131 / 598
第3章 駆け巡る悪意
大会前日の語らい
しおりを挟む
それからまた、数日の時が流れた。
相も変わらず馬鹿らしい妨害が続くも大会準備は順調に進み、本選出場者とトーナメントが公表され、世間は優勝者予想で激しい論争を繰り広げていた。
そんな世間の注目を浴びているキリハはというと、あの日の宣言どおり、自室にこもって一歩も外へ出ていない。
それでもちょっかいを出そうとする輩がいたらしいが、それは善意で部屋の見張りに立ってくれている、ドラゴン殲滅部隊の人間によって退けられていた。
おかげでここ数日、キリハは久々に心穏やかな時間を過ごしていた。
暇を持て余すことは多いのだが、外に出てまた不愉快な思いをするくらいならと思うと、いくらでも暇に耐えられた。
そうして時間は過ぎていき、いよいよ大会は翌日。
「キリハー。」
ドアをノックしながら、ディアラントはキリハの名を呼んだ。
しばらくの時間を置いて、そのドアがゆっくりと開く。
「ディア兄ちゃん、どうしたの? 明日、もう大会でしょ?」
「うん。だから、キリハと話したくて来たんだけど……なんで、そんな厳戒態勢なんだ?」
ディアラントは当惑顔をする。
キリハはチェーンロックをかけた状態のままで、しかもドアの陰に身を半分以上隠していた。
しきりに周囲の様子を気にしていて、声も極力ひそめているという徹底さだ。
部屋に入れてくれそうな雰囲気も全くない。
「だって……」
キリハは表情を曇らせる。
「ミゲルに聞いたでしょ。俺の部屋に盗聴器があったって。一応見つかった分は全部取ってもらったけど、完璧ではないって言われたから。」
ミゲルが盗聴器を見つけて以来、忠告どおりに部屋に鍵をかけるようにはしているし、基本的に誰も部屋に入れないようにしている。
とはいえ、やはり部屋を空けている時が多かった自分としては、この部屋がどこまで安全なのかを把握することができないでいた。
こちらがいくら警戒しても、犯罪まがいの行動に走る人間はいると聞くし、それならばできるだけ向こうに有益な情報が漏れないようにするしかない。
しかし。
「大丈夫だって。特に美味しい情報をさらす気もないから。」
ディアラントはドアに手をかけると、ずいっとこちらに詰め寄ってくる。
「入れて?」
満面の笑みで言われてしまえば、逆らえるはずもなかった。
「しっかし、昔から変わんないな。なんもないじゃん、お前の部屋。」
くるくると室内を見回し、ディアラントは暢気にそんな感想を述べる。
「そう? 俺としては、十分物があるほうだと思うけど。」
「いやいや、あるのは必要最低限のものだけだから。もうちょっと趣味とか、自分の好きなものに金使えよ?」
「ううーん…。そんなこと言われても……」
キリハは首を捻る。
ディアラントの言うことが、いまいちピンとこない。
そんなキリハの様子に、ディアラントが苦笑を零した。
「ほんと、なんか垢抜けて育っちゃって。ある程度欲も知っとかないと、後々苦労するぞー。」
ディアラントがキリハの髪を掻き回すと、キリハは不可解そうに眉を寄せながら、また小首を傾げるだけだった。
「まあ、そんなことはともかく。いよいよ明日だな。」
「……うん。そうだね。」
改めて口に出されると、ずんっと気分が重くなる。
大会開催決定から約一月半。
本当に時間が長かった。
よくも悪くも、密で有意義な時間だったと思う。
ディアラントが取り計らって、自分のことも取材拒否という扱いにしてくれたし、自分も宮殿の外へは出なかった。
そのためマスコミの被害を受けることはなかったものの、今回ばかりは別の意味で泣くかと思った。
いっそ部屋に引きこもったまま、静かに事が終わるのを待っていたい。
そう思ったところで、大会が始まれば否応なしに注目されてしまうのだろうが。
「ああー、棄権したい。」
本気で願う。
しかし、現実がそう甘くあるはずもなく……
「無理無理。絶対に逃がしてくれないって。」
ディアラントは残酷なまでに爽やかな笑顔を浮かべ、持っていた袋から今日の夕刊を取り出した。
〈今年の決勝は『流風剣』VS『流風剣』!?〉
開かれたページには、どんな老眼でも読めそうなほど大きな文字で、そんなことが書かれている。
「いつもはお堅い新聞でも、この扱いだもんな。スポーツ紙とかはもっと荒れてるぜ? 原因はオレだけど、ここまで煽られちゃ、棄権なんて許しちゃくれないさ。」
「うう…っ。分かってるけどさ……」
「ま、そんな気に病むなって。大会が始まっちまえば、試合で本気出したって怒られないんだし、ここ最近の恨みを晴らしてこいよ。キリハと当たった奴は不運だけどなー。」
肩を叩いてくるディアラントには、危機感といった類いのものは一切ない。
これだからミゲルに、もう少し真面目になれと怒られるのだ。
「恨みを晴らしてこいって簡単に言うけどさ、俺が本気を出したら向こうが死んじゃうって。」
いくら猛者ぞろいの大会とはいえ、訓練ばかりの宮殿関係者と違って、こちらは実践経験を積んでいるのだ。
ドラゴン討伐が始まってからというもの、宮殿での訓練に物足りなさを感じている自分がいるくらい。
そんな自分が本気を出そうものなら、会場は一瞬で悲鳴の大合唱だ。
「確かに。お前、ちょっと見ない間に、相手の動きを見る目が結構変わったもんな。じゃ、本気はオレとの決勝まで取っといて。」
「俺が決勝まで進むこと確定なんだ。」
「ん? そうだろ?」
ディアラントの態度に、疑うという素振りは皆無。
まあ自分も、決勝くらいになら簡単に進めるだろうと思っているので、あながちこの態度が変というわけでもないのだが。
「……ディア兄ちゃんはさ、なんでこんな意味分かんない勝負をしてんの?」
思いきってディアラントに訊ねてみる。
それは、部屋から出ることをやめて落ち着いて過ごせるようになってから、ずっと疑問に思っていたことだった。
ディアラントがドラゴン殲滅部隊の隊長になった経緯と、大会で勝ち続けなければならない理由は聞いた。
しかし、ディアラントが何故ここまでこの勝負にこだわっているのか。
それが全く分からないのだ。
自分が知っているディアラントは、何かに固執するような性格ではなかった。
そして今の彼を見ていても、特に彼が権力を欲しているという感じはしない。
ディアラントが宮殿に身を置き続けようと思うのは、一体どうしてなのだろう。
それが、自分の中で最大の疑問だった。
「んー…。ま、なんか引っ込みがつかなくなっちゃったってのが、理由の一個かな。思い切り舐められてるって分かったら、じゃあその鼻っ柱をへし折ってやろうって思うじゃん? 本当の実力ってのは、いくら隠してたってどこかに見え隠れするもんなんだ。そんなのも見抜けないようで、何が国防軍総督部なんだかね~。」
もしかしたらこの会話を聞かれているかもしれないというのに、ものすごい堂々とした口調だ。
誰も彼もが、権力や金で動くわけではない。
権力に全く怯えていないディアラントを見ていると、あの時ジェラルドたちに叩きつけた自分の言葉が正しかったのだと自信を持てる。
キリハは微笑み、ディアラントの言葉の続きを待った。
「それに、ここまで先輩たちに支えられてて、今さら逃げることはできないしな。知ってるか? ミゲル先輩とジョー先輩って、大学時代は〝覇王〟と〝君子〟って呼ばれて、別格視されてたくらいの実力者なんだぜ?」
「へ? そうなの?」
思わぬ二人の過去に少し驚き、すぐにその評価に納得がいった。
確かにミゲルとジョーは、ドラゴン殲滅部隊の中でも実力が頭二つ分ほど飛び抜けている。
去年の大会も、この二人が二位と三位だったらしい。
「そうそう。そんな二人を、揃いも揃ってオレが引き抜いていっちゃったからなぁ。オレ、ちゃんと勝たないと、ミゲル先輩に殴られちゃう。」
おどけた口調で言い、ディアラントは次にふと表情を落ち着いたものにする。
「ほんと、よくオレについてくれたなって思うよ。オレがこの勝負に負けたら、みんな仲良く宮殿から追い出されるっていうのにさ。」
「………え…?」
それは、前にディアラントの過去を聞いた時には知らされなかった、さらなる理不尽であった。
相も変わらず馬鹿らしい妨害が続くも大会準備は順調に進み、本選出場者とトーナメントが公表され、世間は優勝者予想で激しい論争を繰り広げていた。
そんな世間の注目を浴びているキリハはというと、あの日の宣言どおり、自室にこもって一歩も外へ出ていない。
それでもちょっかいを出そうとする輩がいたらしいが、それは善意で部屋の見張りに立ってくれている、ドラゴン殲滅部隊の人間によって退けられていた。
おかげでここ数日、キリハは久々に心穏やかな時間を過ごしていた。
暇を持て余すことは多いのだが、外に出てまた不愉快な思いをするくらいならと思うと、いくらでも暇に耐えられた。
そうして時間は過ぎていき、いよいよ大会は翌日。
「キリハー。」
ドアをノックしながら、ディアラントはキリハの名を呼んだ。
しばらくの時間を置いて、そのドアがゆっくりと開く。
「ディア兄ちゃん、どうしたの? 明日、もう大会でしょ?」
「うん。だから、キリハと話したくて来たんだけど……なんで、そんな厳戒態勢なんだ?」
ディアラントは当惑顔をする。
キリハはチェーンロックをかけた状態のままで、しかもドアの陰に身を半分以上隠していた。
しきりに周囲の様子を気にしていて、声も極力ひそめているという徹底さだ。
部屋に入れてくれそうな雰囲気も全くない。
「だって……」
キリハは表情を曇らせる。
「ミゲルに聞いたでしょ。俺の部屋に盗聴器があったって。一応見つかった分は全部取ってもらったけど、完璧ではないって言われたから。」
ミゲルが盗聴器を見つけて以来、忠告どおりに部屋に鍵をかけるようにはしているし、基本的に誰も部屋に入れないようにしている。
とはいえ、やはり部屋を空けている時が多かった自分としては、この部屋がどこまで安全なのかを把握することができないでいた。
こちらがいくら警戒しても、犯罪まがいの行動に走る人間はいると聞くし、それならばできるだけ向こうに有益な情報が漏れないようにするしかない。
しかし。
「大丈夫だって。特に美味しい情報をさらす気もないから。」
ディアラントはドアに手をかけると、ずいっとこちらに詰め寄ってくる。
「入れて?」
満面の笑みで言われてしまえば、逆らえるはずもなかった。
「しっかし、昔から変わんないな。なんもないじゃん、お前の部屋。」
くるくると室内を見回し、ディアラントは暢気にそんな感想を述べる。
「そう? 俺としては、十分物があるほうだと思うけど。」
「いやいや、あるのは必要最低限のものだけだから。もうちょっと趣味とか、自分の好きなものに金使えよ?」
「ううーん…。そんなこと言われても……」
キリハは首を捻る。
ディアラントの言うことが、いまいちピンとこない。
そんなキリハの様子に、ディアラントが苦笑を零した。
「ほんと、なんか垢抜けて育っちゃって。ある程度欲も知っとかないと、後々苦労するぞー。」
ディアラントがキリハの髪を掻き回すと、キリハは不可解そうに眉を寄せながら、また小首を傾げるだけだった。
「まあ、そんなことはともかく。いよいよ明日だな。」
「……うん。そうだね。」
改めて口に出されると、ずんっと気分が重くなる。
大会開催決定から約一月半。
本当に時間が長かった。
よくも悪くも、密で有意義な時間だったと思う。
ディアラントが取り計らって、自分のことも取材拒否という扱いにしてくれたし、自分も宮殿の外へは出なかった。
そのためマスコミの被害を受けることはなかったものの、今回ばかりは別の意味で泣くかと思った。
いっそ部屋に引きこもったまま、静かに事が終わるのを待っていたい。
そう思ったところで、大会が始まれば否応なしに注目されてしまうのだろうが。
「ああー、棄権したい。」
本気で願う。
しかし、現実がそう甘くあるはずもなく……
「無理無理。絶対に逃がしてくれないって。」
ディアラントは残酷なまでに爽やかな笑顔を浮かべ、持っていた袋から今日の夕刊を取り出した。
〈今年の決勝は『流風剣』VS『流風剣』!?〉
開かれたページには、どんな老眼でも読めそうなほど大きな文字で、そんなことが書かれている。
「いつもはお堅い新聞でも、この扱いだもんな。スポーツ紙とかはもっと荒れてるぜ? 原因はオレだけど、ここまで煽られちゃ、棄権なんて許しちゃくれないさ。」
「うう…っ。分かってるけどさ……」
「ま、そんな気に病むなって。大会が始まっちまえば、試合で本気出したって怒られないんだし、ここ最近の恨みを晴らしてこいよ。キリハと当たった奴は不運だけどなー。」
肩を叩いてくるディアラントには、危機感といった類いのものは一切ない。
これだからミゲルに、もう少し真面目になれと怒られるのだ。
「恨みを晴らしてこいって簡単に言うけどさ、俺が本気を出したら向こうが死んじゃうって。」
いくら猛者ぞろいの大会とはいえ、訓練ばかりの宮殿関係者と違って、こちらは実践経験を積んでいるのだ。
ドラゴン討伐が始まってからというもの、宮殿での訓練に物足りなさを感じている自分がいるくらい。
そんな自分が本気を出そうものなら、会場は一瞬で悲鳴の大合唱だ。
「確かに。お前、ちょっと見ない間に、相手の動きを見る目が結構変わったもんな。じゃ、本気はオレとの決勝まで取っといて。」
「俺が決勝まで進むこと確定なんだ。」
「ん? そうだろ?」
ディアラントの態度に、疑うという素振りは皆無。
まあ自分も、決勝くらいになら簡単に進めるだろうと思っているので、あながちこの態度が変というわけでもないのだが。
「……ディア兄ちゃんはさ、なんでこんな意味分かんない勝負をしてんの?」
思いきってディアラントに訊ねてみる。
それは、部屋から出ることをやめて落ち着いて過ごせるようになってから、ずっと疑問に思っていたことだった。
ディアラントがドラゴン殲滅部隊の隊長になった経緯と、大会で勝ち続けなければならない理由は聞いた。
しかし、ディアラントが何故ここまでこの勝負にこだわっているのか。
それが全く分からないのだ。
自分が知っているディアラントは、何かに固執するような性格ではなかった。
そして今の彼を見ていても、特に彼が権力を欲しているという感じはしない。
ディアラントが宮殿に身を置き続けようと思うのは、一体どうしてなのだろう。
それが、自分の中で最大の疑問だった。
「んー…。ま、なんか引っ込みがつかなくなっちゃったってのが、理由の一個かな。思い切り舐められてるって分かったら、じゃあその鼻っ柱をへし折ってやろうって思うじゃん? 本当の実力ってのは、いくら隠してたってどこかに見え隠れするもんなんだ。そんなのも見抜けないようで、何が国防軍総督部なんだかね~。」
もしかしたらこの会話を聞かれているかもしれないというのに、ものすごい堂々とした口調だ。
誰も彼もが、権力や金で動くわけではない。
権力に全く怯えていないディアラントを見ていると、あの時ジェラルドたちに叩きつけた自分の言葉が正しかったのだと自信を持てる。
キリハは微笑み、ディアラントの言葉の続きを待った。
「それに、ここまで先輩たちに支えられてて、今さら逃げることはできないしな。知ってるか? ミゲル先輩とジョー先輩って、大学時代は〝覇王〟と〝君子〟って呼ばれて、別格視されてたくらいの実力者なんだぜ?」
「へ? そうなの?」
思わぬ二人の過去に少し驚き、すぐにその評価に納得がいった。
確かにミゲルとジョーは、ドラゴン殲滅部隊の中でも実力が頭二つ分ほど飛び抜けている。
去年の大会も、この二人が二位と三位だったらしい。
「そうそう。そんな二人を、揃いも揃ってオレが引き抜いていっちゃったからなぁ。オレ、ちゃんと勝たないと、ミゲル先輩に殴られちゃう。」
おどけた口調で言い、ディアラントは次にふと表情を落ち着いたものにする。
「ほんと、よくオレについてくれたなって思うよ。オレがこの勝負に負けたら、みんな仲良く宮殿から追い出されるっていうのにさ。」
「………え…?」
それは、前にディアラントの過去を聞いた時には知らされなかった、さらなる理不尽であった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
封印されていたおじさん、500年後の世界で無双する
鶴井こう
ファンタジー
「魔王を押さえつけている今のうちに、俺ごとやれ!」と自ら犠牲になり、自分ごと魔王を封印した英雄ゼノン・ウェンライト。
突然目が覚めたと思ったら五百年後の世界だった。
しかもそこには弱体化して少女になっていた魔王もいた。
魔王を監視しつつ、とりあえず生活の金を稼ごうと、冒険者協会の門を叩くゼノン。
英雄ゼノンこと冒険者トントンは、おじさんだと馬鹿にされても気にせず、時代が変わってもその強さで無双し伝説を次々と作っていく。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる