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オープン戦!
開幕オーダーもうだなぁ〜采配
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何だかんだで、オープン戦も終盤に。
この辺りから、各球団の首脳陣も開幕のキップを手に入れる選手を選ばなきゃならない時期でもある。
開幕投手は誰か、開幕オーダーはどうしようか。
Glanzも今まさにその段階だ。
榊は開幕投手を片山にしようと決めていたが、もう一方であっと驚く選手にしようかとも考えていた。
今現在、一軍入りが確定している投手陣は、
先発
片山
降谷
中邑
桐生
伊達
皐月
先発 リリーフ
金澤
寶井
中継ぎ
梅澤
冴島
抑え
ジェイク
特例
真咲
ここに現在ボーダーライン上の東山が今後の結果次第で一軍入りとなれば、理想の投手陣が完成する。
では開幕のオーダーはというと、
1(右)城戸
2(遊)白石
3(中)クロフォード
4(左)森高
5(三)吉岡
6(二)石川
7(一)徳川
8(指)南方
9(捕)滝沢
控え
玉城
山下
乃木
庵野
この布陣で今年のペナントレースに挑むつもりだが、昨年とあまり変わらず、何か物足りない。
打順なのか、それともレギュラーの入れ替えか。
このオーダーでも悪くないのだが、インパクトに欠ける。
しかも開幕戦は甲府ブレーブスだ。
昨年までのチームメイトだった唐澤の移籍先でもあり、元監督の櫻井に、元スカイウォーカーズのクリーンアップを打っていた鬼束に結城のいるチームだ。
まるでGlanz現役対OBのような構図が出来上がる。
櫻井監督は優勝を口にしなかったが、例え他のチームに敗けても、Glanzにだけは敗けたくないと言っている。
「仮に向こうが東地区の3位だとしたら、こっちはその更に上を目指す」
打倒Glanzを掲げている。
(とてもじゃねぇが、今のウチはブレーブスに勝てる要素が無い。
ここらで起爆剤となる人物がいればいいんだが…)
榊の心の声が聞こえたのか、ひろしが口を開く。
「私わかります(^^)」
「ノァっ!!いつの間にいたんだ、お前は!」
「私開幕一軍のメンバー考えました(^^)」
そう言ってクシャクシャになったメモを渡した。
「何だぁ、この汚ねぇ紙切れは?」
そこには汚い字で、誤字脱字だらけのメンバーが書き込まれていた。
投手
片山
降合
中色
桐生
いだち
東山
金沢
五月
海沢
邪島
ジャイク
打順
1セカンド石川
2ハンタークロフォード
3ショート白右
4レフト林高
5ザード吉岡
6鮨名打者南万
7ライト城度
8ファスト得川
9キャッチャヒムら
日かえ
あんこ
之木
王城
山下
乙
こう書かれてあった。
「何だ、この字は!?誰なんだ、いだちって?」
多分、伊達を【いだち】と読んだのだろう。
「海沢って、…こりゃ、梅澤の間違いだろ!」
おまけに、中邑を中色と書いている。
「私漢字は苦手です(^ ^)」
「苦手ってレベルじゃねぇだろ、どうやったらこんな字になるんだよ」
解読不能な字ばかりだ。
だが、このオーダーは間違いではない。
むしろ、このオーダーの方が合ってる様な気がする。
何度も言うが、彼は天才なのか、それとも天然なのか…
この辺りから、各球団の首脳陣も開幕のキップを手に入れる選手を選ばなきゃならない時期でもある。
開幕投手は誰か、開幕オーダーはどうしようか。
Glanzも今まさにその段階だ。
榊は開幕投手を片山にしようと決めていたが、もう一方であっと驚く選手にしようかとも考えていた。
今現在、一軍入りが確定している投手陣は、
先発
片山
降谷
中邑
桐生
伊達
皐月
先発 リリーフ
金澤
寶井
中継ぎ
梅澤
冴島
抑え
ジェイク
特例
真咲
ここに現在ボーダーライン上の東山が今後の結果次第で一軍入りとなれば、理想の投手陣が完成する。
では開幕のオーダーはというと、
1(右)城戸
2(遊)白石
3(中)クロフォード
4(左)森高
5(三)吉岡
6(二)石川
7(一)徳川
8(指)南方
9(捕)滝沢
控え
玉城
山下
乃木
庵野
この布陣で今年のペナントレースに挑むつもりだが、昨年とあまり変わらず、何か物足りない。
打順なのか、それともレギュラーの入れ替えか。
このオーダーでも悪くないのだが、インパクトに欠ける。
しかも開幕戦は甲府ブレーブスだ。
昨年までのチームメイトだった唐澤の移籍先でもあり、元監督の櫻井に、元スカイウォーカーズのクリーンアップを打っていた鬼束に結城のいるチームだ。
まるでGlanz現役対OBのような構図が出来上がる。
櫻井監督は優勝を口にしなかったが、例え他のチームに敗けても、Glanzにだけは敗けたくないと言っている。
「仮に向こうが東地区の3位だとしたら、こっちはその更に上を目指す」
打倒Glanzを掲げている。
(とてもじゃねぇが、今のウチはブレーブスに勝てる要素が無い。
ここらで起爆剤となる人物がいればいいんだが…)
榊の心の声が聞こえたのか、ひろしが口を開く。
「私わかります(^^)」
「ノァっ!!いつの間にいたんだ、お前は!」
「私開幕一軍のメンバー考えました(^^)」
そう言ってクシャクシャになったメモを渡した。
「何だぁ、この汚ねぇ紙切れは?」
そこには汚い字で、誤字脱字だらけのメンバーが書き込まれていた。
投手
片山
降合
中色
桐生
いだち
東山
金沢
五月
海沢
邪島
ジャイク
打順
1セカンド石川
2ハンタークロフォード
3ショート白右
4レフト林高
5ザード吉岡
6鮨名打者南万
7ライト城度
8ファスト得川
9キャッチャヒムら
日かえ
あんこ
之木
王城
山下
乙
こう書かれてあった。
「何だ、この字は!?誰なんだ、いだちって?」
多分、伊達を【いだち】と読んだのだろう。
「海沢って、…こりゃ、梅澤の間違いだろ!」
おまけに、中邑を中色と書いている。
「私漢字は苦手です(^ ^)」
「苦手ってレベルじゃねぇだろ、どうやったらこんな字になるんだよ」
解読不能な字ばかりだ。
だが、このオーダーは間違いではない。
むしろ、このオーダーの方が合ってる様な気がする。
何度も言うが、彼は天才なのか、それとも天然なのか…
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