美人OLが転生したら巫女になり婚約破棄されたが、イケメン大名にプロポーズされ結婚するために赤龍の宝を探す旅に出る

lavie800

文字の大きさ
22 / 31

第二十二話

しおりを挟む
「殿、そろそろ高嶺の山頂付近でございます。
この付近から先は大内の一派が支配しておりますので十分注意が必要でございます。」
家臣の一人が籠から降りた経好に報告をしている。籠から顔を出している鶴姫がスマホで何か聞いている。
「しばらくここで休憩して装備を整えよ。」
「はっ。装備はお任せください。
徳山の湊で、宗也という知り合いの京の商人に会いましたので、武器の補給や装備を追加購入しました。
大蛇がまたやってくるかもしれませんので武器を強化しております。」
経好は鶴姫に声をかけている。
「何か聞こえるのか。」
「大内の声が聞こえます。近くにいるようです。
古文書には、
『赤龍の証、剣は高嶺の山頂にクラウソラスの祠に秘す。』と書いておりましたから高嶺の山頂の祠を見つける手がかりがあるかと思い、大内の声を聴いております。
いっしょに聴いてください。大内が何か言っています。」

『市川のバカ殿がこの辺りにあるらしいお宝を奪おうともうすぐやってくるはず。
赤竜の宝がある剣がある山頂付近の祠はどこにあるのだろうか。
この山頂あたりに今、城を築城し始めているがこの城が完成したら鉄壁の城になりそうだな。
完成したら高嶺城と名付けよう。』

大内が家来と言いたい放題しゃべっているようね。
大内も赤龍の剣がある祠を見つけられていないようだわ。

『大内様、この城に若い女性が訪ねてきました。何でも赤龍の勾玉の在り処を知っていると言っています。』
大内の家来が報告しているようだ。
『大内様、お久しぶりです。市川の殿様の屋敷でお目にかかりました。』
大蛇女なのか。人間の女に化けているようね。海に沈んだわけではなさそうね。
『赤竜の勾玉を持っているとか。』
『赤竜の勾玉の在り処を知っています。
大内様はあの屋敷であった市川の殿の婚約者と結婚したいのでございましょう。私の言う通りにすれば、それを叶えて差し上げられます。』
『勾玉を持っているのか。
それならば何でも言うとおりにする。』
『私のここに有ったのです。
この胸に。
手を入れて触ってくださいませ。
私もお返しに大内様のその屹立した物を舌で可愛がって差し上げます。
こんなに元気になられて。』
そのあとも、大内と人間に化けた大蛇女の淫蕩な唾液と粘膜の音と淫靡な嬌声が続いた。
『大内様、遠慮なく私の中に大内様の精を注入してくださいませ。
勾玉はここにいれば向こうからやってまいります。
それまでは何度も私の体を大内様の精で満たしてくださいませ。』
男の野獣のような声が何度もして、行為は終わった。
『疲れた。貴方に気力がすいとられてしまったようだ。
赤竜の剣がある高嶺山のクラウソラスの祠がどこかわからないのだ。』
『勾玉を水につけて冷やすと勾玉の裏に桂の印が小さく書いてありました。
桂は、シナモンという香料を出すクスノキ。高嶺山の頂上付にクスノキがありませんか。クスノキの近くに祠があればそこにクラウソラスの剣があるかもしれません。」
『クスノキならこの城の中に林がある。そこはクスノキの林なのだ。』
「それではもう一回楽しみましょう。そうであればそこのクスノキの林で待っていればいいのです。あの者たちは必ずここに来ます。』
再び大内と大蛇女の淫蕩な音が聞こえてきた。

「あの城の中に赤竜の紋が入ったクラウソラスという剣があるのか。」
経好は家臣と家来たちを呼んだ。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎ 王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。 ……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。 追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。 無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」 騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。

ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」 その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

聖銀竜に喰われる夜――冷酷な宰相閣下は、禁書庫の司書を執愛の檻に囚える

真守 輪
恋愛
「逃がさない。その賢しい口も、奥の震えも――すべて、私のものだ」 王宮で「禁書庫の未亡人」と揶揄される地味な司書・ルネ。 その正体は、好奇心旺盛でちょっぴり無作法な、本を愛する伯爵令嬢。 彼女には、誰にも言えない秘密があった。 それは、冷酷非道と恐れられる王弟・ゼファール宰相に、夜の禁書庫で秘密に抱かれていること。 聖銀竜の血を引き、興奮すると強靭な鱗と尾が顕れる彼。 人外の剛腕に抱き潰され、甘美な絶望に呑み込まれる夜。 「ただの愛人」と割り切っていたはずなのに、彼の孤独な熱に触れるたび、ルネの心は無防備に暴かれていく。 しかし、ルネは知らなかった。 彼が近づいた真の目的は、彼女が守る「禁書」――王国を揺るがす禁断の真実にあったことを。 「君は、私のものだ。禁書も、その魂も、すべてな」 嘘から始まった関係が、執着に変わる。 竜の情欲と宮廷の陰謀が絡み合う、背徳のインモラル・ロマンス。

処理中です...