52 / 100
52
「さあどうぞ、中へ。旅の疲れもございましょう。何か温かいものでも、ご用意いたしますわ」
私は榊原誠一郎と名乗る実直そうな侍を、店の中へと招き入れた。
夜更けのやわらぎ亭は、しんと静まり返っている。
囲炉裏の火だけがぱちぱちと穏やかな音を立てていた。
「かたじけない。だがお構いなく。拙者は若様からの言伝を届けたまで。長居は無用でござる」
榊原誠一郎は固辞しようとする。
けれど、その顔には長旅の疲れが色濃く浮かんでいた。
「まあそう仰らずに。若様がご縁を繋いでくださったのですもの。それに、あなた様のような忠義に厚い方がいらっしゃるからこそ若様も水戸の地で、心穏やかにお過ごしになれるのでしょう。ささやかですが私からの感謝の気持ちですわ」
私はにっこりと微笑みかけると、有無を言わさず彼を席に着かせた。
良太がさっと温かいお茶を差し出す。
その手際の良さに、榊原誠一郎は少し驚いたように目を丸くした。
「……では、お言葉に甘えさせていただく」
観念したように彼は小さく頷いた。
私は炊き場に立つと、さて何を作ろうかと考えた。
遠路はるばる江戸までやって来た侍。
きっと、お腹も空いているだろう。
そして何よりも、冷えた身体を温めて差し上げたい。
そうだ、今夜の賄いで食べようと思っていたあれがある。
私は土鍋に残っていた玉響の塩むすびを、そっと取り出した。
そしてその塩むすびを網の上に乗せ、囲炉裏の炭火でじっくりと炙り始めた。
醤油を刷毛で塗りながら何度も裏返す。
じゅう、という香ばしい音と共に醤油の焦げる、たまらなく良い匂いが立ち上ってきた。
表面はかりっと、中はふっくらと。
最高の焼きおにぎりだ。
それから熱い一番出汁を、椀に張る。
薬味には刻み葱と、山葵を少々。
焼きおにぎりをその椀の中に入れ、熱い出汁をそっと注ぎかける。
「さあどうぞ。夜食に、焼きおにぎり茶漬けはいかがですかな」
「これは……」
榊原誠一郎は目の前に置かれた一膳を、驚いたように見つめている。
「ただの焼きおにぎりではござらぬな。米の一粒一粒が、光り輝いておる……」
「ええ。先日甲州屋のご主人から頂いた、玉響というお米ですの」
「なんと……! これが噂に聞く幻の米、玉響……!」
榊原誠一郎は息をのんだ。
どうやら彼も、この米の噂を耳にしていたらしい。
「さあ冷めないうちに。まずは、そのまま一口どうぞ」
促されるままに彼は、焼きおにぎりを一口口に運んだ。
その瞬間彼の動きが、ぴたりと止まる。
そしてその実直な顔が、驚きと感動にゆっくりと変わっていった。
「……なんという、米だ……」
ぽつりとそんな言葉が漏れた。
「香ばしい醤油の風味の奥から米そのものの、力強い甘みと旨味がぐっと押し寄せてくる……。そしてこの食感。外はかりっとしているのに、中は驚くほどもっちりとしておる……。このような美味い焼きおにぎりは、生まれて初めてでござる……!」
「ふふありがとうございます。では今度は、この出汁をかけて召し上がってみてくださいな」
榊原誠一郎はこくりと頷くと、今度はお茶漬けにしてさらさらと口に運んでいく。
「……おお……!」
その目が見開かれ、箸の動きがさらに速くなる。
「出汁をかけるとまた味わいが変わる……! 米の甘みが出汁の旨味と溶け合い、さらに深みを増しておる……! そしてこの山葵の風味が、全体の味をきりりと引き締め後味を爽やかにしてくれる……。これは……これは、まさに至福の一杯でござる……!」
夢中になってお茶漬けをかき込むその姿はいかめしい侍ではなく、まるで腹を空かせた一人の青年のようだった。
あっという間に、椀は空になった。
「ふぅ……。ご馳走になった。まことに……まことに、美味であった……」
榊原誠一郎は満足そうに息をつき、その顔には店に来た時とは比べ物にならないほど、穏やかな表情が浮かんでいた。
長旅の疲れもどこかへ吹き飛んでしまったようだ。
「お粗末さまでした。お口に合いましたようで、ようございました」
「おし乃殿。拙者は今宵あなたの料理をいただき、若様がなぜあれほどまでに、このやわらぎ亭のことを懐かしがっておられたのか、ようやく分かった気がいたします。あなたの料理には……人の心を解きほぐし、そして温める力がござるな」
「もったいないお言葉でございます」
私は少し照れながら、そう答えた。
「では拙者はこれで失礼つかまつる。夜更けにまことに世話になった。このご恩、決して忘れませぬ」
榊原誠一郎は深々と頭を下げると、晴れやかな顔で店を後にした。
その背中は来た時よりもずっと軽く、そして力強く見えた。
「……行かれましたね」
良太がしみじみと呟く。
「ええ。……さあ良太。私たちも、本当に店じまいをしましょうか」
私は若様から預かった書状を、そっと胸に抱いた。
中身はまだ見ていない。一人になってから静かな気持ちで、ゆっくりと読みたいと思ったからだ。
全ての片付けを終え良太も帰った後、私は一人店の奥の居間に座っていた。
目の前には若様からの書状。私は深呼吸を一つすると、その封を切った。
そこには若様らしい力強く、そして美しい筆跡で、近況を知らせる言葉と私への感謝の気持ちが綴られていた。
水戸での暮らしが充実していること。
家臣たちからの信頼も少しずつ得られるようになってきたこと。
そしてそれもこれもやわらぎ亭で過ごした日々があったからだと、何度もそう書かれていた。
その温かい言葉の数々に私の目頭は、自然と熱くなった。
私は書状をそっと折り畳んだ。
若様が水戸の地で元気に、そして前を向いて歩んでおられる。そのことが、何よりも嬉しかった。
江戸の片隅から、彼の未来が輝かしいものであるよう、心から祈った。
やわらぎ亭の日常は何も変わらない。けれど私の心の中には、また一つ温かい光が灯っていた。
その光を絶やすことなく守り続けていこう。
そんな思いを胸に私は、今日もまた心を込めて、竈に火を入れるのだった。
私は榊原誠一郎と名乗る実直そうな侍を、店の中へと招き入れた。
夜更けのやわらぎ亭は、しんと静まり返っている。
囲炉裏の火だけがぱちぱちと穏やかな音を立てていた。
「かたじけない。だがお構いなく。拙者は若様からの言伝を届けたまで。長居は無用でござる」
榊原誠一郎は固辞しようとする。
けれど、その顔には長旅の疲れが色濃く浮かんでいた。
「まあそう仰らずに。若様がご縁を繋いでくださったのですもの。それに、あなた様のような忠義に厚い方がいらっしゃるからこそ若様も水戸の地で、心穏やかにお過ごしになれるのでしょう。ささやかですが私からの感謝の気持ちですわ」
私はにっこりと微笑みかけると、有無を言わさず彼を席に着かせた。
良太がさっと温かいお茶を差し出す。
その手際の良さに、榊原誠一郎は少し驚いたように目を丸くした。
「……では、お言葉に甘えさせていただく」
観念したように彼は小さく頷いた。
私は炊き場に立つと、さて何を作ろうかと考えた。
遠路はるばる江戸までやって来た侍。
きっと、お腹も空いているだろう。
そして何よりも、冷えた身体を温めて差し上げたい。
そうだ、今夜の賄いで食べようと思っていたあれがある。
私は土鍋に残っていた玉響の塩むすびを、そっと取り出した。
そしてその塩むすびを網の上に乗せ、囲炉裏の炭火でじっくりと炙り始めた。
醤油を刷毛で塗りながら何度も裏返す。
じゅう、という香ばしい音と共に醤油の焦げる、たまらなく良い匂いが立ち上ってきた。
表面はかりっと、中はふっくらと。
最高の焼きおにぎりだ。
それから熱い一番出汁を、椀に張る。
薬味には刻み葱と、山葵を少々。
焼きおにぎりをその椀の中に入れ、熱い出汁をそっと注ぎかける。
「さあどうぞ。夜食に、焼きおにぎり茶漬けはいかがですかな」
「これは……」
榊原誠一郎は目の前に置かれた一膳を、驚いたように見つめている。
「ただの焼きおにぎりではござらぬな。米の一粒一粒が、光り輝いておる……」
「ええ。先日甲州屋のご主人から頂いた、玉響というお米ですの」
「なんと……! これが噂に聞く幻の米、玉響……!」
榊原誠一郎は息をのんだ。
どうやら彼も、この米の噂を耳にしていたらしい。
「さあ冷めないうちに。まずは、そのまま一口どうぞ」
促されるままに彼は、焼きおにぎりを一口口に運んだ。
その瞬間彼の動きが、ぴたりと止まる。
そしてその実直な顔が、驚きと感動にゆっくりと変わっていった。
「……なんという、米だ……」
ぽつりとそんな言葉が漏れた。
「香ばしい醤油の風味の奥から米そのものの、力強い甘みと旨味がぐっと押し寄せてくる……。そしてこの食感。外はかりっとしているのに、中は驚くほどもっちりとしておる……。このような美味い焼きおにぎりは、生まれて初めてでござる……!」
「ふふありがとうございます。では今度は、この出汁をかけて召し上がってみてくださいな」
榊原誠一郎はこくりと頷くと、今度はお茶漬けにしてさらさらと口に運んでいく。
「……おお……!」
その目が見開かれ、箸の動きがさらに速くなる。
「出汁をかけるとまた味わいが変わる……! 米の甘みが出汁の旨味と溶け合い、さらに深みを増しておる……! そしてこの山葵の風味が、全体の味をきりりと引き締め後味を爽やかにしてくれる……。これは……これは、まさに至福の一杯でござる……!」
夢中になってお茶漬けをかき込むその姿はいかめしい侍ではなく、まるで腹を空かせた一人の青年のようだった。
あっという間に、椀は空になった。
「ふぅ……。ご馳走になった。まことに……まことに、美味であった……」
榊原誠一郎は満足そうに息をつき、その顔には店に来た時とは比べ物にならないほど、穏やかな表情が浮かんでいた。
長旅の疲れもどこかへ吹き飛んでしまったようだ。
「お粗末さまでした。お口に合いましたようで、ようございました」
「おし乃殿。拙者は今宵あなたの料理をいただき、若様がなぜあれほどまでに、このやわらぎ亭のことを懐かしがっておられたのか、ようやく分かった気がいたします。あなたの料理には……人の心を解きほぐし、そして温める力がござるな」
「もったいないお言葉でございます」
私は少し照れながら、そう答えた。
「では拙者はこれで失礼つかまつる。夜更けにまことに世話になった。このご恩、決して忘れませぬ」
榊原誠一郎は深々と頭を下げると、晴れやかな顔で店を後にした。
その背中は来た時よりもずっと軽く、そして力強く見えた。
「……行かれましたね」
良太がしみじみと呟く。
「ええ。……さあ良太。私たちも、本当に店じまいをしましょうか」
私は若様から預かった書状を、そっと胸に抱いた。
中身はまだ見ていない。一人になってから静かな気持ちで、ゆっくりと読みたいと思ったからだ。
全ての片付けを終え良太も帰った後、私は一人店の奥の居間に座っていた。
目の前には若様からの書状。私は深呼吸を一つすると、その封を切った。
そこには若様らしい力強く、そして美しい筆跡で、近況を知らせる言葉と私への感謝の気持ちが綴られていた。
水戸での暮らしが充実していること。
家臣たちからの信頼も少しずつ得られるようになってきたこと。
そしてそれもこれもやわらぎ亭で過ごした日々があったからだと、何度もそう書かれていた。
その温かい言葉の数々に私の目頭は、自然と熱くなった。
私は書状をそっと折り畳んだ。
若様が水戸の地で元気に、そして前を向いて歩んでおられる。そのことが、何よりも嬉しかった。
江戸の片隅から、彼の未来が輝かしいものであるよう、心から祈った。
やわらぎ亭の日常は何も変わらない。けれど私の心の中には、また一つ温かい光が灯っていた。
その光を絶やすことなく守り続けていこう。
そんな思いを胸に私は、今日もまた心を込めて、竈に火を入れるのだった。
あなたにおすすめの小説
剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末
松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰
第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。
本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。
2025年11月28書籍刊行。
なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。
酒と肴と剣と闇
江戸情緒を添えて
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。
多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。
その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。
店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【時代小説】 黄昏夫婦
蔵屋
歴史・時代
江戸時代、東北地方の秋田藩は貧かった。
そんな中、真面目なひとりの武士がいた。同僚からは馬鹿にされていたが真面目な男であった。俸禄は低く貧しい。娘二人と実母との4人暮らし。
秋田藩での仕事は勘定方である。
仕事が終わると真っ直ぐ帰宅する。
ただひたすら日中は城中では勘定方の仕事をまじめにして、帰宅すれば論語を読んで知識を習得する。
そんな毎日であった。彼の名前は立花清左衛門。年齢は35歳。
娘は二人いて、一人はとめ15歳。もう一人は梅、8歳。
さて|黄昏《たそがれ》は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯のことを言う。「|黄昏時《たそがれどき)」。 「黄昏れる《たそがれる》」という動詞形もある。
「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。
今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。
この風習は広く日本で行われている。
「おはようさんです」「これからですか」「お晩でございます。いまお帰りですか」と尋ねられれば相手も答えざるを得ず、互いに誰であるかチェックすることでヨソ者を排除する意図があったとされている。
「たそかれ」という言葉は『万葉集』に
誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
— 『万葉集』第10巻2240番
と登場するが、これは文字通り「誰ですかあなたは」という意味である。
「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に
「寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 夕顔の花」
— 『源氏物語』「夕顔」光源氏
と、現在のように「たそかれ」で時間帯を表す用例が現れる。
なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。
またこの言葉の比喩として、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」をという語句の用い方をする。
漢語「|黄昏《コウコン》」は日没後のまだ完全に暗くなっていない時刻を指す。「初昏」とも呼んでいた。十二時辰では「戌時」(午後7時から9時)に相当する。
「たそがれ」の動詞化の用法。日暮れの薄暗くなり始めるころを指して「空が黄昏れる」や、人生の盛りを過ぎ衰えるさまを表現して「黄昏た人」などのように使用されることがある。
この物語はフィクションです。登場人物、団体等実際に同じであっても一切関係ありません。
それでは、小説「黄昏夫婦」をお楽しみ下さい。
読者の皆様の何かにお役に立てれば幸いです。
作家 蔵屋日唱
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?