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第一章 リスタート編
第7話 依頼達成
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僕はカレンさんに声を掛けたが、やっぱり目が大きくて可愛いなと少し見惚れていた。
「カレンさん、ただいま!ため息をつくとその分幸せが逃げるっていいますよ!」
カレンさんはパッと明るくなった。そして満面の笑みを浮かべて出迎えてくれたが、彼女は眩しかった。
「お帰りなさい、ジークさん!」
お帰りなさいって言われたのは何年ぶりかな?と思ったけど、お帰りと言われて嬉しかった。
ジークは孤児院で育ったのだ。
「随分と遅かったんですね?」
「あははは。夢中になって薬草を採取していたんですけど、気が付いたら周りにいた人達がみんないなくなっていて、それで慌てて帰って来たんです」
「じゃあ常時依頼が達成しているかどうか見ましょうか?」
「はい、お願いします。買取もいいんでしたっけ?」
「もちろんいいわよ!」
ジークはズタ袋おもむろにカウンターにドスンと置いた。
「な、何これ?」
カレンさんは何故か驚いていたんだ。
「えっ?何って、今日取った分の半分ですよ」
「ちょっと待って 。ジーク君、ひょっとしてもう仲間を見つけたの?」
カレンは袋の中身を見て更に驚いていた。
「こ、これだけの量だと朝から夜まで掛かっても無理よ。4,5人組のパーティーで取った量の倍位かしら。そもそもあそこでこんなに取れるのかしら?」
「そうなんですか。森の近くに行ったらかなり取れましたよ。なんで誰も来ないんでしょうかね?」
「あのね、私の言う事を聞いていましたか?森には行っちゃ駄目って言ったでしょ?」
「ですから森の中には入らなかったんですよ」
カレンがため息をついていた。その仕草も中々可愛いなと思ったりもする。
「あのね、森に入らなかったって言うけど、私、森に近づいちゃ駄目って言ったでしょ?確かにあの森の近くには多くの薬草が群生していて、沢山取れるのだけれども、時折森の中から何かに追われた魔物とかが出てくるの。あそこにある薬草って一部が魔除けのポーションに使われる材料に魔除け草が有るから、普段は魔物は嫌がって中々草原には出てこないのだけれども、追われている魔物はそれどころじゃないから、森から飛び出してくるの。毎年何人か薬草採取の時に森の近くに行き、あの草原で魔物に襲われて死んでいるのよ」
「そうだったんですか。今後は気を付けます」
「うん。分かってくれたらいいのよ。それよりこれで半分って言ったよね?」
「はい、もう一袋有ります」
「確か生活魔法を使える人のストレージは時間が止まっていると思うから、残りは明日以降に出して貰った方がいいわね。常時依頼はね、例え大量に持ってきてもギルドへの貢献具合が一緒なの。勿論買い取り単価は変わらないけど、それだったら小分けして出して貰った方がいいかな。規定量があれば依頼達成報酬の分お得なの。今の分はもう出しちゃっているから、これは買取をさせて貰うけれども、依頼達成はこの袋の1/3程でいいのよ」
「そうなんですね!」
「それとよくこのフララビル草が見付かったわね。それもこんなに沢山」
カレンはジークがこれは何の薬草だろう?と思っていたのを指さして言っていた。
「なぜか何かの薬草だというのが判ったんですが、なにせ知識がなくって、これが価値があるものかどうかすら分からなかったんですが、これは何なんですか?」
「これは魔物除けの原料になる薬草なのよ。中々品質もいいわね。そうねえ、これ以外の薬草で銀貨5枚、この魔物除けの薬草で金貨一枚かしら」
「あの数だけでそんなにもなるんですか!それよりも普通の薬草って安いんですね」
カレンはトレイに買い取った薬草の代金と、常時依頼の達成報酬の銀貨2枚を乗せてジークに渡したが、ジークは確認せずにボロボロの財布にしまっていた。
「あのう、お金の確認をしないのですか?」
「必要ありますか?」
「普通は皆さん確認されますよ」
「だってカレンさんがさっき一生懸命金額を何度も確認していたじゃないですか!嘘を付く理由も無いし、数えなくても特に問題はないですよね!」
「今日会ったばかりなのに信用するのですか?」
「こんな綺麗な目をした人が嘘を付く筈は無いですよ」
ジークのその恥ずかしい一言にカレンは真っ赤になっていたが、ジークはお腹が減ってきたなと思い、そろそろ引き上げる事にしてカレンに別れの挨拶をした。
「ではまた明日来ますね!」
「はい。それでは明日のお越しをお待ちしております」
カレンは何か言いたげそうな感じだったが、ジークはカレンに見送られてギルドを後にしたのであった。
「カレンさん、ただいま!ため息をつくとその分幸せが逃げるっていいますよ!」
カレンさんはパッと明るくなった。そして満面の笑みを浮かべて出迎えてくれたが、彼女は眩しかった。
「お帰りなさい、ジークさん!」
お帰りなさいって言われたのは何年ぶりかな?と思ったけど、お帰りと言われて嬉しかった。
ジークは孤児院で育ったのだ。
「随分と遅かったんですね?」
「あははは。夢中になって薬草を採取していたんですけど、気が付いたら周りにいた人達がみんないなくなっていて、それで慌てて帰って来たんです」
「じゃあ常時依頼が達成しているかどうか見ましょうか?」
「はい、お願いします。買取もいいんでしたっけ?」
「もちろんいいわよ!」
ジークはズタ袋おもむろにカウンターにドスンと置いた。
「な、何これ?」
カレンさんは何故か驚いていたんだ。
「えっ?何って、今日取った分の半分ですよ」
「ちょっと待って 。ジーク君、ひょっとしてもう仲間を見つけたの?」
カレンは袋の中身を見て更に驚いていた。
「こ、これだけの量だと朝から夜まで掛かっても無理よ。4,5人組のパーティーで取った量の倍位かしら。そもそもあそこでこんなに取れるのかしら?」
「そうなんですか。森の近くに行ったらかなり取れましたよ。なんで誰も来ないんでしょうかね?」
「あのね、私の言う事を聞いていましたか?森には行っちゃ駄目って言ったでしょ?」
「ですから森の中には入らなかったんですよ」
カレンがため息をついていた。その仕草も中々可愛いなと思ったりもする。
「あのね、森に入らなかったって言うけど、私、森に近づいちゃ駄目って言ったでしょ?確かにあの森の近くには多くの薬草が群生していて、沢山取れるのだけれども、時折森の中から何かに追われた魔物とかが出てくるの。あそこにある薬草って一部が魔除けのポーションに使われる材料に魔除け草が有るから、普段は魔物は嫌がって中々草原には出てこないのだけれども、追われている魔物はそれどころじゃないから、森から飛び出してくるの。毎年何人か薬草採取の時に森の近くに行き、あの草原で魔物に襲われて死んでいるのよ」
「そうだったんですか。今後は気を付けます」
「うん。分かってくれたらいいのよ。それよりこれで半分って言ったよね?」
「はい、もう一袋有ります」
「確か生活魔法を使える人のストレージは時間が止まっていると思うから、残りは明日以降に出して貰った方がいいわね。常時依頼はね、例え大量に持ってきてもギルドへの貢献具合が一緒なの。勿論買い取り単価は変わらないけど、それだったら小分けして出して貰った方がいいかな。規定量があれば依頼達成報酬の分お得なの。今の分はもう出しちゃっているから、これは買取をさせて貰うけれども、依頼達成はこの袋の1/3程でいいのよ」
「そうなんですね!」
「それとよくこのフララビル草が見付かったわね。それもこんなに沢山」
カレンはジークがこれは何の薬草だろう?と思っていたのを指さして言っていた。
「なぜか何かの薬草だというのが判ったんですが、なにせ知識がなくって、これが価値があるものかどうかすら分からなかったんですが、これは何なんですか?」
「これは魔物除けの原料になる薬草なのよ。中々品質もいいわね。そうねえ、これ以外の薬草で銀貨5枚、この魔物除けの薬草で金貨一枚かしら」
「あの数だけでそんなにもなるんですか!それよりも普通の薬草って安いんですね」
カレンはトレイに買い取った薬草の代金と、常時依頼の達成報酬の銀貨2枚を乗せてジークに渡したが、ジークは確認せずにボロボロの財布にしまっていた。
「あのう、お金の確認をしないのですか?」
「必要ありますか?」
「普通は皆さん確認されますよ」
「だってカレンさんがさっき一生懸命金額を何度も確認していたじゃないですか!嘘を付く理由も無いし、数えなくても特に問題はないですよね!」
「今日会ったばかりなのに信用するのですか?」
「こんな綺麗な目をした人が嘘を付く筈は無いですよ」
ジークのその恥ずかしい一言にカレンは真っ赤になっていたが、ジークはお腹が減ってきたなと思い、そろそろ引き上げる事にしてカレンに別れの挨拶をした。
「ではまた明日来ますね!」
「はい。それでは明日のお越しをお待ちしております」
カレンは何か言いたげそうな感じだったが、ジークはカレンに見送られてギルドを後にしたのであった。
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