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レンタルボーイ、金持ちの玩具
過呼吸
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どんな味がしたのかなんて覚えてない。
それどころじゃない。
この食事が終わったらオレはこの人に…
そう考えただけで胃が痛くなってきた。
男同士で抱き合い、アナルに肉棒を挿す。
想像しただけで吐き気を催し、すぐさま洗面所へ駆け込んだ。
「ぐぇっ…うぇっ!」
胃の中の物、全てを吐き出した。
胃液で口の中が酸っぱい。
こんな事やらなきゃ金が貰えないのか…情けなくなってきた。
「亮輔くん、どうした?大丈夫か?」
心配して司会者はオレの背中を擦った。
この人は悪い人じゃない、それは分かっている。
だが、身体の関係を結ぶのだけは無理だ。
全部吐き出し、口をゆすいだ。
「大丈夫か、顔色が悪いぞ」
これからの事を想像しただけで気持ち悪くなる。
「…すいません、少し休んでもいいですか?」
ダメだ、ゲイを相手なんて出来ない。
また吐き気が催す。
「早くベッドで横になりなさい」
司会者は心配そうな顔してオレを抱えるようにしてベッドに横たわった。
「今日は体調でも悪いのかね?とにかくゆっくり休んでくれ。治ったらまた楽しもうじゃないか」
楽しむ?何を?
また吐き気がした。ガバッと起きて洗面所で空っぽになった胃の中から胃液を吐いた。
苦しい…吐き気と先ほどの息苦しさでオレの身体は動けなくなった。
また鼓動が速くなった。
もの凄い速さだ…
呼吸しようとしても、上手く呼吸出来ない。
どうなってんだ、オレの身体は?
「はぁ、はぁ、はぁ…息が…」
「亮輔くん、過呼吸になったみたいだな。大丈夫。すぐに治るからゆっくり呼吸してみたまえ」
過呼吸?何だそりゃ?ゆっくり呼吸なんて出来ない…
「亮輔くん。大丈夫大丈夫。ゆっくり息を吐いてみなさい」
言われた通りにゆっくり息を吐いたが、鼓動の速さは止まらない。
「…く、苦しい…はぁ、はぁ、…」
「大丈夫大丈夫。心配しなくていいから」
アンタが心配の種なんだよ…
オレはそのまま意識を失った…
悪夢だ…………
気がついたら外は朝になっていた。
オレは過呼吸になり、気を失ったまま、ベッドに移されたみたいだ。
「亮輔くん、おはよう。昨日は大丈夫だったかい?過呼吸というのは息苦しくなって、呼吸をしようと思えば思うほど、息苦しくなって、動悸がするんだ。
また苦しくなったら、ゆっくりと息を吐いて、落ち着くんだ、分かったね」
何なんだ過呼吸ってのは。
こんな経験したことないぞ。
「亮輔くん、君は同性愛に対してかなりの偏見を持っているみたいだね」
当たり前だ、何が悲しくて男同士が裸で抱き合うんだ。
「あの、ごめんなさい、やっぱオレ無理です…どうしても受け付けないんです…オレは女となら、セックスは出来ます。
ですが、男同士なんて想像しただけで吐き気がします」
「うーん、困ったなぁ。どうやったら同性愛を受け入れて貰えるのだろうかな」
司会者は腕を組み、何かを考えているみたいだ。
「よし、こうしよう!」
「…はい?」
何を思い付いたのか…
「亮輔くん、ここで女を連れてきてセックスしろと言ったら出来るかな?」
…どういう事だ?
「えぇ、まぁ相手が女ならば」
「じゃあ、ここに女を連れてくるから、私の目の前でセックスをしてくれないかな?」
…何を企んでるんだ?
それどころじゃない。
この食事が終わったらオレはこの人に…
そう考えただけで胃が痛くなってきた。
男同士で抱き合い、アナルに肉棒を挿す。
想像しただけで吐き気を催し、すぐさま洗面所へ駆け込んだ。
「ぐぇっ…うぇっ!」
胃の中の物、全てを吐き出した。
胃液で口の中が酸っぱい。
こんな事やらなきゃ金が貰えないのか…情けなくなってきた。
「亮輔くん、どうした?大丈夫か?」
心配して司会者はオレの背中を擦った。
この人は悪い人じゃない、それは分かっている。
だが、身体の関係を結ぶのだけは無理だ。
全部吐き出し、口をゆすいだ。
「大丈夫か、顔色が悪いぞ」
これからの事を想像しただけで気持ち悪くなる。
「…すいません、少し休んでもいいですか?」
ダメだ、ゲイを相手なんて出来ない。
また吐き気が催す。
「早くベッドで横になりなさい」
司会者は心配そうな顔してオレを抱えるようにしてベッドに横たわった。
「今日は体調でも悪いのかね?とにかくゆっくり休んでくれ。治ったらまた楽しもうじゃないか」
楽しむ?何を?
また吐き気がした。ガバッと起きて洗面所で空っぽになった胃の中から胃液を吐いた。
苦しい…吐き気と先ほどの息苦しさでオレの身体は動けなくなった。
また鼓動が速くなった。
もの凄い速さだ…
呼吸しようとしても、上手く呼吸出来ない。
どうなってんだ、オレの身体は?
「はぁ、はぁ、はぁ…息が…」
「亮輔くん、過呼吸になったみたいだな。大丈夫。すぐに治るからゆっくり呼吸してみたまえ」
過呼吸?何だそりゃ?ゆっくり呼吸なんて出来ない…
「亮輔くん。大丈夫大丈夫。ゆっくり息を吐いてみなさい」
言われた通りにゆっくり息を吐いたが、鼓動の速さは止まらない。
「…く、苦しい…はぁ、はぁ、…」
「大丈夫大丈夫。心配しなくていいから」
アンタが心配の種なんだよ…
オレはそのまま意識を失った…
悪夢だ…………
気がついたら外は朝になっていた。
オレは過呼吸になり、気を失ったまま、ベッドに移されたみたいだ。
「亮輔くん、おはよう。昨日は大丈夫だったかい?過呼吸というのは息苦しくなって、呼吸をしようと思えば思うほど、息苦しくなって、動悸がするんだ。
また苦しくなったら、ゆっくりと息を吐いて、落ち着くんだ、分かったね」
何なんだ過呼吸ってのは。
こんな経験したことないぞ。
「亮輔くん、君は同性愛に対してかなりの偏見を持っているみたいだね」
当たり前だ、何が悲しくて男同士が裸で抱き合うんだ。
「あの、ごめんなさい、やっぱオレ無理です…どうしても受け付けないんです…オレは女となら、セックスは出来ます。
ですが、男同士なんて想像しただけで吐き気がします」
「うーん、困ったなぁ。どうやったら同性愛を受け入れて貰えるのだろうかな」
司会者は腕を組み、何かを考えているみたいだ。
「よし、こうしよう!」
「…はい?」
何を思い付いたのか…
「亮輔くん、ここで女を連れてきてセックスしろと言ったら出来るかな?」
…どういう事だ?
「えぇ、まぁ相手が女ならば」
「じゃあ、ここに女を連れてくるから、私の目の前でセックスをしてくれないかな?」
…何を企んでるんだ?
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