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第3章 大輔編
尋問
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蘇生が終わり、その女が息を吹き返した。
やがて意識を取り戻し、自分が裸である事と周りに人が、それも男がいる事に気が付き悲鳴を上げ必死に体を隠し始めた。
「いやー!来ないで。犯される!止めてー!私が何をしたって言うの?どうしてこんな酷い事をするの?」
大輔ははっとなったが、アマゾネス達は刺客に甘くはなかった。
腕をねじ上げ大輔の前に立たせた。大輔は真っ赤だ。座った状態で裸の女が立たされているのだから股間が目の前だ。平静を装うが勿論ガン見だ。そしてロレッタが
「さあ、正直に話な。お前の話し次第じゃ、お前が殺そうとした目の前にいるあたいらの団長がお前を皆の前で犯すぞ。お前生娘だろう?初めてが皆の前で犯されるってのが嫌だったら正直に話しな。団長も目の前に裸の女がいるんだ滾ってきてるぞ!」
「あ、あの、何でも答えますから、犯かさないで!それと服を着させてくぐひゃ」
リエラが殴った
「お前、自分の立場が分かっていないな。今度こそ本当に死ぬよ!返り討ちにされて死んだお前を団長が生き返らせてくれたんだ。お礼に抱いてくれと言ってもバチは当たらないんだぞ。言葉に気をつけな。って団長にションベン掛けるんじゃないよ!」
恐怖と痛みで失禁したようだ。大輔にもろに掛かってしまった。唖然としていて固まっていたので避けられず顔面に掛かったのだが身じろぎもせず平静を保っているので皆驚いていた。
「気持ちは分かるかその辺にしといてやれ。取り敢えずこれで体を拭こうか。それと服を着せてやってくれ。話が噛み合いそうにないから、まずは落ち着かせるんだ。それと俺も拭いて欲しいのと着替えたい。俺は女性の小便で喜ぶ性癖はないからな!」
その後大輔も顔をケイトに拭かれ着替えた。服を着せられ落ち着いた女に事情を聞いたが、自宅にいた筈が気がついたらここで裸になっていたという。どうやら嘘ではないらしく、処遇について協議した。サポーターに回し、当面手元に置く事になった。名前は頑なに言わず、命令しないと言わない感じだった。
大輔は無理に名前を聞こうとはせず、皆にも酷い事を禁じた。
サポーター達に身柄を預け、仲間として扱うようにお願いしていく。分かったのはケイトが言っていた事を裏付けるだけで、たまたまか彼女は精神が壊れてはいなかったが、よくよく話を聞く限り名前すら覚えていなく、記憶も混乱していた。名前を頑なに言わないのではなくて、分からなかったから言えませんと言うしかなかったのだ。
ケイトが不審に思い、命令として名前を聞いて確定したのだ。自分がいた国名や街の名前も出て来なかった。街中の建物の配置や父と母の顔は思い出すと。帰る国や街の場所が分からず、己が何者かに何かをされ、操られていたと話すと震えながら大輔に殺さないでと縋り付いて泣いていた。
大輔は手で周りを制しながら縋り付いて来た女を優しく抱きしめながら
「さっきは酷い事をしてしまい申し訳ない。怖かったろ?ヒールを掛けたから痛みは引いた筈だよ。今いるのは自分が団長として率いている団です。貴女に性的にどうこうするつもりは有りませんからね。私には恋人も居ますし、貴女を犯したりすると彼女に嫌われるからしないのですよ。ただね、貴女の身の安全の為に貴女は私の情婦となったとします。そうすれば他の団員に何かされる事は無いでしょう。夜は女性達と一緒か、私の所に来なさい。私の力の及ぶ限り守りますから。それと貴女が名前を思い出すまでロザリーと名付けます」
大輔が抱きしめながら涙を拭いてあげたり、背中をただただ擦っているだけなのでロザリーはすっかり落ち着いたようで、後はケイトに託した。
そして朝食の準備をして、目的地に向けて旅を再開するのであった。
やがて意識を取り戻し、自分が裸である事と周りに人が、それも男がいる事に気が付き悲鳴を上げ必死に体を隠し始めた。
「いやー!来ないで。犯される!止めてー!私が何をしたって言うの?どうしてこんな酷い事をするの?」
大輔ははっとなったが、アマゾネス達は刺客に甘くはなかった。
腕をねじ上げ大輔の前に立たせた。大輔は真っ赤だ。座った状態で裸の女が立たされているのだから股間が目の前だ。平静を装うが勿論ガン見だ。そしてロレッタが
「さあ、正直に話な。お前の話し次第じゃ、お前が殺そうとした目の前にいるあたいらの団長がお前を皆の前で犯すぞ。お前生娘だろう?初めてが皆の前で犯されるってのが嫌だったら正直に話しな。団長も目の前に裸の女がいるんだ滾ってきてるぞ!」
「あ、あの、何でも答えますから、犯かさないで!それと服を着させてくぐひゃ」
リエラが殴った
「お前、自分の立場が分かっていないな。今度こそ本当に死ぬよ!返り討ちにされて死んだお前を団長が生き返らせてくれたんだ。お礼に抱いてくれと言ってもバチは当たらないんだぞ。言葉に気をつけな。って団長にションベン掛けるんじゃないよ!」
恐怖と痛みで失禁したようだ。大輔にもろに掛かってしまった。唖然としていて固まっていたので避けられず顔面に掛かったのだが身じろぎもせず平静を保っているので皆驚いていた。
「気持ちは分かるかその辺にしといてやれ。取り敢えずこれで体を拭こうか。それと服を着せてやってくれ。話が噛み合いそうにないから、まずは落ち着かせるんだ。それと俺も拭いて欲しいのと着替えたい。俺は女性の小便で喜ぶ性癖はないからな!」
その後大輔も顔をケイトに拭かれ着替えた。服を着せられ落ち着いた女に事情を聞いたが、自宅にいた筈が気がついたらここで裸になっていたという。どうやら嘘ではないらしく、処遇について協議した。サポーターに回し、当面手元に置く事になった。名前は頑なに言わず、命令しないと言わない感じだった。
大輔は無理に名前を聞こうとはせず、皆にも酷い事を禁じた。
サポーター達に身柄を預け、仲間として扱うようにお願いしていく。分かったのはケイトが言っていた事を裏付けるだけで、たまたまか彼女は精神が壊れてはいなかったが、よくよく話を聞く限り名前すら覚えていなく、記憶も混乱していた。名前を頑なに言わないのではなくて、分からなかったから言えませんと言うしかなかったのだ。
ケイトが不審に思い、命令として名前を聞いて確定したのだ。自分がいた国名や街の名前も出て来なかった。街中の建物の配置や父と母の顔は思い出すと。帰る国や街の場所が分からず、己が何者かに何かをされ、操られていたと話すと震えながら大輔に殺さないでと縋り付いて泣いていた。
大輔は手で周りを制しながら縋り付いて来た女を優しく抱きしめながら
「さっきは酷い事をしてしまい申し訳ない。怖かったろ?ヒールを掛けたから痛みは引いた筈だよ。今いるのは自分が団長として率いている団です。貴女に性的にどうこうするつもりは有りませんからね。私には恋人も居ますし、貴女を犯したりすると彼女に嫌われるからしないのですよ。ただね、貴女の身の安全の為に貴女は私の情婦となったとします。そうすれば他の団員に何かされる事は無いでしょう。夜は女性達と一緒か、私の所に来なさい。私の力の及ぶ限り守りますから。それと貴女が名前を思い出すまでロザリーと名付けます」
大輔が抱きしめながら涙を拭いてあげたり、背中をただただ擦っているだけなのでロザリーはすっかり落ち着いたようで、後はケイトに託した。
そして朝食の準備をして、目的地に向けて旅を再開するのであった。
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