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始まり
七話
しおりを挟むおまえは相変わらず、素直じゃないのう。ハハハ。
ワシに説教か。
毎年毎年…
飽きん奴じゃ。
やっぱりの。
お前を夜に見たら、酒が上手いわい。
ワシにも飲ませてくれ。
おう。呑め呑め。
のう?頑固もんよお?
お前のしわしわの枯れかけた夜桜。
そろそろ、おいの他の人間にも…
見せちやってくれや?
はあ。お主に言われたら…ハハハ。
仕方ないの…潮時かの?
あ!おい!
おまえの好きな西の風が来たなあ。
ハハハ。
ほんまにええ風や。
最期に見て行け。 親友よ。
ワシの一世一代の…
桜流しじゃ。
見事や…
ありがとう。
おいも、最期の約束を果たすわい…
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