379 / 572
第1章
第378話 レイナの自害阻止
しおりを挟む
俺は天井を見るとついぼやく。
「知らない天井だ」
この部屋がどこか分からないが、ヒナタの屋敷にいるはずだ。200人余りの女性達がいるホールに向かっていて、ホールに入った所までは覚えている。だが、そこから先の出来事を覚えていない。今もおっぱいをチュウチュウと吸いたい衝動があり、その衝動の具合から、またバブったとしか思えなかった。それと周りに何人かの気配がする。
「なあ、トリシア。一体何が有ったんだ?またバブったようだが?」
そう聞くとトリシアが説明してくれた。俺がバブった後は大変だったそうだ。俺があの女性の挑発にてバブってしまい、胸にむしゃぶりついてチューチューしていたから大騒ぎになったらしい。
すぐに引き離してから次いでトリシアの胸に俺を押し付け、暫くの間トリシアの胸を吸っていたそうだ。
そしてリギア達が皆の前で土下座をし、赤ちゃん帰りについて説明してくれて、状況を収めてくれた。何故か皆の心に響いたと言っていた。
俺が彼女達の為に無理な戦いをし、結果としてこの呪い、そう、赤ちゃん帰りの呪いを掛けられ、何年経っても解呪出来ない為、胸を見せて坊や・・・と挑発的な事をするとあのように赤ちゃん返りをするのでやめてあげて欲しいと。そして皆が涙していたという。今の俺からすると、あまりにも似つかわしくない変わり果てた姿を見て、異様な状況だと分かってくれたらしい。
そして俺が胸を吸ってしまった女性がこの場にいる事は気配から分かったので、彼女の方を見ると彼女は間髪入れずに土下座を始めた。
「ごめんなさい。ごめんなさい。私、そうだとは知らずに、まさかあのような事になるとは思わなかったのです。ごめんなさい。ごめんなさい」
気の毒に思える位ひたすら謝っていた。俺は彼女の肩を掴み立たせ。
「すまない。君の胸を吸ったそうだね。痛くはないか?」
彼女は辛そうな顔をしていたのだ。
「トリシア!君もだ。レフトアイ、ライトアイ頼む。トリシア、ヒールを掛けるから準備をして」
そう言うとレフトアイが俺に目隠しをしてくれた。そしてトリシアは自ら服を脱ぎ、ライトアイが俺が胸を吸ってしまった女性の服を脱がしていた。
「すまない。少し触るよ」
まずトリシアから触り、ヒールを掛けて赤く腫れてしまったはずの胸を治して行く。そして次にもう1人の女性の胸に軽く触れ、ヒールを掛けて胸を治した。しかし、こちらの世界の者達はたかだかヒール如きで大層驚いていた。
どうも話を聞くと、回復魔法なるものがないという事で、かなり驚いていたのだ。
彼女の名はレイナという。
治療が終わり服を整えたと聞いたその瞬間、目隠しを外した俺はレイナの前に土下座をした。
「すまなかった。俺の呪いの所為とはいえ、いきなり胸に飛びついてしまい、怖い思いをさせてしまったね。痛かっただろう。すまなかった。本当にすまなかった。確かに君は・・・」
途中までしか言えず、その先を言えなかった。レイナが俺を起こし、俺の口をその唇で塞いできたからだ。
「私の方こそごめんなさい。皆の前でヒナタ様の大切な御方に恥をかかせてしまいました。死してお詫びをさせて頂きます。どうかヒナタ様に罰を与えないで下さいませ」
そう言うと懐からナイフを出し、自らの首に刺そうとしたので、俺は刃先を直接手で受け止め、自害を阻止した。刃は俺の手を貫通したが、レイラの首には届かなかった。
「駄目だ。君は悪くない。死なせるもんか。こんな事で死ぬなんて許さない。こんないい女を死なせてたまるか!」
またバカな事を言ったものである。一旦隷属契約を強制的に結んだ。本当はそんな事をしたくはなかったのだが、俺の許可なく自害する事を禁ずると発した。
彼女は俺の手に刺さったナイフを引き抜き、ごめんなさいごめんなさいと言いつつ、そのナイフでもう一度自分の首を切ろうとした。だがしかし、手からナイフを落として激しく痙攣し出した。
「すまないが、君を一旦俺の奴隷にさせて貰ったよ。俺はこういう契約を一方的にする事が出来るんだ。本当はこういう事はしたくはないのだが、君が自害しようとしているから、それを防ぐ為に使わせて貰うよ。レイナが自殺する心配がなくなれば解除するが、本当に申し訳ないと思うなら死なないで欲しい。死ぬ事は許さないぞ。君は決して悪くないし、ヒナタにも君を責めさせない。あれは不幸な事故だ」
そうやって泣きじゃくる彼女を抱きしめた。男勝りな感じではあったが、今は乙女にしか見えなかったのだ。そしてばぶった所為で覚えてはないが、何かの幻影を見たはずなのだ。直接触れた数人のメイド達に対しては何も無かったが、レイナの事を愛してしまった。そう、スケコマシ発動である。
ヒナタに対しては戦闘中で何を見たかあまり覚えてはいないが、ワーグナーの屋敷でナンシー達と一緒にいる所を見た。その時見知らぬメイドや女性がいたのだが、何となくその中の1人がレイナに似ていたなと思い出し、愕然としたのであった。
「知らない天井だ」
この部屋がどこか分からないが、ヒナタの屋敷にいるはずだ。200人余りの女性達がいるホールに向かっていて、ホールに入った所までは覚えている。だが、そこから先の出来事を覚えていない。今もおっぱいをチュウチュウと吸いたい衝動があり、その衝動の具合から、またバブったとしか思えなかった。それと周りに何人かの気配がする。
「なあ、トリシア。一体何が有ったんだ?またバブったようだが?」
そう聞くとトリシアが説明してくれた。俺がバブった後は大変だったそうだ。俺があの女性の挑発にてバブってしまい、胸にむしゃぶりついてチューチューしていたから大騒ぎになったらしい。
すぐに引き離してから次いでトリシアの胸に俺を押し付け、暫くの間トリシアの胸を吸っていたそうだ。
そしてリギア達が皆の前で土下座をし、赤ちゃん帰りについて説明してくれて、状況を収めてくれた。何故か皆の心に響いたと言っていた。
俺が彼女達の為に無理な戦いをし、結果としてこの呪い、そう、赤ちゃん帰りの呪いを掛けられ、何年経っても解呪出来ない為、胸を見せて坊や・・・と挑発的な事をするとあのように赤ちゃん返りをするのでやめてあげて欲しいと。そして皆が涙していたという。今の俺からすると、あまりにも似つかわしくない変わり果てた姿を見て、異様な状況だと分かってくれたらしい。
そして俺が胸を吸ってしまった女性がこの場にいる事は気配から分かったので、彼女の方を見ると彼女は間髪入れずに土下座を始めた。
「ごめんなさい。ごめんなさい。私、そうだとは知らずに、まさかあのような事になるとは思わなかったのです。ごめんなさい。ごめんなさい」
気の毒に思える位ひたすら謝っていた。俺は彼女の肩を掴み立たせ。
「すまない。君の胸を吸ったそうだね。痛くはないか?」
彼女は辛そうな顔をしていたのだ。
「トリシア!君もだ。レフトアイ、ライトアイ頼む。トリシア、ヒールを掛けるから準備をして」
そう言うとレフトアイが俺に目隠しをしてくれた。そしてトリシアは自ら服を脱ぎ、ライトアイが俺が胸を吸ってしまった女性の服を脱がしていた。
「すまない。少し触るよ」
まずトリシアから触り、ヒールを掛けて赤く腫れてしまったはずの胸を治して行く。そして次にもう1人の女性の胸に軽く触れ、ヒールを掛けて胸を治した。しかし、こちらの世界の者達はたかだかヒール如きで大層驚いていた。
どうも話を聞くと、回復魔法なるものがないという事で、かなり驚いていたのだ。
彼女の名はレイナという。
治療が終わり服を整えたと聞いたその瞬間、目隠しを外した俺はレイナの前に土下座をした。
「すまなかった。俺の呪いの所為とはいえ、いきなり胸に飛びついてしまい、怖い思いをさせてしまったね。痛かっただろう。すまなかった。本当にすまなかった。確かに君は・・・」
途中までしか言えず、その先を言えなかった。レイナが俺を起こし、俺の口をその唇で塞いできたからだ。
「私の方こそごめんなさい。皆の前でヒナタ様の大切な御方に恥をかかせてしまいました。死してお詫びをさせて頂きます。どうかヒナタ様に罰を与えないで下さいませ」
そう言うと懐からナイフを出し、自らの首に刺そうとしたので、俺は刃先を直接手で受け止め、自害を阻止した。刃は俺の手を貫通したが、レイラの首には届かなかった。
「駄目だ。君は悪くない。死なせるもんか。こんな事で死ぬなんて許さない。こんないい女を死なせてたまるか!」
またバカな事を言ったものである。一旦隷属契約を強制的に結んだ。本当はそんな事をしたくはなかったのだが、俺の許可なく自害する事を禁ずると発した。
彼女は俺の手に刺さったナイフを引き抜き、ごめんなさいごめんなさいと言いつつ、そのナイフでもう一度自分の首を切ろうとした。だがしかし、手からナイフを落として激しく痙攣し出した。
「すまないが、君を一旦俺の奴隷にさせて貰ったよ。俺はこういう契約を一方的にする事が出来るんだ。本当はこういう事はしたくはないのだが、君が自害しようとしているから、それを防ぐ為に使わせて貰うよ。レイナが自殺する心配がなくなれば解除するが、本当に申し訳ないと思うなら死なないで欲しい。死ぬ事は許さないぞ。君は決して悪くないし、ヒナタにも君を責めさせない。あれは不幸な事故だ」
そうやって泣きじゃくる彼女を抱きしめた。男勝りな感じではあったが、今は乙女にしか見えなかったのだ。そしてばぶった所為で覚えてはないが、何かの幻影を見たはずなのだ。直接触れた数人のメイド達に対しては何も無かったが、レイナの事を愛してしまった。そう、スケコマシ発動である。
ヒナタに対しては戦闘中で何を見たかあまり覚えてはいないが、ワーグナーの屋敷でナンシー達と一緒にいる所を見た。その時見知らぬメイドや女性がいたのだが、何となくその中の1人がレイナに似ていたなと思い出し、愕然としたのであった。
1
あなたにおすすめの小説
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる