Baseball Love 主砲の一振り

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日米のトラブルメーカー対決

クソッタレ共のバトル

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「Fight!!!」

ヤマオカの両手が交差して【試合】が開始した。

身長体重共に勝るトーマスJr.と対峙する榊は、小さく見える。

先制は榊からだ。

トーマスJr.のボディに、左のアッパー気味のパンチを打ち込む。

しかし、効いてないとばかりに、トーマスJr.は腕を掴み、榊の顔面に右フックを叩き込む。

「グハッ!」

1発で榊が倒れた。

すかさずトーマスJr.が覆い被さり、榊の喉仏に腕を押し当てる。

ギロチンチョークというやつだ。

「榊、ギブ?ギブ?」

レフェリーのヤマオカがチェックする。

「…ノーッ!」

苦しそうに、声を上げる榊。

「んの、ヤローっ!」

身体を捻り、反動でトーマスJr.の側頭部に蹴りを叩き込んだ。

「fuck! !(くそっ!)」

頭を押さえ、立ち上がるトーマスJr.。

榊は背後に回り、トーマスを抱え挙げた。

「食らえっ!」

体勢が不十分だが、身体を反り後方に叩きつけた。

素早くトーマスJr.の腕を取り、腕ひしぎ十字固めに極めた。

野球選手というよりは、格闘家の様な雰囲気だ。

「 Thomas, give up?(トーマス、ギブアップか?)」

「No! !」

必死に堪える、トーマスJr.。

「woo!!」

極めが甘かったのか、渾身の力でトーマスJr.が腕を引っこ抜いた。

そして、ストンピングで榊を踏みつける

「ぐゎっ!」

更に馬乗りの体勢になったが、榊が一瞬早くかわし、後ろから、スリーパーホールドで締め上げる。

「shut!!(このヤロー!)」

トーマスJr.が、背後の榊に肘を打ち込む。

「うぐっ!」

顔を押さえ、倒れ込む榊を無理矢理起こし、喉輪のように首とユニフォームの腰の部分を掴み上げ、前方に叩きつけた。

チョークスラム(喉輪落とし)という技だ。

そしてトーマスJr.は、ヨロヨロと二塁ベースまで行き、両手を広げ

「 Take my finisher elbow drop!! (これで終わりだっ!!)」

と叫び、マウンド上でダウンしている榊に向かい、ダッシュしてエルボーを叩き込んだ。

しかし、榊はこれをかわし、自爆。

「NO~!!」

肘を押さえて苦しむ、トーマスJr.。

榊は立ち上がり

「 Just bring it!!(かかってこい!!)」

と、トーマスJr.を挑発した。

トーマスJr.は立ち上がり

「 Know your role, and Shut your Mouth!(この身の程知らずがっ!)」

と吠えた。

すると、今度は榊がダッシュして、キングダム時代の監督をKOした、シャイニングウィザードを炸裂!
だが、同時にトーマスJr.が過去にチームメイトをKOさせた、コークスクリューパンチがカウンター気味に榊の顔面に炸裂!

両者共にダウン。

ヤマオカがカウントを数える

「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、ソックス、セブン、エイト…」

カウントエイトで、トーマスJr.が立ち上がった。

榊はダウンしたままだ。

「…ナイン、テン!勝者、トーマス!!」

このタイマン勝負、トーマスJr.が制した。

血の混じった唾をペッ、と吐いた。すると、折れた奥歯が転がっていた。

さっきのシャイニングウィザードで折れたらしい。

榊は担架で運ばれた。

彼もトーマスJr.のコークスクリューパンチを食らい、ダメージがかなりある。

とりあえず、トーマスJr.のKO勝ちという事で、この勝負は終止符を打った。





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