【R18.BL】水光接天

麦飯 太郎

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10.慰め合い*

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 いくら呼吸に集中しても、もう無視できないほどの熱が身体を支配し始める。天花の額にはそれを押さえつけるためにいくつもの皺が深く刻まれ、汗を流していた。
 燃えるような熱さと、それに同調するように下半身がヒクヒクと震えているのがわかる。
 先程、悠月が焚いた香は邪淫の類のものだろう。甘ったるく重い空気はそれだけの効果らしく、痺れ等が無いのはまだ救いだ。

(でも、続くとキツい……)

 吸えば吸うほど身体の熱が暴れ出す。しかし、ここで欲望のまま精を出そうとして……それを運悪く悠月に見つかれば、そのままなし崩しに嫁にされかねない。

(絶対に嫌だ)

 天花は唇を噛み、鉄の味を感じて少しだけ冷静さを取り戻す。

「天花!! 天花!! 無事か!?」
「……蓮様……」

 このまま悠月の嫁になってしまったら、ここで修行したのは何の為だと言われても仕方ない。蓮は怒らないだろうが、己の不甲斐なさで涙が溢れそうだ。

「天花!! そこは俺の名前呼べよ!!」
「!? 華月……華月!! 早く出して!!」

 見慣れた顔が檻の外に見え、思わず駆け寄った。華月が檻の隙間から手を差し込み、頬を撫で流れてしまった涙をグイと拭ってくれた。

「ちょっと待ってろ。悠月ぶん殴ってくる」
「え、え!? 嘘でしょ!? 華月!! まず開けて!!」

 天花の言葉が聞こえていないかのように、華月は部屋から走り去ってしまった。檻の外に伸ばした手をズルズルと引きずるように下ろす。
 先程、思い切り息を吸って叫んだので、香で肺が一杯になってしまった。

「あぁっ……クソ……う……」

 倒れ込んだ瞬間、華月がまた部屋に飛び込んできた。去ってから戻るまではほんの一瞬だったが、何をしたのかと聞ける余裕はない。

「天花!! 出れるか? あのバカ兄貴。後でもう一回殴ってやる」

 檻を握った華月は何かを小声で唱えた後で思い切り鉄を捻じ曲げた。そして天花の手を握り、檻から引きずり出した。
 しかし、天花は身体が熱くて堪らず、立てるような状態ではなかった。ふらふらと華月に寄りかかるような体勢にさせられたが、天花はそれを拒否するように華月の胸に手を当てて伸ばす。

「さわ、らないで……冷水に……井戸にでもぶち込んでくれて、構わないから」
「はぁ? あー、この香り……。さっきは気付かなかったけど、そういうことか。大丈夫か?」
「ダメです、だから」
「分かった。少し黙ってろ」

 天花の状況を把握した華月は担ぐようにして部屋から連れ出し、人目を避けて自身の部屋へ連れていった。
 布団に寝かせてやり、襖や雨戸をしっかり閉め、外の光を遮断する。そして、部屋の隅にある行燈に光を灯した。
 俯き額に汗を流しながら、天花が布団から起き上がる。

「華月、さま。は、やく一人に……して、ください」
「……抜き方は知ってんのか?」

 バッと顔を上げた天花は、顔を赤く染め布団を掴む。

「――~~知ってます」
「……そっか、お前、蓮で抜いたことあんのか」
「はっ!? ちが!!」

 そう言ったが、顔だけではなく耳まで真っ赤に染まっていると天花自身も感じすぐにバレる嘘だと察して俯いた。

「そっか。そうだよな。あいつのこと、好きだもんな」

 いつもの華月らしくない、抑揚の感じられない声色に不機嫌さを感じ、天花は再び顔を上げた。

「ごめんなさい。その、華月様も蓮様を慕っていたんですよね。慕う人を……汚されたら嫌ですよね」
「え、あぁ、あ? うーん、慕っていたのはそうなんだけど」

 目を瞬かせ、頬を搔いた華月は今度はいつもらしい口調で話を逸らした。

「天花。バカ兄貴に何もされなかったか?」
「……大丈夫です。何も無いですから、だから、部屋に戻ります」

 ここで済ませられないならば、部屋に戻るか厠にこもった方が良いと思い、天花は立ち上がろうとする。しかし、足元がふらついてしまい、倒れそうなところを華月が支えてくれた。
 そして、そのまま抱き上げられ、布団にそっと戻すように降ろされる。

「華月様、ちょっと!!」
「どっちにしろ抜くんだろ? 俺も一緒にする。ほら、一人よりいいだろ?」
「何がいいんですか! 一人にして、お願いです……」

 頑なな天花に華月は困ったように息を吐く。そして、少し寂しそうな笑顔を浮かべた。

「じゃぁ……そうだな。蓮に失恋したお互いを慰め合うってことで」
「なに、それ」
「な。それなら二人で構わないだろ?」

 どういう理屈か分からないが、天花はもう断ろうとは思わなかった。
 互いに着物の前をくつろげ、肉棒を曝す。既に先走りでトロトロと液体を纏う天花の肉棒は、行燈の揺れる光でより艶めかしく輝いた。
 華月はまだ完全に勃ち上がってはいないものの、その大きさは既に天花を上回る。思わず凝視してしまっている天花に気付き、華月も布団に乗り距離を詰めた。

「え、あの」
「一人でスるんじゃないから。あ、見せ合うのも興奮するけど。それは今度な」
「今度って――あっ!」

 抱き上げられた天花は、胡座をかいた華月の上に座らされた。そして微かに触れてしまっていた二つの肉棒が華月の大きな手に握られる。
 その手の厚み、熱、全てが自身とは違うのだと感じ、天花は身体を震わせた。天花の肉棒から溢れ過ぎている先走りを華月の肉棒が掬いとるかのように、華月の手の中でゴリゴリと擦られている。
 思わず華月の肩を思い切り掴み、閉じられない口からはヨダレがツーと一筋垂れてしまった。更に目元からも涙が溢れ、身体中から液体を出している様に恥ずかしさまで溢れ出す。
 汚いからと思っても止められないそれらを、せめて隠そうと頭を下げる。すると今度は、大きさの違う二つの肉棒が寄り添うように華月の手で擦り合わされている淫猥な場面が目の前で繰り広げられ、さらに興奮してしまいそうでまた顔をあげるしかなかった。
 細かく呼吸をして、肺に染みた香を吐き出そうとするが余計に頭に血が上るような興奮が湧き上がる。

「華月様、華月様、イク、出ちゃう――ッ!!」

 その瞬間、華月の手のひらが亀頭に被さった。鈴口が擦れる感覚も合わさり、天花はそこに思い切り精を吐き出した。
 ドクンドクンという心臓の音に合わせ、垂れ流すように出続ける。しかし、身体に溜まった熱は一度では吐き出しきれず、またすぐに肉棒は脈打ち始めた。

「もっろ、して。もう一回、足りないれす」
「分かった分かった、そんな顔するな」
「ん……あ、まっれ、足袋暑いから、脱がして」

 伸ばしていた足を曲げ脱がせてもらおうとしたが、華月は困ったように笑う。

「ごめん、天花の精で手がドロドロなんだわ。自分で脱げるか?」
「……――!! は、い」

 華月に脱がしてくれと甘え、更に己の精で断られ、二重の恥に自分自身がいたたまれない。
 そっと手を伸ばし足袋を脱ぐと少しだけ暑さが開放された気がした。

「寝てたのに足袋履いてたのか?」
「熱で寒かったので……」
「そっか。やっぱり熱はキツかったか……。あ! アンクレット付けてくれてるんだな」

 足首を見た華月は跳ねるような声で、見つけたそれを指摘する。だが、それすらも恥ずかしく、天花は両足を華月の腰に巻き付けた。
 そのせいで手を動かしにくくなったのだが、華月は嬉しそうに「似合う」と呟き天花の肩に顔を埋める。そして、ゆっくりと肉棒を握る手を動かし始めた。

「少し強くしていいか?」
「……ん、良いです」

 ゆっくりだった華月の手は徐々に握る強さも擦る強さも増していく。それに合わせるように、天花の喘ぐ声も高くなっていった。
 互いの肩に頭を埋め、天花が足も腕もしっかりと華月に巻き付けたので二人の隙間は二本の肉棒を擦るためだけの隙間しかない。
 汗も混じり、ヌチュッヌチュッと厭らしい粘り気のある水音が響く。

「天花、――舐めていい? 肩と耳……舐めたい」
「舐め? アッ! んんッ……舐める? なんで?」
「舐めたいから」

 理由はよく分からないが、華月がそうしたいならそうすればいいと天花は頷く。すると華月は小さく「やった」と歓喜の声を上げ、肩に唇を寄せた。

「ヒァァッ――!?」
「どうした?」

 唇が触れた場所から謎の痺れが身体を駆け抜け、天花は目を白黒とさせる。痺れて、熱くて、背筋がふわふわとして堪らない。舐めて欲しいような、止めて欲しいような、不思議な気分を表現できず、華月の背中に爪を立てた。
 その反応は華月を煽るだけで、舌は肩からゆっくりと首筋を伝い天花の赤く染った耳を食む。

「――ッ、あっ、やっ」
「や?」
「やぁ……」
「やめる? 天花のちんこは耳を舐めるとピクピク動くのに」

 背に立てた爪を少し強めたが、華月は気にもせずに更に天花の耳を舐めしゃぶりながら「可愛い」と呟く。

「華月様は意地悪です」
「うそ。俺ほど優しい奴はいないだろ? さ、集中して。イきたいだろ?」
「――あっ、アァッ!! うぅ、んッ」

 耳から首に肩に唇が這い、肉棒は擦られ、身体が宙を浮いているようだ。腰を少し揺らせば華月の手の動きに変化がついて、余計に達してしまいそうな感覚が腹の中をグルグルと蠢いている。
 華月の肩に頭を置いて荒く呼吸をすると、立ち上る先走りの淫猥な香りに包まれた。しかし、その香りはそれだけでなく、華月特有の少し刺激的でどこか甘さのある不思議な香りも混ざり、胸の中を掻き乱すようだ。

「アッ、ひぁッっ、アッ」
「ど、うした?」
「すご、い。 あ゛ぁッ!! こ、ここ、華月様の、匂いでいっぱい……」
「――嫌、じゃないか?」

 その言葉に天花は顔を上げた。そして華月も顔を上げたので、二人の視線が絡み合う。熱を持ったそれに、自然と互いが笑みを浮かべた。

「好き、この匂い。ドキドキします」
「――あっ、そう。そっか、良かった。じゃぁもう一度顔下げて。で、沢山吸い込んで。それでイこう。俺もすぐだから」
「んッ、――ん」

 天花は言われた通りに頭を下げ、また華月の香りで肺を満たす。目を瞑り、擦られる感覚と華月から聞こえる心臓の音に集中する。

「アァ、あッ――イ、くッ! 華月様ぁッ」
「ここ?」

 亀頭の先をコリコリと親指の先で弄りながら、もう片方の手は竿を強く握り上下に荒立たしく擦られる。

「ぅんッ――そ、ごぉ!!」

 身体が思い切り反り、心臓の音が一層大きく聞こえた。その瞬間、これまでに感じたことがない快楽が身体を駆け巡る。

「ぁッ、あぁっ、ひぅぁ……」
「――ッはぁはぁ……はぁー……」

 熱くて堪らないのは飛び出した精なのか、それとも噴き出し流れる汗なのか、それとも華月の体温か……。
 天花には全く分からなかったが、華月が体を離して布団に二人で寝転がると、熱が少し冷めたのでそれが華月の体温だと知った。
 離れ難いと思いつつ、力の入らない身体をぐったりと布団に預けた。その隣に華月も寝転がる。

「落ち着いたか?」
「ん……はい」
「良かった。よっと」

 起き上がった華月は天花の頭を撫でる。

「まだキツイだろ。湯を持ってきてやるから、寝てていぞ」
「寝ない……です。華月様を……まっ、てる……」

 閉じてしまった目を開けずにいると、華月に髪の毛を持ち上げられた気がした。それが気になっても、やはり重く閉じた瞼は動かせない。

「……うん、じゃぁ無理しない程度に待っててくれ。結界を張ってるから、鼠一匹だって入れやしないから、安心しろ」
「あと、華月様」
「どうした?」
「お、お腹空いてしまって……」
「ぷっはは! 分かった。握り飯でも作ってきてやるよ」

 そう言って、華月は部屋を出ていった。
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