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第2ピース目
肺ターン【2-13】モフモフテント
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特殊スキルが無かったら、
タマがどうなっていたか……
「川が見えたニャ~」
絶対に渡るなよ……
タマを休ませたいから、
ここにテントを張ろうか……
「マシロ、よろしくね」
俺、手が無いから……
ちょっと待てよ……
俺がこうやって、とぐろを巻けば……
「モフモフテント!最高じゃない!」
「ボク一番ニャ~」
「タマちゃん、ズルいわよ!」
「さっきまでの事が嘘みたいですね」
ホント、肺に悪い……
……
この夜空を見てると、
みんなの事を思い出すな~……
「マシロが助けた人達のこと?」
助けたというか……
助けられたというか……
「聞かせてよ…… 」
同じ転生者で、現実では植物人間のタエ……
長い間、封印されていたヴァンパイアのローズ……
家族が魔王に操られていたリサ……
俺より大変な子ばかりだったよ……
ハルとタマも相当だけどな……
「マシロ、そのタエって子……
もしかして、高1じゃない?」
そうそう…… クマモンが好きで……
ハンドボールやってて……
ん…… 知ってるの!?
「ご近所さん…… 」
ワオ!
という事は…… 現実のタエと話が出来れば、
ハルの親に状況を伝えれるな……
「そんな事ができるの?」
こんな夜は繋がりやすいはず……
ローズが居てくれたら……
「妾を呼んだか? ラングよ…… 」
ローズ!?
「ローズさん!?」
「ラングを思う度に呼び掛けておったが……
やっと繋がったの~…… 元気にしておるか?」
俺もローズを思い続けていたよ……
「嘘です」
「嘘じゃな」
厳しい!
今、サターン砂漠で新しい仲間と
守護獣に会いに行くところだ……
「相変わらず、妾の下部は順調じゃの……
待っておるぞ…… 早く会いたいからの…… 」
カワイイ……
「カワイイは止めい! 血を吸うぞ」
吸いに来てくれ……
「肺灰さん、そろそろ本題を…… 」
そうだった……
ローズ、頼みがある……
「なんじゃ?」
元の世界にいる俺とタエに繋げる事はできるか?
伝えたい事があるんだ……
「ほ~…… やってみるの…… お願いじゃ!
別の世界のラングとタエに繋いでほしい……」
《スキル発動!
夢見る力(確率)…… 9 × 叶える力(確率)…… 7 = 63%
スキル発動に成功しました》
……
よっ! 俺とタエ…… 元気してるか?
よっ! 俺の肺…… 久しぶりだな!
「白!久しぶり…… 私、この前退院したのよ」
タエすごいな! おめでとう!
「まだリハビリはあるけど…… 私頑張る!」
タエなら楽勝さ…… 魔王を倒せたんだからな!
でっ…… 俺の肺……
繋がったということは、何かあるんだろ?
さすが俺……
新しい仲間の事なんだが……
「タエちゃん、お久~…… ハルだよ」
「ハル姉なの!?
ハル姉が行方不明だって、
ニュースになってるよ!」
「私、誘拐されて監禁されてるの……
今生きてるか、死んでるか分からないけど……
魔王を倒して、必ず犯人を懲らしめるから……
戻れるかは分からないけど、
私のママにそのことを伝えてほしいの」
「ハル姉、懲らしめる事より戻る事を優先してね……
ハル姉ママには、必ず伝えるから」
ハルさん、俺の肺がお世話になってます……
俺もタエちゃんに付き添うので、
信じてもらうために、ハルさんしか知らない事を
教えてもらえないかな?
「私の方がお世話になってます……
なるほどですね……
でしたら、2階にある私の部屋の机の引き出しに
鍵がかかっていて、鍵が鉛筆立ての中に入ってます……
一番下の引き出しに日記がありますので、
それで信じてくれると思います」
ありがとう!
タマちゃん、早速明日行ってみようか……
「白さん、了解です!」
俺、ついでにもう1ついいか……
もう1人仲間がいて、
その仲間は保健所で殺処分前の猫なんだ……
大変な子ばかりだな……
どこの保健所? 名前は?
こっちではタマっていう名前をつけたけど……
子猫で他に情報が全くないんだ……
魔王を倒して、タマを救うように願う……
その時、俺とタエの力が必要になると思う……
任せろ!
保健所の情報を調べて、
すぐ動けるようにしておくから、
必ず魔王を倒せよ!
「白なら大丈夫だよ!
1人じゃないからね」
必ず倒す……
俺…… タエ…… ありがとな……
またな!俺の肺……
またな!俺…… タエ……
……
「ラング、繋がったか?」
ありがとな!
ローズのおかげで、伝える事ができたよ……
「そうか、力になれてよかった……
そろそろ妾の力も限界のようじゃ……
いつも無事を祈っておる……
いつでも帰ってこい」
早くカワイイローズに会うために頑張るからな……
「また恥ずかしい事を…… またの」
またな……
……
「マシロ、スゴいわね…… 」
仲間がスゴくて、俺は何もスゴくないけどな……
あとは、現実の俺とタエを信じよう……
「あれ? タマちゃんがいないわ…… 」
そこらへんの毛の中に埋もれて、
グッスリ寝てるよ……
「私も…… ヌギヌギ」
脱ぐな脱ぐな……
続く……
タマがどうなっていたか……
「川が見えたニャ~」
絶対に渡るなよ……
タマを休ませたいから、
ここにテントを張ろうか……
「マシロ、よろしくね」
俺、手が無いから……
ちょっと待てよ……
俺がこうやって、とぐろを巻けば……
「モフモフテント!最高じゃない!」
「ボク一番ニャ~」
「タマちゃん、ズルいわよ!」
「さっきまでの事が嘘みたいですね」
ホント、肺に悪い……
……
この夜空を見てると、
みんなの事を思い出すな~……
「マシロが助けた人達のこと?」
助けたというか……
助けられたというか……
「聞かせてよ…… 」
同じ転生者で、現実では植物人間のタエ……
長い間、封印されていたヴァンパイアのローズ……
家族が魔王に操られていたリサ……
俺より大変な子ばかりだったよ……
ハルとタマも相当だけどな……
「マシロ、そのタエって子……
もしかして、高1じゃない?」
そうそう…… クマモンが好きで……
ハンドボールやってて……
ん…… 知ってるの!?
「ご近所さん…… 」
ワオ!
という事は…… 現実のタエと話が出来れば、
ハルの親に状況を伝えれるな……
「そんな事ができるの?」
こんな夜は繋がりやすいはず……
ローズが居てくれたら……
「妾を呼んだか? ラングよ…… 」
ローズ!?
「ローズさん!?」
「ラングを思う度に呼び掛けておったが……
やっと繋がったの~…… 元気にしておるか?」
俺もローズを思い続けていたよ……
「嘘です」
「嘘じゃな」
厳しい!
今、サターン砂漠で新しい仲間と
守護獣に会いに行くところだ……
「相変わらず、妾の下部は順調じゃの……
待っておるぞ…… 早く会いたいからの…… 」
カワイイ……
「カワイイは止めい! 血を吸うぞ」
吸いに来てくれ……
「肺灰さん、そろそろ本題を…… 」
そうだった……
ローズ、頼みがある……
「なんじゃ?」
元の世界にいる俺とタエに繋げる事はできるか?
伝えたい事があるんだ……
「ほ~…… やってみるの…… お願いじゃ!
別の世界のラングとタエに繋いでほしい……」
《スキル発動!
夢見る力(確率)…… 9 × 叶える力(確率)…… 7 = 63%
スキル発動に成功しました》
……
よっ! 俺とタエ…… 元気してるか?
よっ! 俺の肺…… 久しぶりだな!
「白!久しぶり…… 私、この前退院したのよ」
タエすごいな! おめでとう!
「まだリハビリはあるけど…… 私頑張る!」
タエなら楽勝さ…… 魔王を倒せたんだからな!
でっ…… 俺の肺……
繋がったということは、何かあるんだろ?
さすが俺……
新しい仲間の事なんだが……
「タエちゃん、お久~…… ハルだよ」
「ハル姉なの!?
ハル姉が行方不明だって、
ニュースになってるよ!」
「私、誘拐されて監禁されてるの……
今生きてるか、死んでるか分からないけど……
魔王を倒して、必ず犯人を懲らしめるから……
戻れるかは分からないけど、
私のママにそのことを伝えてほしいの」
「ハル姉、懲らしめる事より戻る事を優先してね……
ハル姉ママには、必ず伝えるから」
ハルさん、俺の肺がお世話になってます……
俺もタエちゃんに付き添うので、
信じてもらうために、ハルさんしか知らない事を
教えてもらえないかな?
「私の方がお世話になってます……
なるほどですね……
でしたら、2階にある私の部屋の机の引き出しに
鍵がかかっていて、鍵が鉛筆立ての中に入ってます……
一番下の引き出しに日記がありますので、
それで信じてくれると思います」
ありがとう!
タマちゃん、早速明日行ってみようか……
「白さん、了解です!」
俺、ついでにもう1ついいか……
もう1人仲間がいて、
その仲間は保健所で殺処分前の猫なんだ……
大変な子ばかりだな……
どこの保健所? 名前は?
こっちではタマっていう名前をつけたけど……
子猫で他に情報が全くないんだ……
魔王を倒して、タマを救うように願う……
その時、俺とタエの力が必要になると思う……
任せろ!
保健所の情報を調べて、
すぐ動けるようにしておくから、
必ず魔王を倒せよ!
「白なら大丈夫だよ!
1人じゃないからね」
必ず倒す……
俺…… タエ…… ありがとな……
またな!俺の肺……
またな!俺…… タエ……
……
「ラング、繋がったか?」
ありがとな!
ローズのおかげで、伝える事ができたよ……
「そうか、力になれてよかった……
そろそろ妾の力も限界のようじゃ……
いつも無事を祈っておる……
いつでも帰ってこい」
早くカワイイローズに会うために頑張るからな……
「また恥ずかしい事を…… またの」
またな……
……
「マシロ、スゴいわね…… 」
仲間がスゴくて、俺は何もスゴくないけどな……
あとは、現実の俺とタエを信じよう……
「あれ? タマちゃんがいないわ…… 」
そこらへんの毛の中に埋もれて、
グッスリ寝てるよ……
「私も…… ヌギヌギ」
脱ぐな脱ぐな……
続く……
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