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第3章 大輔編

夜這い

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 大輔はケイトとクレールに挟まれて寝ていた。

 食事の時に酒を振る舞ったのだが、酒の飲めない者の分を一気飲みさせられ、飲み過ぎになり早々に引き上げてテントに入った。

 酔っていて先にテントに入ったクレールを抱き寄せキスをした。クレールも酔っていて濃厚なキスになった。
 そして恥ずかしさで固まっているクレールの服を脱がしていた。胸を堪能している最中に完全に酔いが回り遂に寝てしまった。
 クレールも大輔を受け容れていたのだが、大輔が潰れていまい最後までするのには至らなかった。

 そしてクレールの上がはだけていて、胸を揉みながら寝ていったそんな大輔をクレールは抱きしめて布団を掛けていた。

 やがて大輔はクレールの喘ぎ声で目覚める。誰かがクレールの下半身を弄っていたのだ。

「あれ?無い。無い。なんで?団長って実は女だったの?」

 シャロンが呻いていた。

 そしてシャロンが大輔の存在に気がついて性的に襲い掛かり、大輔は性的に食われ、やがて昇天していく。たまらず抱きしめ服を剥ぎ取り・・・

 ふと目覚めたが、どうやら夢だったようで、皆寝息を立てていた。クレールも寝間着は崩れていない。どこからが夢でどこまでがやらかしたのか分からなかった。後でクレールに謝らないとかもとおろおろしていた。

 肌寒いので皆に布団を掛けていくが、やはりアマゾネス達はトップレスだ。
 寝相が悪いのか、大輔が起きた時に見られるようにわざとらしくそうしているか分からなかったが、手を出したくてうずうずしていた。 

 頭を冷やすのに外に出て散歩がてら見張りの所に向かう。

 すると3人の見張りが倒れていた。正確には眠っている。
 肩を揺するが起きず、様子がおかしかった。

 辺りの気配を探るといくつかの気配が感じ取れる。野営地の入り口から一人が歩いてくるが、バックヤード団の者ではない。
 ローブを身に纏いこちらに来る。大輔は木立に隠れて様子を見る事にした。

 程なくして見張りの側に跪き、脈と呼吸を確認し

「よしよし。ちゃんと効いてるな。起きると面倒だから取り敢えず死になさい」

 短剣を取り出し首を掻き切ろうとしたので、大輔はナイフを立て続けに投げ、手とのどに刺さる。そして喉を押さえてのたうちまわるうち回っている奴の元に駆け寄り、蹴り上げたら首が折れ死んでしまった。生け捕りにしたかったが大輔には余裕がなかった。周りの気配がそうさせたのだ。

 大輔は殺した後にハッとなり、生け捕りにして捕まえるんだったなと半ば後悔した。しかしこの者を倒した直後にやはり雷に打たれ、何かの魔法を取得するようなメッセージがあったが無視していた。他にも侵入者がいる筈なので、大輔は派手に魔法を唱え地面に炸裂させて大きな音を発生させた。そのうえで敵襲だと叫んだのであった。
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