異世界、肺だけ生活

魔万寿

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第1ピース目

肺ターン【47】ビーチ貸してください!

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「お願い!魔王を倒して」
「お願いじゃ!魔王を倒してくれ」

《スキル発動!
夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 9 × 夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 9 ÷ 100 = 81%⇒94% スキル発動に成功しました》

『「我をここまで追い詰めるとは……」』

[[ローズちゃん、タエちゃん、もう少しよ!]]

「お願い!魔王を倒して」
「お願いじゃ!魔王を倒してくれ」

《スキル発動!
夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 9 × 夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 9 ÷ 100 = 81%⇒97% スキル発動に成功しました》

《98%》
《99%》

「行け~!」
「行って~!」
「行ってくださ~い!」

《97%…… 96%……》

『「さすがに、ヒヤッとしたぞ…… これで我の勝ちだな…… ハッハッハッハッ……」』

「ヒーローは遅れて登場するのがセオリーですよ」

「肺灰さ~ん……」
「白~……」
「ラング~……」

……

みんなの声が聞こえるぞ!

なんだ…… 暖かい…… 光か……

《トレントの長(守護獣)がただの木になりました……
 トレントの長(守護獣)のスキルを一つだけ略奪できます。
 次から5秒以内に選んでください》

俺の仲間すげ~……

《略奪可能なスキル……
 結界、……長寿、……光合成(特殊)、……
 5……》

俺は特殊フェチなんだよ!

《4……3……2……》

光合成(特殊)でお願いします!

《スキル光合成(特殊)を略奪しました》

さぁ~この闇をどうにかしないとな……

《スキル発動!
スキル光合成(特殊)の効果により、スキル暗闇(特殊)が…… スキル光明(特殊)へと変化しました》

さすが、特殊!
この闇を消してくれ!

《スキル発動!光明(特殊)》

闇が晴れた…… 今だ!
タエ、ローズ!

「お願い!魔王を倒して」
「お願いじゃ!魔王を倒してくれ」

《スキル発動!
夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 10 × 夢見る力(確率)…… 10  ×  叶える力(確率)…… 10 ÷ 100 = 100% スキル発動に成功しました》

スキル回帰(特殊)を発動!

《スキル回帰(特殊)を発動しますか?》

よろしく!
これで……おしまいだ!

《スキル発動! 回帰(特殊)》

『「こんなことが…… 今まで我が集めた闇が消えた…… 己、肺め~!」』

俺のことも嫌いになってくれたか?

『「大嫌いだ!…… が、……久々に興奮したぞ……
ま~よい…… 我の魂はルシファー様の復活の糧となる…… 他の大地にも魔王はおるからな…… 精々一時の平和を楽しむことだ……ハッハッハッハッ……」』

《魔王ザガン(キンプリ)が闇に返りました……
 魔王ザガン(キンプリ)のスキルを一つだけ略奪できます。
 次から5秒以内に選んでください》

願い…… 頼む……

《略奪可能なスキル……
 無効化(特殊)、……錬金術(特殊)、……奇跡(使い捨て)、…… 5……》

究極……だけど、これは俺の好きな歌だな……

《4……3……2……》

奇跡(使い捨て)でお願いします!

《スキル奇跡(使い捨て)を略奪しました》

「肺灰さ~ん!」
「白~!」
「ラング~!」

チャリン♪

今度こそ…… 俺達の勝ちだ~!

「リサさん、肺灰さんがやりましたよ」

「ごめんなさい…… グスン…… ごめんなさい……グスン……
肺の勇者様…… 私のせいで…… 申し訳ありませんでした…… グスン」

リサ、謝る必要はないぞ!
リサを信じて戦って、魔王を倒すことが出来たんだ…… リサは何も間違ってなかったんだよ。

俺で涙を拭いて……

「ありがとうございます…… プーンジュルジュルジュル」

よし!あとは…… お姫様らしく、堂々としていてくれ!

「はい!」

おっと…… 忘れるとこだった!
ドラゴン…… 女王様に食べられないと……

「あっ! 王子様…… と、とても綺麗な女性……」

「肺の勇者…… その必要な無い…… 
母上は元の姿に戻ったぞ」

オウマイガ~!
スキル略奪したかった~……

「肺灰さん…… 皆さん王族なので、全部聞こえてますよ……」

「クスッ…… お母様、お父様…… 肺の勇者様が私達を救ってくれました」

「魔王の中で全てを見ておったぞ…… 肺の勇者よ…… 私達を…… 大地を…… 魔王から救ってくれたこと礼を言う…… ありがとう」

王様、俺達だけじゃ魔王は倒せなかったでしょう……
長い間戦い続けた皆の力ですよ……

「何か礼をさせてくれ……」

では、お言葉に甘えて…… 日が暮れたらプライベートビーチを貸してください!

ポカーン……

「肺灰さん、最後が勿体ないです……」
「白らしくて、いいんじゃない?」
「魔王を倒した英雄だからの…… 許してやろう」

[[あなたが彼氏ね…… かなり珍しいわね? 私はローズの母、タエの祖母です]]

あ~初めまして…… この度は、手伝っていただきありがとうございました……

[[固い話は無しよ…… 私の子供達を助けてくれてありがとうございました…… これからも末永くよろしくお願いしますね]]

末永く……?
任せてください!

[[嘘ついたら針千本飲ます…… これで安心だわ。 ローズちゃん、タエちゃん、もう時間だから……さようならみたい…… 遠くからだけど、あなた達のことをいつも見守ってますからね]]

「ありがとう、お母様…… 妾はもう寂しくないから安心して」
「ユキおばあちゃん…… 現実世界に戻れたらお母さんに自慢します!本当にありがとうございました」

[[あなた達のこれからの人生が、幸せで溢れますように……ウフフ]]

行ってしまったのか……

「肺灰さん…… あんな約束して大丈夫ですか?」

仲間を末永く守るのは当たり前だろ?

「白…… 呪われて」
「ラング…… 呪われるのじゃ」

ワッツ!?

続く……
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