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ちょっとした過去の話
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僕の名前は奏、本名は篠山奏。1000年前に当時の王、ヘルメス・L・カナデリアに仕えていた近衛騎士団の魔導師達が僕を地球からこの世界マグドニアに召喚した。
ヘルメスは魔王がこの世界を破滅させようとしている、このままではこの国も近いうちに滅びてしまうだから我に力を貸せと言った。
僕はすぐに思ったよ、このデブでブスの男は頭いかれてるんじゃないかってね。でも僕に拒否権はない。何故ならこの世界の知識が全くないからだ。だから僕はこのデブス王に表上は力を貸すことにした。
まずは知識を貯える為に書庫に籠ることにした。ここには大体の僕の欲しい知識があった。魔法とは何か、魔力とはどういうものなのか、魔王とは、人間以外にも種族がいること。
まず魔法には火、水、風、土、光、闇の全部で6種類もあるらしい。
魔法を使うには体内にある魔力(簡単に言うと車でいうガソリンのことだね)を使って使いたい魔法の種類を思い浮かべれば発動できるようだ。魔法にもレベルがあって初級、中級、上級まであるそうだ。でもどれだけ頑張っても僕は全て初級魔法しか使えなかった。代わりにと言ってはなんだけどどの属性にも属さない封印魔法が使えたんだ。えっなんでわかったってそれは僕にも分からない。急に頭に降ってきたというしかないね。みんなもたまにあるだろ今僕には神が降りているとかってね。
次にあのデブス王が言っていた魔王について、魔王は魔族と呼ばれる種族の王様みたいなものらしい。この文献ではだけど魔王はこの世界から他の種族を根絶やしにして魔族だけの世界にするんだって。それがホントかどうかは分からないけどね。そしてその魔王には10人の幹部通称十天魔皇
そこで1つ思ったのが魔族だけのという種族がいるなら他に違う種族がいるのではないかってこと。そしたら僕の予想は大当たり!他にも種族が沢山いたんだよ。エルフ族やドワーフ族(ここはよく色んな話とかで出てくるよね。)他にも何種類もいてそれを総称して亜人族ってカテゴリーするんだって。おかしな話だよね。それぞれちゃんと種族として生きているのにまとめられるなんて。
他にも魔獣って呼ばれる体内に魔石っていわれる石が心臓の獣とかがいるらしい。そしてその魔獣から取れる魔石は場合によっては高くで売れるんだって。色んな武器や魔道具っていわれる魔力を流して使う道具の部品として使われるだってよ。僕だったら死んでまで殺したヤツらの物として使われるのは御免こうむるけどね。
あとこの国以外にも大きな国が3つあるんだ。
1つがルランド帝国、ここは完全なる実力主義の国だね。
そして亜人国家サリエス、ここは亜人主義の国家だよ。人間種も入れること入れるんだけど普通に奴隷として売られてたりして人間種の地位は最下層だよ。
最後に宗教国家ライナ、ここは神シリウスを崇めているシリウス教の総本山この世界の8割はシリウス教と言われているらしい。
必要な情報は頭に蓄積したし次に僕がしたのは魔王を倒すという名の脱走。あのデブス王に「僕はみんなが心配です。一刻も早く魔王を倒しに行きます。」と言ったら二つ返事でOKもらっちゃったよ。
そのまま必要な道具などをデブス王から貰った僕は魔王がいるって言われてる城には向かわず魔法の使い方を覚えるため魔獣退治を永遠に繰り返してたんだ。殺した魔獣をわざと放置しその血につられた魔獣をまた殺す、ただその繰り返しだけどやればやるだけ魔法の使い方や武術との組み合わせに幅が拡がって凄いいい訓練になったんだよ。ちなみに僕は色々あって色んな武術を習得してたけど初めてそれが活躍したよ。
それから色々あって1度だけ魔族を殺したんだ。それから僕はまた色々あって魔族を殺すのではなく封印魔法で封印したんだよね。でも全員じゃないよ。非戦闘員みたいな魔族には一切手を出さなかったんだ。その方が未来が面白いとおもってね。
それから一応デブス王に報告をしようとしたのが間違いだったよ。帰って報告し終わると同時に何故が武装した騎士団達に囲まれたんだよね。簡単な話魔王を倒した僕が邪魔だったみたい、権力争いって本当に面倒臭いよね。まぁ薄々気づいてはいたんだけど。このデブス王見た時から性根が腐ってそうだったもんね。
ダカラ僕は武装した騎士団だけを殺してこの城の地下で自分で自分を封印したんだ。
なんで逃げなかったのって思う人がいるかもしれないけど僕は見たかったんだ。このデブス王の身を守る者がいなくなったあとどうなるのかを、わざわざ封印した魔族たちが復活した時に、この世界がどうなるのかをね。でも封印して正解だったよ。今から1000年越しにまた魔王たちが復活してこの世界はどうなるのかな。
それに全然関係ないけとこの世界から来た時から思ってた、この王国の名前僕の名前と似ててあんまり好きじゃないんだよね。
あとここだけの話封印って解けそうなんじゃなくてそういう風に設定して封印してるから元々1000年後には解けるようになってたんだ。ここだけの秘密だよ。
それじゃあ僕の主になるだろうシャルがどうなっていくのかをみんな見届けてね。
ヘルメスは魔王がこの世界を破滅させようとしている、このままではこの国も近いうちに滅びてしまうだから我に力を貸せと言った。
僕はすぐに思ったよ、このデブでブスの男は頭いかれてるんじゃないかってね。でも僕に拒否権はない。何故ならこの世界の知識が全くないからだ。だから僕はこのデブス王に表上は力を貸すことにした。
まずは知識を貯える為に書庫に籠ることにした。ここには大体の僕の欲しい知識があった。魔法とは何か、魔力とはどういうものなのか、魔王とは、人間以外にも種族がいること。
まず魔法には火、水、風、土、光、闇の全部で6種類もあるらしい。
魔法を使うには体内にある魔力(簡単に言うと車でいうガソリンのことだね)を使って使いたい魔法の種類を思い浮かべれば発動できるようだ。魔法にもレベルがあって初級、中級、上級まであるそうだ。でもどれだけ頑張っても僕は全て初級魔法しか使えなかった。代わりにと言ってはなんだけどどの属性にも属さない封印魔法が使えたんだ。えっなんでわかったってそれは僕にも分からない。急に頭に降ってきたというしかないね。みんなもたまにあるだろ今僕には神が降りているとかってね。
次にあのデブス王が言っていた魔王について、魔王は魔族と呼ばれる種族の王様みたいなものらしい。この文献ではだけど魔王はこの世界から他の種族を根絶やしにして魔族だけの世界にするんだって。それがホントかどうかは分からないけどね。そしてその魔王には10人の幹部通称十天魔皇
そこで1つ思ったのが魔族だけのという種族がいるなら他に違う種族がいるのではないかってこと。そしたら僕の予想は大当たり!他にも種族が沢山いたんだよ。エルフ族やドワーフ族(ここはよく色んな話とかで出てくるよね。)他にも何種類もいてそれを総称して亜人族ってカテゴリーするんだって。おかしな話だよね。それぞれちゃんと種族として生きているのにまとめられるなんて。
他にも魔獣って呼ばれる体内に魔石っていわれる石が心臓の獣とかがいるらしい。そしてその魔獣から取れる魔石は場合によっては高くで売れるんだって。色んな武器や魔道具っていわれる魔力を流して使う道具の部品として使われるだってよ。僕だったら死んでまで殺したヤツらの物として使われるのは御免こうむるけどね。
あとこの国以外にも大きな国が3つあるんだ。
1つがルランド帝国、ここは完全なる実力主義の国だね。
そして亜人国家サリエス、ここは亜人主義の国家だよ。人間種も入れること入れるんだけど普通に奴隷として売られてたりして人間種の地位は最下層だよ。
最後に宗教国家ライナ、ここは神シリウスを崇めているシリウス教の総本山この世界の8割はシリウス教と言われているらしい。
必要な情報は頭に蓄積したし次に僕がしたのは魔王を倒すという名の脱走。あのデブス王に「僕はみんなが心配です。一刻も早く魔王を倒しに行きます。」と言ったら二つ返事でOKもらっちゃったよ。
そのまま必要な道具などをデブス王から貰った僕は魔王がいるって言われてる城には向かわず魔法の使い方を覚えるため魔獣退治を永遠に繰り返してたんだ。殺した魔獣をわざと放置しその血につられた魔獣をまた殺す、ただその繰り返しだけどやればやるだけ魔法の使い方や武術との組み合わせに幅が拡がって凄いいい訓練になったんだよ。ちなみに僕は色々あって色んな武術を習得してたけど初めてそれが活躍したよ。
それから色々あって1度だけ魔族を殺したんだ。それから僕はまた色々あって魔族を殺すのではなく封印魔法で封印したんだよね。でも全員じゃないよ。非戦闘員みたいな魔族には一切手を出さなかったんだ。その方が未来が面白いとおもってね。
それから一応デブス王に報告をしようとしたのが間違いだったよ。帰って報告し終わると同時に何故が武装した騎士団達に囲まれたんだよね。簡単な話魔王を倒した僕が邪魔だったみたい、権力争いって本当に面倒臭いよね。まぁ薄々気づいてはいたんだけど。このデブス王見た時から性根が腐ってそうだったもんね。
ダカラ僕は武装した騎士団だけを殺してこの城の地下で自分で自分を封印したんだ。
なんで逃げなかったのって思う人がいるかもしれないけど僕は見たかったんだ。このデブス王の身を守る者がいなくなったあとどうなるのかを、わざわざ封印した魔族たちが復活した時に、この世界がどうなるのかをね。でも封印して正解だったよ。今から1000年越しにまた魔王たちが復活してこの世界はどうなるのかな。
それに全然関係ないけとこの世界から来た時から思ってた、この王国の名前僕の名前と似ててあんまり好きじゃないんだよね。
あとここだけの話封印って解けそうなんじゃなくてそういう風に設定して封印してるから元々1000年後には解けるようになってたんだ。ここだけの秘密だよ。
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