんて……
「潰れちゃうよ、ルカ……」
無茶苦茶だ。
任務としての訓練とは別に、一人で夜中にこんなことをしていたなんて。
「口や態度はああだけど、ルカってすごく努力家なんだよね。」
「そうみたいだね。」
それについては、同意せざるを得ない。
あの必死な顔を見れば分かる。
ルカは、身を削るほどひたむきに任務に打ち込んでいるのだ。
あんなこと、生半可な気持ちではできないだろう。
周囲を見返すためにここにいる。
ルカはそう言った。
そうじゃないと、自分も皆も報われないから、と。
(そんなに、何もかもを一人で背負おうとしなくていいのに……)
なんだか、あんなに必死なルカの姿を見ていると切なくなってくる。
そこでふいにあることに気付いて、キリハは隣のフールにじろりと据わった視線をくれてやった。
「……なんで、俺に細工しようとするわけ?」
これは、明らかにルカに対する認識を操作されようとしている。
そして、自分は見事にその策略に乗せられてしまっていた。
ルカのことは気に食わないが、決して彼を嫌っているわけではないのだ。
こんなものを見せられたら、心情的にはひとたまりもない。
「あは、さすがに気付いちゃった?」
悪びれもなく、フールはこちらの指摘を認めた。
そして、さらりととんでもないことを言う。
「ん~、キリハの方が仕込みやすいから?」
なるほど、そういう理由か。
キリハは抗議の意味も込めて、無言でフールの頭を掴んでじわじわと力を込めてやる。
「あーっ! ごめん、冗談だよぉ!! キリハの方が柔軟でしょ?」
フールが慌てて言い直すが、信じないことにする。
さっきの言葉も絶対に本心だったはずだ。
分かり切ってはいたものの、キリハは仕方なくフールの頭を解放した。
「柔軟?」
聞き返すと、フールは頭を振りながら口を開いた。
「そう。キリハは育ってきた環境が特殊だからか、考え方も戦い方も柔軟なんだよ。でもね……」
フールは、モニターを見つめる。
「ルカは……あの子たちは、物心がつく前から筋違いな悪意ばかり浴び続けてきたせいで、素直に周りを受け入れることができなくなってるんだよ。あの子たちはもう、誰を信じていいのか分からないんだ。ごめん……僕たちのせいだね。」
普段の彼からはかけ離れた、ひっそりと静かな声が操作室内に響く。
「……それは、違うと思う。」
とっさに思ったことが、そのまま口から出ていた。
「誰も悪くないよ。みんな、普通から抜け出せないだけなんじゃないかな。」
そうだ。
こうなってしまったのは、きっと誰のせいでもない。
たとえ宮殿が厳しい規則を作ったって、差別は消えなかっただろう。
人の心は、法律では縛れないのだ。
何か譲れない想いがあれば、誰もが躊躇いなく規律に背く。
自分を守ってくれた、メイたちのように。
結局のところ、人の心を動かせるのは、同じく人の心なのだと思う。
固定概念、あるいは当たり前という箱の中で人は生き、箱の外に何かがあるとは思わずに他の世界を無意識に遮断している。
そんな普通でできた箱の内側が、今のこの世界なのだ。
「なーんか、もったいないよね。」
窓の向こうには、未だに剣を振り続けるルカの姿。
こんな些細なきっかけで、他人に対する気持ちなど変わってしまう。
変えることが、できるというのに。
「………もう出よう。」
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