8 / 8
終わり
終話
しおりを挟む
あいつはやっぱり…
ワシの声、聞こえとったんじゃの…
聞こえんふりを…何十年も…
馬鹿めが…
さくらさん!
おじいちゃんの友達でしょう?
毎年、おじいちゃんとね?
おさけをあげるって、約束したんだ!
はい!どうぞ!
父がお世話になり、ありがとうございました。
昔…
一度だけ見た、あなたの桜を…
私は忘れていませんよ…
ハハハ。約束を律儀に…
あいつは死んでからも、馬鹿な人間じゃなあ…
*******************
ギャハハ! 桜うぜえ!
花飛ばし過ぎ!
こら…
テメエらよぉ…うるせえぞ?
ゴミ捨てやがったら、殺すぞ?コラ…
あ?
なんだコイツ…
あああ?
ガキ…誰に言ってんだ?コノヤロウ…
あの爺は、気難しいんだよ!
何か捨てやがったら…お前らマジ…
殺すぞ?
う…うざ…
帰ろうぜ…
ふふふ…
ワシの声が聞ける、あの時のガキか。
夜にまた来い…
見せてやる…
ただし、酒を…
上手い酒を忘れるなよ?
ハハハ…
今年も西の風が、気持ちいいのう…
ワシの声、聞こえとったんじゃの…
聞こえんふりを…何十年も…
馬鹿めが…
さくらさん!
おじいちゃんの友達でしょう?
毎年、おじいちゃんとね?
おさけをあげるって、約束したんだ!
はい!どうぞ!
父がお世話になり、ありがとうございました。
昔…
一度だけ見た、あなたの桜を…
私は忘れていませんよ…
ハハハ。約束を律儀に…
あいつは死んでからも、馬鹿な人間じゃなあ…
*******************
ギャハハ! 桜うぜえ!
花飛ばし過ぎ!
こら…
テメエらよぉ…うるせえぞ?
ゴミ捨てやがったら、殺すぞ?コラ…
あ?
なんだコイツ…
あああ?
ガキ…誰に言ってんだ?コノヤロウ…
あの爺は、気難しいんだよ!
何か捨てやがったら…お前らマジ…
殺すぞ?
う…うざ…
帰ろうぜ…
ふふふ…
ワシの声が聞ける、あの時のガキか。
夜にまた来い…
見せてやる…
ただし、酒を…
上手い酒を忘れるなよ?
ハハハ…
今年も西の風が、気持ちいいのう…
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
悪役令嬢、休職致します
碧井 汐桜香
ファンタジー
そのキツい目つきと高飛車な言動から悪役令嬢として中傷されるサーシャ・ツンドール公爵令嬢。王太子殿下の婚約者候補として、他の婚約者候補の妨害をするように父に言われて、実行しているのも一因だろう。
しかし、ある日突然身体が動かなくなり、母のいる領地で療養することに。
作中、主人公が精神を病む描写があります。ご注意ください。
作品内に登場する医療行為や病気、治療などは創作です。作者は医療従事者ではありません。実際の症状や治療に関する判断は、必ず医師など専門家にご相談ください。
嘘はあなたから教わりました
菜花
ファンタジー
公爵令嬢オリガは王太子ネストルの婚約者だった。だがノンナという令嬢が現れてから全てが変わった。平気で嘘をつかれ、約束を破られ、オリガは恋心を失った。カクヨム様でも公開中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる