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第一章 召喚編
第7話 3つのスキルとソフィア
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奴隷の少女目線
「じゃあここに座って」
私はベッドに座らさせられたの。そしてご主人様は水を持ってくるからと言うと、たらいを持ってきたわ。そこにはそれなりの水が入っていたのだけれども、よくこれだけ重いのを軽々と持っているなと感心したわ。
そして足を漬けてと言われ、言われるがままに足を漬けたの。そうするとご主人様がその足を手で持ち、なんと洗い出したの。えっ!?となったわ。どうして?女の子の足を触るのが好きな変態なのかしら?それともこのまま押し倒されちゃうのかな。嫌だな。でも言わなきゃ
「こ、これは行けません。ご主人様がそのような事をなさっては。わたくし如き卑しい奴隷の足を洗ってくださるなんて恐れ多い事でございます」
私は理解できなかった。この人は何をしようとしているのかと。次の一言を聞いて自分の耳を疑ったの・・・
三郎は少女の言葉にお構いなしだった。
「うん小さくて綺麗な脚だね。裸足で歩かされるなんて可哀想だよ。気にしないで。裸足で歩いていたままで部屋の中を動かれると部屋が汚れるから。それで僕が洗っているだけだから。それに足の状態をよく見ておきたかったんだ」
嘘である。彼女もそれは分かった。ただ、嘘を付く理由も意味も分からず混乱していた。
自分で出来ますと言いかけたが、三郎に手で制され、先を言えなかった。
「僕は三郎。 ねぇ君の名前は何て言うの?」
「私の名前でございますが、そう、それなのですが、聞いていないのでしょうか?きっと誰かが言い忘れたのですわね。今の私に名はありません。259号と呼ばれておりました。ご主人様、どうかお名前をお付けくださいませ」
三郎はえっ?となったが、戸惑う三郎に彼女は話を続けた。
「はい。急な事でしたので私もよく分かりませんが、ご主人様は勇者様なのですよね?つまり別の世界から来たという事でしょうか?奴隷について知らないという事でしょうか?それでしたら奴隷は名を捨てさせられ、最初に主人となった者が名前をつける事になっております」
三郎はうんと頷いた
「親につけられた名前を聞いてもいいの?」
彼女は首を横に振った
「その、命令でしたらお答え致しますが、私に選択権が有るのならば答えたくはありません。禁止されておりませんし、面倒だからと元の名を名乗るように言われるご主人様もいるとしか言いようがありません。私は生まれた家の事業が失敗し、その借金返済の為に売られて奴隷落ちとなりました。母が美人で、私は将来有望として金貨500枚と引き換えだったと聞いております。別れ際にごめんねの一言すら有りませんでした。そんな親につけられた名前をできればお伝えしたくないのです」
「ごめん。これは聞いちゃいけない事を聞いちゃったね」
「いえ。ご主人様が謝るような事ではございません。私の我儘です。その、奴隷が我儘な事を申し上げてしまい申し訳ありませんでした」
う~んと少し考えてから名をつげた。
「ソフィアでどうかな?嫌なら別のを考えるよ」
彼女はパッと明るくなった。
「素敵な名前をありがとうございます。それではソフィアと名乗らせて頂きます」
「じゃあソフィア、これからよろしくね。僕はこの世界の事を何も知らないから、ソフィア、君に助けて欲しいんだ。その、他の男はどうか知らないけれども、僕は主人の立場を利用し、奴隷とはいえ女性を手篭めにするなんて嫌なんだ。君は綺麗で可愛いし、魅力的な女性だ。青臭いかもだけど、希望していないのに、お互いの心が通じていないのに女の人を抱くなんて僕にはできないよ。お金を払って娼館などで商売女を買うなら別なのだろうけども。だからその、心配しないで。多分今から僕に純潔を散らされるんじゃないかとそういう風に思っているんだろうけども、しないよ。もし縁があってそういう関係になるとすれば、僕とソフィアの心が通じ合い、お互い好きになった時に初めてそういう事をしようと思うんだ。格好付けなのかも分からないけど、今君の意思に反して手籠めにするというのは、何か負けたような気がするんだ。それに僕は初めてはお互い好きあっていてラブラブって決めてるんだ。それに今日はもう遅いし僕も疲れたよ。頭ももう回ってないし今日はもう休まない?眠いんだ」
「よろしいのですか?奴隷の主となった者は己が主人であるという事を知らしめる為に奴隷を乱暴に扱い、その場で犯すものだと聞いております。私もその覚悟をしておりましたが、その、ありがとうございます」
彼女は泣いてしまった。どうしていいか分からずとりあえずぎゅっと抱きしめ背中を擦った。一瞬強張ったが、優しく背中を擦ると体を預けてきた。
「そのごめんね。怖い思いをさせているんだよね。何で奴隷になったかとか、奴隷ってどういうものなのかそういうのはまた明日でいいから話してくれるかな?嫌な事は話さなくても良いから」
「はい、畏まりました。ご主人様、ところでご主人様は勇者様とお聞きしておりますが、どのようなスキルをお持ちなのでしょうか?」
えっ?と情けない反応をした。
「眠いところ申し訳有りません。奴隷商から部屋に着いたら眠かろうが疲れていようが、例え犯された後だろうが寝る前に勇者様にスキルの事を訪ね、説明せよと言われています。召喚された勇者様は何かしらのスキルをひとつやふたつはお持ちだと聞いた事があります。よく分かりませんが大事な事だそうです」
「ちょっと待って。確認するから」
そういってステータスと念じてみた。スキル!スキルと念じているとスキルの項目が出てきた。今あるスキルは3つだ。一つが異空間収納。100 kgとあった。括弧書きで魔法使い固有スキルと有る。
どうやら自分がやはり魔法使いとして召喚された事が再確認できた。ステータスの見方についても文献で分かっている事を明日教えてくれると言っていたが、とりあえず言われたので確認してみるともう一つあった。壁抜けだった。壁や天井などを術者と触れている者であれば、触れている者達も一緒に壁や床天井をすり抜けられる。
確認を終えようとしたが表示がスクロール出来そうだったので見てみると回復術(上級)があり、ヒールと唱えると怪我を治す事ができる。特別開放とある。手の甲を噛んで血を出し、ヒールと唱えるとスーッと傷が消えた。
次に壁抜けを試す事にした。スキルを試すからと、ちょっと待っててねと言うとドアを開けて外を見た。誰もいなかったので、ドアを閉めてからスキルを発動してみた。するとドアを開けてもいないのにドアの外に出られたのだ。ソフィアはホエ~となっていたが、またもやドアを開けずに戻ってきた。そして机の上に置いてあった支度金やデイバックを次々と空間収納の中に入れてみた。おお入る!入る!と唸っていたが、ソフィアは展開についていけずにきょとんとしていたのであった。
「じゃあここに座って」
私はベッドに座らさせられたの。そしてご主人様は水を持ってくるからと言うと、たらいを持ってきたわ。そこにはそれなりの水が入っていたのだけれども、よくこれだけ重いのを軽々と持っているなと感心したわ。
そして足を漬けてと言われ、言われるがままに足を漬けたの。そうするとご主人様がその足を手で持ち、なんと洗い出したの。えっ!?となったわ。どうして?女の子の足を触るのが好きな変態なのかしら?それともこのまま押し倒されちゃうのかな。嫌だな。でも言わなきゃ
「こ、これは行けません。ご主人様がそのような事をなさっては。わたくし如き卑しい奴隷の足を洗ってくださるなんて恐れ多い事でございます」
私は理解できなかった。この人は何をしようとしているのかと。次の一言を聞いて自分の耳を疑ったの・・・
三郎は少女の言葉にお構いなしだった。
「うん小さくて綺麗な脚だね。裸足で歩かされるなんて可哀想だよ。気にしないで。裸足で歩いていたままで部屋の中を動かれると部屋が汚れるから。それで僕が洗っているだけだから。それに足の状態をよく見ておきたかったんだ」
嘘である。彼女もそれは分かった。ただ、嘘を付く理由も意味も分からず混乱していた。
自分で出来ますと言いかけたが、三郎に手で制され、先を言えなかった。
「僕は三郎。 ねぇ君の名前は何て言うの?」
「私の名前でございますが、そう、それなのですが、聞いていないのでしょうか?きっと誰かが言い忘れたのですわね。今の私に名はありません。259号と呼ばれておりました。ご主人様、どうかお名前をお付けくださいませ」
三郎はえっ?となったが、戸惑う三郎に彼女は話を続けた。
「はい。急な事でしたので私もよく分かりませんが、ご主人様は勇者様なのですよね?つまり別の世界から来たという事でしょうか?奴隷について知らないという事でしょうか?それでしたら奴隷は名を捨てさせられ、最初に主人となった者が名前をつける事になっております」
三郎はうんと頷いた
「親につけられた名前を聞いてもいいの?」
彼女は首を横に振った
「その、命令でしたらお答え致しますが、私に選択権が有るのならば答えたくはありません。禁止されておりませんし、面倒だからと元の名を名乗るように言われるご主人様もいるとしか言いようがありません。私は生まれた家の事業が失敗し、その借金返済の為に売られて奴隷落ちとなりました。母が美人で、私は将来有望として金貨500枚と引き換えだったと聞いております。別れ際にごめんねの一言すら有りませんでした。そんな親につけられた名前をできればお伝えしたくないのです」
「ごめん。これは聞いちゃいけない事を聞いちゃったね」
「いえ。ご主人様が謝るような事ではございません。私の我儘です。その、奴隷が我儘な事を申し上げてしまい申し訳ありませんでした」
う~んと少し考えてから名をつげた。
「ソフィアでどうかな?嫌なら別のを考えるよ」
彼女はパッと明るくなった。
「素敵な名前をありがとうございます。それではソフィアと名乗らせて頂きます」
「じゃあソフィア、これからよろしくね。僕はこの世界の事を何も知らないから、ソフィア、君に助けて欲しいんだ。その、他の男はどうか知らないけれども、僕は主人の立場を利用し、奴隷とはいえ女性を手篭めにするなんて嫌なんだ。君は綺麗で可愛いし、魅力的な女性だ。青臭いかもだけど、希望していないのに、お互いの心が通じていないのに女の人を抱くなんて僕にはできないよ。お金を払って娼館などで商売女を買うなら別なのだろうけども。だからその、心配しないで。多分今から僕に純潔を散らされるんじゃないかとそういう風に思っているんだろうけども、しないよ。もし縁があってそういう関係になるとすれば、僕とソフィアの心が通じ合い、お互い好きになった時に初めてそういう事をしようと思うんだ。格好付けなのかも分からないけど、今君の意思に反して手籠めにするというのは、何か負けたような気がするんだ。それに僕は初めてはお互い好きあっていてラブラブって決めてるんだ。それに今日はもう遅いし僕も疲れたよ。頭ももう回ってないし今日はもう休まない?眠いんだ」
「よろしいのですか?奴隷の主となった者は己が主人であるという事を知らしめる為に奴隷を乱暴に扱い、その場で犯すものだと聞いております。私もその覚悟をしておりましたが、その、ありがとうございます」
彼女は泣いてしまった。どうしていいか分からずとりあえずぎゅっと抱きしめ背中を擦った。一瞬強張ったが、優しく背中を擦ると体を預けてきた。
「そのごめんね。怖い思いをさせているんだよね。何で奴隷になったかとか、奴隷ってどういうものなのかそういうのはまた明日でいいから話してくれるかな?嫌な事は話さなくても良いから」
「はい、畏まりました。ご主人様、ところでご主人様は勇者様とお聞きしておりますが、どのようなスキルをお持ちなのでしょうか?」
えっ?と情けない反応をした。
「眠いところ申し訳有りません。奴隷商から部屋に着いたら眠かろうが疲れていようが、例え犯された後だろうが寝る前に勇者様にスキルの事を訪ね、説明せよと言われています。召喚された勇者様は何かしらのスキルをひとつやふたつはお持ちだと聞いた事があります。よく分かりませんが大事な事だそうです」
「ちょっと待って。確認するから」
そういってステータスと念じてみた。スキル!スキルと念じているとスキルの項目が出てきた。今あるスキルは3つだ。一つが異空間収納。100 kgとあった。括弧書きで魔法使い固有スキルと有る。
どうやら自分がやはり魔法使いとして召喚された事が再確認できた。ステータスの見方についても文献で分かっている事を明日教えてくれると言っていたが、とりあえず言われたので確認してみるともう一つあった。壁抜けだった。壁や天井などを術者と触れている者であれば、触れている者達も一緒に壁や床天井をすり抜けられる。
確認を終えようとしたが表示がスクロール出来そうだったので見てみると回復術(上級)があり、ヒールと唱えると怪我を治す事ができる。特別開放とある。手の甲を噛んで血を出し、ヒールと唱えるとスーッと傷が消えた。
次に壁抜けを試す事にした。スキルを試すからと、ちょっと待っててねと言うとドアを開けて外を見た。誰もいなかったので、ドアを閉めてからスキルを発動してみた。するとドアを開けてもいないのにドアの外に出られたのだ。ソフィアはホエ~となっていたが、またもやドアを開けずに戻ってきた。そして机の上に置いてあった支度金やデイバックを次々と空間収納の中に入れてみた。おお入る!入る!と唸っていたが、ソフィアは展開についていけずにきょとんとしていたのであった。
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