異世界ロマンはスカイダイビングから！

第４章

拘束

　当夜は目覚めると今の状況を確認した。
　先程スクーニャを犯した１０分位前位なのだと認識した。
　スクーニャとラビィに挟まれて寝ていたからだ。
　先程の強烈な快感が思い出され、スクーニャの裸体が頭を過る。
　はっとなり首を振りマリーを出す。煩悩を吸って貰ったが１０分前にも吸ったと言われ、慌てる。時間がないからだ。大声で皆を起こし、これから当夜に起きる異変を説明すると、スクーニャが禁断症の説明を忘れていたと言う。今はやり直し後で、スクーニャ達を犯した事を説明し、アモネスを含めほくろや痣の位置を脚の付け根やお尻にあるのを伝え、なんとか信じて貰いルナには万が一当夜が誰かを襲い始めたら躊躇なく気絶させたり、体を拘束し縛るよう伝えた。

　そしてアモネスに今すぐ魔法で眠らせ、３日間持続させるようお願いした。
　段々と皆が性欲を満たす為だけの存在に見えてきて、突然意識が無くなり、シルフィーを襲わんとダッシュした。シルフィーを押し倒しその双丘に顔を埋めると、すかさずルナが当夜の体をホールドし落としに掛かり、３０秒程で落とした。
　アモネスがスリープを使い当夜を眠らせるのであった。念の為金属の鎖で拘束しベッドに縛り付け、数時間に一度ルナに守られたアモネスがスリープを掛けていく。
　交代で当夜の下の世話をして行く事に決めたのだ。

　落ち着いた時にスクーニャが皆に副作用について詳しく説明し、放っておくと当夜がどうなったかを伝えた。先程シルフィーを犯そうとしたのも当夜の意思ではなく、当夜の体を乗っ取ろうとする淫魔の仕業と皆が理解し、未遂で終わった事を感謝していた。

　時折当夜が目覚め、卑猥な事を叫び続け、叩き起こされたアモネスにスリープを掛けられ眠らされる事が何度か会った。

　２日経過した時に様子を見に来ていたケイトだったが

　当夜「悪いけど拘束を解いて欲しいな。もう大丈夫だからさ。世話を掛けたね。愛しているよ」

　ケイト「ああ良かった！一時はどうなるかと思ったのよ。シルフィーをいきなり襲うんだもの」

　当夜「薬の影響とはいえとんでもない事をしたね。後で謝らないとね」

　ケイト「うん。そうしてあげて。ショックが大きかったようだから。もうちょっとで解けるからね待っててね」

　そうやって鎖が解けると当夜はケイトをベッドに引きずり込み服を破り捨てて蹂躙し始め
　た。ケイトが泣き叫び抵抗をするも当夜は欲望を満たしつつある。そしてケイトの純潔が散る直前に、駆けつけたルナに殴り飛ばされた当夜が頭を壁にめり込ませ、そして気絶した。御開帳のその当夜の格好とシンボルを見て皆が真っ赤になっている。

　次々に皆が集まり、アモネスがスリープを掛け、もう一度拘束する。
　ケイトは淫魔に騙され、危うく純潔を散らし、当夜を淫魔に変える所だったのだ。

　泣くケイトをシャクラが宥め、今一度単独行動を禁じ、必ずルナと一緒に対応する事とした。

　そうして何とか３日を乗り切り当夜の禁断症状が消えたのだ。但し二年縛りはよく分からず、ルナの人間化が完了するまでやはり当夜の禁欲を継続する事となったのである。
　当夜はシャクラに指差す者の名前を言わせられ、淫魔ではない事を証明させられていたのであった。