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第2章
新たなる仲間と家族
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特に何事もなくあっさり家に着くと、ルナとレグナスが馬車と馬の世話をしてくれている。
ケイトはそんな様子を見ている。アモネスと家に入り、先ずはリビングでお茶を準備し、全員が揃うとケイトが
ケイト「強引に押し掛けまして申し訳有ございません。若輩者ですが、宜しくお願い致します。既にこの身も心も当夜様の物です。この身を捧げますのでどうか側女にでもしてくださいませ」
シャクラがワナワナと震えながら
シャクラ「じゃあ覚悟を見せなさいよ。今この場で当夜の前で裸になれる?出来るものならやってみなさいよ!」
ケイト「も、勿論で、できますわよ。さあご覧になって」
当夜が止める間もなく脱いでしまった。売り言葉に買い言葉なのだろう。しかしハッとなったのか恥ずかしそうに胸と股間を手で必死に隠している。
当夜は収納からバスタオルを出して、慌ててケイトに掛けて後ろを向く
当夜「とりあえず分かったから服を着ようね」
当夜はシャクラに弱いげんこつをくれて、無言の叱りを行う。
シャクラはしょぼんとなり、謝罪をしながらケイトに服を着せている。
ケイトが服を着て皆も一旦着替えに自室に戻ってから居間で集合した。皆普段着だ。
そうしていると誰かが家を訪ねてきた。
ケイトが住む屋敷のメイドがケイトの服やら靴を、荷馬車に満載で届けに来たのだ。
荷物の多さに皆が絶句したが、当のケイトが一番驚いていた。
ケイトがこんなの知らないと首を振るがメイドさんも困るだろうと当夜が受け取る事にして、一旦当夜が収納に入れ、空になった馬車とメイドさんを見送った。
ケイトの話は食事しながら聞く事となり、今日は準備も出来ていないから、食事は何処に食べに行こうかとなったが、ケイトの提案で個室のあるレストランに向かった。
実はケイトが既に予約をしていたのだ。サブギルドマスターにお小遣いを渡して予約をお願いしていたのだ。
何とかを使ったコース料理だったのだが、話に夢中だったのと動物の名前が分からず、何を食べたかはっきり覚えていない当夜達である。そう、高級料理だった。しかも貸し切りで本来ドレスコードの指定がある格式の店だが、貸し切りの為カジュアルで知らずに出掛けていた。
ケイトが当夜の所に押し掛けたのは、当夜がケイトの命を救ったからという。しかし当夜は心当たりが無かった。
当夜「ねえケイト、君が何故か俺に惚れているのは分かったし、君は素敵なレディーだ。だけどなんで俺なんだ?城で出会ったのが初対面じゃないのかい?心当たりが思いつかないんだよね」
ケイト「私は当夜様にお命を救って頂いたのです。それから当夜様の事を散々探しました。しかし、ブリタニアに居るとは思いませんでした」
当夜「いつ君を救った??」
ケイト「覚えて見えませんか?あのアルシオーネ村で致命傷を負い、死に行くのを待っていた私を治療し、この腕も接合して頂いたのです。顔の傷もですわ」
当夜「あっ!あの時の女の子か。あそこでは100人以上治療してまさに戦場だったよ。そうか、あの時は必死で治療して回ってたから、こんな素敵なレディーとは気が付かなかったな」
ケイト「ですから当夜様は私の王子様なのです。命をお救い頂いたのですから、この命は当夜様の物です。私の事がご迷惑で死ねと言われれば死にます。でもやっと見つけたんです。好きです。ずっと言えなかったお礼を言いたかったのです。お嫁さんにして下さいとは言いません。妾でも愛人でも良いです。お側に居させて頂ければそれだけで良いのです」
当夜「分かっているのか?俺と一緒になって結婚したとしても、俺との子をなす事ができない可能性が高いんだぞ。少なくとも今はまだ体を治す術を持ち合わせてはいないんた。君は生娘のまま朽ちる可能性が高いんだぞ!」
ケイト「はい。覚悟をしております。幸い私は王位継承順位はかなり低いものですから、王族の血を残す事にあまり縛られません。ですから自由なんです」
覚悟を決めているのが当夜は理解できた。
当夜は皮肉だなと、自らの置かれた状況を苦笑いしていた。
日本では経済力と将来性、セックスの繋がりで女が群がっていたが、この世界では実力があり、紳士に接していいるとはいえ、セックス抜きで愛されているのだ。無償の好意を寄せられて悪い気はしない。
当夜はいつの間にか涙を流していた。
当夜「分かった。そこまで言うならもう何も言う事はない。今日から俺達は一緒に過ごす仲間だ。つまり家族だ。こちらこそ宜しくな!」
アモネス達の同意を取らなかったが、当夜は言い切っていた。そうして体の関係がない異性の仲間が、周りから見るとハーレムの新たな仲間が加わったのだった。手を出せないが・・・
当夜は自身では気が付いていなかったのだが、こうやって好意を向けられたり、頼られるのは、実は満更でもないのだ。特に頼られるのは表に出さないが嬉しかったりする。行動的になる、そうやる気になるのだ。頑張らなくちゃ、一家の大黒柱なんだと保護欲を掻き立てられる。今回もやる気スイッチを押されれしまったのだ。
当夜は彼女達を女性として、少なくとも大人の女性として、性的子をなす相手の対象として見る事ができていない。例え今体が治っても彼女達とエッチをしないのだ。そんな己の変化に気が付かないのであった。
どちらかというと父親であり、兄貴な立場で見ていて、ルナを含めシャクラ達を恋人と見れていないのだ。ただただ、心では、魂が愛しているのだ。
そうしてシャクラ達はケイトを新たな仲間として、当夜を共有する資格のある仲間として受け入れたのだった。
ケイトはそんな様子を見ている。アモネスと家に入り、先ずはリビングでお茶を準備し、全員が揃うとケイトが
ケイト「強引に押し掛けまして申し訳有ございません。若輩者ですが、宜しくお願い致します。既にこの身も心も当夜様の物です。この身を捧げますのでどうか側女にでもしてくださいませ」
シャクラがワナワナと震えながら
シャクラ「じゃあ覚悟を見せなさいよ。今この場で当夜の前で裸になれる?出来るものならやってみなさいよ!」
ケイト「も、勿論で、できますわよ。さあご覧になって」
当夜が止める間もなく脱いでしまった。売り言葉に買い言葉なのだろう。しかしハッとなったのか恥ずかしそうに胸と股間を手で必死に隠している。
当夜は収納からバスタオルを出して、慌ててケイトに掛けて後ろを向く
当夜「とりあえず分かったから服を着ようね」
当夜はシャクラに弱いげんこつをくれて、無言の叱りを行う。
シャクラはしょぼんとなり、謝罪をしながらケイトに服を着せている。
ケイトが服を着て皆も一旦着替えに自室に戻ってから居間で集合した。皆普段着だ。
そうしていると誰かが家を訪ねてきた。
ケイトが住む屋敷のメイドがケイトの服やら靴を、荷馬車に満載で届けに来たのだ。
荷物の多さに皆が絶句したが、当のケイトが一番驚いていた。
ケイトがこんなの知らないと首を振るがメイドさんも困るだろうと当夜が受け取る事にして、一旦当夜が収納に入れ、空になった馬車とメイドさんを見送った。
ケイトの話は食事しながら聞く事となり、今日は準備も出来ていないから、食事は何処に食べに行こうかとなったが、ケイトの提案で個室のあるレストランに向かった。
実はケイトが既に予約をしていたのだ。サブギルドマスターにお小遣いを渡して予約をお願いしていたのだ。
何とかを使ったコース料理だったのだが、話に夢中だったのと動物の名前が分からず、何を食べたかはっきり覚えていない当夜達である。そう、高級料理だった。しかも貸し切りで本来ドレスコードの指定がある格式の店だが、貸し切りの為カジュアルで知らずに出掛けていた。
ケイトが当夜の所に押し掛けたのは、当夜がケイトの命を救ったからという。しかし当夜は心当たりが無かった。
当夜「ねえケイト、君が何故か俺に惚れているのは分かったし、君は素敵なレディーだ。だけどなんで俺なんだ?城で出会ったのが初対面じゃないのかい?心当たりが思いつかないんだよね」
ケイト「私は当夜様にお命を救って頂いたのです。それから当夜様の事を散々探しました。しかし、ブリタニアに居るとは思いませんでした」
当夜「いつ君を救った??」
ケイト「覚えて見えませんか?あのアルシオーネ村で致命傷を負い、死に行くのを待っていた私を治療し、この腕も接合して頂いたのです。顔の傷もですわ」
当夜「あっ!あの時の女の子か。あそこでは100人以上治療してまさに戦場だったよ。そうか、あの時は必死で治療して回ってたから、こんな素敵なレディーとは気が付かなかったな」
ケイト「ですから当夜様は私の王子様なのです。命をお救い頂いたのですから、この命は当夜様の物です。私の事がご迷惑で死ねと言われれば死にます。でもやっと見つけたんです。好きです。ずっと言えなかったお礼を言いたかったのです。お嫁さんにして下さいとは言いません。妾でも愛人でも良いです。お側に居させて頂ければそれだけで良いのです」
当夜「分かっているのか?俺と一緒になって結婚したとしても、俺との子をなす事ができない可能性が高いんだぞ。少なくとも今はまだ体を治す術を持ち合わせてはいないんた。君は生娘のまま朽ちる可能性が高いんだぞ!」
ケイト「はい。覚悟をしております。幸い私は王位継承順位はかなり低いものですから、王族の血を残す事にあまり縛られません。ですから自由なんです」
覚悟を決めているのが当夜は理解できた。
当夜は皮肉だなと、自らの置かれた状況を苦笑いしていた。
日本では経済力と将来性、セックスの繋がりで女が群がっていたが、この世界では実力があり、紳士に接していいるとはいえ、セックス抜きで愛されているのだ。無償の好意を寄せられて悪い気はしない。
当夜はいつの間にか涙を流していた。
当夜「分かった。そこまで言うならもう何も言う事はない。今日から俺達は一緒に過ごす仲間だ。つまり家族だ。こちらこそ宜しくな!」
アモネス達の同意を取らなかったが、当夜は言い切っていた。そうして体の関係がない異性の仲間が、周りから見るとハーレムの新たな仲間が加わったのだった。手を出せないが・・・
当夜は自身では気が付いていなかったのだが、こうやって好意を向けられたり、頼られるのは、実は満更でもないのだ。特に頼られるのは表に出さないが嬉しかったりする。行動的になる、そうやる気になるのだ。頑張らなくちゃ、一家の大黒柱なんだと保護欲を掻き立てられる。今回もやる気スイッチを押されれしまったのだ。
当夜は彼女達を女性として、少なくとも大人の女性として、性的子をなす相手の対象として見る事ができていない。例え今体が治っても彼女達とエッチをしないのだ。そんな己の変化に気が付かないのであった。
どちらかというと父親であり、兄貴な立場で見ていて、ルナを含めシャクラ達を恋人と見れていないのだ。ただただ、心では、魂が愛しているのだ。
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