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杜和泉切り裂きジャック事件
004
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文弘と一が行った後、恵実は理緒に「先輩」と話しかける。
「彼らは、本当に何なんですか」
「犯罪学の学者とその生徒。僕も、元生徒だった」
「いや、それはさっき聞きましたけど。あの学者は、何か変というか……」
「そんなこと考えたって無駄だぞ。雪城」
「…………」
「先生は、犯罪がどのように行われるのかを知りたいだけ。どうして、犯罪を犯さなければならなかったのか、とかも知りたいだけなんだよ」
「先輩、何か知ってるんですか?」
「さあ。四年間、あの人の講義を受けたけど、わかったのは犯罪についてだけ。あの人のことは、何も知らないよ」
理緒は恵実にそう言った後、運び出される死体を見る。
前の件と同じようにバラバラにされている女体。
右腕には深い傷。
指輪が外された跡。
そして――
「身体の一部がない……」
頭はあるのに、首だけがない。
前は、両腕両脚だった。
「色々な女体のパーツを集めている?」
今回の件で、大体のパーツは揃った。
次、集めるとしたら――
「臓器……」
理緒は呟き、恵実に言う。
「被害者たちについて、もう一度調べるぞ。雪城」
「え?」
「何か共通点が、娼婦以外であるかもしれない」
「あ、はい。あ、えっと、先輩」
恵実は死体の腰を指す。
「前の件もそうだったんですが、この刺青のようなものは何でしょうか」
「?」
理緒は恵実の指す場所を見る。
そこには、小さく鬼の刺青があった。
「気づかなかった……」
「私も今、気づきました。そして、前のもあったなあ、と」
「この刺青のある娼婦が狙われている、と考えるのが普通かな」
「ええ」
「まあ、とりあえずこれを調べるぞ」
「はいっ」
恵実は返事し、理緒と一緒に刺青を調べに行った。
「彼らは、本当に何なんですか」
「犯罪学の学者とその生徒。僕も、元生徒だった」
「いや、それはさっき聞きましたけど。あの学者は、何か変というか……」
「そんなこと考えたって無駄だぞ。雪城」
「…………」
「先生は、犯罪がどのように行われるのかを知りたいだけ。どうして、犯罪を犯さなければならなかったのか、とかも知りたいだけなんだよ」
「先輩、何か知ってるんですか?」
「さあ。四年間、あの人の講義を受けたけど、わかったのは犯罪についてだけ。あの人のことは、何も知らないよ」
理緒は恵実にそう言った後、運び出される死体を見る。
前の件と同じようにバラバラにされている女体。
右腕には深い傷。
指輪が外された跡。
そして――
「身体の一部がない……」
頭はあるのに、首だけがない。
前は、両腕両脚だった。
「色々な女体のパーツを集めている?」
今回の件で、大体のパーツは揃った。
次、集めるとしたら――
「臓器……」
理緒は呟き、恵実に言う。
「被害者たちについて、もう一度調べるぞ。雪城」
「え?」
「何か共通点が、娼婦以外であるかもしれない」
「あ、はい。あ、えっと、先輩」
恵実は死体の腰を指す。
「前の件もそうだったんですが、この刺青のようなものは何でしょうか」
「?」
理緒は恵実の指す場所を見る。
そこには、小さく鬼の刺青があった。
「気づかなかった……」
「私も今、気づきました。そして、前のもあったなあ、と」
「この刺青のある娼婦が狙われている、と考えるのが普通かな」
「ええ」
「まあ、とりあえずこれを調べるぞ」
「はいっ」
恵実は返事し、理緒と一緒に刺青を調べに行った。
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