光堕ち

グロッキー

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「――う」
「あ、起きた」
訳もわからず、眩しさに目を瞬かせる。全身が泥になったかのように重い。吐き出した息で喉が痛む。こんなに渇きをを覚えたのも久しぶりだ。
ただ、生きているのだということはわかった。なぜ。なぜだ。なぜ俺は生きている。口封じ用の毒をくらったのではなかったか。
「まだ熱があるね」
額に節くれだった手が乗る。やけに暖かかった。払いのけたかったが、手が動かない。視線だけで手の先を追う。若い男がいた。濃い青色の瞳が目につく。誰だ。わからない。視覚記憶は全部ぐちゃぐちゃになっていた。だが声は聞き覚えがある。少し経って、あの盾をかまえていた男だと気付いた。
なぜ。なぜ助けた。どこに俺を助ける理由があるのだろう。
「……なぜ助けた。情報なんてもっていないぞ」
「それはあとでファーチが調べる。で、一回助けちゃった人をもう一回殺すってのは俺らには中々難儀なことなんだ。悪いな」
そこで男はなぜか笑った。ファーチというのは、きっとあの魔法使いの女だろう。
吐き気がして嘔吐くと、男は俺を抱き起して背をさすり始めた。喉の奥に血の味がする。
「まだ中はだめか。内臓溶けかかってたんだよ。本当にあと一歩の所だった」
放っておけばよかったのに。命令を果たせなかった時点で、もう死んだようなものだった。
「……は、あ、うぅ。なぜ、なぜだ、俺は」
「よしよし。深呼吸して」
マスター以外とこんなに接近したのは初めてだった。ぐらぐらとする頭を男の方に預けてしばらく喘いでいたが、そのうちに耐え切れなくなってこみ上げるものを吐き出す。吐瀉物は男の背をだらだら赤く汚して、血と胃液の匂いが更なる吐き気を誘った。
痛む胸を抑えて何度か吐き出して、遠くなった意識のままに再び寝かされる。散々服を汚したというのに、男は笑っていた。
「服のことは気にしなくていいから。少し熱があるみたいだから、体を冷やすものを持ってくる」
そう言って出て行った。
ドアが閉じるのを待ってから、舌を噛んで力を入れる。思ったよりも力は入らず、少し出血して終わった。意識がはっきりしている割に手足にも力が入らない。よく見れば、手首に魔法の紋がうっすら浮かんでいる。あの女魔法使いだ。抵抗を奪われている。
急に、体の中心に穴が開いたような心地がしてくる。戦って、殺して、失敗したら、そこで終わり。終わった、はずだった。なのになぜ。
思わぬ方向に転がった事態についていけない。俺は、どうなる。俺は、どうすれば。
沈黙したままのドアは、何も答えてはくれなかった。


「本当に何も知らないみたい」
床に座らされた俺の頭の中を覗き見た女魔法使いは、仲間たちの方を向いて首を振った。精神を破壊せずに相手の思考や情報を読み取るのは相当高度な魔法なのだと聞いたことがある。こうして目の前でやられなければ、気づく事も無いだろう。大したものは入っていない俺の頭だが、やはりいい気分はしない。
体は魔法使いの治療のせいか順調に回復していて、いたって不調は感じないものの、未だに手足は封じられたままだ。
「それどころか頭の中空っぽ。機械的に命令をこなすように、自律行動を抑え込まれているみたい。たぶん薬も使ってる」
「なるほどなぁ。人間を機械みたいにしたてるとは」
「なんて奴ら。そりゃ話も通じないはずだわ」
吐き捨てるように女剣士が言う。これまでに倒してきた部隊の奴らの事を言っているのだろう。
「もういいだろう。早く殺せ」
「ちょっと、殺されかけたのにまだ義理立てるわけ?あんた捨てられたのよ?」
「ミランダ」
「失敗した役たたずは廃棄されて当然だ。俺にはもう存在意義もない」
「本当に?」
ずっと黙っていた”元”ターゲットの子供が近づいてきた。周りの奴らが立派なせいか、小さく見えていたがこうして近づくとそこまで子供ではない。成人手前くらいのように見えた。
「せっかく自由になったのに」
どういう意味かわからない。自由、だと。この人間の皮を来たただの虚のような状態が自由だというのか?
「生きていたくはないの?」
「なぜ生きる。生きて……、何をするんだ」
そう、何もない。命令されて戦う以外のものは俺にはないのだ。そして今は、命令すらない。俺の存在意義は、ない。
「生きるのは、誰かに命令されてすることじゃないよ」
「ッ!お前に何がわかる!!」
頭にカッと血が上った。差し出された手を払いのけるとすかさず剣士の女が割って入る。敵意にあふれた視線に、そのまま俺を斬り殺せばいいものをと思った。
「リント!下がって」
「殺す気がないなら、放っておけ」
「落ち着けって」
 男が声を荒げて場を制した。
「ファーチ。ずっとこのままってわけじゃないんだろ」
「えぇ、今は突然状況が変わって混乱しているだけ。薬も抜けているから、少し待てば自意識が芽生えてくるはず。それまではそっとしておきましょう」
「そうしよう。ミランダもいいかい。あと、リントには何か考えがありそうだ。向こうで聞こう」
 男が皆に出て行くように誘導する。これで少しは静かになりそうだった。
「αさん」
女魔法使いの声に方がはねる。なぜ俺のコードネームを知っている。以前に他の奴らが口走ったのか。
俺の驚きを察してか、女魔法使いは口に手をあててわざとらしく笑う。
「ごめんなさい。さっき、”読んで”しまいました。何か用があったら、そこにある魔法の呼び鈴を鳴らしてくださいね。どこからでも私に届きますから」
俺は答えなかった。使うことはないだろう。
人の気配がなくなった部屋はひどく静かだった。囚人に一部屋丸々使わせるなど、奴らは随分大きな拠点を持っている。ここの存在に気づいていれば、部隊全員で襲撃するという算段も立ったかもしれない。いや、考えても意味のないことだ。
膝を抱えてがっくりとうなだれる。任務以外の思考を巡らすことに慣れていないせいか、頭が重い。
あぁいやだ。自由という状態は、なんて惨いのだろう。
この体は生半可な痛みは感じないようにできている。なのに、どうしてか頭の奥が痛んでたまらなかった。


そうしてどれだけ過ごしたのか、すっかり陽は落ち、部屋は薄暗くなって、枕もとで光るランプの明かりだけが存在を主張している。
ドアを叩く音に、何事かと頭を上げた。
「やぁ」
手を上げながら入ってきたのは、あの盾の男だ。確かレナードと呼ばれていたはずだ。手には盆を持っている。湯気が立っているから、食事らしい。
「食べる?」
目を逸らす。意識的に抑えていたせいで、あまり食欲は感じていない。日中活動もしないのだから、さして栄養補給の必要性も感じなかった。
「困ったなぁ」
何を思ったのか、男は俺に盆を押し付けてきた。
「じゃあお願いすることにしよう。食べてくれないか」
暫く男の顔と仏頂面で睨み合ったが、相手は退く気配がない。仕方なく、食べることにする。
食べている途中幾度か味を問われたが、俺には味の良し悪しがわからない。わかるのはせいぜい、この中に毒が入っていないことくらいだ。男は動くことなく、俺が食べるのを見つめている。とくにこのスプーンで目を抉ってやろうとか、そんなことは考えていないのに。
俺が食べ終わっても、男は出ていこうとはしなかった。
「一応話しておこうと思うんだけど、リントは、もし本当に行くあてがないなら、君も一緒に来てほしいと思っているんだ」
「命を狙ってきた相手への提案としては随分悠長だな」
「そうだろ?」
男は笑った。俺の言葉の意味が通じているようには思えない。
「勿論、身の振り方を決めるまででもいい。また国に戻ったっていい。でもここでこうしていたってどうにもならないだろ?俺達だって、戦力が増えればありがたいしね。君すごく強いし。用済みってのはひどい話だけど、死にかけて人生リセットって事で、リントを新しいマスターにしてみる気とかない?」
 男の楽観的過ぎる話に、俺は呆れて開いた口が塞がらない。
「逃げ切れないぞ。俺達以外にも帝国にはいくらでも手駒がいる。それに、俺がまた裏切るかもしれないとは思わないのか」
「でも、戻っても君にメリットはないんじゃないのか。殺されるか、またまっさらにされるんじゃないのか」
「そうだな。そうなるだろう」
「だったら俺達と一緒にいて俺達と一緒に殺されても一緒じゃないか?君はどっちでも変わらないかもしれないが、俺達が助かる分幸福の総量が多くて合理的だぞ」
「なんだ、それは」
幸福に量などあるものか。考えたくない。頭が痛くなりそうだ。
 顔を背けようとする俺の肩をつかんで、なおも男は続ける。
「それに俺達と一緒の方が楽しいぞ?モノみたいに扱ったりしない。ミランダはああ見えて料理がうまいし、ファーチの魔法があれば毎日ぐっすり寝れるし、リントは優しく聡明な人だ。仕える価値のある人だ」
「やめろ……、そんなものに意味はない」
「確かに俺達の自己満足かもな。助けてしまったのは申し訳なかったけど、君はもう鎖に縛られてない。だったら、辛くても苦しくても自分で考えて歩くしかないんだ。……すぐに決めろとは言わない。ゆっくり少しずつでいいから考えてほしい」
「俺は……」
 ただ混乱した。確かにそうかもしれない。俺には行く当てもなく、帰っても俺のすべてを無にされるだけ。それはわかっている。でもなぜ、この男は、あの少年は、こんなにも俺を自分たちのところに留めようとするのかわからない。少し前まで自分たちを狙っていた、殆ど見ず知らずの男相手に。
「考える、だけだぞ」
「よし、ありがとうな」
 また男は笑う。俺はこの男の笑顔が苦手だった。なぜだかわからないが、この数日のうちに、この表情を見ると心臓が何かにわし掴まれたような感覚を覚えるようになっている。どうにも心地が悪い。
「で、なんだけど……それ」
 その笑顔を急に渋いものに変えて男はこめかみをかいた。指さしているのは、俺の股間。見ればそこは不自然に盛り上がっている。そして体の異変に気づいた瞬間にやってくる、焦燥感に似た何か。俺の体は、なぜか今このタイミングで性衝動を喚起していた。
「む」
「なにか、持ってくる?」
「何か、とは」
「処理するのにさ。とりあえずタオル?」
「処理」
「……ちょっとまって」
 男の言っていることが理解できない。男は噛み合わない会話を切り上げ、呻りながら何かしら思案しているようだった。
「ひょっとして、自慰とかしないのか?」
「自慰、とは」
「たまげたな!暗殺者ってのはずいぶんストイックだね。今はどう?ムラッとしない?」
 男はひどく驚いているようだ。天を仰いで頭を抱えている。
「している。だがこんなタイミングでなるのは初めてだ」
「そうそう。やっぱり性欲自体はちゃんとあるんだな。今までどうしてたんだ、自慰がわからないなんて」
 説明して良いものか、迷う。これまでの会話からして、どう考えても俺の知ることとこの男の常識とでは相容れないという確信がある。
「性衝動は、マスターが俺に触れる時しか感じたことはない」
 案の定、ピタリと男の動きが止まる。
「なぁ、探りを入れてるわけじゃないんだが、君のご主人様ってさ、男?」
「あぁ」
 男は再び座り込んで、俺に目線を合わせてくる。その視線はやけに真剣だった。
「じゃあ毎回ご主人様が処理してくれてたのか?」
 俺は首を振った。そうではない。マスターは時々ではあるが、俺達を自分の愉しみのために使う時があった。俺達はマスターの意向でそのようなことにも対応できるよう教育されているし、頑丈で多少の無理が利くから普通の人間が耐えられないような要求にも応えることができる。どうしても苦痛が伴うようなときは、薬を使ったりもした。俺達の教育にも使われるその薬は、痛みを鈍らせてくれるから都合がいい。
 俺の話に、男はあからさまな嫌悪を顔に浮かべた。
「その薬って、洗脳薬だろ。君が嫌がっても好きにするって事じゃないか」
「俺がどう思っているかは関係ない。マスターの命令は絶対だ。支障があるなら、できるようになんでもするのが俺達のやり方だ」
「本当に、君のご主人様は、君達の事を全然大切にしていないな」
「俺達は道具だ。使えるかどうかが全てだ」
 絶句している男に、食事の盆を突っ返して“出て行け”と示す。
「自分でどうにかするのものと言うなら、そうする。特に思いつかないからタオルだけ寄こせ」
 一人でやるのは初めてだが、大体の男がそうしているというのなら、すぐにできるようになるだろう。
 男はまだ俺の話に納得できていないようだったが、俺にもう話す気が無いとわかったのか渋々といった様子でドアに歩いて行った。出て行く前に立ち止まって、こちらを振り返る。
「一つだけ聞かせてくれ。君はそれで気持ちよかった?」
「さあな。気にしたことはない」
 俺の返答に言い返すことはせず、ただ男は眉尻を下げた。悲しみ、落胆あるいはそのどちらかの表情。
 男の気配が遠くなったのを確認して、そっと股間の膨らみに手を伸ばしてみる。手をかぶせるように触れただけで、じわりとそこが暖かくなるような感覚が走る。確かに、これは快楽に違いない。
 下着が汚れるのも良くない。なぜなら替えがない。やはりあの男がタオルを持ってくるまで待つか。この様子なら、マスターにしていた程刺激しなくても発散できそうだ。
「……、?」
 ドタドタ、と乱暴な足音を捉えてドアの方を見る。何だと思っている間に音は近づいてきて、また大きな音を立ててドアが勢いよく開いた。
 またあの男が、今度はやたら険しい表情で立っている。タオルの他にも、何やらいろいろ抱えているように見える。
「な、なんだ」
 男は答えず、ずかずかと歩いてきて、俺の前であぐらをかいて座った。鼻息荒く、口を開く。
「やっぱり君の言うことは納得できない。薬で無理矢理昂ぶらせて好き勝手して終わりなんて、それじゃ君は心も体も満たされないじゃないか。そんなのは間違ってる。セックスは、愛や信頼を確かめ合う手段だ。互いを思いやって、相手に気持ちよくなってほしいという思いでする方が、絶対に気持ちいいし、幸せになれるはずだ」
「何がだめなんだ。快楽の強さは刺激の強さという事だろう。それを左右するのは手練じゃないのか。精神作用を及ぼすにしても、直接神経に作用する薬を使った方が手っ取り早いはずだ。何が違う」
 違う。と男は断言した。
「お互いが、お互いの快楽に奉仕するんだ。君も、任務がうまくいったときは嬉しく思ったりしただろう?そういう気持ちでするんだ。その方が気持ちいい」
「俺にはもうそんな奉仕するような相手はいない。それともなんだ、お前がそれを教えてくれるとでも」
「あぁ。そうすることにした」
 今度は俺が絶句する番だった。男は立ち上がって、俺の頬に手を添える。まっすぐで、決意に満ちた目をしている。間違いなく、本気と言うことだ。
 つきり、と熱を持っている下半身に痛みにも似た何かが走る。今のは、何だ。
「正しい自慰の方法も教える。でもその代わり、俺は君を抱く。完璧とは言わないが、絶対に俺の方が君の元ご主人様よりも君を気持ちよくできる」
「正しいやり方で、か」
「そうだ、どうかな?」
 馬鹿馬鹿しい、と思う。男の言うことが俺は全く信じられなかったし、ならば手を払いのけてしまえば良かった。
 現に男の顔を見つめれば、視線に宿る意思こそ強いが不安を拭い切れないのか目が泳ぎ気味だ。俺が断ることも大いに考えているに違いない。わかりやすい男だ。
 だが。先ほどから刺激の続きを待っている下半身の疼きは止まらないし、熱に似た痛みをつきつきと発し続けている。加えて、奴の顔を見た瞬間に感じた、また心臓をきゅっと掴まれるような感覚。
 それらがリンクして、俺は考えを誤った。
「やれるものなら、やってみればいい。どうせ、お前の言うようなことにはならない」
 安堵に緩んだ男の顔で、また俺は心臓が掴まれたような心地になった。
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