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第3章
輜重と奴隷
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当夜とルナ、案内の斥候の3名で敵陣へ向かう。その前に甘味を出して3人で食し、空腹を満たす。既に緊張感の欠落を感じるのだが実は緊張している斥候を和ます為にしたのだが、この人大丈夫か?としか斥候に思われていないが、しっかり食べる斥候さんだ。
30分程進むと輜重部隊のあるエリアに辿り着いた。柵も何もなくただ、だだっ広い草原の一角に荷馬車がずらっと並んでいるだけだ。馬は少し離れたエリアに繋がれている。可愛そうだが馬も道連れだ。可能なら魔法の範囲から外してやりたい所ではあるが。
草原とはいえ少し南下すると待ち伏せに最適なエリアがある事を確認し、斥候の兵に1000名の兵士を潜む場所として、この後に兵を導くよう伝える。ドール2の影響で夜目がすこぶる効くので、暗闇でも当夜は問題無い。
兵士には輜重部隊の外で待たせて当夜とルナの二人は中に入っていく。
二人いる歩哨は既に当夜のスリープの魔法で寝ている。闇属性の初級魔法で、以前当夜が寝付かれない時にアモネスにスリープで眠らせて貰った事があった。
当夜は強い魔力を持っているので、効き目は抜群だ。
荷馬車の集団を見て当夜はにやけながら外側の荷馬車はいじらず、内側の馬車を一通り収納していく。流石に外側のはばれる率が上がるからだ。
10分程で収納が終わるが、見回りも何もいない。舐めきっているのか指揮官がアホなのか、練度が極端に低いのか理由は分らないが油断しまくっている。
兵の駐屯エリアを見ようかと一瞬考えたが、危険が大き過ぎるので取り止めて引き上げる事にした。
途中で女が上げる嬌声を聞いた。誰かがセックスをしているのだろう。気になりその天幕まで向かうが歩哨が居たので眠らせる。天幕が20程あり、駐屯場所ー輜重部隊ー今居る天幕エリアに別れている。どうやら隔離されたエリアで、天幕の中に入ると首輪をされた女と男か致している最中だ。男にスリープを掛け、女に黙るよう指を立てる。
当夜「君は奴隷か?ここから逃げたいか?逃げたいなら逃してやる」
女「はい性奴隷として無理矢理連れて来られこのざまです。逃げたいですが首輪がある為逃げられません」
当夜は首輪に触れ主人変更と唱え、当夜を新たな主人とした。
何故か特殊魔法なのだが奴隷関連の魔法をコピー出来ている。
当夜「これで君は俺の奴隷だ。今は逃げよう。良いね?」
女「ありがとうございます。問題が2つありまして、私は服を持っていません。それと他にも大勢色々な奴隷がおります」
当夜は収納から適当に服を出して女に着せてやった。女はごく普通の少し綺麗かな?位のどう見ても一般人だ。
女が驚いて呻きそうだったので、口を塞ぎ、シーッと指を立てて頷くのを待つ。
女の言うには他の奴隷達も天幕に押し込められているという。当夜は男を布団に荷寝かせて隣の天幕に向かう。そこにも裸の女がいて先の女の案内で奴隷の主陣を変更した。結局高給将兵の相手をするのに4人の女奴隷がいた。そして残り16の天幕には合計160人の従軍奴隷が輜重部隊の構成員として無理矢理連れてこられていた。最初のテントの者に詳しく説明し、奴隷の主を当夜に変更するから言葉を発せず一緒にくるように指示をし、安全な場所に連れて行くと伝える。身の振り方はきちんと考えるし、危害を加えないと話し、当夜は次々に奴隷の主人を変更た。最初に説明した者から順次説明して貰い、時間を節約したのだった。
そしてもう一つ天幕がある事に気が付き、中を確認すると身分の高い子供が二人、やはり首輪を着けられていた。12-14歳位の女の子ともう少し小さい男の子だ。
当夜は奴隷の主人を変更し、救出する旨を伝え、詳細は逃げた後でと伝えるが、一緒にいるルナの姿を見て大人しく従って逃げるという。
全部で166人の奴隷を引き連れて闇夜を進むが、一本のロープを皆に握らせて安全な道を当夜が見付けながら進んでいく。暫くして藪に退避し、これから安全な所まで案内する、これから戦になるから死にたくなければ必死になって着いてくるようにと指示をして皆が同意する。履き物が無かった性奴隷には収納に入れていた出し忘れていたサンダルを履かせた。歩き難いが裸足よりはマシだろう。
一旦街に向かい、程なく街に着く。兵士が準備を終えていたので、世話役に10名程残して救った奴隷の面倒を見て貰い、兵が使っていた天幕にて休ませる。
兵に対しての指示は先に見つけた藪に身を潜め、当夜が魔法で攻撃をするが、ほぼ殲滅できる筈だが、どうしても生き残りが出て南部に向かって逃げるだろうから、これを全て討てと。もし当夜の攻撃が失敗したら散り散りになり帰れと言ってある。
そして敵陣に向かう途中で別れ、当夜は魔法を使う高台に向かったのだった。
30分程進むと輜重部隊のあるエリアに辿り着いた。柵も何もなくただ、だだっ広い草原の一角に荷馬車がずらっと並んでいるだけだ。馬は少し離れたエリアに繋がれている。可愛そうだが馬も道連れだ。可能なら魔法の範囲から外してやりたい所ではあるが。
草原とはいえ少し南下すると待ち伏せに最適なエリアがある事を確認し、斥候の兵に1000名の兵士を潜む場所として、この後に兵を導くよう伝える。ドール2の影響で夜目がすこぶる効くので、暗闇でも当夜は問題無い。
兵士には輜重部隊の外で待たせて当夜とルナの二人は中に入っていく。
二人いる歩哨は既に当夜のスリープの魔法で寝ている。闇属性の初級魔法で、以前当夜が寝付かれない時にアモネスにスリープで眠らせて貰った事があった。
当夜は強い魔力を持っているので、効き目は抜群だ。
荷馬車の集団を見て当夜はにやけながら外側の荷馬車はいじらず、内側の馬車を一通り収納していく。流石に外側のはばれる率が上がるからだ。
10分程で収納が終わるが、見回りも何もいない。舐めきっているのか指揮官がアホなのか、練度が極端に低いのか理由は分らないが油断しまくっている。
兵の駐屯エリアを見ようかと一瞬考えたが、危険が大き過ぎるので取り止めて引き上げる事にした。
途中で女が上げる嬌声を聞いた。誰かがセックスをしているのだろう。気になりその天幕まで向かうが歩哨が居たので眠らせる。天幕が20程あり、駐屯場所ー輜重部隊ー今居る天幕エリアに別れている。どうやら隔離されたエリアで、天幕の中に入ると首輪をされた女と男か致している最中だ。男にスリープを掛け、女に黙るよう指を立てる。
当夜「君は奴隷か?ここから逃げたいか?逃げたいなら逃してやる」
女「はい性奴隷として無理矢理連れて来られこのざまです。逃げたいですが首輪がある為逃げられません」
当夜は首輪に触れ主人変更と唱え、当夜を新たな主人とした。
何故か特殊魔法なのだが奴隷関連の魔法をコピー出来ている。
当夜「これで君は俺の奴隷だ。今は逃げよう。良いね?」
女「ありがとうございます。問題が2つありまして、私は服を持っていません。それと他にも大勢色々な奴隷がおります」
当夜は収納から適当に服を出して女に着せてやった。女はごく普通の少し綺麗かな?位のどう見ても一般人だ。
女が驚いて呻きそうだったので、口を塞ぎ、シーッと指を立てて頷くのを待つ。
女の言うには他の奴隷達も天幕に押し込められているという。当夜は男を布団に荷寝かせて隣の天幕に向かう。そこにも裸の女がいて先の女の案内で奴隷の主陣を変更した。結局高給将兵の相手をするのに4人の女奴隷がいた。そして残り16の天幕には合計160人の従軍奴隷が輜重部隊の構成員として無理矢理連れてこられていた。最初のテントの者に詳しく説明し、奴隷の主を当夜に変更するから言葉を発せず一緒にくるように指示をし、安全な場所に連れて行くと伝える。身の振り方はきちんと考えるし、危害を加えないと話し、当夜は次々に奴隷の主人を変更た。最初に説明した者から順次説明して貰い、時間を節約したのだった。
そしてもう一つ天幕がある事に気が付き、中を確認すると身分の高い子供が二人、やはり首輪を着けられていた。12-14歳位の女の子ともう少し小さい男の子だ。
当夜は奴隷の主人を変更し、救出する旨を伝え、詳細は逃げた後でと伝えるが、一緒にいるルナの姿を見て大人しく従って逃げるという。
全部で166人の奴隷を引き連れて闇夜を進むが、一本のロープを皆に握らせて安全な道を当夜が見付けながら進んでいく。暫くして藪に退避し、これから安全な所まで案内する、これから戦になるから死にたくなければ必死になって着いてくるようにと指示をして皆が同意する。履き物が無かった性奴隷には収納に入れていた出し忘れていたサンダルを履かせた。歩き難いが裸足よりはマシだろう。
一旦街に向かい、程なく街に着く。兵士が準備を終えていたので、世話役に10名程残して救った奴隷の面倒を見て貰い、兵が使っていた天幕にて休ませる。
兵に対しての指示は先に見つけた藪に身を潜め、当夜が魔法で攻撃をするが、ほぼ殲滅できる筈だが、どうしても生き残りが出て南部に向かって逃げるだろうから、これを全て討てと。もし当夜の攻撃が失敗したら散り散りになり帰れと言ってある。
そして敵陣に向かう途中で別れ、当夜は魔法を使う高台に向かったのだった。
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