異世界召喚された俺は余分な子でした

KeyBow

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第1章

第448話 ボス戦

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 絶対防壁のスキルをいつ取得したのかは覚えていない。

 気が付けば有ったのだ。
 多分天界で戦っている時に得たっぽい。
 天使達をと言うか、俺好みの女性達を守るのに必死だったのでもとい、夢中だったのもあり、その時にゲットしていたようだが、何か新しいスキルを得ていないのかについて確認を直ぐにしていなかったのだ。

 また、その後暫くはスキルの確認をしていなくて、誰だっただろうか、最近スキルの確認をしたのかと言われ、確認したら有ったのだ。
 そう、ふと気が付くと有った感じだ。

 試した結果は魔法、物理共防いでくれる。

 皆に聞いても謎スキルだった。
 本来ワーグナーのある世界にはないスキルだからだ。

 俺が防壁の外に出ると早速刃が伸びて来た。

 やはり真っ直ぐに脳天を目指してくるので、避けてみたが驚いた事に避けられず、脳天直撃コースのままだった。

 再度避けられず脳天にぶち当たった。
 転移で避けられたはずだが、あえて使わずに、体術のみで対応していた。

 しかし、攻撃はつぎつぎとヘルムに当たった。
 だが、多少の衝撃はあったが、ビームというか魔力弾に変換されカウンター攻撃になった。

 但し当たって消え去ったのはどうやら無数ある刃の1つにしか過ぎなかったようだ。

 それから何度も何度も刃が向かってくるが、バカの一つ覚えのように脳天にしか向かって来なかった。
 奴の能力はチート能力としか言えないが、どうやらスキルに制約事項でもあるのか制御が限定的のようだった。

 また、防壁にも何度もアタックしているがガキンガキンと音を出すだけだった。

 防壁の方を気にする余裕はなかった。
 俺はアンタレスを2刀出し、一つは首をガードし、1つは攻撃用にしていた。
 万が一、脳天から首チョンパに切り替えてくる事を警戒したからだ。

 脳天に当たる度にビームが発射され、刃を砕いていく。

 20刃位でようやく変化があった。

 半分くらい壊した刃がどうやら再展開されたようで、50cm手前までしか届かなかった。また、防壁に当る音も間隔が開いてきた。

 おかげで刃が本体に戻る様子を捉える事が出来た。

 どうやら異空間を操り、標的の直ぐ近くから空間を切り裂き刃を出していたようだ。
 ふざけた腑抜けな攻撃だ。
 刃が破壊され、刃の長さが足らなくなりターゲットに届かなくなってきたようだ。

 防壁が怪しくなってきたので今の防壁の外に新たな防壁を展開した。

 残念なのは絶対防壁の中と外は連絡手段がない事だ。
 空気以外は念話や電波も通さない。勿論魔法も。
 その空気も毒などは無害化されるのを確認している。

 唯一行けるのは打撃の振動のみだ。もし彼女達の誰かがモールス信号を知っていれば情報伝達ができるが、残念ながら知っているのはセレーシャだけだ。
 特に必要性を感じず他の者に教えなかったのだ。

 それはともかくとして、奴の本体は見えないが、刃が出入りする空気の揺らぎから大体の位置が分かってきた。

 「そろそろ俺の反撃ターンの始まりだ!」

 俺は不敵な笑みを浮かべながら呟いたのであった。
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