329 / 572
第3章
第328話 知能を持った魔物の群れとの共存
しおりを挟む
それからの数日は、各町の確認と駆除をして回り、俺はオリヴィアと2人で別働隊として町と町の間の道を上空から調べていた。
順調に駆除が進んでいたが、最後の町で異変が起こった。驚いた事に魔物が降伏してきたのだ。間違いようがない。
なんとなく心当たりがあり、セレーシャを呼ぶ事にした。
今は町の広間でその魔物達と対峙していて、一触即発だ。頼むから誰も先走り汁を出すなよ!違った、先走るなよ。
こちらに来る準備ができたので、ゲートを出すと、直ぐにセレーシャがゲートから出て来た。すると驚いた顔をしながら魔物に語り始めた。
「お前達生きていたのか?我が分かるか?」
一匹のオークが前に出てきた。ジェネラル種だ。
「お、おで、分かる。親分間違いない。おでたちいいつけ、ま、まもっだ!襲われでも、人を殺さなっがっただだ!体はちがくげど、たまひいは同じなのでとわがる」
片言だが、何とか頑張って話していた。
確かセレーシャが人になる時に見逃してやった奴らだ。俺も見覚えがある。
お互いの代表と今後の事を話す。
実際問題として、魔物の代表はオークジェネラルで中々強い。知能が劣るがミノタウロスやサイクロプスまでいた。
長く生きた魔物で、知能が芽生えた個体がちょこちょこいた。俺はこいつらを倒すのは忍びないと思ったので、皆に問い掛けた。
「なあ、流石に魔物との共存は厳しいと思うが、せめてここにいる彼らが生きる術はないものだろうか?」
色々な意見が出たが、ホーネットが珍しくちゃんとした意見を述べた。
「シューマン山はどうですか?あそこより先は魔物の領土でしょ?」
そう、あっさり決まった。なぜそこに思い至らなかったのかが不思議だが、ホーネットを撫でてやる。
一瞬悦びの仕草をしたが、プイッとなった。
「俺はもう子供じゃないんだから、いくら兄貴でも頭を撫でるのは止めて欲しい!」
更にポンポンとする。何気に獣人族の耳は気持ち良い。
「だから触んなって!」
顔と言っている事が合わないんだよな。何気に構ってちゃんだったりする。褒められて照れていた。?こいつデレか?男のデレは要らんな。
ふと今俺は重大な事に思い至った。妻、今後妻になる者の中にツンデレが一人もいないのだと。
おっほん。脱線したが、本題に戻ろう。
この魔物達の強さ的には、恐らく頑張れば魔物の領域の支配が可能だと思う。怪力系の仲間もおり、理性を持った個体が率いている。多少の戦力差は知恵で何とかするだろう。彼らがいずれ人と魔物の架け橋になるような予感がするというか、期待をしたい。
俺は1つ約束をした。俺の支配が及ぶ限り、あの領域には踏み入らない。
逆に魔物達も山を出て来て人の領域には入らないと。
ただ、リーダーに変化の指輪を渡し、人へ化ける手段を与えた。何か重大事項が有れば、人里に来る手段を与え、俺を頼れと。少なくとも、この個体は俺よりも早く寿命が来る。共生とは行かないまでも、棲み分けなら可能だろうとの旨を話しあい、お互い理解して実行する事とした。
取り敢えず明智君を呼び戻す事にした。
彼にはこの町の守り手として配備し、やり直す機会を与えた。もうシューマン山に行かせる事が出来ないからだ。
そして魔物達をシューマン山にゲートで送り出した。
そうやって無事魔物の排除が一通り終わり、国を取り戻した。
数日間は周辺の魔物を調査及び駆除をし、安全を確保する事にした。俺はその間、上空から広範囲の索敵をするのであった。
順調に駆除が進んでいたが、最後の町で異変が起こった。驚いた事に魔物が降伏してきたのだ。間違いようがない。
なんとなく心当たりがあり、セレーシャを呼ぶ事にした。
今は町の広間でその魔物達と対峙していて、一触即発だ。頼むから誰も先走り汁を出すなよ!違った、先走るなよ。
こちらに来る準備ができたので、ゲートを出すと、直ぐにセレーシャがゲートから出て来た。すると驚いた顔をしながら魔物に語り始めた。
「お前達生きていたのか?我が分かるか?」
一匹のオークが前に出てきた。ジェネラル種だ。
「お、おで、分かる。親分間違いない。おでたちいいつけ、ま、まもっだ!襲われでも、人を殺さなっがっただだ!体はちがくげど、たまひいは同じなのでとわがる」
片言だが、何とか頑張って話していた。
確かセレーシャが人になる時に見逃してやった奴らだ。俺も見覚えがある。
お互いの代表と今後の事を話す。
実際問題として、魔物の代表はオークジェネラルで中々強い。知能が劣るがミノタウロスやサイクロプスまでいた。
長く生きた魔物で、知能が芽生えた個体がちょこちょこいた。俺はこいつらを倒すのは忍びないと思ったので、皆に問い掛けた。
「なあ、流石に魔物との共存は厳しいと思うが、せめてここにいる彼らが生きる術はないものだろうか?」
色々な意見が出たが、ホーネットが珍しくちゃんとした意見を述べた。
「シューマン山はどうですか?あそこより先は魔物の領土でしょ?」
そう、あっさり決まった。なぜそこに思い至らなかったのかが不思議だが、ホーネットを撫でてやる。
一瞬悦びの仕草をしたが、プイッとなった。
「俺はもう子供じゃないんだから、いくら兄貴でも頭を撫でるのは止めて欲しい!」
更にポンポンとする。何気に獣人族の耳は気持ち良い。
「だから触んなって!」
顔と言っている事が合わないんだよな。何気に構ってちゃんだったりする。褒められて照れていた。?こいつデレか?男のデレは要らんな。
ふと今俺は重大な事に思い至った。妻、今後妻になる者の中にツンデレが一人もいないのだと。
おっほん。脱線したが、本題に戻ろう。
この魔物達の強さ的には、恐らく頑張れば魔物の領域の支配が可能だと思う。怪力系の仲間もおり、理性を持った個体が率いている。多少の戦力差は知恵で何とかするだろう。彼らがいずれ人と魔物の架け橋になるような予感がするというか、期待をしたい。
俺は1つ約束をした。俺の支配が及ぶ限り、あの領域には踏み入らない。
逆に魔物達も山を出て来て人の領域には入らないと。
ただ、リーダーに変化の指輪を渡し、人へ化ける手段を与えた。何か重大事項が有れば、人里に来る手段を与え、俺を頼れと。少なくとも、この個体は俺よりも早く寿命が来る。共生とは行かないまでも、棲み分けなら可能だろうとの旨を話しあい、お互い理解して実行する事とした。
取り敢えず明智君を呼び戻す事にした。
彼にはこの町の守り手として配備し、やり直す機会を与えた。もうシューマン山に行かせる事が出来ないからだ。
そして魔物達をシューマン山にゲートで送り出した。
そうやって無事魔物の排除が一通り終わり、国を取り戻した。
数日間は周辺の魔物を調査及び駆除をし、安全を確保する事にした。俺はその間、上空から広範囲の索敵をするのであった。
1
あなたにおすすめの小説
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる