49 / 92
第三章 リブート編
第47話 初めてのお触り?
しおりを挟む
カレンは少し焦っていたが、それでもジークとのデートは楽しかった。
カレンが町を案内する筈だったが、ジークがここに行きたいと言う所に向かわざるを得なかった。
例えば城の正門を見たいとかだ。
ジークが普段のリーダー振りを発揮したようで、カレンが誘導しようとする前に先に言われてしまうのだ。かなり積極的に動いていたのだ。
4人で予測したのは、奥手のジークはカレンに引っ張られ、カレンの案内に任せると。キスもそうだ。ジークからはしてこないから、合流ポイントでキスをお強請りし、あまつさえ胸を触らせ、その最中に皆が現れ4人での交際を迫るが、外で胸を触った事を非難し、後ろめたさから受け入れざるを得ない状況にする筈なのに、狂ったのだ。既に合流している筈だった。
但しローシェルは念の為プランBを用意していた。万が一何かの要因で合流出来ない場合、女子御用達のアクセサリー店に行ってアクセサリーを見たいと店を指定し、そこでローシェル達が待っていて、強引に合流し、その後人目の無い所にて泣き落とすだった。ただお昼を食べる店は事前に予約しており、プランCはそのお店で食べる時に取り囲んで一緒に食べる事だ。
ジークは町の外れのと言うか、防壁の上に上がった。本来は禁止なのだが、冒険者には許される。
ジークは周りに誰もいない事を確かめ、カレンを抱き寄せた。彼女は小さく柔らかく、いい匂いがした。
「カレン、僕と付き合ってくれてありがとう。カレンの事が好きです」
「うん。私もジーク君の事を好きよ」
「カレン、またキスをしたい」
カレンは頷いた。
ジークはそっとキスをした。今度は慌てず、じっくり時間を掛けて手を握りながら。
一度唇を離した。
「カレン、一つ謝らないと行けない事がある。昨夜油断してたけど、アーリアに抱きつかれてしまった。それと、その、治療の為とはいえ、アーリアの胸を触ってしまった」
「いいのよ。アーリアも彼女にしてあげて。その、私のも触っても良いのよ!アーリアさんにした事を私にもして」
「じゃあ触るよ。それと、初めてのディープキスをしたい」
ジークも興奮していた。
熱いキスをしつつ、服の中に手を伸ばし肌着の上から胸を触った。柔らかく、至極の感触だ。だが体が強張ったのですぐにやめた。なぜ服の中に手を突っ込んだのかは、カレンへの配慮だ。服の上からだと万が一誰かに見られたとしても胸を触られているとは思わないからだ。
「ごめん。焦りすぎた。その、まだ早かった」
「うん。初めての事だったから。これがキスなの?凄いわ。アーリアさんやローシェルさん、リースティアさんにもしてあげて」
そんなふうに胸も揉みたかったが、キスをしてその後暫く抱きしめるだけだった。ヘタレである。下手をして嫌われたらと。それと妄想の中ではアーリアの事を言ったが、本人を目の前にして言えなかった。
「ジーク君はキスは上手なのね。私の唇はアーリアさんと比べてどう?」
へっ?と情けない声を上げていた。
「何で知っているんですか?」
カレンは口を滑らせたと焦った。
「待ち合わせ場所に行く時にね、見掛けたの。その時についキスをしてしまったと報告してきたの。だからね、問題ないよと伝えたのよ」
少し違うが夢と同じ展開になるのだと思われた。
「僕も相談したかったんだ。アーリアは分かるけど、どうもカレンを巻き込んでいるっぽいけど、3人から好きだと告白されて戸惑っているんだ。何を聞いているのかなって」
「うん。ジーク君はこれから多分英雄になると思うの。だからね、皆から好かれ、愛されるのよ。偶私が最初にお付き合いするだけで、私の役目はジーク君に相応しくない女を寄せ付け無い事をするの。ジーク君の魂からそう感じるの」
ジークはため息を付いた。
「つまり、4人を彼女にって事?流石にまだ結婚するには僕は早いしまだ複数の妻を持つ資格はないよ?」
カレンがぱっと明るくなった。
「うん。3人も彼女にしてあげてね」
「あくまで彼女にするだけだけど、何か焦っていない?」
「うん。そのね、アーリアさんとリースティアさんが彼氏がいなければ親の決めた相手と結婚させられるんだって。本当はもっとゆっくり話をしたかったのだけれども」
「それでか。ローシェルだけはガツガツしてなかったけど。そういう事なら彼氏の振りはできるよ」
「ジーク君、振りじゃなくて本当の彼氏になって欲しいのよって聞こえていないのか。まあ取り敢えず良しとしないとね」
そうして仕方がないなとなり、ローシェル達と合流すべく移動するのであった。
カレンが町を案内する筈だったが、ジークがここに行きたいと言う所に向かわざるを得なかった。
例えば城の正門を見たいとかだ。
ジークが普段のリーダー振りを発揮したようで、カレンが誘導しようとする前に先に言われてしまうのだ。かなり積極的に動いていたのだ。
4人で予測したのは、奥手のジークはカレンに引っ張られ、カレンの案内に任せると。キスもそうだ。ジークからはしてこないから、合流ポイントでキスをお強請りし、あまつさえ胸を触らせ、その最中に皆が現れ4人での交際を迫るが、外で胸を触った事を非難し、後ろめたさから受け入れざるを得ない状況にする筈なのに、狂ったのだ。既に合流している筈だった。
但しローシェルは念の為プランBを用意していた。万が一何かの要因で合流出来ない場合、女子御用達のアクセサリー店に行ってアクセサリーを見たいと店を指定し、そこでローシェル達が待っていて、強引に合流し、その後人目の無い所にて泣き落とすだった。ただお昼を食べる店は事前に予約しており、プランCはそのお店で食べる時に取り囲んで一緒に食べる事だ。
ジークは町の外れのと言うか、防壁の上に上がった。本来は禁止なのだが、冒険者には許される。
ジークは周りに誰もいない事を確かめ、カレンを抱き寄せた。彼女は小さく柔らかく、いい匂いがした。
「カレン、僕と付き合ってくれてありがとう。カレンの事が好きです」
「うん。私もジーク君の事を好きよ」
「カレン、またキスをしたい」
カレンは頷いた。
ジークはそっとキスをした。今度は慌てず、じっくり時間を掛けて手を握りながら。
一度唇を離した。
「カレン、一つ謝らないと行けない事がある。昨夜油断してたけど、アーリアに抱きつかれてしまった。それと、その、治療の為とはいえ、アーリアの胸を触ってしまった」
「いいのよ。アーリアも彼女にしてあげて。その、私のも触っても良いのよ!アーリアさんにした事を私にもして」
「じゃあ触るよ。それと、初めてのディープキスをしたい」
ジークも興奮していた。
熱いキスをしつつ、服の中に手を伸ばし肌着の上から胸を触った。柔らかく、至極の感触だ。だが体が強張ったのですぐにやめた。なぜ服の中に手を突っ込んだのかは、カレンへの配慮だ。服の上からだと万が一誰かに見られたとしても胸を触られているとは思わないからだ。
「ごめん。焦りすぎた。その、まだ早かった」
「うん。初めての事だったから。これがキスなの?凄いわ。アーリアさんやローシェルさん、リースティアさんにもしてあげて」
そんなふうに胸も揉みたかったが、キスをしてその後暫く抱きしめるだけだった。ヘタレである。下手をして嫌われたらと。それと妄想の中ではアーリアの事を言ったが、本人を目の前にして言えなかった。
「ジーク君はキスは上手なのね。私の唇はアーリアさんと比べてどう?」
へっ?と情けない声を上げていた。
「何で知っているんですか?」
カレンは口を滑らせたと焦った。
「待ち合わせ場所に行く時にね、見掛けたの。その時についキスをしてしまったと報告してきたの。だからね、問題ないよと伝えたのよ」
少し違うが夢と同じ展開になるのだと思われた。
「僕も相談したかったんだ。アーリアは分かるけど、どうもカレンを巻き込んでいるっぽいけど、3人から好きだと告白されて戸惑っているんだ。何を聞いているのかなって」
「うん。ジーク君はこれから多分英雄になると思うの。だからね、皆から好かれ、愛されるのよ。偶私が最初にお付き合いするだけで、私の役目はジーク君に相応しくない女を寄せ付け無い事をするの。ジーク君の魂からそう感じるの」
ジークはため息を付いた。
「つまり、4人を彼女にって事?流石にまだ結婚するには僕は早いしまだ複数の妻を持つ資格はないよ?」
カレンがぱっと明るくなった。
「うん。3人も彼女にしてあげてね」
「あくまで彼女にするだけだけど、何か焦っていない?」
「うん。そのね、アーリアさんとリースティアさんが彼氏がいなければ親の決めた相手と結婚させられるんだって。本当はもっとゆっくり話をしたかったのだけれども」
「それでか。ローシェルだけはガツガツしてなかったけど。そういう事なら彼氏の振りはできるよ」
「ジーク君、振りじゃなくて本当の彼氏になって欲しいのよって聞こえていないのか。まあ取り敢えず良しとしないとね」
そうして仕方がないなとなり、ローシェル達と合流すべく移動するのであった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる