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第五章 魔軍襲来
第99話 山吹き飛ばしちゃった
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ソフィアが突然叫んだ。
「け、景色が変わってる!」
先程三郎が調子を確かめるのに魔法等を試し打ちしていたが、その時に開けたままになっていたバルコニーの戸を閉めに行った時に異変から叫んだのだ。
アルテミスがどうしたの?と聞いた。
「や、山がなくなっている!半分なくなっているの」
「そんなバカな事が…」
アルテミスが見に行くと彼女も絶句していた。
「や、や、や、や山が!山が!山があ!」
と唸っているので、紗代子とリセの二人で山を見ると、やはり唖然となっていた。
そしてリセは三郎に問いただした。
「あ、たんたはい、いったい、ああんたは一体何をやったの?」
「といわれてもなぁ。さっきの試し打ちはとりあえず、なんとなく気分であの山に向かって撃ったんだけど、それがどうかしたのか?」
「馬鹿じゃないの!ちょっと自分で見てみなさいよ!」
言われるがまま三郎は外を見ると、山の一部が円形でなくなっているのだ。えっ!?となり、まさか自分がやったのか?と思いもう一発山の方に向かって魔力弾を送り出した。すると放ってから1分程するとドゴーンという大きな音と共に山が崩れていったのが見えた。流石に三郎も狼狽えた。
「ド、ド、ド、ド、ド、ド、どうしよう!怒られるかな?」
「知らないわよ。自分で謝ってきたら?一人で行けないならついていってあげなくもないけど、どうするのよ!」
「景色は変わっちゃったけど、その、あそこってかなり強力な魔物が出るところだから人はいない筈だけど、一体なんなのよこれ?」
シルフが語りだした。
「どうやら三郎様は、力の使い過ぎにより二次覚醒をされたようですね。二次覚醒をされますと、魔力の量はともかく、魔力の強さが格段に上がります。その格段に強さの上がった魔力で練られる精霊力もまた強力無比なものに変わります。どうやら第2の目覚めをされたようですわね。普通は10年は掛かるといわれていますが、なるほど、こういうやり方があったのですね。精霊力に目覚めたてで限界を超えた使い方をする。あなたがした事はそういう事です」
三郎はよく分からんという感になっていた。
国王の所に報告に行かねばとなり、国王の執務室に向かっていった。
三郎達は城内での自由行動が認められており、国王への取次ぎ予約も特に不要だった。
執務室付きのメイドが国王に、三郎達が来た旨を伝えると、国王自らが扉を開け、招き入れた。
「三郎殿!目覚められたのですな!それよりも一大事が発生しております!あのマウンテン山のことを聞かれましたか?先ほどマウンテン山が突如2度の轟音と共に崩れたと聞いておりますし、たしかに景色が変わっています。またもや魔王軍の襲来かもしれません!…」
紗代子は遮るようにスッと手をあげた。
「あのう、陛下それでしたらここにいる三郎君がやりました!」
「聖女様?三郎殿がやりましたとはどういう事ですか?」
「その三郎君が目覚めた時に、自身に異変がないか確認する為に魔法の試し打ちをしたんです。その時に、たまたま私の部屋のバルコニーから見えるマウンテン山の方に向かって放ったと言っていました。
それで景色が変わっていたので、自分が放ったもので吹き飛ばす事ができるのかを確認したら2回目の吹き飛ばしが煽りました。その、ごめんなさい」
「そうか。景色が変わったのは何だが、別段あそこが大事なところではないし、むしろ強力な魔物が出るところとして厄介なところではあったからそれはいいんだが、そうか魔王軍の再襲来でなければいいんだ。見たところまだ三郎殿は辛そうな顔をしているね。今はいいからゆっくり休みたまえ」
そうしてお咎めなしだったので部屋に戻った三郎は大丈夫と言い張ったが全会一致で横になるはめになった。顔色が悪かったのは山を潰しちゃったけどどうしよう?と青ざめていただけだった。
「け、景色が変わってる!」
先程三郎が調子を確かめるのに魔法等を試し打ちしていたが、その時に開けたままになっていたバルコニーの戸を閉めに行った時に異変から叫んだのだ。
アルテミスがどうしたの?と聞いた。
「や、山がなくなっている!半分なくなっているの」
「そんなバカな事が…」
アルテミスが見に行くと彼女も絶句していた。
「や、や、や、や山が!山が!山があ!」
と唸っているので、紗代子とリセの二人で山を見ると、やはり唖然となっていた。
そしてリセは三郎に問いただした。
「あ、たんたはい、いったい、ああんたは一体何をやったの?」
「といわれてもなぁ。さっきの試し打ちはとりあえず、なんとなく気分であの山に向かって撃ったんだけど、それがどうかしたのか?」
「馬鹿じゃないの!ちょっと自分で見てみなさいよ!」
言われるがまま三郎は外を見ると、山の一部が円形でなくなっているのだ。えっ!?となり、まさか自分がやったのか?と思いもう一発山の方に向かって魔力弾を送り出した。すると放ってから1分程するとドゴーンという大きな音と共に山が崩れていったのが見えた。流石に三郎も狼狽えた。
「ド、ド、ド、ド、ド、ド、どうしよう!怒られるかな?」
「知らないわよ。自分で謝ってきたら?一人で行けないならついていってあげなくもないけど、どうするのよ!」
「景色は変わっちゃったけど、その、あそこってかなり強力な魔物が出るところだから人はいない筈だけど、一体なんなのよこれ?」
シルフが語りだした。
「どうやら三郎様は、力の使い過ぎにより二次覚醒をされたようですね。二次覚醒をされますと、魔力の量はともかく、魔力の強さが格段に上がります。その格段に強さの上がった魔力で練られる精霊力もまた強力無比なものに変わります。どうやら第2の目覚めをされたようですわね。普通は10年は掛かるといわれていますが、なるほど、こういうやり方があったのですね。精霊力に目覚めたてで限界を超えた使い方をする。あなたがした事はそういう事です」
三郎はよく分からんという感になっていた。
国王の所に報告に行かねばとなり、国王の執務室に向かっていった。
三郎達は城内での自由行動が認められており、国王への取次ぎ予約も特に不要だった。
執務室付きのメイドが国王に、三郎達が来た旨を伝えると、国王自らが扉を開け、招き入れた。
「三郎殿!目覚められたのですな!それよりも一大事が発生しております!あのマウンテン山のことを聞かれましたか?先ほどマウンテン山が突如2度の轟音と共に崩れたと聞いておりますし、たしかに景色が変わっています。またもや魔王軍の襲来かもしれません!…」
紗代子は遮るようにスッと手をあげた。
「あのう、陛下それでしたらここにいる三郎君がやりました!」
「聖女様?三郎殿がやりましたとはどういう事ですか?」
「その三郎君が目覚めた時に、自身に異変がないか確認する為に魔法の試し打ちをしたんです。その時に、たまたま私の部屋のバルコニーから見えるマウンテン山の方に向かって放ったと言っていました。
それで景色が変わっていたので、自分が放ったもので吹き飛ばす事ができるのかを確認したら2回目の吹き飛ばしが煽りました。その、ごめんなさい」
「そうか。景色が変わったのは何だが、別段あそこが大事なところではないし、むしろ強力な魔物が出るところとして厄介なところではあったからそれはいいんだが、そうか魔王軍の再襲来でなければいいんだ。見たところまだ三郎殿は辛そうな顔をしているね。今はいいからゆっくり休みたまえ」
そうしてお咎めなしだったので部屋に戻った三郎は大丈夫と言い張ったが全会一致で横になるはめになった。顔色が悪かったのは山を潰しちゃったけどどうしよう?と青ざめていただけだった。
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