本人は至って真面目です

上谷満丸

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発達障害のこと

困り事65 馬鹿の相手

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 馬鹿の相手はするなだっけな? タイトルは気になったけど買っていない気になる本の一つです、これは本当に同意します。馬鹿つまり自分の理屈が正しいと思っているタイプは何を言っても無駄だという事です。
 これは私の職場にいた上司の話ですが、自分が絶対正しいと思っているタイプで苦労しました。高圧的の俺様タイプ、元上司にこの言い方は酷いかもしれませんが、この本でいうところの馬鹿だと私は思います。

 こういう手合いの相手は本当に疲れます。自分に気に入らないことを一人がすると呼び出して説教、一番の問題は間違ったことは言っていない点です。確かにと納得しかけてしまうことをぐちぐちと言ってくるのですよ、だけど言い方とそれを上手くフォローするのが上司の仕事ではとも思うわけです。

 馬鹿の相手はするな、世の中には色んな種類の馬鹿がいます。私も違う人から見たら馬鹿なのかもしれません、ですが面倒な馬鹿にはなりたくないなって思います。人が嫌がる馬鹿をたくさん見てきたので、こういうことをしちゃいけないんだなって言うのがおぼろげながら理解できてきました。
 お金の話をする、暴力に訴える、人の好きなものを馬鹿にする、これらは本当にやられるとほとんどの人が不快感を感じるのではないでしょうか。その人が怖いからと言ってお金と暴力だけはやられたらもっと上に言いましょう。本人に言っても馬鹿は何を言っても無駄なのです。

 馬鹿の相手はするな、だけど馬鹿な真似もするな。馬鹿を辞めさせたいとか、その人の悪口を言うとかは完全に馬鹿の相手をしています。相手にしない為に何かをするのは矛盾しているのです、だから私は失敗したのです。関わらないようにするという行為をしている時点で馬鹿な真似をしているようなものなのです。
 要するに関わりたくない人と関わらないのは不可能です、馬鹿がいたら馬鹿と付き合うのは逃れられないのです。

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