異世界召喚された俺は余分な子でした

KeyBow

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第2章

第281話 調査

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 ルシテル達が調査していたのは、偶々最初に向かったあの魔法陣の有った地下室のみだった。
 その為まだ他の所を見ていない。
 俺は皆で手分けして各部屋を捜索していった。特に国王の執務室や寝室が重要な情報がある可能性が高いと思い、まずこの辺りを念入りに調査した。

 また書庫があり、そこにはそれなりの書物があった。まずはタイトルを確認していった が、しかしながらこれといって召喚に関連しそうな書物は見つからなかった。
 ただひとつ言えるのは王族の部屋と思われる寝室の布団は、メイドがルームメイキングした時のままだった。町の様子や民家や宿の布団の状態から、儀式は夜中に行われたのではないかと思われた。
 残念ながら城の中をくまなく捜索したが、特にこれといった物の発見には至らなかった。
 だが、念の為にこの国の国宝と思われる物を俺の収納に入れて行った。勿論お金もね・・・盗賊等に渡したくないからね。

 また城内にあった書籍や、執務室及び家臣と思われる者の部屋にあった書類等を一通り収納に入れ、取り敢えずワーグナーに戻る事にした。

 そしてワーグナーに戻ってから、回収していた書類や本等を出し、知識人や俺の妻達に何か手掛かりになる情報を探るべく、調査と確認をして貰う事とした。

 そうしていたが、俺は俺で考えを巡らせていた。これからこの大陸の各地を確認して回り、 召喚された者をおそらく倒さねばならないだろうと。 異世界の者がこの大陸に留まっていてくれれば良いが、そうでなかった場合が怖い。その為に我々の大陸の方に戦力をかなり置いておかねばならない。

 その結果、レニスには残留して貰い、守りの要にする決断をした。
 これは信頼のおける者を置いておかねばならない為、 元々我々の大陸でのSSS のレニスが適任と判断した。
 彼女は俺と一緒にいたがったが、君が頼りだと散々頼み込み、なんとか了承して貰った。
 今日はこの後に各地の総督を緊急招集し、事の顛末を説明して今後の対策を練る事とした。ただ、あまりにも想定外の異常事態の為、誰からもまともな意見が出ずに、俺が少数精鋭で打って出る事で決着する。

  基本的に連れて行くのはオリビア、裕美、アリゾナこれだけにした。それ以外は全て守りとした。
 それと念の為、港に停泊していた船を一通り収納に入れて行った。これは万が一召喚された者が船を乗っ取り、我々の大陸に向われては困るからである。

 俺の中では 次に対峙するのは魔王関連だと思っていた。ところが想定外の事態に俺もかなり慌てている。
 果たして俺に対処できるのか ?何はともあれ、異世界から来た者を探し出さねばならない。毎度の事だが、裕美と飛行で探すしかないようだ。生き物の気配がすればかなりの確率で異世界から来た者である筈だ。

 発見次第オリビアとアリゾナを呼んで 、異世界からの者を駆除してみようと思う。
 簡単に行けばい良いが、一体どういった物が召喚されているのかが分からない状態である。

 少なくとも向こうから敵意を向けてもらって、先制攻撃させるつもりだ。
 そういう話をしているとかなり遅い時間になってしまい、明日から捜索をする事として本日はお開きとなったのであった。
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