32 / 714
第4章 交戦
水から伸びる魔の手
しおりを挟む
日の落ちた住宅街の道を、拓也はとぼとぼと歩いていた。
実を家に送り届けたのが、ついさっきのこと。
「今日は……ありがと。」
家の門の前で実は礼を述べていたが、それが形だけのものであることは分かりきっていた。
憔悴しきった表情。
あらぬ方向を見つめて、焦点も定まらない瞳。
覇気のない声。
本当は、礼を言う気力もなかっただろう。
「………っ」
拓也は思わず歯噛みする。
こんな時、もう少し安心させてあげられる言葉をかけてあげられれば……
そう思わずにはいられなかった。
しかし、そう言ってやれるほど事態は甘くない。
相手は国の中枢なのだ。
自分以上の力の持ち主などごろごろいるし、組織化しているだけあって隙がない。
明らかに分が悪かった。
現実がそうだというのに、実に何も心配いらないとは言えないではないか。
そんな見え透いた嘘や気休めは、かえって実を不安にさせるだろう。
実だって、そんな言葉は信じないはずだ。
実は毎日のように、自分が狙われているという恐怖を感じているのだから。
拓也は来た道を振り返る。
実が心配で今日は泊まると申し出たのだが、大丈夫だと断られてしまった。
押し切ろうにも、母親を巻き込みたくないと言われてしまえば何も言えない。
大人しく引き下がったが、本当は今からでも引き返したい気分だった。
自分がいない時に、実が襲われたら?
疲れ切った実が、投げやりな選択をしてしまったら?
そんな最悪の〝もしも〟が、頭を何度もかすめる。
全身を満たす不安に、思わず一歩道を戻りかけた。
『お願い。何かあったら、すぐ電話するから。少し……一人にさせて。』
虚ろな実の言葉がよみがえって、拓也はその足を止めた。
目を強く閉じ、一つ静かに深く呼吸をして、帰り道へと歩みを戻す。
危険だからといって自分が張りついていれば、ただでさえ疲弊している実をさらに追い詰めかねない。
どうしても気になるなら、実がいつ襲われても対応できるように自分が気を張っていればいいのだ。
自分にそう言い聞かせ、近道をするために広い公園に入った。
ここを抜ければ、マンションはすぐそこだ。
「―――っ!!」
ぞわり、と。
突如感じた恐ろしい気に、全身の皮膚という皮膚が粟立った。
何事かと思い、拓也は前方を見上げる。
公園を取り囲むように植えられた木々の向こうに見える、自分が住んでいるマンションの影。
そこから、身の危険を感じるほどに強い力が爆発していた。
拓也は目を凝らす。
夜目が利いて青ざめた視界の中。
マンションの七階。
その角の部屋。
そこから噴き出しているのは、二種類の魔力だ。
一つは馴染みがある、他でもない尚希のもの。
もう一つは―――
「まさか……サリアムが…?」
思い至った瞬間、危機感がさらに大きくなる。
衝突し合う二つの力は、ほぼ互角の威力。
しかし、時々尚希の力がサリアムの力に押されている。
(助けに行かないと…っ)
拓也は大慌てで地を蹴った。
子供用のアスレチックや砂場を視界の端で見送りながら、徐々に近付くマンションを見て走る。
「うわあああああんっ」
子供の泣き声が鼓膜を突き破る勢いで響いてきたのは、その時のことだった。
前方に見える噴水の側で、小さな男の子が泣いている。
その隣で、母親らしき女性が噴水に必死の体で手を伸ばしていた。
ふらふらとしていた女性の体が、ぐらりと噴水の方へ傾ぐ。
「危ない!」
拓也はとっさに飛び込んで、彼女の体を支えた。
彼女は拓也の腕に掴まり、なんとかその場に踏みとどまる。
子供も、急に現れた拓也に目を丸くして泣くのをやめた。
「大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫です。すみません。子供が、ハンカチを落としてしまって……」
言われて、噴水の中へ視線を向ける。
彼女の言うとおり、何かのキャラクターが描かれたハンカチが噴水の中に沈みかけていた。
「取ってあげようと思ったんですけど、この体じゃそれもできなくて……」
女性は途方に暮れたように肩を落とした。
妊娠している彼女のお腹は大きく出ていて、それが噴水の縁につっかえていたのだ。
拓也はマンションを見上げる。
力は依然、拮抗したまま。
尚希がなんとか踏ん張っているのだろう。
尚希を助けるためにも、こんなところで油を売っている暇はない。
何も言わず、拓也はハンカチへ手を伸ばした。
ハンカチの隅を掴んで一気に引き寄せ、水から取り上げたそれを軽く絞る。
そして、涙目でこちらを見ている男の子にハンカチを手渡そうとした時―――
ドンッ
衝撃が背中に走って、視界が大きく揺れた。
(……え?)
視界の中に、自分の手から離れて宙を舞うハンカチが見えた。
「………っ!!」
無意識に女性と子供に目をやった拓也は息を飲む。
二人の視線は虚空をさまよい、その目からは生気が抜け落ちている。
そして、彼女たちは妙に無個性な表情をしていた。
嫌でも分かる。
これは、暗示をかけられた人間がする目だ。
はめられた。
そう分かっても、もう遅い。
噴水の水が、拓也を迎えるように伸びて―――音もなく、彼を飲み込んだ。
実を家に送り届けたのが、ついさっきのこと。
「今日は……ありがと。」
家の門の前で実は礼を述べていたが、それが形だけのものであることは分かりきっていた。
憔悴しきった表情。
あらぬ方向を見つめて、焦点も定まらない瞳。
覇気のない声。
本当は、礼を言う気力もなかっただろう。
「………っ」
拓也は思わず歯噛みする。
こんな時、もう少し安心させてあげられる言葉をかけてあげられれば……
そう思わずにはいられなかった。
しかし、そう言ってやれるほど事態は甘くない。
相手は国の中枢なのだ。
自分以上の力の持ち主などごろごろいるし、組織化しているだけあって隙がない。
明らかに分が悪かった。
現実がそうだというのに、実に何も心配いらないとは言えないではないか。
そんな見え透いた嘘や気休めは、かえって実を不安にさせるだろう。
実だって、そんな言葉は信じないはずだ。
実は毎日のように、自分が狙われているという恐怖を感じているのだから。
拓也は来た道を振り返る。
実が心配で今日は泊まると申し出たのだが、大丈夫だと断られてしまった。
押し切ろうにも、母親を巻き込みたくないと言われてしまえば何も言えない。
大人しく引き下がったが、本当は今からでも引き返したい気分だった。
自分がいない時に、実が襲われたら?
疲れ切った実が、投げやりな選択をしてしまったら?
そんな最悪の〝もしも〟が、頭を何度もかすめる。
全身を満たす不安に、思わず一歩道を戻りかけた。
『お願い。何かあったら、すぐ電話するから。少し……一人にさせて。』
虚ろな実の言葉がよみがえって、拓也はその足を止めた。
目を強く閉じ、一つ静かに深く呼吸をして、帰り道へと歩みを戻す。
危険だからといって自分が張りついていれば、ただでさえ疲弊している実をさらに追い詰めかねない。
どうしても気になるなら、実がいつ襲われても対応できるように自分が気を張っていればいいのだ。
自分にそう言い聞かせ、近道をするために広い公園に入った。
ここを抜ければ、マンションはすぐそこだ。
「―――っ!!」
ぞわり、と。
突如感じた恐ろしい気に、全身の皮膚という皮膚が粟立った。
何事かと思い、拓也は前方を見上げる。
公園を取り囲むように植えられた木々の向こうに見える、自分が住んでいるマンションの影。
そこから、身の危険を感じるほどに強い力が爆発していた。
拓也は目を凝らす。
夜目が利いて青ざめた視界の中。
マンションの七階。
その角の部屋。
そこから噴き出しているのは、二種類の魔力だ。
一つは馴染みがある、他でもない尚希のもの。
もう一つは―――
「まさか……サリアムが…?」
思い至った瞬間、危機感がさらに大きくなる。
衝突し合う二つの力は、ほぼ互角の威力。
しかし、時々尚希の力がサリアムの力に押されている。
(助けに行かないと…っ)
拓也は大慌てで地を蹴った。
子供用のアスレチックや砂場を視界の端で見送りながら、徐々に近付くマンションを見て走る。
「うわあああああんっ」
子供の泣き声が鼓膜を突き破る勢いで響いてきたのは、その時のことだった。
前方に見える噴水の側で、小さな男の子が泣いている。
その隣で、母親らしき女性が噴水に必死の体で手を伸ばしていた。
ふらふらとしていた女性の体が、ぐらりと噴水の方へ傾ぐ。
「危ない!」
拓也はとっさに飛び込んで、彼女の体を支えた。
彼女は拓也の腕に掴まり、なんとかその場に踏みとどまる。
子供も、急に現れた拓也に目を丸くして泣くのをやめた。
「大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫です。すみません。子供が、ハンカチを落としてしまって……」
言われて、噴水の中へ視線を向ける。
彼女の言うとおり、何かのキャラクターが描かれたハンカチが噴水の中に沈みかけていた。
「取ってあげようと思ったんですけど、この体じゃそれもできなくて……」
女性は途方に暮れたように肩を落とした。
妊娠している彼女のお腹は大きく出ていて、それが噴水の縁につっかえていたのだ。
拓也はマンションを見上げる。
力は依然、拮抗したまま。
尚希がなんとか踏ん張っているのだろう。
尚希を助けるためにも、こんなところで油を売っている暇はない。
何も言わず、拓也はハンカチへ手を伸ばした。
ハンカチの隅を掴んで一気に引き寄せ、水から取り上げたそれを軽く絞る。
そして、涙目でこちらを見ている男の子にハンカチを手渡そうとした時―――
ドンッ
衝撃が背中に走って、視界が大きく揺れた。
(……え?)
視界の中に、自分の手から離れて宙を舞うハンカチが見えた。
「………っ!!」
無意識に女性と子供に目をやった拓也は息を飲む。
二人の視線は虚空をさまよい、その目からは生気が抜け落ちている。
そして、彼女たちは妙に無個性な表情をしていた。
嫌でも分かる。
これは、暗示をかけられた人間がする目だ。
はめられた。
そう分かっても、もう遅い。
噴水の水が、拓也を迎えるように伸びて―――音もなく、彼を飲み込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる