神獣使いは魔法の使えない魔法使い!〜異世界召喚された魔法使いはヌンチャクの使い手だった!奴隷少女と格闘派魔法使いの異世界成り上がり物語!〜

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第五章 魔軍襲来

第102話 マウンテン山にて

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 三郎は死体を収納に入れ、武器を回収していた。

 そして今は配下の魔物と対峙していた。

 ため息を付きつつ、気配から何匹いるのかが分かるので、精霊術にて生成した鉛の合金の小さな塊を生成し、次にそれを円盤状に伸ばし、ターゲットの首を目掛け一斉に解き放った。

 すると気配を感じ取っていた魔物に次々の襲い掛かり、あっという間に全ての首を刎飛ばした。

 中には中級指揮官として魔人も混じっていたようで、魔石が転がっている脇に死体もあった。

 武器などを回収して回った。

 これも精霊術にて気配を感じていた所に赴き、死体を検分していた。魔石は精霊術にて召喚した水や土の下級精霊にお願いしてサクッと回収をしていた。

 シルフがその使い方に文句を言っていた。

「まぁまぁシルフさん、今からやる事を見ればこれをしていた理由が分かるから。因みに何をするか分かる?」

「山を吹き飛ばした時に死んだ魔物がドロップした魔石等の回収ではないのですか?」

「チッチッチッ!違うんだなこれが。それをするのは、今からやる事の前段階だから、ついでかな」

「けち!」

「えっ?ケチって、お前なんか変わったか?上品な大人の女性のイメージだったけど?」

「疲れたのよ。ほら、私って上品な上位精霊って事になってるでしょ?期待を裏切ると悪いじゃない。だから良い子を演じてたのよねぇ。でも、もうそれも疲れちゃったなぁ。三郎はこういう感じは嫌い?嫌いなら戻すけど、どうなの?」

「ふーん。なんか新鮮だな。じゃあさ、人前ではいつものでさ、俺と二人だけの時は本当の自分を出すのはどうよ?」

「別に三郎が話し方を変えなくても良いのよ?」

「俺も普段は気を使ってるんだぞ。大人の女性に失礼のないようにってさ。それにさ、皆俺の事を聖人君子だとか思っているようだけど、俺も男なんだよ!スキルとかギフトの説明に童貞じゃなくなったら新たに得られなくなるとかあるから我慢してんのにさ!」

「皆知ってるわよ。手を出さないのは出したくても出せないんだって。でも、私には本当に駄目だからね。私の場合は本当に婚前交渉したら、私が精霊界に強制送還されるから」

「ちょっと待て?それはお前が嘘をついていないのは分かるけどさ、私の事をって強調しとりゃせんか?」

「あっ!」
 
「で、何なんだよ?」

「知りたい?」

「勿論」

「どうしようかなぁ!三郎もこれから何をするのか教えてくれないから言わない!」

「なんだよ。じゃあ、今から何をするのか言ったら教えてくれるのか?」

「良いわよ」

「よし、まあ、百聞は一見にしかずって言うから、まあ見とけ!山を作るから」

「山を作る?」

「文字通りだよ。ほら、教えたからそっちも教えろよ?」

「そう。じゃあ仕方が無いわね。本当は私と婚姻契約をするまで黙っておくつもりだったけど、そうねえ、あの情報はフェイクよ!。と言いたいけど、二次覚醒をしたからもう大丈夫なのよ」

「えっ?それって?まさか?」

「どうなのかなぁ?それよりも、山を作るって何なのよ?」

 三郎は地面に手を付いてドヤ顔で見てろ!と言いつつ、精霊力の生成を始めるのであった。
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