妻の姉には頭が上がらない

ニッチ

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七本目 負の快感(前半)★★☆

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 ピシャリ。
 個室のふすまが閉まる中、生唾なまつばを飲み込む僕の頭は性欲でグチャグチャだった。けれども、どうしても一つだけ、聞きたいことがあった。

「……どうして」

「あん?」

「どうして、僕なん、ですか?」

 ――気まぐれ? もしくはカナちゃんを不幸にするため? それともただの性欲の解消かいしょう? 見上げるお義姉さんは片眉を上げたまま、けど溜息を一つだけついた。

「その質問、先に答えたらセックスはしてあげない。けど、

 そ、その一言で、僕のいやらしい心は完全に傾いてしまった。胸の奥を鷲掴わしづかみにされたような錯覚さっかくを覚えつつも、僕は。

「こ、この前は家で……そ、その」

 まるで性欲の奴隷どれいのごとく、汗の浮く額を、たたみに擦りつけようとする。胡座あぐらをかいてパンチラをひけらかす、お義姉さんを前にして。

「ゴクゴク……家で?」

 プライドも貞操ていそうも投げてた僕を、満足気に見下ろすお義姉さんであった。けど、そんな失笑わらい声ですら、股間がジンジンと痛んでしまう。
 ――性欲に負けて、しかも妻の姉に土下座までするなんて、最低という言葉ですら表現できていないだろう。

「せ、セックスをさせていただいたのに、お礼も言わず、も、申し訳ありませんでし、た」

 けれども、最低以下な自分を、止められなかった。
 ――グイッ。
 ま、マニキュアが塗られたお義姉さんの足の爪先で、少し赤くなった額を持ち上げられると――。

「ッ」

 めくり上げるスカートの中身こと、赤いエッチな魅惑下着セクシーランジェリーが、僕のゴミみたいな理性を、さらにゴリゴリとけずる。

「ほれほれ。パンチラなんか見ている暇があったら、続き続き♪」

 日本酒を徳利とっくりごとあおり飲むお義姉さんへ、文字通り頭が上がらなかった。

「ど、ど、どうか――」

 つ、次の言葉を言ったら、もう本当に引き返せない。それはつまり、カナちゃんへの決定的な裏切りを意味し、夫失格の烙印を受けることを意味した。
 ――そんな常識ことわからない訳がないのに、肥大化した僕の性欲が、自身の皮膚ひふを突き破りそうなくらいに痛かった。

「あぁん? なぁに本能にあらがってんだよユッキ~」

 そう言うとなぜかお尻を畳に擦りつつ、スカートがめくれ上がったまま、股間を近づけてきて――?
 プニュ、ムニ。

「んんんっ!」

 がが、顔面が温かく柔らかい感触に包まれて、鼻先だけは少し硬い――恥骨ちこつに当たる。パンティの柔軟剤の残香ざんこうが鼻に入り込むと同時に、汗と少し生臭い匂いが、頭の中を沸騰ふっとうさせる勢いだった。

「ほ~れ。、アタシの弱点マンコ自分チンコを突っ込みたくて仕方がないんだろぉ? 男なら当然だよねぇ~?」

 ほぼズリい状態でお義姉さんのスカートの中に、顔を突っ込んでいる無様な状況なのに――ビキキッ――とがったチンコで腰の一部が持ち上がりそうだった。

「はぁ、スゥー、はぁ」

 パンティの布越しにプニプニと柔らかなお義姉さんの秘所ひしょの臭いを嗅ぐと、首筋の内側あたりが熱でジグジグした。

「んふ――ほら、ごめんなさいのキスでもしたら? 

 ……もはやお義姉さんの声のとりこな僕は、震える左手をスカートへ入れて、薄くなめらかな湿っぽいパンティを、横へと引っ張る。
 モワッ。

「はあぁ、うっふ」

 い、淫らで生臭い、女の臭いに、皮膚の下がザワつく。僕は、ボク、は――。
 ガッ、グィ。

「お、ねぇさ!」

 僕の後頭部を、お義姉さんの長い脚が絡めるみたいに、かかとで引き込んでいって――チュ、ネチョォ。
 じゅぶぶ! あ、温かく濡れた柔らかい、臭う小陰唇ビラビラに、。弾力感といい、生臭しょっばい味といい、もぅ、ダメ、だ。

「あははっ。まるで性欲アタシ奴隷どれいみたいで情けないやら可愛いやら……ん!」

 レロ、チュブリュ。
 愛液が湧き出る肉の泉を、何度も舌でねぶり上げる。飲めば飲むほど満たされて、同時にかわく。

「んふっ。命令もされていないのに、ディープキッスまで――あっ――するとか。従順じゅうじゅんな男は、嫌いじゃないよ」

 ペロ、チュブ、クチュ。
 屈辱的な姿勢でのクンニは、けど僕のチンコをただただ充血させていった。

「……さぁて、ユッキー。そろそろ自分アンタ暴露ばくろしなよぉ」

 自分を、暴露? 犬みたいにマンコを舐め続ける僕は、けど聞き耳を立てつつ、続きの言葉を待った。

カナとの夫婦生活より、アタシとの肉体関係の方が、必要なんだって」

 ドクン。

「大事なんだって」

 ドックン。

「無いと生きていけないんだって」

 ……鼻息を間近で浴び続ける陰核クリトリスが、微かに勃起ぼっきした気がした。
 ニチャァ。
 ゆっくりとスカートの中から顔を離し、正座し直す僕の顔面は、愛液でベトベトだった。お義姉さんは愉悦ゆえつとばかりに、赤い唇を舐める。

「ほら言ってごらん? お義姉さんが好きだって――」

「ぼ、僕、は――」

 ……そう、きっと携帯電話なんかと一緒なんだ。知らなかったなら無くても生きていけるけど、知ってしまった無いと生きていけない。

「お、お義姉さんが、好きです」

 そう口にすると――知っていた――と言わんばかりに、ストリップショーみたく、見せつけるように赤いパンティを脱いでいく。

「大、が抜けてるんじゃないのぉ?」

「! お、お義姉さんが、だ、大好きです」

 ジラすように、その短いスカートからにょっきりと生え出る両脚が、M字に開いていく。
 モワッ。まるで陽炎かげろうみたく淫臭いんしゅうが揺らめき立つ。股間があらわになるともちろん、愛液と僕の唾液で濡れ輝く陰毛まんげが。

「ほらほら。カナなんかよりもっともっと、私の方を愛しています、は?」

「! カ、カ――」

 のどの奥がけつくみたいだった。

「言いにくそうねぇ。仕方ないから、亀頭さきっぽ小陰唇ビラビラとキスまではしていいよ?」

 息すら忘れそうな僕はまるで、操り人形マリオネットみたいだった。震える指先で――カチャカチャ――っとベルトを外し、トランクスごとチノパンを脱ぎ捨てる。

「はぁ、はぁ!」

 過呼吸寸前の状態で、柔らかな太ももへ指を食い込ませる。正常位の体位で、チンコの先端を肉厚なヒダへ擦りつける。
 クチチチュ。

「(やばっ)つっ、ひぃ」

「ンン――ほぉ~れぇ。続きがシタいならぁ、さっさとぉ、言っちゃいなさ――イィ」

「あ……ぅ――」

 カナちゃん、カ、ナちゃん。

「つかさぁ、なぁにを義理堅そうな表情つらして、それすら自慰オナネタにしてんのよ。
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