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未来から来た幼馴染が夫になっていた件。愛猫を危険に晒したアイツだけは許さない!!
しおりを挟む俺には顔を見るだけで殺意が湧くハトコがいる。同い年のソイツは、なんと俺と同じ高校に通っているのだ。家はそれなりに離れている筈なのに……わざわざ俺の生活圏に食い込んできやがって……殴りてぇ……。
元々仲があまり良くなかったハトコとは、年に一度、夏休みにお互いの母親の実家で顔を合わせていたのだが、俺たちが小5の時、事件は起こった。
母方の本家は、いわゆる武家屋敷というやつで、かなりの豪邸だ。広い家に子供たちを遊ばせるのが好きだった当時の御当主の意を汲んで、夏休みの間その屋敷で過ごしていた。
ある日、山に遊びに行った時に猫を拾った。妊婦だったその猫は、屋敷で出産した。赤ちゃん猫の成長を見守る日々は幸せそのものだった。
当時ハトコの義孝はでっかい蛇を飼っており、顔を合わせる度にニヤニヤ笑いながらその蛇を俺に近付けてきて、俺は何度も絶叫していた。それだけでも大嫌いになる要素は満たしていたのだが、絶対に入るなとキツく言っておいた猫の親子がいる部屋に、こともあろうに蛇を放ったのだ。
部屋の真ん中に鎮座する大蛇と、箪笥の影に隠れてブルブル震える母猫を見た瞬間、咄嗟に子猫が蛇に食われたのだと思った。目の前が真っ赤になり、俺は義孝をボコボコに殴りまくった。大騒ぎになって大人に止められたけど、血塗れの義孝を殴り続けた。
箪笥の奥から子猫が出てきて、蛇に食べられてなかったことが分かったけど、その日から俺は宍戸義孝と絶縁した。
「ただいまミーコ、ムーコ♡♡♡」
帰宅した俺を出迎えてくれた母猫のミーコと子猫だったムーコ。あと三匹の子猫は里親さんの元で幸せに暮らしている。あの時蛇に喰われてなくて本当に良かった……と、しみじみ思う度に、義孝を殴りたくなる。あのアホ、なんで俺と同じ高校に通ってんだよ!!しかも、なんで何回も俺に話しかけようとしてんだよ!?あーー~~イライラするっ!!!
そんな思いを抱えながら自室のドアを開けると……
「やあ!未来の奥さん♡ こんにちは☆」
謎の男がベッドに腰掛けていた……。
「アッ!?待って!!通報しないで!!!」
ニヤニヤしていた癖に、俺が黙ってスマホを取り出すと、途端に焦り出す男。そのニヤケ顔、ブチ殺したいくらい嫌いな奴にソックリなんだが……。
「……で、アンタ誰??」
「睦月の旦那様の義孝君でぇ~~す☆……あっ!?待って待って待ってお願いッッ!!お願いだから話を聞いてくれぇ~~ッッ!!」
持っていた鞄を頭目掛けて振り下ろそうとしたら、めちゃくちゃ懇願されたんだが……
「冗談でもその名前を出すな!!お前が誰でもブチ殺したくなるからよッッ!!」
「落ち着いてくれ!!頼むから落ち着いてくれぇぇーー~~ッッ!!!」
しばらくそんなやり取りをした後、少し落ち着いた俺は、この不審者の話を聞く余裕が出てきた。
「俺は十二年後の未来から来た……睦月くんの夫……わ~~っ!!その拳を納めてくれ~~ッッ……ホントなんだよ~~……ホントに睦月と結婚したんだってぇ~~!!!」
確かに義孝がアラサーになったらこんな感じなんだろうけど、コイツが言う未来があまりに信じ難くて、拳を納めることが出来ない。
「本当のことを言わないと殴る!!」
「ホントなんだもん~~!!……そりゃ、和解したのもたった二年前だけどさ……本当に俺と睦月は結婚したんだよ?……だってホラ……睦月って、カントボ……」
「テメーー!!?人のトップシークレットをなんでッッ……やっぱテメーはブチ殺すッッ!!」
「うわーーー!?待って待って待って~~ッッ!!」
なんで義孝ソックリのこの男が……俺と親しか知らない秘密を……!!?俺がカントボーイだってこと知ってるんだよ!!?
「そーいう訳でさぁ、俺しばらくこの時代にいるから、泊めて?♡♡♡ あ゛ーーーヤメテ!!刃物はヤメテーーー!!!」
思わずカッターを振り回して義孝モドキを追いかけ回していたが、思ったより義孝モドキがすばしっこくて、だんだん疲れてきたからやめた……。
「なんで俺が今一人だって知ってるんだよ……」
「そりゃ未来の睦月から聞いてるからだよ……今おばさんはおじさんのとこに行ってるんだろ?」
親父は海外に単身赴任していて、お袋も時々海外に行ってるから、俺はミーコとムーコの三人暮らしをよくしているのだ。
「この時代の睦月に……お願いがあって来たんだ……」
「お前……この状態の俺を見てもそんなこと言えるのかよ?」
「睦月って……ホント、執念深いよね~~……あ゛ーーーごめんなさいッッ!!」
「テメーは幾つになっても考えなしで物言うよなぁ~~??猫の恨みは七代先まで続くんだぜ??」
「ゴメンナサイ……助けてください……」
「さっさと用件言えよ……」
「あの……睦月から、俺に告白して欲しいな~~☆……なんちゃって……あ゛あ゛あ゛ごめんなさーーいっ!!自分が無理なお願いしてることは重々承知してますぅーーー!!」
とんでもないお願いをしてくる義孝モドキに苛立ちが収まらないが、このままでは埒が明かないので仕方なく話を聞いてやることにした。
「この時代の今日……トニーが死んだんだ……」
「そんな……トニーが……って誰だよトニーって!?」
「……俺が飼ってた蛇の名前……」
「アァン!?あのクソ蛇かよ!?」
「そんな風に言わないでよ………ミーコとムーコがいなくなった世界を想像してみてよ……」
「……地獄だな……」
「俺にとっては、幼い頃から一緒にいた相棒だったんだ……あの時だって、意地悪であんな事したんじゃない……大好きなトニーのことを、大好きな人に知って欲しかったんだ……睦月に、トニーのこと好きになって欲しかったんだ……あんなことになって、ごめんね……」
目に涙を溜めて話す義孝モドキ。あの蛇のことを思い出しているのかもしれない。
「俺は昔からずっと睦月に片想いしてて……一緒の高校にしたのも、睦月と仲直りがしたかったからなんだ……でもトニーが死んじゃって、落ち込んじゃってさーー……この後何年かは、引き篭もりになったり、手首切っちゃったりして……あの時睦月が側にいてくれたら……って、何度も思ったんだ……」
「そんなこと……俺に言われても……」
「ふふ……大嫌いな俺に、そうやって情けをかけてくれるとこ……本当に好きだよ♡」
そう言って笑う義孝モドキに、言葉を詰まらせた。ブチ殺したいくらい嫌いだった筈なのに……そんな話聞いたら、怒れなくなるだろ……。
「俺が引き篭もりになったせいで、睦月と結ばれるまでに時間が掛かっちゃったからさ……イヤかもしれないけど、睦月から声を掛けてやってよ……お願いします……」
そんな風に頭を下げられたら……断れないだろうが……。
翌日、義孝は学校に来なかった。おそらくトニーが亡くなったというのは本当なのだろう。一方義孝モドキは我が物顔で人の家で寛いでいて、やっぱり殴りたくなった。
次の日学校に行くと、まさにお通夜ですと言わんばかりに負のオーラを放つ義孝が、自分の席でポツンと座っていた。
「よぉ…………おはよ…………」
気の利いた言葉など浮かばない俺は、とりあえず数年ぶりの挨拶をしてみた。
「………おはよう………」
目を丸くして挨拶を返してくる義孝。信じられないものを見るような顔で俺を見つめる瞳から、みるみる涙が溢れてきた。
「……ありがとう……睦月……挨拶してくれて……ありがとう……ぐすっ……ふぅぅっ……ううぅぅ~~……うわぁぁ~~……」
号泣し出した義孝を見て響めく教室。
「睦月が義孝泣かしたーー!!」
「ちっっげーーよバーカ!!」
俺に気遣ってか、泣いた理由は言わなかったけど……その日、俺と義孝は和解した。
あの日のことを許した訳じゃないけど、大切な家族を亡くす辛さは分かるつもりだから……。
「ありがとーー睦月ぃぃ~~♡♡♡」
「別に……挨拶しただけだし……」
「それで充分だよ……救われた……ありがとう」
義孝モドキが勝手にキッチンを使って作ったパンケーキを食べながら報告をすると、ホッとした顔でカフェオレを渡してくれた。
「そろそろ俺も帰るかな~~……未来の睦月が待ってるし♡♡♡」
「……マジで俺、お前と結婚してるの……?」
「うん♡♡♡ 毎日セックスもしてる♡♡♡」
「うわーーー!!!サイッテーーー!!!んなこと知りたくねーわッッ!!」
「3日も居座ってごめんな~~……睦月、毎日オナニーしてるのに……俺が居たせいで出来なかったよな?」
「サイッッッテーーーー!!!」
「わーーーっ!!ごめんなさいごめんなさーーい!!!フォークはヤメテーーー!!!」
ムカつくけど、その一言で、本当に俺と結婚してるのかもしれないと認めざるを得なかった……。
なんで結婚したのか、とか、未来の俺はどんな仕事をしているのか、とか、両親やミーコとムーコは元気なのか、とか、聞きたいことは色々あったけど、怖くて聞くのをやめた。
去り際に
「睦月君に朗報です☆ 俺も、性欲強いよ♡」
と言い残して消えた義孝モドキに、やり場のない怒りだけが残された……。
さて、義孝モドキがいなくなって、少しは寂しくなるのかと思ったが、代わりに現代の義孝が俺にベッタリになり、寂しく思う暇など無くなった……。
「あのさ……お前、近すぎじゃね?」
「ん~~……そんなことないよ♡♡♡」
休み時間の度に、俺を抱っこする義孝。そんなことないワケあるかっ!!?
まあ、一応和解したんだから……と、義孝の近すぎる距離を放置していたら、あれよあれよと外堀を埋められ、高校を卒業する頃には親公認の婚約者みたいな扱いになり、同じ大学に行くのだから、と同居するハメになった……。
「だからって同居一日目で迫ってくるバカがいるかよッッ!?」
「同居じゃないですぅ~~☆ 同棲ですぅ~~☆」
コイツ……やっぱり義孝モドキと同一人物なんだな……喋り方が似てきたんだが……。
「分かってる……おばさんから全部聞いてる……分かってるから……な?」
「な?じゃねーーわっ!!!」
「毎日隠れてオナニーするより、俺とセックスした方が合理的じゃない?♡♡♡」
「お前……一体何を知ってるんだッッ!?吐け!全部吐けーーッッ!!」
「あけびの会で聞いたんだよっ!カントボーイは性欲旺盛なんだろっ!?」
「なんてこと聞いてんだバカヤローーー!!!」
穴があったら入りたい……いつぞやの義孝モドキにオナバレした時以来の恥ずかしさだ。
「雰囲気ぶち壊しなんですけど……」
「そんな雰囲気はハナからねーーわっ!!」
羞恥心で蹲る俺と気まずそうに佇む義孝。
義孝はため息をつくと、俺を抱えてベッドに降ろした。
「俺は嬉しいよ……♡♡ 睦月のココ……赤ちゃん産めるとこだもんね♡♡♡」
「変態ッッ……やぁぁん…♡♡ キスより先におまんこに触る奴がいるかよぉぉ~~…♡♡♡」
「ごめん……」
しおらしく謝ってきたかと思えば、いきなり唇を奪ってきた義孝……だから、勝手にするなと言ってるだろーがッッ♡♡
「んっ♡ ちゅ…♡ バカ……勝手にキスすんな……♡♡♡」
「キスしたらおまんこ触って良いって……」
「言ってねーーわッッ!!」
やっぱり義孝はアホだ。ポンコツだ。だからコイツはあの時、猫の部屋に蛇を放ったのだ。この読解力不足め!!
「怒らないで……俺、睦月に怒られたら……緊張して変なことばっかり言っちゃうから……優しくして欲しい……♡♡♡」
「お前はいつの時代も図々しいんだな……」
とは言え、俺も反省しなければ……。義孝を萎縮させてるのは俺だしな……少しは優しくしてやるか……♡♡♡
「ほら、チューは許してやるよ♡♡♡」
俺がそう言うと、嬉しそうに唇にむしゃぶり付く義孝♡♡ ヘタクソって言ってやりたかったのに、絡まる舌が蕩けそうなくらい気持ちいい♡♡♡ チューだけって言った筈なのに、けしからん義孝の手が、俺のまんこを揉んでくる♡♡♡ クソ……気持ちいい……♡♡♡
「ん…もぉ、バカぁぁ~~…♡♡♡ 片手はコッチ触れよバカヤロォ~~…♡♡♡」
まんこを揉んでない方の手を胸に持ってくると、義孝は乳首を弄り始めた♡♡♡
「ああ……睦月のおまんこ……湿ってきた……♡♡♡ 乳首も勃ってる……♡♡♡」
「実況すんなバカッ!!…あ…ん…♡ ばか……もっと優しく触れよおぉぉ……♡♡♡」
義孝の手が前後に擦れるから、俺のソコはどんどん水気を帯びてくる♡♡♡ ムカついて義孝の股間を握ってやったら、しっかり大きくなったソレが手のひらに伝わってきて、その大きさにビビってしまった。
「え……コレは無理っしょ?」
「無理じゃない♡♡ 睦月なら出来る♡♡♡」
「考え無しに喋んなボケ!」
「大丈夫だってぇ~~♡♡♡」
その物言いで、コイツはあの事件からちっとも成長してないのでは……?と不安になったのだが……
「あぁぁぁん…♡ ダメェェ~~…♡ ソコもぉ焦らさないでぇぇ~~…♡♡♡」
手マンを始めてからそろそろ一時間は経っている気がする……♡♡♡ 義孝は時折キスをしながら、俺の膣壁の色々な所を撫でたり引っ掻いたりしている♡♡♡
「ばかぁ~~……♡♡♡ 俺のまんこ溶かす気かよぉ~~…♡♡♡ もぉお前の挿れろよぉぉ~~……♡♡♡」
「だいぶ拡がってきたね……♡♡♡ もう少ししたら、俺の挿れても痛くならないかなぁ?♡♡♡」
「もぉいい……もぉ痛くならないからぁぁ~~……♡♡♡ 頼むよぉ~~……挿れてぇぇ~~…♡♡♡♡」
慎重に、丁寧にナカを拓かれて、ナカを撫でながら、クリを舐めたり指で撫でたりされて、じっくり大切に解されて……♡♡♡ もう何回も外イキさせられてて、そろそろ中イキの気配までしてきた♡♡♡
「もうちょっと開いたらね……♡♡♡」
「バカぁ……このままだと中でイキそうなんだってばぁ~~…♡♡♡ ヤダヤダ中でイッたこと無いのぉぉ~~…♡♡♡ 初めてのアクメ……お前のちんぽじゃなくて……いいのかよ……♡♡♡」
「その聞き方は卑怯だよぉぉ~~♡♡♡」
生意気にも、俺を翻弄しようとした義孝は、ちょっと嗾けてやったらすぐオチた♡♡♡ モダモダとゴムを装着して、俺の膣口に亀頭を当てた♡♡♡
「……怖くない……?」
「もう怖くねーよ……♡♡ なんかごめんな……お前があの時から成長してないって勝手に思っちまった。義孝はちゃんと俺のこと気遣ってくれたてたのにな……♡♡♡」
「あの時はごめん……トニーは優しい子だから大丈夫って思ってたけど、ミーコとムーコたちに怖い思いさせたんだもんな……睦月が怒って当然だよ……」
「ホントだぜ全く……ほら、さっさと挿れろよ~~♡♡♡ もう焦らすなよ……♡♡♡」
義孝はゆっくり入ってきて、途中少しでも引っ掛かりを感じたら少し引いて……を繰り返して、時間をかけて挿入したから、痛みなんて全く無くて、ジンジンともどかしい快感だけがあった♡♡♡
「痛くない……?」
「痛くない……気持ちいい~~…♡♡♡ 義孝ぁぁ……ギューしてぇぇ~~…♡♡♡」
包み込むように俺を抱き締めてくれる義孝♡♡♡ コイツ相手に、こんな蕩けそうなセックスが出来るなんて、思ってもみなかった♡♡♡
「動いて……もう俺のまんこ……早く中イキしたくて畝ってるんだよぉぉ~~…♡♡♡」
「睦月ぃ~~…♡♡♡ 痛くしないように気を付けるねッッ♡♡♡」
トチュ…トチュ…トチュ…トチュ…トチュ…
恐る恐るといった感じで、ゆっくり腰を動かす義孝♡♡♡ 擦られる膣内の感覚が、泣きそうなくらい気持ちいい♡♡♡
「あ゛~~…♡ あ゛~~…♡♡ ごめんもぉイきそ……♡♡♡ あ゛あぁぁぁ~~イクよぉぉ~~イクぅぅイクぅぅ~~ッッ♡♡♡♡ うわああぁぁぁっ!!♡♡♡♡♡」
グニィ…グニィ…ギュムゥゥ…ギュムゥゥ……
ピクピク…ピクピクピクピク…ピクピク…
膣内から溢れ出す幸福感……♡♡♡ ナカイキって凄い……♡♡♡ クリイキの鋭い感覚とはまた違って、まさしく女の悦びって感じだ♡♡♡
目の前の雄……義孝が愛しくて堪らない♡♡♡
「ハァ…ハァ…♡♡ 俺……孕みたいって気持ちが初めて理解できたかも……♡♡♡」
「うわぁぁ~~♡♡♡ ソレって結婚してくれるってことぉ~~!?♡♡♡♡」
「そうは言ってねーだろ」
分かりやすくしょんぼりする義孝を可愛いと思った♡♡♡
「ホラ、いつまでも落ち込んでんじゃねーよ♡♡♡ もっと中イキさせてくれよぉ~~♡♡♡」
「うぅ~~……結婚……」
未練がましく呟いてゆっくり腰を振る義孝に、俺は翻弄されまくった♡♡♡
パチュッ、パチュッ、パチュッ、パチュッ…
トチュトチュトチュトチュトチュトチュッッ
「あぁぁぁ気持ちいいッッ♡♡♡ 気持ちいい~~ッッ♡♡♡ ソワソワしちゃうっ♡♡♡ もっと密着したくてソワソワしちゃうよぉぉ~~ッッ♡♡♡ どぉしよ?♡♡ どーしたらもっとくっ付けるかなぁ~~?♡♡♡」
「睦月可愛いよぉぉ~~♡♡♡ どうしよ……?こう?かなぁ?♡♡♡ どう?♡♡」
俺に覆い被さって、隠すように抱き締められた♡♡♡ お互いの心臓の音が聞こえる距離で密着すると、当然より深く繋がってしまうワケで……♡♡♡
「あ゛あ゛あ゛あ゛深いぃぃーー~~ッッ!!♡♡♡♡ すごぉぉ~~いっ!♡♡♡ 俺たちこんなにも近いよぉぉ~~ッッ♡♡♡♡」
「うんっ♡♡♡ 近いねっ♡♡♡ こんなに近くに睦月がいるよぉぉ~~ッッ♡♡♡♡ 幸せっ……超幸せだよぉぉ~~ッッ♡♡♡♡」
俺を抱き締めながら、鼻声で話す義孝♡♡♡ 俺まで感極まって涙が出てきた……♡♡♡
「あぁぁぁ~~♡♡ あぁぁぁ~~♡♡ どぉしよ……またイきそぉぉ~~ッッ♡♡♡♡ ナカでイクのすっごい幸せなんだよぉ?♡♡♡ 分けてあげたいくらい幸せなんだからぁぁ~~~ッッ♡♡♡♡」
「俺もぉぉーー~~…♡♡♡ 俺も超幸せだよぉぉ~~ッッ♡♡♡♡ 幸せ分けっこしよ?♡♡♡ 一緒にもっと幸せになろうよぉぉ~~ッッ♡♡♡♡」
バチュバチュバチュバチュバチュバチュッ…ドチュドチュドチュドチュドチュッッ…
「あ゛はぁぁん♡♡ はぁぁん♡ すっっごいしあわせくるうぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡ すごいぃぃ~~すごいのぉぉーー~~ッッ♡♡♡♡ イクのぉぉ~~イッちゃうのぉぉ~~ッッ!!♡♡♡♡ すごいしあわせぇぇ~~♡♡♡♡ あ゛はあぁぁぁ~~イグぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡ イッ……グぅぅぅぅーーー~~ッッ♡♡♡♡♡」
「あ゛あ゛あ゛あ゛俺もぉぉーー~~ッッ!!♡♡♡♡ イクよぉぉ~~イッちゃうよぉぉーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡ あ゛ぁぁぁ~~出るぅぅーー~~ッッ!!♡♡♡♡♡」
ガクン!ガクン!ガクン!ガクン!ガクガクガクガクガクガクッッ…ビクン…ビクン…
ドプッ!ドプッ…ドプドプ…ドクン…ドクン…
余りにも衝撃が大きくて長くて……♡♡♡ 俺たちはきつく抱き合いながら、しばらくの間波打つカラダを押し付け合っていた♡♡♡
「はふぅ……はふぅ……はふぅ……♡♡♡ ハァ……ハァ……♡ すっごい幸せだったぁ~~…♡♡♡」
「俺もぉ……♡♡ すっごい出たぁ~~…♡♡♡」
早く抜かないといけない筈なのに……名残惜しくて、しばらく義孝に足を絡めてクリを擦り付けて遊んでいた♡♡♡
「まだポワポワしてる……♡♡♡」
「ふふ……睦月可愛い♡♡♡」
あの後すぐ、ゴムを付け替えて二回目をして、今はベッドの中でイチャイチャしている♡♡♡ 引越し初日でこんな幸せな初体験が出来るなんて思ってなかった♡♡♡ セックスって凄い!♡♡♡ 目の前の義孝が世界一カッコよく見える♡♡♡
「今さらだけど……ミーコとムーコ、呼び寄せなくて良かったの……?」
「親父も家に戻ったし、慣れた環境が一番だからさ……マメに顔出すからいいんだよ……」
「そっか……俺の我儘で離れ離れにさせて……ごめん……」
「もう謝んなって……お前のことだって大事なんだから……♡♡♡」
「睦月ぃぃ~~……♡♡♡」
「もぉ~~…泣くなよぉ~~♡♡♡」
泣きながら俺の胸に蹲る義孝を撫でつつ、ふと未来の義孝のことを思い出した。アイツも未来の俺と毎日セックスしてるって言ってたよな……。あの頃はおぞまいとすら思ってたけど、やっぱり未来の俺も今の俺みたいに、義孝のことを愛しく思ってるんだろうな……♡♡♡
「ミーコとムーコがあからさまに元気ないのよ~~……」
一週間後、お袋からの電話を受けて慌てて実家に帰ったら、二匹とも飛び掛からんばかりの勢いで出迎えてくれて、ミーコとムーコを呼び寄せる決意が固まった。
義孝もミーコとムーコをめちゃくちゃ可愛がってくれて、俺は超幸せだ♡♡♡
二人と二匹の幸せな生活は、俺たちが結婚した後も、末長く続いていくのだった♡♡♡
「あーーーっ!!過去の俺が幸せになったら、過去の睦月に会いに行く必要無くなるじゃん!?そうしたらまた睦月に嫌われたままの可哀想な俺が生まれるワケじゃん!?どーしよーー!!」
「別にいいだろ?どの世界線の俺も、結局お前に惚れちまうんだから……♡♡♡」
「睦月ぃぃ~~♡♡♡」
80
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