12 / 53
第11話 2人での共同作業
しおりを挟む
晃司は朝目覚めた時に一瞬パニックになった。
白馬のホテルの自分が泊まっている部屋じゃない!と。
そして女性に抱き付かれているので、大会中に女を連れ込んでというか、女の部屋に転がり込んでしまったと一瞬思った。
やばい!不純異性交遊がバレると流石にオリンピック出場に影響が出るか?と。
しかしこの誰か?とエッチな事をした記憶がない。というか、未だに童貞だ。
やばいやばいと思っていると、その女性は目覚めたようで、寝ぼけながら抱きまくらをホールドする感じでしがみついてきた。
意外と力があり、少し痛かった。
「い、痛いよ。そんなにしがみつかれると痛いよ」
「晃司ひゃん、ご、ごめんなさい。それと、約束を守ってくれてありがとうございます」
「あれ?君誰?」
「えっ?ラミィですよ・・・」
「ラミィ…あっ!ご、ごめん。寝ぼけていたよ。おはよう。よく寝られた?」
「はい!お陰様で柔らかい布団でしたから。晃司ひゃんは泥のように寝ていたよね?」
「うん。もう少しきちんと話すよ」
そこから詳しく何が有ったのかや、別の世界から来ている事、魔法なんて無かったし魔物もいない。
そんな別世界から来ている事から常識が違うはずである事を伝えた。
ここが何処かも地理等も全て分からない。
ただ、ここが自分が召喚された王都だとは分かったが、手配書が回っている以上、これから他の町に拠点を変える事のリスクと王都に残る事のリスクを比べるとどちらが高いかを考えた。
だが、もしも鉱山送りになっている事が解った場合、今このタイミングで王都にいるはずがない。
尋問された時に名前を聞かれたが、名字のみ名乗った。
だが、冒険者としては晃司と名乗り、登録も足が付かないようにしていた。
ただ、自分がよりによって王都に戻っていたのだという事に気が付いた時には既に手配書が出回っており、受付嬢の話からすると、これから他の町に移るのは目立つので避けるが、正体は隠して欲しいとお願いした。
ただ、賞金首ではなく、王城に連れていけば謝礼が出るというのが気になる。
悪意からか否かが分からないから、真意が分かる迄はと伝えた。
「それであの魔力と強さなんだね!分かったよ!勿論内緒にするよ!」
ラミィはあっさりと受け入れてくれた。しかも信じてくれたのだ。
それは別として稼がないと生きていけないから、今日から頑張ろう!となった。
顔を洗って部屋に戻ったが、丁度ラミィが着替えをしていて下着姿だった。
慌てて後ろを向いた。
「ご、ごめん。着替えているなんて思わなくて。部屋の外で待っているよ」
「晃司、待って。別に見られても減るものじゃないし、ただの着替えよ?何を慌てているの?晃司も早く着替えたら?」
恥ずかしがりながら晃司は着替えたが、ラミィは変な人と呟いていた。
朝食を食べながら、改めて着替えをしている所を見てしまったと謝ったが、一蹴されてしまった。
貴族は別だが、少なくともこの国では冒険者は湯浴み場は別だが、着替えとかは普通に異性の前でするが、イヤらしい目で見ないのが普通だといい、倫理観が違うようだねと言われた。
晃司の話は、はあ!?といった感じでスルーされていた。
話が変わり、今日はどうするかとなったが、中級者向けの薬草採取の場所に1度行ってみたかったというのだ。
ただ、そこそこ魔物が出るので、最低でも1人は戦える警戒役が必要で、今までは1人だったので断念していた。
稼ぎは今までの3倍にはなるという。
多少の危険が有るが、危険具合と稼ぎは基本的に比例するのだと。
ただ、昨日のように、比較的安全と言われている初心者向けの薬草採集だったのに対処できない魔物が現れた。
実際問題晃司がいなければラミィは自分は死んでいたと思うという。
だからあの時の魔物がよく出ると言われる所で薬草を採集をするのも、初心者用の稼ぎの悪い所で採集するのもリスクが変わらない。
ならば稼ぎの多い方が良いなとなった。
ラミィの話に一理あるなと思い、晃司は了承した。
採取依頼はギルドでは随時依頼という形でやっているから、事後報告で良いとの事だ。
残り物のパンを分けてもらい、それを昼食にするとラミィが言っていたので、取り敢えず従う。
お互いの分を背嚢に入れ、宿を後にした。
ラミィは昨日は持っていなかった弓を持っており、矢筒も背負っていた。弓といっても小さく軽いショートボウだ。
目的地は町から1時間位の所に有り、中級ポーションの材料や、毒消しの材料になる薬草や植物の根がそこそこの値段になる。
道中少し話をしながら進んだ。
「あのう、パーティー名のブラックローズって素敵な名前だけど、由来は有るの?」
「俺のいた世界で存在しない花なんだよ。赤が多いけど、品種改良をしても、黒色だけは作れていなくて、幻の華なんだ」
ラミィは感心していた。
「そう言えばラミィは弓を持っているけど、腕前は?」
「多分普通の人より上手な筈ですね。一応下位のですけど、弓等の加護持ちなので。でも、腕力があまりないので遠くには飛ばせないけど、命中率は高いの!」
「じゃあ魔物が出たら俺が前に出るから、ラミィは弓で掩護かな?」
「そうなりますね。そろそろ道を外れますね!」
道を外れてから10分程で林に着いた。
この林の周りに目的の薬草がそれなりに有るとの事だ。
だが、時折林から魔物が出て来てしまい、その魔物に襲われて死亡者が出る事もあるそうだ。
警戒しつつ、ラミィが薬草をいくつか採取して、見本として見せてくれた。
「見本で持っておきますか?」
「いや、もう名前と姿が一致したからいらないよ。ありがとう」
晃司はスキーにのめり込んでいたから勉強をあまりしていなかったが、1度読めばその内容は頭に入る。
だから今までの試験も1夜漬けでなんとかなってきた。
ただ、当人はその能力が如何に凄い事なのかについて気が付いていなかった。
彼が召喚されたのはその力が有るからなのだ。
ラミィはへっ?と言った感じだったが、晃司は周辺を警戒しつつ、1番高いと言う草を次々に発見してはラミィに伝え、それをラミィが採っていた。
探しては採るのを繰り返すので本来は効率が悪いのだが、ラミィが採ってしまっている間に晃司が次を見つけているので逆に効率が良くなっていた。
いつの間にか晃司の指示でラミィが採るになっていた。
午前中はあっという間に終わったが、想定の倍以上の量が取れておりラミィは興奮気味だったが、お互いお礼を言い合っていた。
「晃司、凄いよ!晃司がサクサク見つけてくれるから、もう2万Gになるはずよ!」
「俺の方こそごめんね。ラミィにばかり採らせていて」
「うんうん。もしここが安全な所で警戒が必要なくても私じゃこれだけを見つけるのは無理よ!だから気にしないで!」
最初は交代交代で見張りと採取をしようとなっていたが、作戦変更になった。
「今更だけど、晃司が見付け私が採るに変更ね」
今更といいつつラミィがやり方を変更すると言ってきたからだ。
午前中は一度ホーンラビットが一匹出ただけだった。晃司が振るった剣で叩きつけられてあっさりたおされていたが。
昼なので、林から少し離れた所でパンを出して食べていた。
晃司はラミィの手を取り、マッサージをしていた。
彼女の手はタコが出来ていて、肌は荒れていた。
毎日のように薬草を採っていたからか、小さい体に似合わずそれなりに握力があり、日本の女の子の手とは違うんだなと晃司は感じた。
だがラミィは恥ずかしがっていた。
「こ、晃司、私の手は滑らかじゃないから、その、恥ずかしいな」
「働き者の良い手じゃないか。俺にはこうやって癒やす事しかできないから、せめてこれ位はさせてよ」
そうやってお互いを尊敬し合い、昼を過ごしていくのだった。
白馬のホテルの自分が泊まっている部屋じゃない!と。
そして女性に抱き付かれているので、大会中に女を連れ込んでというか、女の部屋に転がり込んでしまったと一瞬思った。
やばい!不純異性交遊がバレると流石にオリンピック出場に影響が出るか?と。
しかしこの誰か?とエッチな事をした記憶がない。というか、未だに童貞だ。
やばいやばいと思っていると、その女性は目覚めたようで、寝ぼけながら抱きまくらをホールドする感じでしがみついてきた。
意外と力があり、少し痛かった。
「い、痛いよ。そんなにしがみつかれると痛いよ」
「晃司ひゃん、ご、ごめんなさい。それと、約束を守ってくれてありがとうございます」
「あれ?君誰?」
「えっ?ラミィですよ・・・」
「ラミィ…あっ!ご、ごめん。寝ぼけていたよ。おはよう。よく寝られた?」
「はい!お陰様で柔らかい布団でしたから。晃司ひゃんは泥のように寝ていたよね?」
「うん。もう少しきちんと話すよ」
そこから詳しく何が有ったのかや、別の世界から来ている事、魔法なんて無かったし魔物もいない。
そんな別世界から来ている事から常識が違うはずである事を伝えた。
ここが何処かも地理等も全て分からない。
ただ、ここが自分が召喚された王都だとは分かったが、手配書が回っている以上、これから他の町に拠点を変える事のリスクと王都に残る事のリスクを比べるとどちらが高いかを考えた。
だが、もしも鉱山送りになっている事が解った場合、今このタイミングで王都にいるはずがない。
尋問された時に名前を聞かれたが、名字のみ名乗った。
だが、冒険者としては晃司と名乗り、登録も足が付かないようにしていた。
ただ、自分がよりによって王都に戻っていたのだという事に気が付いた時には既に手配書が出回っており、受付嬢の話からすると、これから他の町に移るのは目立つので避けるが、正体は隠して欲しいとお願いした。
ただ、賞金首ではなく、王城に連れていけば謝礼が出るというのが気になる。
悪意からか否かが分からないから、真意が分かる迄はと伝えた。
「それであの魔力と強さなんだね!分かったよ!勿論内緒にするよ!」
ラミィはあっさりと受け入れてくれた。しかも信じてくれたのだ。
それは別として稼がないと生きていけないから、今日から頑張ろう!となった。
顔を洗って部屋に戻ったが、丁度ラミィが着替えをしていて下着姿だった。
慌てて後ろを向いた。
「ご、ごめん。着替えているなんて思わなくて。部屋の外で待っているよ」
「晃司、待って。別に見られても減るものじゃないし、ただの着替えよ?何を慌てているの?晃司も早く着替えたら?」
恥ずかしがりながら晃司は着替えたが、ラミィは変な人と呟いていた。
朝食を食べながら、改めて着替えをしている所を見てしまったと謝ったが、一蹴されてしまった。
貴族は別だが、少なくともこの国では冒険者は湯浴み場は別だが、着替えとかは普通に異性の前でするが、イヤらしい目で見ないのが普通だといい、倫理観が違うようだねと言われた。
晃司の話は、はあ!?といった感じでスルーされていた。
話が変わり、今日はどうするかとなったが、中級者向けの薬草採取の場所に1度行ってみたかったというのだ。
ただ、そこそこ魔物が出るので、最低でも1人は戦える警戒役が必要で、今までは1人だったので断念していた。
稼ぎは今までの3倍にはなるという。
多少の危険が有るが、危険具合と稼ぎは基本的に比例するのだと。
ただ、昨日のように、比較的安全と言われている初心者向けの薬草採集だったのに対処できない魔物が現れた。
実際問題晃司がいなければラミィは自分は死んでいたと思うという。
だからあの時の魔物がよく出ると言われる所で薬草を採集をするのも、初心者用の稼ぎの悪い所で採集するのもリスクが変わらない。
ならば稼ぎの多い方が良いなとなった。
ラミィの話に一理あるなと思い、晃司は了承した。
採取依頼はギルドでは随時依頼という形でやっているから、事後報告で良いとの事だ。
残り物のパンを分けてもらい、それを昼食にするとラミィが言っていたので、取り敢えず従う。
お互いの分を背嚢に入れ、宿を後にした。
ラミィは昨日は持っていなかった弓を持っており、矢筒も背負っていた。弓といっても小さく軽いショートボウだ。
目的地は町から1時間位の所に有り、中級ポーションの材料や、毒消しの材料になる薬草や植物の根がそこそこの値段になる。
道中少し話をしながら進んだ。
「あのう、パーティー名のブラックローズって素敵な名前だけど、由来は有るの?」
「俺のいた世界で存在しない花なんだよ。赤が多いけど、品種改良をしても、黒色だけは作れていなくて、幻の華なんだ」
ラミィは感心していた。
「そう言えばラミィは弓を持っているけど、腕前は?」
「多分普通の人より上手な筈ですね。一応下位のですけど、弓等の加護持ちなので。でも、腕力があまりないので遠くには飛ばせないけど、命中率は高いの!」
「じゃあ魔物が出たら俺が前に出るから、ラミィは弓で掩護かな?」
「そうなりますね。そろそろ道を外れますね!」
道を外れてから10分程で林に着いた。
この林の周りに目的の薬草がそれなりに有るとの事だ。
だが、時折林から魔物が出て来てしまい、その魔物に襲われて死亡者が出る事もあるそうだ。
警戒しつつ、ラミィが薬草をいくつか採取して、見本として見せてくれた。
「見本で持っておきますか?」
「いや、もう名前と姿が一致したからいらないよ。ありがとう」
晃司はスキーにのめり込んでいたから勉強をあまりしていなかったが、1度読めばその内容は頭に入る。
だから今までの試験も1夜漬けでなんとかなってきた。
ただ、当人はその能力が如何に凄い事なのかについて気が付いていなかった。
彼が召喚されたのはその力が有るからなのだ。
ラミィはへっ?と言った感じだったが、晃司は周辺を警戒しつつ、1番高いと言う草を次々に発見してはラミィに伝え、それをラミィが採っていた。
探しては採るのを繰り返すので本来は効率が悪いのだが、ラミィが採ってしまっている間に晃司が次を見つけているので逆に効率が良くなっていた。
いつの間にか晃司の指示でラミィが採るになっていた。
午前中はあっという間に終わったが、想定の倍以上の量が取れておりラミィは興奮気味だったが、お互いお礼を言い合っていた。
「晃司、凄いよ!晃司がサクサク見つけてくれるから、もう2万Gになるはずよ!」
「俺の方こそごめんね。ラミィにばかり採らせていて」
「うんうん。もしここが安全な所で警戒が必要なくても私じゃこれだけを見つけるのは無理よ!だから気にしないで!」
最初は交代交代で見張りと採取をしようとなっていたが、作戦変更になった。
「今更だけど、晃司が見付け私が採るに変更ね」
今更といいつつラミィがやり方を変更すると言ってきたからだ。
午前中は一度ホーンラビットが一匹出ただけだった。晃司が振るった剣で叩きつけられてあっさりたおされていたが。
昼なので、林から少し離れた所でパンを出して食べていた。
晃司はラミィの手を取り、マッサージをしていた。
彼女の手はタコが出来ていて、肌は荒れていた。
毎日のように薬草を採っていたからか、小さい体に似合わずそれなりに握力があり、日本の女の子の手とは違うんだなと晃司は感じた。
だがラミィは恥ずかしがっていた。
「こ、晃司、私の手は滑らかじゃないから、その、恥ずかしいな」
「働き者の良い手じゃないか。俺にはこうやって癒やす事しかできないから、せめてこれ位はさせてよ」
そうやってお互いを尊敬し合い、昼を過ごしていくのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる