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あれから数日、街はすっかりいつもの活気を取り戻していた。ライバル店だった『エーテル』のシェフが女将さんの弟子になったという噂は、ギルド内でもちょっとした笑い話として広まっている。当のシェフ本人は、今ではすっかり〈モンス飯亭〉の常連となり、毎晩のように女将さんの料理に舌鼓を打ちながら、熱心にメモを取っているらしい。
そんな平和なある日の午後、ギルドのカウンターに少し珍しい依頼が舞い込んできた。
「あの、すみません。薬草の採取依頼なんですけど、少し特殊なもので……」
そう言って依頼書を差し出したのは、まだ若い、駆け出しの冒険者といった風情の青年だった。その依頼書に目を通した私は、少しだけ眉をひそめる。
依頼内容は、『月光花(げっこうか)』という、夜にしか咲かない特殊な薬草の採取。しかも、採取場所は『囁きの森』の奥深く、普段はあまり人が足を踏み入れないエリアだ。
『囁きの森』と聞いて、私の脳裏には、先日のリリアちゃんと森の賢者の一件がよぎる。あの一件以来、ギルドでは森の賢者を保護対象とし、森の奥深くへの立ち入りには慎重を期すよう通達が出ていたはずだ。
「この『月光花』というのは、かなり珍しい薬草ですよね?それに、囁きの森の奥は、現在ギルドとしても調査中で、あまり推奨される立ち入り場所ではありませんが……」
私の問いかけに、青年は少し困ったような顔で答えた。
「はい、それは重々承知しているのですが……。どうしても、必要なんです。僕の故郷の村で、流行り病が……。その特効薬を作るのに、どうしても月光花が必要で……」
青年の声は切実だった。故郷の村を救いたい。その一心で、彼はこの危険な依頼を持ち込んできたのだろう。そのまっすぐな瞳を見ていると、無下に断ることはできなかった。
「……分かりました。ですが、この依頼は危険度が高いと判断します。単独での遂行は許可できません。パーティーを組んで、万全の体制で臨むことが条件となりますが、よろしいですね?」
「は、はい!もちろんです!ありがとうございます!」
青年は、深々と頭を下げた。私は彼の依頼書を受理し、ギルドの掲示板に張り出す手配をする。
「佐倉さん、今の依頼、月光花の採取ですって?囁きの森の奥なんて、危ないですよー!」
ナナミちゃんが、心配そうに声をかけてきた。
「ええ、そうね。でも、彼にも譲れない事情があるみたいだから。あとは、腕利きの冒険者が名乗りを上げてくれるのを祈るしかないわ」
そうは言ったものの、私の心の中には、少しだけざわめくものがあった。
『月光花』。その名前に、どこか聞き覚えがあったからだ。Sランク冒険者だった頃に読んだ、古代の文献か何かで、その名前を見たような気がする。
確か、ただの薬草ではない。月光を浴びて魔力を蓄える、非常に特殊な植物。そして、その扱いを間違えれば、強力な毒にもなりうる、と。
(……少し、調べてみる必要があるかもしれないわね)
その日の仕事終わり、私はまっすぐ〈モンス飯亭〉には向かわず、ギルドの地下にある資料室へと足を運んだ。元Sランクの権限を使えば、通常は閲覧できない古文書にもアクセスできる。もう二度と使うことはないと思っていた特権だけれど、人の命がかかっているかもしれないとなれば、話は別だ。
資料室のひんやりとした空気の中、私はほこりを被った書物を次々と読み解いていく。そして、ついに、一冊の古い植物図鑑の中に、『月光花』に関する詳細な記述を見つけ出した。
やはり、私の記憶は正しかった。
月光花は、満月の夜にのみ、その魔力を最大限に高める。そして、その花弁に含まれる成分は、確かに多くの病を癒やす力を持つが、同時に、夜明けの光を浴びると、猛毒に変化するという性質を持っていた。
つまり、採取は満月の夜に行い、夜明け前に村へ持ち帰らなければならない。しかも、特殊な遮光性のある箱に保管する必要がある。
そんな重要な情報が、ギルドに提出された依頼書には一切書かれていなかった。あの青年も、おそらくそこまでの知識は持っていなかったのだろう。
(危ないところだった……!)
このまま、何も知らずにパーティーが採取に向かっていたら、毒草を持ち帰ってしまい、村は救われるどころか、さらなる悲劇に見舞われていたかもしれない。
私は、急いで資料をまとめ、ギルド長の元へと向かった。
「……というわけです。この依頼、一度取り下げて、条件を見直すべきです。専門的な知識を持つ薬師か、あるいは植物学に詳しい者をパーティーに加え、万全の装備で臨む必要があります」
私の報告を聞いたギルド長は、厳しい表情で頷いた。
「うむ……。佐倉君、よくぞ気づいてくれた。君がいなければ、大変なことになるところだった。すぐに手配しよう。君の言う通り、専門家を交えた特別編成のパーティーを結成する」
「はい。お願いします」
「しかし、君は本当に優秀な受付嬢だな。その知識と洞察力、どこで身につけたんだかねぇ」
ギルド長の言葉に、私は「さあ、なんでしょうね」と曖憂昧に笑って誤魔化すしかなかった。
なんとか、最悪の事態は避けられたようだ。ほっと胸を撫で下ろした私は、ようやく、いつもの路地裏へと向かうことができた。
〈モンス飯亭〉の暖簾をくぐると、女将さんが、私の顔を見るなり、くすりと笑った。
「おや、レナちゃん。今日は、なんだか探偵みたいな顔をしてるじゃないか」
「もう、女将さんまで……。ちょっと、調べ物をしていただけですよ」
「はいはい。まあ、何はともあれ、お疲れさん。今日は、そんな頭を使ったレナちゃんのために、とびきり美味しいものを用意してるよ。『グリフォンのレバー~焦がしバターソース~』なんてどうだい?栄養豊富で、頭の回転が良くなるって噂だよ」
「ぐ、グリフォンのレバー……!?」
またしても、女将さんの繰り出す衝撃的なメニュー名に、私は度肝を抜かれた。しかし、同時に、私の胃袋は、その未知なる味への期待で、高らかに鳴り響いていた。
「……ぜひ、お願いします!」
目の前に運ばれてきたのは、こんがりとソテーされた、白く、つややかな一皿だった。見た目は、白子やフォアグラにも似ている。焦がしバターの香ばしい香りが、鼻腔をくすぐる。
おそるおそる、ナイフとフォークで一口サイズに切り分け、口に運ぶ。
その瞬間、私の脳天を、衝撃的な美味しさが貫いた。
まず、食感が信じられない。ふわふわで、とろとろ。まるで、濃厚なクリームか、上質なプリンのようだ。舌の上で、すうっと溶けていく。
そして、その味わい。臭みやクセは全くなく、ただただ、クリーミーで、濃厚なコクと、ほんのりとした甘みが口いっぱいに広がる。焦がしバターの香ばしさと塩気、そして添えられたレモンの酸味が、その濃厚な味わいを、完璧に引き締めている。
「美味しい……!なにこれ……!天国の食べ物ですか……!?」
「ふふ、気に入ってくれたみたいだね。グリフォンのレバーはね、魔獣の食材の中でも、特に希少で、処理が難しいんだ。でも、その味は、一度食べたら忘れられないって言われてるのさ」
女将さんが、得意そうに胸を張る。
確かに、これは、忘れられない味だ。
(頭を使った後には、最高の栄養補給だわ……)
私は、夢中でムニエルを堪能した。合わせるお酒は、もちろん、キリッと冷えた白ワインだ。濃厚なレバーと、爽やかなワインの組み合わせが、口の中で至福のマリアージュを奏でる。
美味しいものを食べていると、日中の緊張感が、するすると解けていくようだった。
月光花の一件は、まだ解決したわけじゃない。これから、腕利きのパーティーが編成され、危険な任務に挑むことになるだろう。
でも、今の私にできることは、やったはずだ。
受付嬢として、情報を集め、危険を未然に防ぐ。
それもまた、私がこの場所で、大切なものを守るための、一つの戦い方なのかもしれない。
そんなことを考えながら、私はワイングラスを傾けた。
窓の外では、満月が、煌々と夜空を照らしていた。
あの月光花も、今頃、森の奥深くで、静かにその美しい花を咲かせているのだろうか。
どうか、村の人々の願いが、届きますように。
私は、心の中で、そう祈った。
そんな平和なある日の午後、ギルドのカウンターに少し珍しい依頼が舞い込んできた。
「あの、すみません。薬草の採取依頼なんですけど、少し特殊なもので……」
そう言って依頼書を差し出したのは、まだ若い、駆け出しの冒険者といった風情の青年だった。その依頼書に目を通した私は、少しだけ眉をひそめる。
依頼内容は、『月光花(げっこうか)』という、夜にしか咲かない特殊な薬草の採取。しかも、採取場所は『囁きの森』の奥深く、普段はあまり人が足を踏み入れないエリアだ。
『囁きの森』と聞いて、私の脳裏には、先日のリリアちゃんと森の賢者の一件がよぎる。あの一件以来、ギルドでは森の賢者を保護対象とし、森の奥深くへの立ち入りには慎重を期すよう通達が出ていたはずだ。
「この『月光花』というのは、かなり珍しい薬草ですよね?それに、囁きの森の奥は、現在ギルドとしても調査中で、あまり推奨される立ち入り場所ではありませんが……」
私の問いかけに、青年は少し困ったような顔で答えた。
「はい、それは重々承知しているのですが……。どうしても、必要なんです。僕の故郷の村で、流行り病が……。その特効薬を作るのに、どうしても月光花が必要で……」
青年の声は切実だった。故郷の村を救いたい。その一心で、彼はこの危険な依頼を持ち込んできたのだろう。そのまっすぐな瞳を見ていると、無下に断ることはできなかった。
「……分かりました。ですが、この依頼は危険度が高いと判断します。単独での遂行は許可できません。パーティーを組んで、万全の体制で臨むことが条件となりますが、よろしいですね?」
「は、はい!もちろんです!ありがとうございます!」
青年は、深々と頭を下げた。私は彼の依頼書を受理し、ギルドの掲示板に張り出す手配をする。
「佐倉さん、今の依頼、月光花の採取ですって?囁きの森の奥なんて、危ないですよー!」
ナナミちゃんが、心配そうに声をかけてきた。
「ええ、そうね。でも、彼にも譲れない事情があるみたいだから。あとは、腕利きの冒険者が名乗りを上げてくれるのを祈るしかないわ」
そうは言ったものの、私の心の中には、少しだけざわめくものがあった。
『月光花』。その名前に、どこか聞き覚えがあったからだ。Sランク冒険者だった頃に読んだ、古代の文献か何かで、その名前を見たような気がする。
確か、ただの薬草ではない。月光を浴びて魔力を蓄える、非常に特殊な植物。そして、その扱いを間違えれば、強力な毒にもなりうる、と。
(……少し、調べてみる必要があるかもしれないわね)
その日の仕事終わり、私はまっすぐ〈モンス飯亭〉には向かわず、ギルドの地下にある資料室へと足を運んだ。元Sランクの権限を使えば、通常は閲覧できない古文書にもアクセスできる。もう二度と使うことはないと思っていた特権だけれど、人の命がかかっているかもしれないとなれば、話は別だ。
資料室のひんやりとした空気の中、私はほこりを被った書物を次々と読み解いていく。そして、ついに、一冊の古い植物図鑑の中に、『月光花』に関する詳細な記述を見つけ出した。
やはり、私の記憶は正しかった。
月光花は、満月の夜にのみ、その魔力を最大限に高める。そして、その花弁に含まれる成分は、確かに多くの病を癒やす力を持つが、同時に、夜明けの光を浴びると、猛毒に変化するという性質を持っていた。
つまり、採取は満月の夜に行い、夜明け前に村へ持ち帰らなければならない。しかも、特殊な遮光性のある箱に保管する必要がある。
そんな重要な情報が、ギルドに提出された依頼書には一切書かれていなかった。あの青年も、おそらくそこまでの知識は持っていなかったのだろう。
(危ないところだった……!)
このまま、何も知らずにパーティーが採取に向かっていたら、毒草を持ち帰ってしまい、村は救われるどころか、さらなる悲劇に見舞われていたかもしれない。
私は、急いで資料をまとめ、ギルド長の元へと向かった。
「……というわけです。この依頼、一度取り下げて、条件を見直すべきです。専門的な知識を持つ薬師か、あるいは植物学に詳しい者をパーティーに加え、万全の装備で臨む必要があります」
私の報告を聞いたギルド長は、厳しい表情で頷いた。
「うむ……。佐倉君、よくぞ気づいてくれた。君がいなければ、大変なことになるところだった。すぐに手配しよう。君の言う通り、専門家を交えた特別編成のパーティーを結成する」
「はい。お願いします」
「しかし、君は本当に優秀な受付嬢だな。その知識と洞察力、どこで身につけたんだかねぇ」
ギルド長の言葉に、私は「さあ、なんでしょうね」と曖憂昧に笑って誤魔化すしかなかった。
なんとか、最悪の事態は避けられたようだ。ほっと胸を撫で下ろした私は、ようやく、いつもの路地裏へと向かうことができた。
〈モンス飯亭〉の暖簾をくぐると、女将さんが、私の顔を見るなり、くすりと笑った。
「おや、レナちゃん。今日は、なんだか探偵みたいな顔をしてるじゃないか」
「もう、女将さんまで……。ちょっと、調べ物をしていただけですよ」
「はいはい。まあ、何はともあれ、お疲れさん。今日は、そんな頭を使ったレナちゃんのために、とびきり美味しいものを用意してるよ。『グリフォンのレバー~焦がしバターソース~』なんてどうだい?栄養豊富で、頭の回転が良くなるって噂だよ」
「ぐ、グリフォンのレバー……!?」
またしても、女将さんの繰り出す衝撃的なメニュー名に、私は度肝を抜かれた。しかし、同時に、私の胃袋は、その未知なる味への期待で、高らかに鳴り響いていた。
「……ぜひ、お願いします!」
目の前に運ばれてきたのは、こんがりとソテーされた、白く、つややかな一皿だった。見た目は、白子やフォアグラにも似ている。焦がしバターの香ばしい香りが、鼻腔をくすぐる。
おそるおそる、ナイフとフォークで一口サイズに切り分け、口に運ぶ。
その瞬間、私の脳天を、衝撃的な美味しさが貫いた。
まず、食感が信じられない。ふわふわで、とろとろ。まるで、濃厚なクリームか、上質なプリンのようだ。舌の上で、すうっと溶けていく。
そして、その味わい。臭みやクセは全くなく、ただただ、クリーミーで、濃厚なコクと、ほんのりとした甘みが口いっぱいに広がる。焦がしバターの香ばしさと塩気、そして添えられたレモンの酸味が、その濃厚な味わいを、完璧に引き締めている。
「美味しい……!なにこれ……!天国の食べ物ですか……!?」
「ふふ、気に入ってくれたみたいだね。グリフォンのレバーはね、魔獣の食材の中でも、特に希少で、処理が難しいんだ。でも、その味は、一度食べたら忘れられないって言われてるのさ」
女将さんが、得意そうに胸を張る。
確かに、これは、忘れられない味だ。
(頭を使った後には、最高の栄養補給だわ……)
私は、夢中でムニエルを堪能した。合わせるお酒は、もちろん、キリッと冷えた白ワインだ。濃厚なレバーと、爽やかなワインの組み合わせが、口の中で至福のマリアージュを奏でる。
美味しいものを食べていると、日中の緊張感が、するすると解けていくようだった。
月光花の一件は、まだ解決したわけじゃない。これから、腕利きのパーティーが編成され、危険な任務に挑むことになるだろう。
でも、今の私にできることは、やったはずだ。
受付嬢として、情報を集め、危険を未然に防ぐ。
それもまた、私がこの場所で、大切なものを守るための、一つの戦い方なのかもしれない。
そんなことを考えながら、私はワイングラスを傾けた。
窓の外では、満月が、煌々と夜空を照らしていた。
あの月光花も、今頃、森の奥深くで、静かにその美しい花を咲かせているのだろうか。
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挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
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