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江戸の空は、からりと晴れ渡っていた。夏がもうすぐそこまで来ていることを知らせるような強い日差しが、やわらぎ亭の暖簾を白く輝かせている。
「おし乃さん、おはようございます!」
元気な声と共に良太が炊き場に入ってきた。その手には、八百屋の忠吉さんのところでもらってきたのだろう、朝露に濡れたつやつやの胡瓜ときらきらした茄子が抱えられている。
「まあ良太。おはよう。見事な夏野菜ね」
「はい! 忠吉さんが『今日の一番だよ』って。おし乃さんならきっと美味しい料理にしてくれるだろうからって、おまけまでしてくれました」
そう言ってはにかむ顔は、すっかり一人前の料理人のそれだ。この数ヶ月で彼は本当にたくましくなった。
「ふふ、忠吉さんも人が良いのだから。……そうね。これだけ瑞々しいのなら、何かお客さんたちを『あっ』と言わせるような、新しい一品は作れないかしら」
私が顎に手を当てて少し考える。胡瓜に茄子、それから昨日仕入れたばかりのみょうがもある。
「良太。少し試してみたいことがあるのだけど、手伝ってくれる?」
「はい! もちろんです!」
私の提案に良太は目を輝かせた。新しい料理への挑戦は、彼にとっても何よりの楽しみなのだ。
私はまず茄子を縦に薄切りにし、さっと油で揚げる。揚げすぎず、茄子の鮮やかな紫色が油の中でさらに深みを増したところで手早く引き上げる。これが色よく仕上げるためのささやかなこつだ。
「うわぁ……綺麗な色ですね」
「ええ。油通しすることで色褪せるのを防げるのよ。それにコクも出るわ」
次に胡瓜とみょうがを薄い輪切りにする。それを揚げた茄子と一緒に出汁に浸していく。出汁は昆布と鰹節でとった一番出汁に、薄口醤油とみりん、そしてほんの少しのお酢を加えた特製の合わせ出汁だ。生姜の絞り汁もほんの少しだけ加える。この爽やかな香りが、全体の味をきりりと引き締めてくれるはずだ。
「これを井戸水でよーく冷やして……。夕方になる頃には味が染みて、最高の『夏野菜の揚げ浸し』が出来上がっているはずよ」
良太がごくりと喉を鳴らす。その素直な反応に、私も満足して微笑んだ。
昼時になり、やわらぎ亭はいつものように常連さんたちで賑わい始めた。そんな中、一人元気のない顔で店に入ってきたのは、薬種問屋の若旦那、宗太郎さんだった。いつも身綺麗にしている彼が、今日は少し身なりに構っていられないような、そんな疲れた空気をまとっている。
「宗太郎さん? どうかなさいましたか、そんな時間に」
「いや、すまないね、おし乃さん。店じまいをしているところだったかい」
宗太郎さんは、申し訳なさそうな顔で言った。彼の顔色が、心なしか優れないように見えるのが気にかかる。
「いえいえ、店じまいと言っても、まだ片付けが残っておりましたから。どうぞ、お入りくださいな。お茶でも淹れますわ」
私は宗太郎さんを店の中に招き入れた。
「すまないね……。実は、少し、おし乃さんに相談したいことがあってね」
席に着いた宗太郎さんは、ぽつりとそう切り出した。その声には張りがなく、眉間には深い皺が刻まれている。
「相談、ですか?」
「ああ。笑わないで聞いてくれると嬉しいんだが……」
宗太郎さんは、少し言い淀んだ後、観念したように口を開いた。
「このところ、どうにも食欲がなくてね。何を口にしても砂を噛むようで、身体も鉛のように重いんだ。薬種問屋の主人が、こんなことでは格好がつかないんだが……」
力なく笑うその顔は、本当に辛そうだった。真面目で責任感の強い宗太郎さんだからこそ、自分の不調を人一倍、重く感じてしまっているのだろう。
「薬なら、いくらでもあるんだ。滋養のつく生薬も、胃腸を整える薬も。でも、それを飲む気力すら湧いてこないというか……情けない話だ」
俯いてしまう宗太郎さんの姿に、私は胸がちくりと痛んだ。彼はいつも、町の人のために真摯に薬と向き合っている。自分のことより、人のことを優先してしまう、そんな優しい人なのだ。
私は静かに立ち上がると、炊き場へと向かった。
「おし乃さん?」
不思議そうな顔をする宗太郎さんに、私はにっこりと微笑みかけた。
「薬で治すのも、もちろん大切ですわ。でも、その前に、少しだけお腹に優しいものを入れてみませんか?」
「しかし、私は……」
「大丈夫です。ほんの少し、お付き合いくださいな。ちょうど、良いものが冷えておりますので」
私は朝から仕込んでおいた夏野菜の揚げ浸しを、涼しげな硝子の器に盛り付けた。出汁を吸ってきらきらと輝く茄子と胡瓜。赤いみょうがが彩りの良いアクセントになっている。
「さあどうぞ。これならきっと宗太郎さんのお口にも合うはずですわ」
宗太郎さんは半信半疑といった顔で器を受け取った。そしておずおずと茄子を一口、口に運ぶ。
その瞬間。彼の動きがぴたりと止まった。
「……ん……?」
そして次の瞬間には、その目が驚きに大きく見開かれていた。
「こ、こりゃあ……うめえ……!」
宗太郎さんの口から心の底からの声が漏れた。
「なんだこの茄子は! 油で揚げてあるってのに少しもくどくねえ! それどころかじゅわっと染み出た出汁が口の中に広がって……たまらねえ!」
次に胡瓜を一口。
「この胡瓜もぱりぱりとした歯ごたえが残ってやがる! みょうがの爽やかな香りがまた良い仕事をしてるじゃねえか!」
彼はまるで水を得た魚のように、夢中で揚げ浸しを平らげていく。その食べっぷりの良さに、私も思わず笑みがこぼれた。
「ぷはーっ……。食った食った。おし乃さん、おかわり!」
「はい、喜んで」
あっという間に一皿を空にした宗太郎さんは、すっかり元気を取り戻したようだ。その顔には血の気が戻り、いつもの快活さが蘇っている。
「いやあ、まいったぜ。あんなに重かった身体がしゃっきりしてきた。食欲もすっかり戻っちまったようだ。おし乃さんの料理は、どんな名薬よりも効くな」
「まあ、大袈裟ですわ。夏野菜が持つ力ですよ」
私がそう言って笑うと、宗太郎さんは深く、深く頷いた。
「……君の言う通りだ。私は少し、根を詰めすぎていたのかもしれない。自分の身体の声を聞くことを、忘れていたようだ」
宗太郎さんはすっくと立ち上がると、私に向かって深々と頭を下げた。
「おし乃さん、本当にありがとう。おかげで、目が覚めたよ。明日からまた、頑張れそうだ」
「はい。またいつでも、お腹が空いたらお立ち寄りくださいな」
晴れやかな笑顔を残して、宗太郎さんは帰っていった。その後ろ姿は、来た時とは別人のように、力強く、頼もしいものだった。
「……おし乃さんの料理って、本当にすごいですね。なんだか、魔法みたいです」
一部始終を見ていた良太が、感嘆の声を漏らした。
「魔法なんかじゃないわ。ただの、飯屋の料理よ」
私はそう言って、微笑んだ。
「さあ、私たちもそろそろ休まないとね。明日も、美味しいご飯を作らないと」
父が教えてくれたこと。料理は、人の身体を作るだけじゃない。人の心も、温めることができるのだと。その言葉の意味を、今夜また一つ、深く理解できたような気がした。やわらぎ亭の小さな灯りが、また一つ、疲れた心を優しく照らした夜だった。
「おし乃さん、おはようございます!」
元気な声と共に良太が炊き場に入ってきた。その手には、八百屋の忠吉さんのところでもらってきたのだろう、朝露に濡れたつやつやの胡瓜ときらきらした茄子が抱えられている。
「まあ良太。おはよう。見事な夏野菜ね」
「はい! 忠吉さんが『今日の一番だよ』って。おし乃さんならきっと美味しい料理にしてくれるだろうからって、おまけまでしてくれました」
そう言ってはにかむ顔は、すっかり一人前の料理人のそれだ。この数ヶ月で彼は本当にたくましくなった。
「ふふ、忠吉さんも人が良いのだから。……そうね。これだけ瑞々しいのなら、何かお客さんたちを『あっ』と言わせるような、新しい一品は作れないかしら」
私が顎に手を当てて少し考える。胡瓜に茄子、それから昨日仕入れたばかりのみょうがもある。
「良太。少し試してみたいことがあるのだけど、手伝ってくれる?」
「はい! もちろんです!」
私の提案に良太は目を輝かせた。新しい料理への挑戦は、彼にとっても何よりの楽しみなのだ。
私はまず茄子を縦に薄切りにし、さっと油で揚げる。揚げすぎず、茄子の鮮やかな紫色が油の中でさらに深みを増したところで手早く引き上げる。これが色よく仕上げるためのささやかなこつだ。
「うわぁ……綺麗な色ですね」
「ええ。油通しすることで色褪せるのを防げるのよ。それにコクも出るわ」
次に胡瓜とみょうがを薄い輪切りにする。それを揚げた茄子と一緒に出汁に浸していく。出汁は昆布と鰹節でとった一番出汁に、薄口醤油とみりん、そしてほんの少しのお酢を加えた特製の合わせ出汁だ。生姜の絞り汁もほんの少しだけ加える。この爽やかな香りが、全体の味をきりりと引き締めてくれるはずだ。
「これを井戸水でよーく冷やして……。夕方になる頃には味が染みて、最高の『夏野菜の揚げ浸し』が出来上がっているはずよ」
良太がごくりと喉を鳴らす。その素直な反応に、私も満足して微笑んだ。
昼時になり、やわらぎ亭はいつものように常連さんたちで賑わい始めた。そんな中、一人元気のない顔で店に入ってきたのは、薬種問屋の若旦那、宗太郎さんだった。いつも身綺麗にしている彼が、今日は少し身なりに構っていられないような、そんな疲れた空気をまとっている。
「宗太郎さん? どうかなさいましたか、そんな時間に」
「いや、すまないね、おし乃さん。店じまいをしているところだったかい」
宗太郎さんは、申し訳なさそうな顔で言った。彼の顔色が、心なしか優れないように見えるのが気にかかる。
「いえいえ、店じまいと言っても、まだ片付けが残っておりましたから。どうぞ、お入りくださいな。お茶でも淹れますわ」
私は宗太郎さんを店の中に招き入れた。
「すまないね……。実は、少し、おし乃さんに相談したいことがあってね」
席に着いた宗太郎さんは、ぽつりとそう切り出した。その声には張りがなく、眉間には深い皺が刻まれている。
「相談、ですか?」
「ああ。笑わないで聞いてくれると嬉しいんだが……」
宗太郎さんは、少し言い淀んだ後、観念したように口を開いた。
「このところ、どうにも食欲がなくてね。何を口にしても砂を噛むようで、身体も鉛のように重いんだ。薬種問屋の主人が、こんなことでは格好がつかないんだが……」
力なく笑うその顔は、本当に辛そうだった。真面目で責任感の強い宗太郎さんだからこそ、自分の不調を人一倍、重く感じてしまっているのだろう。
「薬なら、いくらでもあるんだ。滋養のつく生薬も、胃腸を整える薬も。でも、それを飲む気力すら湧いてこないというか……情けない話だ」
俯いてしまう宗太郎さんの姿に、私は胸がちくりと痛んだ。彼はいつも、町の人のために真摯に薬と向き合っている。自分のことより、人のことを優先してしまう、そんな優しい人なのだ。
私は静かに立ち上がると、炊き場へと向かった。
「おし乃さん?」
不思議そうな顔をする宗太郎さんに、私はにっこりと微笑みかけた。
「薬で治すのも、もちろん大切ですわ。でも、その前に、少しだけお腹に優しいものを入れてみませんか?」
「しかし、私は……」
「大丈夫です。ほんの少し、お付き合いくださいな。ちょうど、良いものが冷えておりますので」
私は朝から仕込んでおいた夏野菜の揚げ浸しを、涼しげな硝子の器に盛り付けた。出汁を吸ってきらきらと輝く茄子と胡瓜。赤いみょうがが彩りの良いアクセントになっている。
「さあどうぞ。これならきっと宗太郎さんのお口にも合うはずですわ」
宗太郎さんは半信半疑といった顔で器を受け取った。そしておずおずと茄子を一口、口に運ぶ。
その瞬間。彼の動きがぴたりと止まった。
「……ん……?」
そして次の瞬間には、その目が驚きに大きく見開かれていた。
「こ、こりゃあ……うめえ……!」
宗太郎さんの口から心の底からの声が漏れた。
「なんだこの茄子は! 油で揚げてあるってのに少しもくどくねえ! それどころかじゅわっと染み出た出汁が口の中に広がって……たまらねえ!」
次に胡瓜を一口。
「この胡瓜もぱりぱりとした歯ごたえが残ってやがる! みょうがの爽やかな香りがまた良い仕事をしてるじゃねえか!」
彼はまるで水を得た魚のように、夢中で揚げ浸しを平らげていく。その食べっぷりの良さに、私も思わず笑みがこぼれた。
「ぷはーっ……。食った食った。おし乃さん、おかわり!」
「はい、喜んで」
あっという間に一皿を空にした宗太郎さんは、すっかり元気を取り戻したようだ。その顔には血の気が戻り、いつもの快活さが蘇っている。
「いやあ、まいったぜ。あんなに重かった身体がしゃっきりしてきた。食欲もすっかり戻っちまったようだ。おし乃さんの料理は、どんな名薬よりも効くな」
「まあ、大袈裟ですわ。夏野菜が持つ力ですよ」
私がそう言って笑うと、宗太郎さんは深く、深く頷いた。
「……君の言う通りだ。私は少し、根を詰めすぎていたのかもしれない。自分の身体の声を聞くことを、忘れていたようだ」
宗太郎さんはすっくと立ち上がると、私に向かって深々と頭を下げた。
「おし乃さん、本当にありがとう。おかげで、目が覚めたよ。明日からまた、頑張れそうだ」
「はい。またいつでも、お腹が空いたらお立ち寄りくださいな」
晴れやかな笑顔を残して、宗太郎さんは帰っていった。その後ろ姿は、来た時とは別人のように、力強く、頼もしいものだった。
「……おし乃さんの料理って、本当にすごいですね。なんだか、魔法みたいです」
一部始終を見ていた良太が、感嘆の声を漏らした。
「魔法なんかじゃないわ。ただの、飯屋の料理よ」
私はそう言って、微笑んだ。
「さあ、私たちもそろそろ休まないとね。明日も、美味しいご飯を作らないと」
父が教えてくれたこと。料理は、人の身体を作るだけじゃない。人の心も、温めることができるのだと。その言葉の意味を、今夜また一つ、深く理解できたような気がした。やわらぎ亭の小さな灯りが、また一つ、疲れた心を優しく照らした夜だった。
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