4 / 39
1
幼なじみ(婚約者)です。
しおりを挟むさて、予習は完璧ですね。
スチル回収のためにやりこんだ甲斐が有ります。
人生の何が役に立つか本当にわかった物じゃないですね。
馬車を兄様のエスコートで下ります。
おっスイッチ入ってますね。
馬車を下りたら外仕様、了解しました。
「僕のかわいいシル、新しい環境で緊張するだろうけど頑張ってね。」
「もちろんです兄様。ですが1つお願い事をしてもいいですか?」
「もちろん、何でも言ってごらん。」
「寂しくなったら会いに行っていいですか?」
「会いに来なくても、僕が駆け付けるから大丈夫だよ。」
ちょっと兄様ハグは恥ずかしいです。
外仕様だからってあまあま過ぎではないですか?
近くの少女が顔を赤くしてるじゃないですか。
男の子まで、兄様も攻略対象ですからフェロモンが強烈です。
「んんっ!」
気付けば隣に婚約者様。
「おはよう、シル、カイ。」
「「おはようございます殿下。」」
「生まれた時からの仲だそんなにかしこまらないで、楽に話してくれ。」
日頃からそんなにかしこまってないけど、環境が変わるのでクロウの許しがあってって体がないと悪いって。
お母様、シルはちゃんと出来ました。
「カイは在校生代表で準備があるのでは?行かなくていいのか?」
「そうですね、そろそろ行きます。シルあんまりはしゃぐなよ。」
「大丈夫だ、私が見ておく。」
「見てなくても私は大丈夫ですよ。兄様も、クロウ殿下も心配しすぎです。」
「見てないともったいないからな。」
「確かに、じゃあ帰りに迎えにいくからね。」
兄様はわかるけど、クロウも最近妹扱いなのが不思議です。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
105
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる