奴隷勇者の転生物語

KeyBow

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第三章 リブート編

第62話 クランのメンバーと依頼

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 翌日も皆で集まり、3箇所のゴブリンの集落の討伐に向かう事となった。

 参加は3パーティーだ。
 大地の絆
 乙女の残り香
 黒焔柱

 今までジークはパーティー名を気にしていなかったが、クラン結成に際し、参加するパーティー名の登録が必要だったから今更ながら確認していた。

 乙女の残り香
 女性のみで構成され、性別以外バランスが良いパーティー。

 リリアン
 ユーリクスの彼女でパーティーリーダー。
 赤毛のポニーテールで、礼儀正しく闊達だ。お姉さんチック。身長150c程の槍使い

 スカーレット
 ギャレッジの彼女
 赤毛のショートカットで寡黙な剣士。身長155cm

 ヤーナ
 青髪の肩までの髪の中級が使える魔法使い。おどおどした性格で控えめな女の子。
 身長145cm。自身を持てばそこそこ強いが、経験不足から魔物にすぐ萎縮する傾向あり

 トライミー
 銀髪のハーフエルフ。
 腰までのストレートで、題の男嫌い。正確には以前にレイプされ掛け、男性恐怖症。弓使い。身長150cm

 パールータ
 金髪碧眼の背な中までの癖っ毛魔法使い。
 おっとりした優しい性格だが、怒らせると手に負えないくらいにヒステリックに。身長155cm

 ルーシー
 黒髪に銀髪の混じった肩までのストレート。回復役兼タンクのメイス使い。神官の娘。身長155cnと大柄で生真面目


 黒焔柱
 セリーナ
 ブロンズのツインテール。
 身長145と小柄だが明るくエネルギッシュな女の子。火魔法を得意としてパーティーを纏める。
 責任感が強いが、猪突猛進する傾向あり

 ダーナ
 身長165cnの赤毛の大男。ロングソードの2本持ち。その体躯はまだまだ伸び中で、力任せのゴリ押しの脳筋

 ゾルガー
 身長165cmスキンヘッド。両手剣使いのダーナの双子の弟。こちらも典型的な脳筋

 ステージア
 黒髪で腰までのロングヘア。美人系で融通の利かない生真面目な性格。身長155cm
 巫女服のような服を好む。
 刀使い。弓も得意

 アラン
 金髪の腰までの髪。イケメン。潔癖症の火魔法使い。光属性も行け、パーティーの貴重な回復役も兼ねる。ナルシストなのが玉に傷。

 キャリン
 紫の髪で背中までの長さだが、縦ロール。貴族の出身。ギフトを得られた事をこれ幸いに冒険者になった自由奔放な火魔法使い。身長150cmで苛烈な性格


 結局皆の希望に押し切られ、クランを設立する事になった。ユーリクスが最低限の条件を満たしていたから提案したのだ。便宜上Aランクのアイシアが代表として登録になったが、登録上の代表はともかくとして、実際の代表はジークだ。

 代表はクランメンバーの中で一番ランクの高い者の中から選ぶ事が必要で、更に設立にAランク以上の者が代表になる必要があるのだ。アイシアは登録するだけならと引き受けてくれたが、副代表として登録したジークがリーダーだ。ユーリクスが軽いノリで皆を焚き付けていたが、実際はローシェルの差金である

 クランのメリットは、一つのパーティーのようにも、複数のパーティーのようにも振る舞え、S級の依頼も受けられるし、Eランクの依頼でも受けられる。また、徒労を組む事により、下手に絡んでくる輩が減る。少なくとも代表がAランク以上で、形式的にはその庇護下にあるので、成り立ての冒険者がクランに加盟するメリットは大きいが、面倒を見なければならず、中々加盟を許されないのだ。

 また、クラン内のパーティーであれば、臨時に入れ替わるのが簡単で、依頼達成の報告の時に本来のパーティーの貢献ではなく、臨時加盟のパーティー員の扱いに手続きなしでなれる。等々だ。

 このクランのメンバーには気位が高過ぎたり、男嫌いがいたりするが、ジークに対しては皆好意を向けていた。

 クランとは別の話として、大地の絆はパーティーとしては B ランクに上がっており、なんだかんだと言ってアーリア達も既にDランクに上げてもらっていた。

 今回の依頼は、ジークが馬車を借りており、正直なところ依頼のランクからすると赤字になる事がほぼ決定している。尤も倒した魔物の内容次第だが。

 皆に求めたのは魔物と戦う経験をしてもらう事なので 、D ランク依頼のゴブリンの集落の調査殲滅依頼を選択した。

 ジークは自分、アイシア、マリーシス、この3人は基本的に手を出さないとした。各々のパーティーに別れ、その先はマリーシスが大地の絆、ジークとアイシアが各々どちらかのパーティーの同行を行い、パーティー毎に行動をする。ただし3人はアドバイスのみに留め、命の危険がない限り直接的には手を貸さない。今日は万が一の時に助けてくれるものがいるという安心感の元に戦ってもらう。

 甘いといえば甘いのだが、万が一どこかで魔物と遭遇してしまった時に備え、魔物と対峙しても固まってしまわないように経験を積ませる為の方策でもある。

 結局アイシアとジークがどちらに行くかについては、パーティーリーダーがじゃんけんをし、その上でコイントスで決めた。結果としてジークが黒焔柱、アイシアが乙女の残り香に同行する事が決まり、3方面のゴブリンの討伐依頼の為、各々別れて依頼先に向かって行った。

 また、クランの名前を仮で大地としたので、皆名前を考えるようにと、明日皆が出した名を投票で決める事にしたのであった。
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