異世界、肺だけ生活

魔万寿

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第2ピース目

肺ターン【2-3】特殊スキル様々…… やり過ぎ注意

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プシュ~!!

『水だ~!』
『すご~い』
『ネコさんありがとう』
『食べ物もいっぱいあるよ!』

「ボクのママだよ、すごいでしょ~」

「タマちゃん、楽しそうですね…… 」

現実の世界では怖い思いをしてるだろうから、
あの笑顔を守らないとな……

「ママ見て~…… ボクもできるよ~」

シャー♪シャシャー♪

スキルのマーキングだな…… うまいぞ!

「何を教えてるんですか!」

つい……
ちょっと待てよ…… 
タマのオシッコに何か近づいて来てるぞ……

「鹿ですね」

「ママ、スキルハンターをシヨウしますかだって」

使用するって言ってみて……

「ニャ~…… シヨウする」

シャキーン!

「すごいです! 鹿を一撃で…… 更に解体まで」

オシッコで鹿を魅了して……
ハンターの一撃で俺たちも魅了するとは……
タマ、恐るべし……

「じゃなくて、タマちゃんにちゃんと教えてあげてください」

あ~……
タマ、スキルハンターは俺が許可した時だけ使うこと…… 分かったか?

「ニャ、分かった」

タマはお利口さんだな……
食べ物…… 水…… あとは、火がほしいな……

砂漠の夜は、かなり寒かったからな……
タマ、子供達の中で火をおこせる子がいないか聞いてくれ。

「ニャ~…… 誰か、火をオコス子いないか?」

シーン……

よくみんな生きてるな……
村長が寝てた葉っぱのベットは、温かそうだったけども…… 絶対寒いぞ…… 

太陽の光が強いから、虫眼鏡とかあれば……
そんなレンズは無いからな……
ガラスの丸いコップ…… あるわけ無いよな……

《スキル発動!
スキル光合成(特殊)の効果により、砂漠の砂が…… 
ガラスへと変化しました》

綺麗な曲線のコップ…… さすが特殊!

タマ、そこにいる3人の大きな子を連れてきてくれ。

「ニャ~…… 連れてきたよ」

このコップに井戸から水を汲んできてとその子に……
あとの2人には、枯れた草と木を拾ってくるようにお願いしてくれ。

「ニャ!お願いしたよ…… ボクも手伝ってくる」

……

よし! 揃ったな……
太陽があそこだから…… ここにコップを……
光が集まるところで…… ストップ…… そこでじっとして……

頼む……

ボッ!!

よかった~……

「ママすごい!」
「肺灰さん、これなら子供達でも簡単ですね」

火の怖さも教えておかないとな……
今日はこの辺にして、ご飯にしますかね。

特殊さん…… 鉄のフライパンほしいな~……

《スキル発動!
スキル光合成(特殊)の効果により、砂漠の砂が…… 
鉄へと変化しました》

これだから、特殊は止められないんだよ……
「特殊様々ですね」

ネコのレストラン開店するよ~……

ジュ~…… ジュ~……

「ママ、おいしすぎるよ」

まさか、砂から塩まで出来るなんて半端無いわ……

みんな、腹いっぱい食えよ~……

「子供達の笑顔が一番のご褒美ですね」

俺の一番のご褒美は、メリーのチュ…… だけどな。

「ちょっと寒気が…… 火の近くに行ってきます」

その冷たい視線もご褒美です……

「そういうのが無ければ完璧なのに…… 残念です」

続く……
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