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取引
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油断した。
マリーナの忠告を受けた時点で、即座にログアウトすべきだったんだ。
まさかこんなにも早く、奴の襲撃を受けるとは思っていなかった。
いや、今思えばマリーナのあれは奴による警告だったのかも知れない。
ウィルス事件を嗅ぎ回る俺たちに対する牽制だったんだ。
でなきゃ、こんなすぐさま俺の前にホワイトアリスが姿を現す筈がない。
バイザーをはずしてシミュレーターから体を起こし、汗をふき取ってから、傍らに掛けてあったコートを羽織った。間一髪、瞬時にログアウトしたのが間に合って、どうにか昏睡状態は免れたようだ。
情報処理室内は無人だった。窓の外に目をやると、もう日が傾き始めているようだ。
とりあえず病院に出向き、甲斐と合流しよう。そう思い、出口に向かおうとしたときだった。
――――ウフフ…
無人のはずの室内で、何処からか少女の笑い声が聞こえてきた。
桐生は即座に振り返ると、息を殺して周囲を見回す。
そんな…!まさか…?
――――逃げても…無駄よ
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
何処だ。何処から聞こえてくる?
桐生は全神経を研ぎ澄ませて、声の主の位置を探る。
―――桐生の位置から見た部屋の対角線上。
微かに光が漏れているのに気付く。小さなモニターが起動していた。
そこから顔を覗かせてるのは―――――微笑をたたえた純白に染まりし少女。
――――ウフフ…
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
次の瞬間、モニターは噴煙を上げて部屋の隅まで吹っ飛んだ。胸元で構えたベレッタの銃口から煙があがる。とっさの判断で引き金を引いていた。
な…なんだってんだよ、一体…!
あのウィルスは、電脳ネットでのみ襲われるものなんじゃなかったのか!
電脳ネットから必死の思いで抜け出たのに…なんでこっちにまで現れるんだ?
吹っ飛んだモニターの周囲に置かれたパソコンが、触れられもしないのに起動音を立て始めた。ディスプレイの映像が映りだすよりも早く、スピーカーから音が流れてくる。
――――ウフフ…ウフフ…
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
笑い声が―――止まない。
桐生は寒気を感じた。今までに体験したことのない恐怖だった。
一瞬の隙をついて廊下へ飛び出る。あの映像を見たら最後、俺も明日から夢の国の住人の仲間入りだ。カメラやモニタは警視庁内の至るところに設置してある。何とか外に脱出するしかない……下だ!
会議室や廊下などありとあらゆる場所に設置されたディスプレイが次々と起動し、そこから少女が顔を覗かせるのがわかった。桐生は出来るだけ視線をそちらへ向けないようにしながら、非常階段へ向けて風のように走る。
非常階段まで行けばモニターは無い…!あそこまで辿り着ければもう大丈夫だ!
建物の端に位置する場所にある、非常階段への出入り口を力任せにこじ開けて中へ入ると、即座に背中からもたれるようにして強引にドアを閉める。
ここまで…来れば…安心だ…
桐生はほっと安堵の溜息をつく。
「無駄だって言ってるのに」
――――ッ!
桐生は突然の背後の声に飛びのいた。
モニターもカメラも無い筈の空間で――――ホワイトアリスは宙にその身を浮かせながら、酷薄な笑みを浮かべて桐生を見た。
う―――うわああああああああああああああああああああああああ
桐生は目をつぶり、耳をふさいで一目散に逃げ出した。
何故だ!何故!
カメラも…マシンも…
モニターも映写機も無い場所で―――
どうして姿が見える?
何故この…少女の姿が消えないんだ?
まさか…!
いや、そんな筈はない!確かに俺はシミュレーターを出て、現実に戻ってきた!
間違いなく、ここは現実の世界だ!
頭が痛む。気が付くと、いつの間にか階段が終わっていた。
?
ちょっと待て。ここは何処だ?
桐生は辺りを見回す。心なしか視界が白い霞がかかっているかのように、ぼやけてしまって良く見えない。必死に目を凝らし、周囲の景色を確認する。どうやら知らぬ間に、最上階まで駆け上って来てしまったようだ。
いつの間に屋上に…?何で俺は上へ昇ってきたんだ?
――――まだ、少女の笑い声が聞こえる。耳をふさぐが、全く効果がない。
視界を覆う白い霞も、どんどん濃くなってきていた。
何故だ…?何故声が聞こえる……何故…この少女の…姿が消えない……?
ここは…何処だ?
俺は…
俺は本当に――――現実に戻ってきたのか?
唐突に、足元から地面が消える。
桐生の視界はもう完全に白い霞に染められて、目の前の自分の手足すら確認出来ない。だから今から落ちて叩きつけられるであろう遥か下の地面さえも、その目に映ることはないのだろう。
突如目の前に緑色の幕が広がり、視界を覆う。
幕は高速でこちらへと向かって来て、あっという間に体を包み込んだ。
一瞬、身体が宙に浮く。
桐生の体は緑色のネットに捕らえられ、ビル8階分くらいの高さの場所で留まっていた。落下物対策として庁舎の外壁に設けられた防護ネットが作動したのだ。
転落事故防止や損壊による破片の落下を防止するという名目でこうしたネットを設置することはこの時代の高層建造物としては珍しいものではなく、数年前に新たに立て直されたこの庁舎も例外ではなかった。落下物を受け止める形でネットは外壁から5m先まで瞬時に広がり、対象を受け止める。
しかしこれはあくまで緊急避難用の設備であり、人為的な操作も無しに自動で転落に対処することなどないはずだ。一体どうして…?
そのとき、腰のホルスターにつけていた携帯が鳴った。開いたディスプレイから、心地好い音楽と、聞き覚えのある声が聞こえてくる。音楽の音量が上がるにつれて、耳の奥から聞こえてきていたホワイトアリスの笑い声が段々と消えていくのが分かった。
それに合わさるかのように、視界を覆っていた白い霞も晴れていく。開いた携帯の画面で、虹色の光沢を纏った回遊魚が、美しい歌を歌っているのが目に入った。
「気が付きましたか」
突然魚が歌うのを止め、話しかけてきた。以前聞いたことのある声だった。
「マリーナ…!」
画面上の魚はその姿を歪ませると、たちまち少年へと変化した。
「お前が…助けてくれたのか…?」
桐生の意外そうな声に、マリーナは少し照れくさそうに笑う。
「…ま、そんなとこです。――――刑事さん。一つ取引しませんか」
「…何?」
「今回の事件の始末、僕に任せてもらえれば一両日中にカタをつけてみせます。ウィルスをネット上から一掃した上で、二度と流出させません。……そのかわり、犯人を挙げるのを諦めて貰えませんか?」
「なっ…!」
この小僧は、いきなりとんでもないことを言い出した。
「馬鹿野郎、そんなことができるか!もう死人も出てるんだぞ!」
「今回の犯人は、恐らく逮捕しても法で裁くことはできません。それでも警察の面子を守る為だけに逮捕するというのなら、僕は今後あなた方には一切協力しないことになります」
「どっ…どういうことだ!お前やっぱり、犯人を知っているんだな!」
「それもお答えできません。どうするんです?僕に一任しますか、それとも…。しないのなら僕は今後この案件に関しては一切ノータッチとさせて頂きます」
マリーナのこの口調。奴は明らかに真相を知っている。やはり見立ては間違っていなかったのか?
マリーナ…貴様がこのウィルス事件の犯人なのか?
眼下に今、まさに自分が飛び降りかけていた街並みが広がる。ビルの12階、高さ凡そ60メートル。機械化を済ませた体とはいえ、落下したら無事では済まなかっただろう。
―――――残された猶予は僅かもない。
「…いいだろう、但し条件がある」
桐生は賭けに出ることにした。
「お前がやるというウィルス殲滅、その一部始終を見届けさせてもらうぞ」
マリーナの表情に変化はない。
「どうする?マリーナ。断れば交渉は決裂だ。俺たちはこれまで通りウィルスを流した犯人を追い、場合によってはお前も事件の重要参考人としてしょっ引くことになる」
「―――いいでしょう」
予想外の承諾。
「刑事さんが何があろうと一切手を出さず、僕に全てを任せると約束してくれれば、本事件の解決の一部始終―――お見せしましょう」
こいつ―――本気か?
「交渉成立ですね。10分後、電脳ネット上の僕の部屋で落ち合いましょう。それでは」
言うが速いか、マリーナはさっと画面から姿を消した。
もう間違いない。マリーナはこのウィルスについての情報をまだ何か隠している。
やはり……奴こそがこのウィルスを広めた張本人なのか…?
―――マリーナ。約束は約束だ、だが…
お前が真犯人の場合、話は別だぜ。
桐生は素早く携帯のメニュー画面を起動させると、待機中の甲斐を呼び出した。
マリーナの忠告を受けた時点で、即座にログアウトすべきだったんだ。
まさかこんなにも早く、奴の襲撃を受けるとは思っていなかった。
いや、今思えばマリーナのあれは奴による警告だったのかも知れない。
ウィルス事件を嗅ぎ回る俺たちに対する牽制だったんだ。
でなきゃ、こんなすぐさま俺の前にホワイトアリスが姿を現す筈がない。
バイザーをはずしてシミュレーターから体を起こし、汗をふき取ってから、傍らに掛けてあったコートを羽織った。間一髪、瞬時にログアウトしたのが間に合って、どうにか昏睡状態は免れたようだ。
情報処理室内は無人だった。窓の外に目をやると、もう日が傾き始めているようだ。
とりあえず病院に出向き、甲斐と合流しよう。そう思い、出口に向かおうとしたときだった。
――――ウフフ…
無人のはずの室内で、何処からか少女の笑い声が聞こえてきた。
桐生は即座に振り返ると、息を殺して周囲を見回す。
そんな…!まさか…?
――――逃げても…無駄よ
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
何処だ。何処から聞こえてくる?
桐生は全神経を研ぎ澄ませて、声の主の位置を探る。
―――桐生の位置から見た部屋の対角線上。
微かに光が漏れているのに気付く。小さなモニターが起動していた。
そこから顔を覗かせてるのは―――――微笑をたたえた純白に染まりし少女。
――――ウフフ…
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
次の瞬間、モニターは噴煙を上げて部屋の隅まで吹っ飛んだ。胸元で構えたベレッタの銃口から煙があがる。とっさの判断で引き金を引いていた。
な…なんだってんだよ、一体…!
あのウィルスは、電脳ネットでのみ襲われるものなんじゃなかったのか!
電脳ネットから必死の思いで抜け出たのに…なんでこっちにまで現れるんだ?
吹っ飛んだモニターの周囲に置かれたパソコンが、触れられもしないのに起動音を立て始めた。ディスプレイの映像が映りだすよりも早く、スピーカーから音が流れてくる。
――――ウフフ…ウフフ…
――――遊びましょう…?
――――遊びましょう…?
笑い声が―――止まない。
桐生は寒気を感じた。今までに体験したことのない恐怖だった。
一瞬の隙をついて廊下へ飛び出る。あの映像を見たら最後、俺も明日から夢の国の住人の仲間入りだ。カメラやモニタは警視庁内の至るところに設置してある。何とか外に脱出するしかない……下だ!
会議室や廊下などありとあらゆる場所に設置されたディスプレイが次々と起動し、そこから少女が顔を覗かせるのがわかった。桐生は出来るだけ視線をそちらへ向けないようにしながら、非常階段へ向けて風のように走る。
非常階段まで行けばモニターは無い…!あそこまで辿り着ければもう大丈夫だ!
建物の端に位置する場所にある、非常階段への出入り口を力任せにこじ開けて中へ入ると、即座に背中からもたれるようにして強引にドアを閉める。
ここまで…来れば…安心だ…
桐生はほっと安堵の溜息をつく。
「無駄だって言ってるのに」
――――ッ!
桐生は突然の背後の声に飛びのいた。
モニターもカメラも無い筈の空間で――――ホワイトアリスは宙にその身を浮かせながら、酷薄な笑みを浮かべて桐生を見た。
う―――うわああああああああああああああああああああああああ
桐生は目をつぶり、耳をふさいで一目散に逃げ出した。
何故だ!何故!
カメラも…マシンも…
モニターも映写機も無い場所で―――
どうして姿が見える?
何故この…少女の姿が消えないんだ?
まさか…!
いや、そんな筈はない!確かに俺はシミュレーターを出て、現実に戻ってきた!
間違いなく、ここは現実の世界だ!
頭が痛む。気が付くと、いつの間にか階段が終わっていた。
?
ちょっと待て。ここは何処だ?
桐生は辺りを見回す。心なしか視界が白い霞がかかっているかのように、ぼやけてしまって良く見えない。必死に目を凝らし、周囲の景色を確認する。どうやら知らぬ間に、最上階まで駆け上って来てしまったようだ。
いつの間に屋上に…?何で俺は上へ昇ってきたんだ?
――――まだ、少女の笑い声が聞こえる。耳をふさぐが、全く効果がない。
視界を覆う白い霞も、どんどん濃くなってきていた。
何故だ…?何故声が聞こえる……何故…この少女の…姿が消えない……?
ここは…何処だ?
俺は…
俺は本当に――――現実に戻ってきたのか?
唐突に、足元から地面が消える。
桐生の視界はもう完全に白い霞に染められて、目の前の自分の手足すら確認出来ない。だから今から落ちて叩きつけられるであろう遥か下の地面さえも、その目に映ることはないのだろう。
突如目の前に緑色の幕が広がり、視界を覆う。
幕は高速でこちらへと向かって来て、あっという間に体を包み込んだ。
一瞬、身体が宙に浮く。
桐生の体は緑色のネットに捕らえられ、ビル8階分くらいの高さの場所で留まっていた。落下物対策として庁舎の外壁に設けられた防護ネットが作動したのだ。
転落事故防止や損壊による破片の落下を防止するという名目でこうしたネットを設置することはこの時代の高層建造物としては珍しいものではなく、数年前に新たに立て直されたこの庁舎も例外ではなかった。落下物を受け止める形でネットは外壁から5m先まで瞬時に広がり、対象を受け止める。
しかしこれはあくまで緊急避難用の設備であり、人為的な操作も無しに自動で転落に対処することなどないはずだ。一体どうして…?
そのとき、腰のホルスターにつけていた携帯が鳴った。開いたディスプレイから、心地好い音楽と、聞き覚えのある声が聞こえてくる。音楽の音量が上がるにつれて、耳の奥から聞こえてきていたホワイトアリスの笑い声が段々と消えていくのが分かった。
それに合わさるかのように、視界を覆っていた白い霞も晴れていく。開いた携帯の画面で、虹色の光沢を纏った回遊魚が、美しい歌を歌っているのが目に入った。
「気が付きましたか」
突然魚が歌うのを止め、話しかけてきた。以前聞いたことのある声だった。
「マリーナ…!」
画面上の魚はその姿を歪ませると、たちまち少年へと変化した。
「お前が…助けてくれたのか…?」
桐生の意外そうな声に、マリーナは少し照れくさそうに笑う。
「…ま、そんなとこです。――――刑事さん。一つ取引しませんか」
「…何?」
「今回の事件の始末、僕に任せてもらえれば一両日中にカタをつけてみせます。ウィルスをネット上から一掃した上で、二度と流出させません。……そのかわり、犯人を挙げるのを諦めて貰えませんか?」
「なっ…!」
この小僧は、いきなりとんでもないことを言い出した。
「馬鹿野郎、そんなことができるか!もう死人も出てるんだぞ!」
「今回の犯人は、恐らく逮捕しても法で裁くことはできません。それでも警察の面子を守る為だけに逮捕するというのなら、僕は今後あなた方には一切協力しないことになります」
「どっ…どういうことだ!お前やっぱり、犯人を知っているんだな!」
「それもお答えできません。どうするんです?僕に一任しますか、それとも…。しないのなら僕は今後この案件に関しては一切ノータッチとさせて頂きます」
マリーナのこの口調。奴は明らかに真相を知っている。やはり見立ては間違っていなかったのか?
マリーナ…貴様がこのウィルス事件の犯人なのか?
眼下に今、まさに自分が飛び降りかけていた街並みが広がる。ビルの12階、高さ凡そ60メートル。機械化を済ませた体とはいえ、落下したら無事では済まなかっただろう。
―――――残された猶予は僅かもない。
「…いいだろう、但し条件がある」
桐生は賭けに出ることにした。
「お前がやるというウィルス殲滅、その一部始終を見届けさせてもらうぞ」
マリーナの表情に変化はない。
「どうする?マリーナ。断れば交渉は決裂だ。俺たちはこれまで通りウィルスを流した犯人を追い、場合によってはお前も事件の重要参考人としてしょっ引くことになる」
「―――いいでしょう」
予想外の承諾。
「刑事さんが何があろうと一切手を出さず、僕に全てを任せると約束してくれれば、本事件の解決の一部始終―――お見せしましょう」
こいつ―――本気か?
「交渉成立ですね。10分後、電脳ネット上の僕の部屋で落ち合いましょう。それでは」
言うが速いか、マリーナはさっと画面から姿を消した。
もう間違いない。マリーナはこのウィルスについての情報をまだ何か隠している。
やはり……奴こそがこのウィルスを広めた張本人なのか…?
―――マリーナ。約束は約束だ、だが…
お前が真犯人の場合、話は別だぜ。
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