異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow

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第1章

第65話 side 弘幸2

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 今ここにいる弘幸と弘幸の仲間はこうだ。

 佐東 弘幸(さとう ひろゆき)
 身長180cm がっしりタイプ
 ラグビー部

 今居 良知(いまい よしとも)
 身長178cmがっしりタイプ
 ラグビー部

 沢谷 伸智(さわだ のぶとも)
 身長172cm普通体型
 野球部

 山神 輝流呀(やまがみ キルア)
 身長175cm 痩せ型
 レスリング部

 輪田 悟空(わだ ごくう)
 身長168cm普通体型 
 剣道部

 皆スポーツ刈りだ。いや、1番長くてスポーツ刈りだから皆これにする一昔前は五分刈りだった。

 ここには親父がいない。今迄色々してきたが、親父が全て揉み消してくれたが、ここにはいないんだよな。俺が何とかしないとだが、いざとなったら俺の取ったスキルでなんとかするか。俺1人ならなんとでもなるしな。何せエグいのを取ったからな。

 インビジブル
 こいつはな、見た目、気配を完全に遮断し、存在をほぼ感じなくする事ができる。持続時間1分、インターバル5分だ。

 コーマ(昏睡)
 半径1m以内にいる者を瞬時に昏睡状態に陥らせる。
 魔力の半分を持っていかれるから、使い所を考えなきゃだがよ、レベルが上がると半径が増えるらしく、その範囲内なら調整出来るとよ。

 インビジブルで近付いて、コーマを使えば相手は何に襲われたか分らないうちに昏睡状態になるから後はやりたい放題だぜ!コーマだけにコマすってな。くくく。我ながら上手い事を言うぜ!今日の俺は冴えているぜ!

 そういやぁ良知達は何を取ったんだ?

 弘幸が良からぬ事、どうやって、これを切り抜けるか考えていた。

 屋敷の中を進むと部屋の前に来た。
 執事がドアを開けるとそこはどうやら食堂のようだった。料理人を下がらせ、長テーブルに案内されたが、着席を促される前に弘幸は座った。

 侯爵は唯一堂々としている弘幸を5人のリーダーと見て、弘幸の目を見た。

「私がこの町、リベイラルク領主のバインバッハ侯爵だ。さて、君らは空からここに舞い降りたようだが、何者だ?場合によっては私の部下にせんでもない」

「俺は弘幸ってんだ。領主だの侯爵だのよくわからんが、アーリバン王国ってのが異世界召喚ってのをして、召喚されたのが俺等だ。言っとくが俺様は誰の下にもつくつもりはねえよ。対等な立場の協力者にならなってやってもいいぜ」

「貴様、侯爵様に対してなんという・・・」

「良い。異世界から来たと。信じられんが、アーリバン王国から来たと?何か証明する物でもあるのか?」

 弘幸はおもむろにポケットからスマホを出し、画面を向けた。

「な、何だこれは?」

「これは異世界の文明の利器って奴だが、見たいか?」

「よく見せてくれまいか?」

 俺は心の中でガッツポーズを取った。これでマウントを取れる!

 スマホを持って席を立ち、反対側にいる侯爵の方に歩いていると、護衛と思う執事服の男が止めに入った。

「いけません。このように怪しげな者をお側に近づけるなど危のうございます」

「じゃああんたは俺の後ろに立って、俺が侯爵さんに何かしたらぶすりとやりゃあ済むんじゃねえか?違うか?」

「ぐう」

「弘幸殿の言うとおりじゃ。構わぬ。横に座るが良い。お主は弘幸殿の後ろで警戒をすればよかろう!」

 そして俺様が侯爵の横に座り、背後に気配がした瞬間、執事服の男は・・・ヨシ!その場に崩れ落ちたな。侯爵とシュトライクと言われた男は見事にテーブルに突っ伏したぜ!ヒャッホーイ!コーマ成功だぜ!くくく!
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