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理想のラインナップ
静かな序盤
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本拠地、静岡グリーンフィールドのマウンドに、榊が登場した。
球場名の通り、緑の芝生が美しい天然芝で、外野のフェンスには、ラバー加工が施されている。
打球を追って、フェンスに激突する際、衝撃を和らげるよう、工夫してある。
他の球場に比べ、やや広く、打者よりも投手に有利な球場だ。
モンスターズの大和がピストルズに移籍して、初の試合だ。
開幕から1番を打っていた櫻井は、3番に戻った。
1番 大和から始まり、3番 櫻井 4番 トーマスJr. 5番高梨 そして、3番を打っていた垣原が、6番を打つ。
この強力打線で、昨年2位の奈良ドルフィンズを迎え撃つ。
榊は前回の開幕戦で、モンスターズのイカサマ野球によって、滅多打ちにされた以来の登板だ。
そして主審の手が上がり、プレーボール。
ドルフィンズの1番は、セカンドの内田が右打席に入る。
榊がサインを出す。
どうやら、キャッチャーの室田はサインを出してもらえないらしい。
このバッテリーで大丈夫なのだろうか。
第一球は、インコースやや低めに決まるストレート。
「ストライク!」
調子は良さそうだ。
そして第2球は、アウトコースわずかに外れるツーシーム。
「ボール!」
続いて3球目は、先程よりアウトコース、ギリギリに決まるスライダー。
「ストライク!」
カウントはワンボール ツーストライク。
ここで1度、ボール球を投げて様子を見るのだが、榊はインコースやや低めから、ボールになるチェンジアップを投じた。
バッターの手元でストーンと沈む、榊の決め球サークルチェンジだ。
内田はこれを空振りして、三振。
人差し指と親指で輪(サークル)を作り、中指から小指でボールを保持する握りで投げるチェンジアップで、軌道は打者の手元で沈み、時には利き腕側に曲がりながら沈む。
まずは三振でワンナウト。
続いて2番の吉竹が打席に入る。
相変わらず室田はサインを出させてもらえない。
榊の出すサインにミットを構えているだけの存在になってしまっている。
(サイン出せないキャッチャーって何の意味があるんだろうか…)
室田はそんなことを感じながらボールを受ける。
初回は三者凡退で上々の滑り出しだ。
そしてエンペラーズの先頭は大和だ。
「No.1 SS TOSHITSUGU YAMATO!(1番ショート大和 背番号1)」
大歓声に送られ大和が左打席に入る。
ボンバーズ先発は、アンダースローの灘。
大和は心なしかやや緊張気味だ。
球界屈指の一番打者を獲得出来たエンペラーズ。
打ってよし、守ってよし、走ってよしの3拍子揃ったスーパープレイヤー。
しかし、初打席はセカンドゴロでワンナウト。
そして2番打者はセカンドの中田。
ボンバーズのピッチャー灘はアンダースロー独特の浮き上がるようなストレートに苦戦する。
現在球界にはアンダースローのピッチャーがほとんどいない状態だ。
灘は球速は決して速くはないが、このホップするような軌道のストレートとシンカーという内側に曲がり落ちる変化球を駆使してゴロの山を築く。
結局、ピストルズも三者凡退で攻撃を終えた。
球場名の通り、緑の芝生が美しい天然芝で、外野のフェンスには、ラバー加工が施されている。
打球を追って、フェンスに激突する際、衝撃を和らげるよう、工夫してある。
他の球場に比べ、やや広く、打者よりも投手に有利な球場だ。
モンスターズの大和がピストルズに移籍して、初の試合だ。
開幕から1番を打っていた櫻井は、3番に戻った。
1番 大和から始まり、3番 櫻井 4番 トーマスJr. 5番高梨 そして、3番を打っていた垣原が、6番を打つ。
この強力打線で、昨年2位の奈良ドルフィンズを迎え撃つ。
榊は前回の開幕戦で、モンスターズのイカサマ野球によって、滅多打ちにされた以来の登板だ。
そして主審の手が上がり、プレーボール。
ドルフィンズの1番は、セカンドの内田が右打席に入る。
榊がサインを出す。
どうやら、キャッチャーの室田はサインを出してもらえないらしい。
このバッテリーで大丈夫なのだろうか。
第一球は、インコースやや低めに決まるストレート。
「ストライク!」
調子は良さそうだ。
そして第2球は、アウトコースわずかに外れるツーシーム。
「ボール!」
続いて3球目は、先程よりアウトコース、ギリギリに決まるスライダー。
「ストライク!」
カウントはワンボール ツーストライク。
ここで1度、ボール球を投げて様子を見るのだが、榊はインコースやや低めから、ボールになるチェンジアップを投じた。
バッターの手元でストーンと沈む、榊の決め球サークルチェンジだ。
内田はこれを空振りして、三振。
人差し指と親指で輪(サークル)を作り、中指から小指でボールを保持する握りで投げるチェンジアップで、軌道は打者の手元で沈み、時には利き腕側に曲がりながら沈む。
まずは三振でワンナウト。
続いて2番の吉竹が打席に入る。
相変わらず室田はサインを出させてもらえない。
榊の出すサインにミットを構えているだけの存在になってしまっている。
(サイン出せないキャッチャーって何の意味があるんだろうか…)
室田はそんなことを感じながらボールを受ける。
初回は三者凡退で上々の滑り出しだ。
そしてエンペラーズの先頭は大和だ。
「No.1 SS TOSHITSUGU YAMATO!(1番ショート大和 背番号1)」
大歓声に送られ大和が左打席に入る。
ボンバーズ先発は、アンダースローの灘。
大和は心なしかやや緊張気味だ。
球界屈指の一番打者を獲得出来たエンペラーズ。
打ってよし、守ってよし、走ってよしの3拍子揃ったスーパープレイヤー。
しかし、初打席はセカンドゴロでワンナウト。
そして2番打者はセカンドの中田。
ボンバーズのピッチャー灘はアンダースロー独特の浮き上がるようなストレートに苦戦する。
現在球界にはアンダースローのピッチャーがほとんどいない状態だ。
灘は球速は決して速くはないが、このホップするような軌道のストレートとシンカーという内側に曲がり落ちる変化球を駆使してゴロの山を築く。
結局、ピストルズも三者凡退で攻撃を終えた。
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