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第25話 猛勉強
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晃司はその日から猛勉強をしていた。
文字については反復練習あるのみだ。
幸いラミィは文字の読み書きが可能で、第一関門クリアといった所だ。
今後の事を考えると、晃司を誰かの従者としてアカデミーへ行くのは適切ではない。
アモネスの護衛として晃司は自力で合格しないと身元を疑われ、早々に召喚された勇者だとばれるだろう。
また、今は宿を朝に出て夕方まで城に缶詰で、ネリスとラミィは宿でも晃司につきっきりだ。
ライラは城の中限定で晃司の世話と文字の勉強だ。
ネリスは側に置いておかないと自殺し兼ねないと晃司が判断し、宿の方は3人部屋に移っていた。
最初は夜伽をと言っていたのだが、アカデミーに行った時に身籠っていると困るからと先送りにした。
せめてキスと言われ、頬にキスをしたら頬を膨らませて「意地悪」と唸るような可愛らしい一面もある。
今はそうやって断らないと拒絶されたと悲観し、責任を取って自害しかねないのだ。
ただ、問題の先送りにしかならない。
そもそも晃司の責任ではないのだが、自殺などされたら取り返しの付かないレベルで後悔するだろうと、一緒の部屋で寝泊まりする事にしたのだ。
晃司はラミィに嫌われたくない。
ネリスを本人の贖罪として抱くと間違いなく軽蔑されると判断したのだ。
アモネスに相談するもネリスを抱いても誰1人として文句を言わないし、勇者様へ捧げられる5人目の女になるだけだと藪蛇だった。
晃司とて男だ。
エッチしても良い女がいたら勿論やりたい。
だが、立場を利用してなんてとてもではないが無理だ。
これがお付き合いをしているならば、付き合い始めたばかりであってもそういう雰囲気になったら抱いただろうと思う。
しかし、とてもではないが恐怖の目で見てきて、償いの為に体を捧げようとしている女なんて抱けない。
これがもしもラミィと良い雰囲気になったら流されるかも分からない。
でも本来この世界の倫理観は結婚するまで処女を守るだ。
だからラミィが女として抱かれるのは、結婚した者との初夜だろう。
それが自分なら良いなとは思うが、残念ながら命の恩人とはいえ残りの人生を共に歩む程に愛を感じるには、知り合ってからの日が浅過ぎる。少なくとも晃司はラミィと結婚したいと思っているが、ラミィはそうではないと勘違いしていた。
アカデミーの試験までの日課は、早朝に皆でランニング、その後剣の稽古をする。
ランニングは城と神殿浴場の往復だ。
お金を稼ぐのに毎日チャージをするのだが、丁度よいとなり皆の体力作りを兼ねた。
宿屋~城~神殿浴場~城~宿屋
こんな感じで、城でアモネスをピックアップしてから皆で走って神殿浴場に行き、城に戻り勉強して夕食の後宿に帰る。
アモネスも体力作りの為にランニングに参加していた。
勿論王族とはバレないような冒険者が着る服をチョイスしていたが、その美貌は流石に隠せないが、髪の色を変えたりと偽装はしていた。
また晃司とラミィはギルドから派遣されたアモネスの体力作りの指導者としていた。
これはアカデミーに一緒に行く予定の者が入学前の訓練として行うのが通例らしく、幸い周りから疑われない。
剣の腕前はというと、晃司は戦えるといえば戦えるのだが、戦闘は身体能力と神の褌の力によるゴリ押しだった。
勿論剣技そのものは・・・ダメダメだった。
その為にネリスが教える事になった。
ネリスは生き生きとしていた。
何故なら晃司に剣技を教えて欲しいと頭を下げられたからだ。
勿論慌ててそんなことをせずともと言うも、教えを請う以上礼節をと言われ始まりと終わりに礼をするのを教えられ、ネリスは礼節を気に入ったのだ。
また、ライラもラミィも剣技は駄目で、晃司が文字の勉強をしている間はラミィやライラが剣技を教わっていた。
晃司の出自の為、あまり他の者と接してしまうと正体がばれるからと、騎士団などから指導を受けるのを避けていた。
また、城の中での事ではあるが、アモネスが晃司に即席で文字を教えていた。
アモネスは幸せだった。
こんな形ではあるが、勇者様の役に立てると。
そう、晃司の事を晃司と言う17歳の少年としてではなく、勇者としてしか見ていなかった。
その為にアモネスが晃司に対する呼び名は【晃司様】となっていた。
晃司は様付けされるのを嫌がった。
勿論お店とかでお客様を呼ぶのに様付けなのは当たり前だと思うが、このようによくわからない【勇者様】と見られるのが苦痛でしかなかった。
彼女の事は確かに美人で清らかなオーラの漂う所謂【良い女】だ。
雰囲気も素晴らしいと思うが、残念ながら自分の事を見てくれていない。
勿論公の場でそうした態度を取ったりするのは別の話だが、できればラミィのように晃司という1人の人として見て欲しかった。
だからこちらもアモネス様としか言えないのだ。人前ではアモネス殿下か殿下だ。
ラミィ経由で伝えてもらっても聞き入れられなかった。
この為、直接話す事にした。
「あのうアモネス様?出来れば俺達だけの時は、俺の事を様付けではなく晃司と呼べないですか?俺は様付けされるようなキャラじゃないんです」
「晃司様の事を晃司と呼べと言われるのですか?・・・ひとつ条件がございます。その、私の我儘を聞き入れて頂けますでしょうか?」
「えっと、なんですか?突飛な事は流石に断りますが・・・」
「1度2人きりで、その、お買い物に連れて行ってください!」
晃司は予測外のアモネスの言葉に、ほえっ!?と唸ったのであった。
文字については反復練習あるのみだ。
幸いラミィは文字の読み書きが可能で、第一関門クリアといった所だ。
今後の事を考えると、晃司を誰かの従者としてアカデミーへ行くのは適切ではない。
アモネスの護衛として晃司は自力で合格しないと身元を疑われ、早々に召喚された勇者だとばれるだろう。
また、今は宿を朝に出て夕方まで城に缶詰で、ネリスとラミィは宿でも晃司につきっきりだ。
ライラは城の中限定で晃司の世話と文字の勉強だ。
ネリスは側に置いておかないと自殺し兼ねないと晃司が判断し、宿の方は3人部屋に移っていた。
最初は夜伽をと言っていたのだが、アカデミーに行った時に身籠っていると困るからと先送りにした。
せめてキスと言われ、頬にキスをしたら頬を膨らませて「意地悪」と唸るような可愛らしい一面もある。
今はそうやって断らないと拒絶されたと悲観し、責任を取って自害しかねないのだ。
ただ、問題の先送りにしかならない。
そもそも晃司の責任ではないのだが、自殺などされたら取り返しの付かないレベルで後悔するだろうと、一緒の部屋で寝泊まりする事にしたのだ。
晃司はラミィに嫌われたくない。
ネリスを本人の贖罪として抱くと間違いなく軽蔑されると判断したのだ。
アモネスに相談するもネリスを抱いても誰1人として文句を言わないし、勇者様へ捧げられる5人目の女になるだけだと藪蛇だった。
晃司とて男だ。
エッチしても良い女がいたら勿論やりたい。
だが、立場を利用してなんてとてもではないが無理だ。
これがお付き合いをしているならば、付き合い始めたばかりであってもそういう雰囲気になったら抱いただろうと思う。
しかし、とてもではないが恐怖の目で見てきて、償いの為に体を捧げようとしている女なんて抱けない。
これがもしもラミィと良い雰囲気になったら流されるかも分からない。
でも本来この世界の倫理観は結婚するまで処女を守るだ。
だからラミィが女として抱かれるのは、結婚した者との初夜だろう。
それが自分なら良いなとは思うが、残念ながら命の恩人とはいえ残りの人生を共に歩む程に愛を感じるには、知り合ってからの日が浅過ぎる。少なくとも晃司はラミィと結婚したいと思っているが、ラミィはそうではないと勘違いしていた。
アカデミーの試験までの日課は、早朝に皆でランニング、その後剣の稽古をする。
ランニングは城と神殿浴場の往復だ。
お金を稼ぐのに毎日チャージをするのだが、丁度よいとなり皆の体力作りを兼ねた。
宿屋~城~神殿浴場~城~宿屋
こんな感じで、城でアモネスをピックアップしてから皆で走って神殿浴場に行き、城に戻り勉強して夕食の後宿に帰る。
アモネスも体力作りの為にランニングに参加していた。
勿論王族とはバレないような冒険者が着る服をチョイスしていたが、その美貌は流石に隠せないが、髪の色を変えたりと偽装はしていた。
また晃司とラミィはギルドから派遣されたアモネスの体力作りの指導者としていた。
これはアカデミーに一緒に行く予定の者が入学前の訓練として行うのが通例らしく、幸い周りから疑われない。
剣の腕前はというと、晃司は戦えるといえば戦えるのだが、戦闘は身体能力と神の褌の力によるゴリ押しだった。
勿論剣技そのものは・・・ダメダメだった。
その為にネリスが教える事になった。
ネリスは生き生きとしていた。
何故なら晃司に剣技を教えて欲しいと頭を下げられたからだ。
勿論慌ててそんなことをせずともと言うも、教えを請う以上礼節をと言われ始まりと終わりに礼をするのを教えられ、ネリスは礼節を気に入ったのだ。
また、ライラもラミィも剣技は駄目で、晃司が文字の勉強をしている間はラミィやライラが剣技を教わっていた。
晃司の出自の為、あまり他の者と接してしまうと正体がばれるからと、騎士団などから指導を受けるのを避けていた。
また、城の中での事ではあるが、アモネスが晃司に即席で文字を教えていた。
アモネスは幸せだった。
こんな形ではあるが、勇者様の役に立てると。
そう、晃司の事を晃司と言う17歳の少年としてではなく、勇者としてしか見ていなかった。
その為にアモネスが晃司に対する呼び名は【晃司様】となっていた。
晃司は様付けされるのを嫌がった。
勿論お店とかでお客様を呼ぶのに様付けなのは当たり前だと思うが、このようによくわからない【勇者様】と見られるのが苦痛でしかなかった。
彼女の事は確かに美人で清らかなオーラの漂う所謂【良い女】だ。
雰囲気も素晴らしいと思うが、残念ながら自分の事を見てくれていない。
勿論公の場でそうした態度を取ったりするのは別の話だが、できればラミィのように晃司という1人の人として見て欲しかった。
だからこちらもアモネス様としか言えないのだ。人前ではアモネス殿下か殿下だ。
ラミィ経由で伝えてもらっても聞き入れられなかった。
この為、直接話す事にした。
「あのうアモネス様?出来れば俺達だけの時は、俺の事を様付けではなく晃司と呼べないですか?俺は様付けされるようなキャラじゃないんです」
「晃司様の事を晃司と呼べと言われるのですか?・・・ひとつ条件がございます。その、私の我儘を聞き入れて頂けますでしょうか?」
「えっと、なんですか?突飛な事は流石に断りますが・・・」
「1度2人きりで、その、お買い物に連れて行ってください!」
晃司は予測外のアモネスの言葉に、ほえっ!?と唸ったのであった。
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