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第2章
服選び
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当夜達が向った服屋は王都でも人気のお店で、100坪位の面積。1階は女性用、2階は男性用で、2階には当夜が一人で向かい、冒険者用の服の予備、寝間着2着、下着数着、普段着を3着選んで会計をする。
当夜は自分の服を買って収納に入れると女性陣を見に行ったのだが、ルナ以外あっさり決まっていた。田舎の出でこだわりが無かったのだ。当夜はそう思っていた。
そして今はルナの服を皆で選んでいる。ルナの服装のセンスが絶望的で、色の組み合わせ等滅茶苦茶で見ていられなかったのだ。特にアモネスが。
一番お洒落に敏感なのがアモネスで、ルナは最早3人のおもちゃで服を合わせていた。下着の購入は追加なのだが、選び方が分からないという。
幸い他の客がいないので、当夜がフィッティングまでしている。
実は女性陣が当夜の性的な興奮を呼び起こせないか考えての事で、その目論見は失敗だったのだが、当夜の見立ては各自の乳房の大きさをちゃんと考えフィッティングしていて、3人達は結果的に正しい選択をしているのだが、3人が各々選んでいたセクシーな下着は全て却下されて、味気のない、つまり色気のない実用的な下着を選ばれていて、ちょっとショックだったりする。
考えれば当たり前なのである。当夜は基本的に産婦人科医。といっても試験を控えた卵だ。ただ、この世界では十分医者としてやっていける知識が有る。
そんな産婦人科医の立場で選ぶのだから実用一辺倒だ。ベージュの大人しいのと、鎧の下に着るアンダー等を選んでいる。
店に入って4人が服を選んでいる時に当夜はこっそりと店員にお願いをしていた。
なんだかんだと理由をつけて4人の採寸をして欲しいと。そしてパーティー等で着たり、ドレスコードの有る店に行く為のドレスを内緒で作って貰うようにお願いし、お金を払っていた。勿論当夜自身の分もだ。そして先程彼女達が選んでいたセクシーな下着をこっそり買い込んでいた。後で手直しして渡してあげようと。
恐らくルナはドレスの話しをすれば頷くが、三人娘は遠慮するだろう。当夜はそう思い、店員にこっそりとお願いしたのだ。それと、化粧品を扱っている店を教えて貰っていたのだった。
アモネス達はお金が無かったから、自分の見た目を良くする事にお金をかけられなかった。自然の物を採取して使ったりしていた。化粧品は当夜がルナと二人で黙って出て行き、三人を置いてきぼりにしたお詫びに、せめてものお詫びにと考えていたのだ。
時は少し戻り、当夜が自分の服を買う前後の事になる。
当夜が店員と話し込んでいる間にアモネスが二階にいた事を当夜は気がつかなかった。
三人一緒に行くと気がつかれるからと、アモネスのみが向かったのだ!
アモネスは速攻で当夜に似合いそうな服を選んでいる。
裁縫が得意で多少のサイズ違いは直す事が出来るからと、大まかなサイズで選んでいる。アモネスはセンスが良いし、頭の回転も早い。僅か5分で上下2着のコーディネートを完了し、会計をする。
一階に降りると丁度当夜が店員にお辞儀をしていたので、アモネスは手近な服を選ぶ振りをして、買った服を隠している。
当夜はそんな事に気がつかなかったようで2階に上がっていった。
アモネスはレグナス達に合流して首尾を伝えると自らの服を選び、ルナの服に取りかかっていた。当夜はアモネス達は服に拘りがなく、さくさく決めていると思ったが、そうではない。
彼女達は空間認識力がかなりあり、皆頭の回転が物凄く早い。
それ故服を一目見ると、その服を着た自らの姿を頭の中に構築できるから、わざわざ体に当てて鏡を見る事が不要だから早いのだ。
時は戻り、服屋での買い物を終え、店を出た時だ。シャクラ達は当夜が次に向かった店を見て驚いた。化粧品店なのだ。
当夜が店員に
当夜「この四人は化粧品を買った事が無いので、まず基本のセット等が有れば嬉しいのと、少しアドバイスをして頂けないかと」
因みに石鹸やシャンプーもあり、当夜が選んでいる。
基本のセットでまずは試し、練習する事になったようで、ワンセット10万Gを4セット買ってあげていた。
次に履き物だ。
ドワーフの中年のおっさんの小綺麗な店だ。
奥さんと二人で切り盛りしていた。
五人の足を測ってもらい、靴を選ぶ。冒険者用のを1足と予備、私服用を買う。
会計をした後に、買い忘れが有ると当夜が店に戻って行き、四人は外で待っている。5分せずに当夜が何食わぬ顔で出てきた。
当夜は店主に奥さんのセンスでドレス等の正装用の靴をオーダーし、カモフラージュで、サンダルを人数分えらび、オーダー分も含め支払っていった。
当夜は店を出ると包みを見せて
当夜「サンダルを買うのをすっかり忘れてたよ」
と中身を見せていた。収納にしまい食品街にて紅茶の茶葉と、急須のようなの、明日の朝食用のパンと、ハム、ちょっとした調味料等を買い込んだ。
ついでに冒険者の装備を扱っている道具屋で野営に必要なテント2帳や調理器具等を買う。
家具店に寄り、簡易的なテーブルと椅子五脚、布団を5セット買い収納に入れていった。
ポータブルトイレがあったのでそれを2つ買う。
夕方なので、そのまま、近くの店で夕食を頂く事になった。
皆かなり食べる。育ち盛りで、大盛りを頼みさくさく肉料理を食べる。
味も店の雰囲気も、可もなく不可もなくといった感じだ。味はともかく・・・
彼女達はお酒をかなり飲んだ。この国は成人は15歳だ。だから違法じゃない。
まあ、子供を身籠る時以外、酒乱に成らなければ放置かと思ったら、ハプニングだ!ルナがコップ二杯で倒れて、慌てて家におんぶして帰ったのだった。
当夜は自分の服を買って収納に入れると女性陣を見に行ったのだが、ルナ以外あっさり決まっていた。田舎の出でこだわりが無かったのだ。当夜はそう思っていた。
そして今はルナの服を皆で選んでいる。ルナの服装のセンスが絶望的で、色の組み合わせ等滅茶苦茶で見ていられなかったのだ。特にアモネスが。
一番お洒落に敏感なのがアモネスで、ルナは最早3人のおもちゃで服を合わせていた。下着の購入は追加なのだが、選び方が分からないという。
幸い他の客がいないので、当夜がフィッティングまでしている。
実は女性陣が当夜の性的な興奮を呼び起こせないか考えての事で、その目論見は失敗だったのだが、当夜の見立ては各自の乳房の大きさをちゃんと考えフィッティングしていて、3人達は結果的に正しい選択をしているのだが、3人が各々選んでいたセクシーな下着は全て却下されて、味気のない、つまり色気のない実用的な下着を選ばれていて、ちょっとショックだったりする。
考えれば当たり前なのである。当夜は基本的に産婦人科医。といっても試験を控えた卵だ。ただ、この世界では十分医者としてやっていける知識が有る。
そんな産婦人科医の立場で選ぶのだから実用一辺倒だ。ベージュの大人しいのと、鎧の下に着るアンダー等を選んでいる。
店に入って4人が服を選んでいる時に当夜はこっそりと店員にお願いをしていた。
なんだかんだと理由をつけて4人の採寸をして欲しいと。そしてパーティー等で着たり、ドレスコードの有る店に行く為のドレスを内緒で作って貰うようにお願いし、お金を払っていた。勿論当夜自身の分もだ。そして先程彼女達が選んでいたセクシーな下着をこっそり買い込んでいた。後で手直しして渡してあげようと。
恐らくルナはドレスの話しをすれば頷くが、三人娘は遠慮するだろう。当夜はそう思い、店員にこっそりとお願いしたのだ。それと、化粧品を扱っている店を教えて貰っていたのだった。
アモネス達はお金が無かったから、自分の見た目を良くする事にお金をかけられなかった。自然の物を採取して使ったりしていた。化粧品は当夜がルナと二人で黙って出て行き、三人を置いてきぼりにしたお詫びに、せめてものお詫びにと考えていたのだ。
時は少し戻り、当夜が自分の服を買う前後の事になる。
当夜が店員と話し込んでいる間にアモネスが二階にいた事を当夜は気がつかなかった。
三人一緒に行くと気がつかれるからと、アモネスのみが向かったのだ!
アモネスは速攻で当夜に似合いそうな服を選んでいる。
裁縫が得意で多少のサイズ違いは直す事が出来るからと、大まかなサイズで選んでいる。アモネスはセンスが良いし、頭の回転も早い。僅か5分で上下2着のコーディネートを完了し、会計をする。
一階に降りると丁度当夜が店員にお辞儀をしていたので、アモネスは手近な服を選ぶ振りをして、買った服を隠している。
当夜はそんな事に気がつかなかったようで2階に上がっていった。
アモネスはレグナス達に合流して首尾を伝えると自らの服を選び、ルナの服に取りかかっていた。当夜はアモネス達は服に拘りがなく、さくさく決めていると思ったが、そうではない。
彼女達は空間認識力がかなりあり、皆頭の回転が物凄く早い。
それ故服を一目見ると、その服を着た自らの姿を頭の中に構築できるから、わざわざ体に当てて鏡を見る事が不要だから早いのだ。
時は戻り、服屋での買い物を終え、店を出た時だ。シャクラ達は当夜が次に向かった店を見て驚いた。化粧品店なのだ。
当夜が店員に
当夜「この四人は化粧品を買った事が無いので、まず基本のセット等が有れば嬉しいのと、少しアドバイスをして頂けないかと」
因みに石鹸やシャンプーもあり、当夜が選んでいる。
基本のセットでまずは試し、練習する事になったようで、ワンセット10万Gを4セット買ってあげていた。
次に履き物だ。
ドワーフの中年のおっさんの小綺麗な店だ。
奥さんと二人で切り盛りしていた。
五人の足を測ってもらい、靴を選ぶ。冒険者用のを1足と予備、私服用を買う。
会計をした後に、買い忘れが有ると当夜が店に戻って行き、四人は外で待っている。5分せずに当夜が何食わぬ顔で出てきた。
当夜は店主に奥さんのセンスでドレス等の正装用の靴をオーダーし、カモフラージュで、サンダルを人数分えらび、オーダー分も含め支払っていった。
当夜は店を出ると包みを見せて
当夜「サンダルを買うのをすっかり忘れてたよ」
と中身を見せていた。収納にしまい食品街にて紅茶の茶葉と、急須のようなの、明日の朝食用のパンと、ハム、ちょっとした調味料等を買い込んだ。
ついでに冒険者の装備を扱っている道具屋で野営に必要なテント2帳や調理器具等を買う。
家具店に寄り、簡易的なテーブルと椅子五脚、布団を5セット買い収納に入れていった。
ポータブルトイレがあったのでそれを2つ買う。
夕方なので、そのまま、近くの店で夕食を頂く事になった。
皆かなり食べる。育ち盛りで、大盛りを頼みさくさく肉料理を食べる。
味も店の雰囲気も、可もなく不可もなくといった感じだ。味はともかく・・・
彼女達はお酒をかなり飲んだ。この国は成人は15歳だ。だから違法じゃない。
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