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第2話 面接
何故かあっさり面接にありついた俺・・・
面接の日、都内の喫茶店に足を踏み入れると彼女はすでに席についていた。写真以上に華やかで、ひときわ目立つ美しさ。まるでホステスのような、男性の心をくすぐるあざとい仕草が印象的だった。その隣にはリクルートスーツ姿の地味な女性がいたが、おそらくマネージャーか付き人だろうと思う。
「はじめまして~♪ 私が乙姫ライフの乙姫でえすっ♡」
そう名乗りながら、乙姫はニコッと笑い、大きな瞳をこちらに向けた。そのあざとさに若干引きつつも、俺は少しドギマギしながら席に座る。
「田中土門です。よろしくお願いします」
彼女は俺を見つめながら、興味深げに頷いた。
「田中土門さん、固いわね。探索者名はドボルザックさん、だからドボルさんでいいのかなぁ?あなた、なかなかカッコいいわねぇ♪愁いを秘めた感じが渋い感じでイイ感じっ♡」
急な褒め言葉に、俺は少し動揺を隠せなかった。これまで女の子とこんなに近くで話すことも少なかったせいか、心臓が少し速くなっているのを感じる。
隣の席に座る女性が咳払いをすると、早速本題に入るべく話を切り出し始めた。
「あなたの志望動機を聞かせてもらえますか?」
俺は少し言葉に詰まりながらも、自分の状況を説明した。
「右腕に怪我をしてから、戦闘での役割が制限されてしまって・・・パーティーを組むのが難しく、ソロで探索をやっていますが、稼ぎが厳しくて。そんな中、乙姫ライフさんの募集を見てこれだ!と思ったんです」
「それでは田中さんは探索経験者ということでよろしいですね。年数は?」
「は、はい。大学1年からなので、約5年です」
「へー、すっごい!ベテランさんじゃないですか。私より先輩なんだあ!じゃあさ、私のこと知ってる?」
「あ、ありがとうございます。ただ・・・俺はダンジョン探索以外はあまり詳しくなくて、その…配信とかもよくわからないんです。乙姫さんの配信も見たことがなくて」
乙姫は驚いたように目を丸くし、しばし無言になった後、口元に笑みを浮かべた。
「えぇ~、そうなのぉ?じゃあ、私のことは知らなかったんだ?」
「はい・・・すみません。ネットの契約もしていなくて、募集を見てから少し調べただけでして、その、人気の配信者っていう話しか分からないんです」
その言葉に乙姫は一瞬だけショックを受けたように、肩をすくめた。
「ふーん、そっかぁ。私のファンじゃなかったんだ・・・ショックだなぁ。でも、それなら逆に都合がいいかもね~♪」
「も、申し訳ありません」
「私ももっと有名だと思ってたのに・・・」
彼女は小さな声でぼそっと呟きながら、すぐに笑顔を取り戻した。
「でも大丈夫!それならなおさら新鮮で良いわ。君、合格よっ♪ これから私と一緒に、楽しい配信ライフを送りましょ~♡」
乙姫はにこやかにそう言いながら、俺の手を軽く握った。隣のマネージャーさん?がため息をついていたが、思い切りが良いな。まあ確かにファンだと色々やりにくいよな。そんなことを一瞬思ったが、手を握られたことの驚きと共に、心臓の鼓動が一瞬跳ね上がる。若くて美しい女性に触れられるのは久しぶりで、正直ドキドキしてしまった。
「あ、ありがとうございます…俺でいいんですか?」
「もちろんっ♪ ダンジョンでの経験もあるし、何よりあなた、なんだかんだで誠実そうだし♡ これからいっぱいお世話になっちゃうかも~♪」
彼女のあざとい口調に少し苦笑いしつつも、その明るい笑顔に救われた気がした。これが新たな一歩になるかもしれない。俺は覚悟を決め、この新しい道を歩むことを決意した。
・
・
・
喫茶店での面接を終えた翌日、俺は「乙姫ライフ」の事務所に足を踏み入れた。都内のオフィスビルの一角に構えられたその場所は、配信チームらしく、最新の機材が所狭しと並べられている。受付を済ませると、スタッフに案内されて奥の会議室に通された。
会議室に入ると次の撮影についての打ち合わせをしている最中で、乙姫も席についていたが、何故か実用的なメイド服。隣には昨日もいた地味なリクルートスーツ姿の女性、そして数名のスタッフが揃っている。中央の席には、威圧感のある中年男性が座っており、面接後喫茶店の外で顔を会わせた彼がプロデューサーの椰子だとすぐにわかった。面接時に俺がいたら皆逃げ出すからなとニヤニヤしていた腹が少し出た中年だった。
「お、来たな。ドボルザック。みんな、彼が吉川君の後任の新人で、ドボルザック君だ。仲良くしてくれよ。早速だが、君には今日から撮影ドローンの担当をやってもらう」
「撮影ドローンですか?」
「そうだ。これが君のメインの仕事だ」
椰子はそう言って、テーブルの上に機材を並べた。ドローンのリモコン、録画機器、ゴーグル、そしてライブ配信用の送信機。驚いたことに、背負う形のカメラ装置もある。
「このドローンはリモコンで操作するが、基本は乙姫を追うようにプログラムされている。ただし、特別配信の時には視聴者の興味を引くために、乙姫の視線の先を撮影する操作が求められる。君には、乙姫の動きや表情を瞬時に捉える技術が必要だ。それと実際の撮影現場で一番大事なことを伝えるから楽しみにしとけ」
俺はゴーグルリモコンを手に取り、試しに操作してみる。画面にはドローンからの映像が映し出され、簡単な動作で視点を切り替えることができた。乙姫の動きを追うだけでなく、細かい表情や視線の先まで捉えることができるように設計されている。
「これが君の役割だ。配信中はドローンの操作と同時に録画、ライブ配信用の送信機も背負ってもらう。君は単なるカメラマンではなく、視聴者の目として戦場に立つことになるんだ」
「わかりました。全力でやります」
乙姫さんが席を立ったが、その手に持っていたのは普通の服ではなく、ミニスカメイド服で俺は驚いた。そんな俺にプロデューサーが気が付いたのか説明してくれた。
「ちなみに乙姫の衣装についてだが、定期的に防御力のある服を新調している。今回はそのミニスカメイド服だ」
「防御力のある服・・・ですか?」
「そうだ。見た目は可愛いが、実はしっかりした素材で作られている。約2カ月に一度、視聴者の投票で衣装を決めているんだ。さすがにビキニアーマーは断られたがな」
椰子はニヤッと笑いながらそう言った。
「それって、投票にかける衣装の候補はプロデューサーさんが決めているんですか?」
「まあ、マネージャーと一緒に最終決定する。視聴者の期待に応えつつ、乙姫の安全も考慮するのが俺たちの役目だ」
「かわいい衣装でみんなをドキドキさせちゃうんだから♪これかわいくて気に入ってるのぉ」
乙姫が軽くウインクして、あざとく笑ったが、一瞬だがちらりと見えた彼女の目は笑っておらず、次の瞬間元に戻っていた。少し違和感を覚えたものの、彼女の笑顔は眩しいながらこの衣装は本意ではないのかな?俺はその一瞬の切り替えを見て彼女がただの配信者ではなく計算されたパフォーマーであることを理解した。
機材の使い方を一通り説明された後、椰子プロデューサーが真剣な表情で話し始めた。
「来週、特別配信がある。新たに取り入れた機材もあるから、特別配信に向けての試験撮影を行う予定だ。特別配信というのは、通常の配信とは異なり、より危険なダンジョンでの探索を行う。視聴者も興奮するし、その分、リスクも大きい」
「危険なダンジョン・・・」
「そうだ。特別配信では、通常よりも強力な魔物と戦うことになる。君はカメラマンとして撮影に専念するが、ダンジョンでは何が起こるかわからない。当然ながらダンジョンである以上、怪我や死亡のリスクがあるが、特別配信時は格段に上がる。勿論その分色を付けるがな」
その言葉に俺は一瞬言葉を失った。カメラマンである俺が死亡する可能性があると、淡々と告げられたのだから。確かにダンジョンでは何が起こっても不思議じゃない。特別配信がどんなものか分からないが、失うものはなにもない。上等だ!やってやろうじゃないか!
「それでもやるのか?くどいようだが報酬はその分高く設定しているが、リスクも高くなるんだぞ」
「はい。やらせてください」
俺は迷いながらも、結局提示された報酬に釣られて契約書にサインをした。この今の追い詰められている状況がある以上、チャンスを逃すわけにはいかなかった。
面接の日、都内の喫茶店に足を踏み入れると彼女はすでに席についていた。写真以上に華やかで、ひときわ目立つ美しさ。まるでホステスのような、男性の心をくすぐるあざとい仕草が印象的だった。その隣にはリクルートスーツ姿の地味な女性がいたが、おそらくマネージャーか付き人だろうと思う。
「はじめまして~♪ 私が乙姫ライフの乙姫でえすっ♡」
そう名乗りながら、乙姫はニコッと笑い、大きな瞳をこちらに向けた。そのあざとさに若干引きつつも、俺は少しドギマギしながら席に座る。
「田中土門です。よろしくお願いします」
彼女は俺を見つめながら、興味深げに頷いた。
「田中土門さん、固いわね。探索者名はドボルザックさん、だからドボルさんでいいのかなぁ?あなた、なかなかカッコいいわねぇ♪愁いを秘めた感じが渋い感じでイイ感じっ♡」
急な褒め言葉に、俺は少し動揺を隠せなかった。これまで女の子とこんなに近くで話すことも少なかったせいか、心臓が少し速くなっているのを感じる。
隣の席に座る女性が咳払いをすると、早速本題に入るべく話を切り出し始めた。
「あなたの志望動機を聞かせてもらえますか?」
俺は少し言葉に詰まりながらも、自分の状況を説明した。
「右腕に怪我をしてから、戦闘での役割が制限されてしまって・・・パーティーを組むのが難しく、ソロで探索をやっていますが、稼ぎが厳しくて。そんな中、乙姫ライフさんの募集を見てこれだ!と思ったんです」
「それでは田中さんは探索経験者ということでよろしいですね。年数は?」
「は、はい。大学1年からなので、約5年です」
「へー、すっごい!ベテランさんじゃないですか。私より先輩なんだあ!じゃあさ、私のこと知ってる?」
「あ、ありがとうございます。ただ・・・俺はダンジョン探索以外はあまり詳しくなくて、その…配信とかもよくわからないんです。乙姫さんの配信も見たことがなくて」
乙姫は驚いたように目を丸くし、しばし無言になった後、口元に笑みを浮かべた。
「えぇ~、そうなのぉ?じゃあ、私のことは知らなかったんだ?」
「はい・・・すみません。ネットの契約もしていなくて、募集を見てから少し調べただけでして、その、人気の配信者っていう話しか分からないんです」
その言葉に乙姫は一瞬だけショックを受けたように、肩をすくめた。
「ふーん、そっかぁ。私のファンじゃなかったんだ・・・ショックだなぁ。でも、それなら逆に都合がいいかもね~♪」
「も、申し訳ありません」
「私ももっと有名だと思ってたのに・・・」
彼女は小さな声でぼそっと呟きながら、すぐに笑顔を取り戻した。
「でも大丈夫!それならなおさら新鮮で良いわ。君、合格よっ♪ これから私と一緒に、楽しい配信ライフを送りましょ~♡」
乙姫はにこやかにそう言いながら、俺の手を軽く握った。隣のマネージャーさん?がため息をついていたが、思い切りが良いな。まあ確かにファンだと色々やりにくいよな。そんなことを一瞬思ったが、手を握られたことの驚きと共に、心臓の鼓動が一瞬跳ね上がる。若くて美しい女性に触れられるのは久しぶりで、正直ドキドキしてしまった。
「あ、ありがとうございます…俺でいいんですか?」
「もちろんっ♪ ダンジョンでの経験もあるし、何よりあなた、なんだかんだで誠実そうだし♡ これからいっぱいお世話になっちゃうかも~♪」
彼女のあざとい口調に少し苦笑いしつつも、その明るい笑顔に救われた気がした。これが新たな一歩になるかもしれない。俺は覚悟を決め、この新しい道を歩むことを決意した。
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喫茶店での面接を終えた翌日、俺は「乙姫ライフ」の事務所に足を踏み入れた。都内のオフィスビルの一角に構えられたその場所は、配信チームらしく、最新の機材が所狭しと並べられている。受付を済ませると、スタッフに案内されて奥の会議室に通された。
会議室に入ると次の撮影についての打ち合わせをしている最中で、乙姫も席についていたが、何故か実用的なメイド服。隣には昨日もいた地味なリクルートスーツ姿の女性、そして数名のスタッフが揃っている。中央の席には、威圧感のある中年男性が座っており、面接後喫茶店の外で顔を会わせた彼がプロデューサーの椰子だとすぐにわかった。面接時に俺がいたら皆逃げ出すからなとニヤニヤしていた腹が少し出た中年だった。
「お、来たな。ドボルザック。みんな、彼が吉川君の後任の新人で、ドボルザック君だ。仲良くしてくれよ。早速だが、君には今日から撮影ドローンの担当をやってもらう」
「撮影ドローンですか?」
「そうだ。これが君のメインの仕事だ」
椰子はそう言って、テーブルの上に機材を並べた。ドローンのリモコン、録画機器、ゴーグル、そしてライブ配信用の送信機。驚いたことに、背負う形のカメラ装置もある。
「このドローンはリモコンで操作するが、基本は乙姫を追うようにプログラムされている。ただし、特別配信の時には視聴者の興味を引くために、乙姫の視線の先を撮影する操作が求められる。君には、乙姫の動きや表情を瞬時に捉える技術が必要だ。それと実際の撮影現場で一番大事なことを伝えるから楽しみにしとけ」
俺はゴーグルリモコンを手に取り、試しに操作してみる。画面にはドローンからの映像が映し出され、簡単な動作で視点を切り替えることができた。乙姫の動きを追うだけでなく、細かい表情や視線の先まで捉えることができるように設計されている。
「これが君の役割だ。配信中はドローンの操作と同時に録画、ライブ配信用の送信機も背負ってもらう。君は単なるカメラマンではなく、視聴者の目として戦場に立つことになるんだ」
「わかりました。全力でやります」
乙姫さんが席を立ったが、その手に持っていたのは普通の服ではなく、ミニスカメイド服で俺は驚いた。そんな俺にプロデューサーが気が付いたのか説明してくれた。
「ちなみに乙姫の衣装についてだが、定期的に防御力のある服を新調している。今回はそのミニスカメイド服だ」
「防御力のある服・・・ですか?」
「そうだ。見た目は可愛いが、実はしっかりした素材で作られている。約2カ月に一度、視聴者の投票で衣装を決めているんだ。さすがにビキニアーマーは断られたがな」
椰子はニヤッと笑いながらそう言った。
「それって、投票にかける衣装の候補はプロデューサーさんが決めているんですか?」
「まあ、マネージャーと一緒に最終決定する。視聴者の期待に応えつつ、乙姫の安全も考慮するのが俺たちの役目だ」
「かわいい衣装でみんなをドキドキさせちゃうんだから♪これかわいくて気に入ってるのぉ」
乙姫が軽くウインクして、あざとく笑ったが、一瞬だがちらりと見えた彼女の目は笑っておらず、次の瞬間元に戻っていた。少し違和感を覚えたものの、彼女の笑顔は眩しいながらこの衣装は本意ではないのかな?俺はその一瞬の切り替えを見て彼女がただの配信者ではなく計算されたパフォーマーであることを理解した。
機材の使い方を一通り説明された後、椰子プロデューサーが真剣な表情で話し始めた。
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「危険なダンジョン・・・」
「そうだ。特別配信では、通常よりも強力な魔物と戦うことになる。君はカメラマンとして撮影に専念するが、ダンジョンでは何が起こるかわからない。当然ながらダンジョンである以上、怪我や死亡のリスクがあるが、特別配信時は格段に上がる。勿論その分色を付けるがな」
その言葉に俺は一瞬言葉を失った。カメラマンである俺が死亡する可能性があると、淡々と告げられたのだから。確かにダンジョンでは何が起こっても不思議じゃない。特別配信がどんなものか分からないが、失うものはなにもない。上等だ!やってやろうじゃないか!
「それでもやるのか?くどいようだが報酬はその分高く設定しているが、リスクも高くなるんだぞ」
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