84 / 105
最強の男陥落
接戦
達也は192cm、対するコールマンは186cm。
リーチの面でも達也の方が有利だが、コールマンはミドル級最強の男とうたわれている。
強靭な肉体と驚異的な体幹。
達也は長身だが線は細い。
プロの格闘家とアマチュアの柔術家が対戦すれば圧倒的にプロの方に分がある。
だが、達也には得体の知れない不気味な雰囲気が漂う。
ファーストコンタクトはコールマンの左ジャブだ。
ボクサー顔負けの速さと的確なパンチで達也の出鼻をくじく。
ブラジリアン柔術の達人である達也だが、打撃への対応は素人同然だ。
総合格闘家として数々のタイトルを持つコールマンにとっては、組み技系の格闘家など容易く倒せる。
達也は左ジャブをガードしたが、ストレート並みの威力で腕が痺れた。
「HAッ!」
コールマンは笑みを浮かべつつ、パンチで達也を追い込む。
防戦一方の達也だが、コールマンに隙が生じた。
相手は素人だろうと甘く見たせいか、パンチが大振りになっていた。
その隙を逃さず、達也は片足タックルを取りに行く。
「Oops…(しまった)」
テイクダウンに成功した達也はハーフガードの体勢になったコールマンの顔面めがけ肘を落とす。
ゴッ…という音と共に肘がマットに突き刺さる。
辛うじて避けたコールマンだが、肘はフェイントで、達也はコールマンの左腕を取り、ブラジリアン柔術ではポピュラーなキムラロックを極めようとする。
「Fuck…(クソッ)」
コールマンは右腕で達也のボディにパンチを叩き込む。
「グォ…」
左脇腹にヒットし、達也は苦悶の表情を浮かべる。
キムラロックに捕らえた腕を抜くと、コールマンはバックに回りチョークスリーパーを仕掛ける。
「Don't complain when you die!(死んでも文句言うなよ!)」
右腕の前腕部がガッチリと喉仏に食い込む。
「Gaaaaa~ッ!」
達也は空いた左手でコールマンの左耳を掴み、そのまま強く引っ張った。
ブチッ…
次の瞬間、コールマンはチョークスリーパーを解き、耳を抑えて絶叫した。
「Uaaaaa~ッ!!」
達也はゆっくり立ち上がり、左手にあるものをポイッと放り捨てた。
それは、引きちぎったコールマンの左耳だった。
「Do you think this fight is a game?(アンタ、この戦いが試合だと思ってんのか)」
コールマンの側頭部は血で赤く染まっている。
「I told you. This game is about killing each other(言ったはずだ。これは殺し合いだと)」
今度は達也がコールマンをチョークスリーパーで捕らえた。
リーチの面でも達也の方が有利だが、コールマンはミドル級最強の男とうたわれている。
強靭な肉体と驚異的な体幹。
達也は長身だが線は細い。
プロの格闘家とアマチュアの柔術家が対戦すれば圧倒的にプロの方に分がある。
だが、達也には得体の知れない不気味な雰囲気が漂う。
ファーストコンタクトはコールマンの左ジャブだ。
ボクサー顔負けの速さと的確なパンチで達也の出鼻をくじく。
ブラジリアン柔術の達人である達也だが、打撃への対応は素人同然だ。
総合格闘家として数々のタイトルを持つコールマンにとっては、組み技系の格闘家など容易く倒せる。
達也は左ジャブをガードしたが、ストレート並みの威力で腕が痺れた。
「HAッ!」
コールマンは笑みを浮かべつつ、パンチで達也を追い込む。
防戦一方の達也だが、コールマンに隙が生じた。
相手は素人だろうと甘く見たせいか、パンチが大振りになっていた。
その隙を逃さず、達也は片足タックルを取りに行く。
「Oops…(しまった)」
テイクダウンに成功した達也はハーフガードの体勢になったコールマンの顔面めがけ肘を落とす。
ゴッ…という音と共に肘がマットに突き刺さる。
辛うじて避けたコールマンだが、肘はフェイントで、達也はコールマンの左腕を取り、ブラジリアン柔術ではポピュラーなキムラロックを極めようとする。
「Fuck…(クソッ)」
コールマンは右腕で達也のボディにパンチを叩き込む。
「グォ…」
左脇腹にヒットし、達也は苦悶の表情を浮かべる。
キムラロックに捕らえた腕を抜くと、コールマンはバックに回りチョークスリーパーを仕掛ける。
「Don't complain when you die!(死んでも文句言うなよ!)」
右腕の前腕部がガッチリと喉仏に食い込む。
「Gaaaaa~ッ!」
達也は空いた左手でコールマンの左耳を掴み、そのまま強く引っ張った。
ブチッ…
次の瞬間、コールマンはチョークスリーパーを解き、耳を抑えて絶叫した。
「Uaaaaa~ッ!!」
達也はゆっくり立ち上がり、左手にあるものをポイッと放り捨てた。
それは、引きちぎったコールマンの左耳だった。
「Do you think this fight is a game?(アンタ、この戦いが試合だと思ってんのか)」
コールマンの側頭部は血で赤く染まっている。
「I told you. This game is about killing each other(言ったはずだ。これは殺し合いだと)」
今度は達也がコールマンをチョークスリーパーで捕らえた。
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…