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二人しか知らない秘密・前編(柊山視点)
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「……はぁ、今日から月曜まで、一緒にいられるの……オレ、すごく嬉しいです……」
朝食の後に写真を撮り合い、甘い雰囲気になったのでソファで触れ合っていると、遥君がふっと息を吐きながら呟いた。
彼はソファに座っている僕に跨るような体勢で、顔を近づけながら頬を撫でてくれている。
――向かい合って挿れる時の格好と同じだから……色々したくなってくるな……イチャイチャするだけで済むかなあ……
時刻はまだ朝の九時過ぎだったけれど、遥君さえ良ければ色々してしまいたかった。
「僕も嬉しいよ。君が側にいてくれて……」
「はぁ……敬久さんも……したいことあったら……言ってくださいね……んっ……ぅ……」
遥君が艶っぽい微笑みを見せ、僕の舌を吸い上げモグモグと甘噛みした。
「……ん……はぁ……気持ち良いな……」
「じゃあ……もっとしますから……んっ……」
遥君は僕の首に腕を回し、舌を絡めながらキスをしてくる。彼の頬は上気して、吐息が熱っぽくなっている。
「……んっ……はぁ……あっ」
遥君の腰を抱いていた手を服の裾から入れ、背中を撫で回すと彼の舌がピクッと震えた。
「あっ……んんっ……」
僕も遥君の舌に自分の舌を絡ませながら、彼の甘い声を吸い込むように口内に侵入した。歯列や上顎をなぞると、遥君は息を漏らした。背中を撫でていた手を滑らせ、胸の先端を指先で掠めるように触ると、遥君は舌の動きが止まった。僕は遥君の口内を舌で掻き回し、胸の先端をクニクニと擦った。
「ひッ! ぅ……あっ、ぅう……」
遥君の体が震えるのがもっと見たくなり、少し強めに胸の先端を押し潰した。
「~~~~ッ!」
遥君がビクッと震えて、僕から口を離した。唾液が糸を引いていたの舌で舐め取った。
「……ぁ……ぅゔ……た、敬久さん、オレ、服脱ぎましょうか……?」
遥君が僕の首に腕を回したまま、荒い息を吐いて言った。
「……いや、大丈夫。服の中で触られて戸惑っている遥君の表情が……いやらしくて……」
そう言うと無言で耳たぶをガブリと噛まれた。
「ははっ……痛いよ。遥君……」
「だって……あっ、ゃ……」
遥君は胸の先端を撫でたり引っ掻いたりする度に、体がビクビクと跳ねた。
――ああ、ダメだ……やっぱり、最後までしたくなってしまう……
「あのさ……遥君……」
「は、はい……」
「したいことが、あるんだ……」
僕が胸から手を離すと、遥君も僕の首に回した腕を緩めた。
「どんなことでしょうか……?」
遥君がはぁっと切なそうに息を吐いて、僕を見つめた。
「まだ朝だけれど、君を抱きたい……」
「…………ッ、ふっ、ふふっ……オレも、あなたに抱かれたいなって……思っていたんですよ……」
嬉しそうに僕にキスしてくれた。唾液が付いていたのか、彼は顔を離すと僕の唇をツーっと指先で拭った。その指先を掴んでパクっと食むと、遥君は身をよじった。
「……もう……くすぐったいから、それ、ダメです」
僕が指先を唇でなぞると、彼は目を伏せて吐息を漏らし、押し退けるようにして唇から逃れた。
「……ダメですからね? はぁ……」
遥君が目をそらすので名残惜しかったけれど、指先を離した。彼は僕の上から離れると、ソファの隣に座って服の乱れを直し始めた。
「……オレ、体の準備があるので…………待っていてくれますか?」
「うん、いくらでも待つよ……」
「ふふっ……髪の毛、クシャクシャにしちゃいましたね……」
遥君は服装を整え終わると、僕の髪の毛の乱れも直してくれた。そのまま眉間に指を這わせてくる。
「メガネの跡、残っていますね……」
「うん……」
遥君が僕を愛しそうに見つめてくるので、むずかゆいような気持ちになってくる
――何だか離れがたいな……ダメだ……このままだと色々してしまいそうだ……
「僕……シャワー浴びて来ようかな……」
欲望を振り払うようにそう言った。
――ソファで寝たせいかな……やっぱり、遥君がいる時は、彼の胸で寝ないと……心が満たされなくなっているのだろうか……
強引に彼を抱きたいわけではないのに、自分の中にある薄暗い欲望が這い上がって来てしまう。
「オレも後で浴びます。ちょっと汗かいちゃいましたし……熱い……」
遥君は額が少し汗ばんでいた。彼は元々体温が高いので、熱っぽくなっているようだった。
「じゃあ、君の準備できたら……する前に、一緒に入る?」
「ぅ、あ、えっと……どうしようかな……」
遥君が口元に手を当てて考え込むように目を伏せた。
――また欲張ってしまった……この感じだと断られるかもしれないなあ
僕が内心ドキドキしていると、彼は何かを思いついたようにパッと顔を上げた。
「……では、あの、そのまま、お風呂で……してみますか?」
遥君が照れながら、僕の心をかき乱すような提案をしてきた。
朝食の後に写真を撮り合い、甘い雰囲気になったのでソファで触れ合っていると、遥君がふっと息を吐きながら呟いた。
彼はソファに座っている僕に跨るような体勢で、顔を近づけながら頬を撫でてくれている。
――向かい合って挿れる時の格好と同じだから……色々したくなってくるな……イチャイチャするだけで済むかなあ……
時刻はまだ朝の九時過ぎだったけれど、遥君さえ良ければ色々してしまいたかった。
「僕も嬉しいよ。君が側にいてくれて……」
「はぁ……敬久さんも……したいことあったら……言ってくださいね……んっ……ぅ……」
遥君が艶っぽい微笑みを見せ、僕の舌を吸い上げモグモグと甘噛みした。
「……ん……はぁ……気持ち良いな……」
「じゃあ……もっとしますから……んっ……」
遥君は僕の首に腕を回し、舌を絡めながらキスをしてくる。彼の頬は上気して、吐息が熱っぽくなっている。
「……んっ……はぁ……あっ」
遥君の腰を抱いていた手を服の裾から入れ、背中を撫で回すと彼の舌がピクッと震えた。
「あっ……んんっ……」
僕も遥君の舌に自分の舌を絡ませながら、彼の甘い声を吸い込むように口内に侵入した。歯列や上顎をなぞると、遥君は息を漏らした。背中を撫でていた手を滑らせ、胸の先端を指先で掠めるように触ると、遥君は舌の動きが止まった。僕は遥君の口内を舌で掻き回し、胸の先端をクニクニと擦った。
「ひッ! ぅ……あっ、ぅう……」
遥君の体が震えるのがもっと見たくなり、少し強めに胸の先端を押し潰した。
「~~~~ッ!」
遥君がビクッと震えて、僕から口を離した。唾液が糸を引いていたの舌で舐め取った。
「……ぁ……ぅゔ……た、敬久さん、オレ、服脱ぎましょうか……?」
遥君が僕の首に腕を回したまま、荒い息を吐いて言った。
「……いや、大丈夫。服の中で触られて戸惑っている遥君の表情が……いやらしくて……」
そう言うと無言で耳たぶをガブリと噛まれた。
「ははっ……痛いよ。遥君……」
「だって……あっ、ゃ……」
遥君は胸の先端を撫でたり引っ掻いたりする度に、体がビクビクと跳ねた。
――ああ、ダメだ……やっぱり、最後までしたくなってしまう……
「あのさ……遥君……」
「は、はい……」
「したいことが、あるんだ……」
僕が胸から手を離すと、遥君も僕の首に回した腕を緩めた。
「どんなことでしょうか……?」
遥君がはぁっと切なそうに息を吐いて、僕を見つめた。
「まだ朝だけれど、君を抱きたい……」
「…………ッ、ふっ、ふふっ……オレも、あなたに抱かれたいなって……思っていたんですよ……」
嬉しそうに僕にキスしてくれた。唾液が付いていたのか、彼は顔を離すと僕の唇をツーっと指先で拭った。その指先を掴んでパクっと食むと、遥君は身をよじった。
「……もう……くすぐったいから、それ、ダメです」
僕が指先を唇でなぞると、彼は目を伏せて吐息を漏らし、押し退けるようにして唇から逃れた。
「……ダメですからね? はぁ……」
遥君が目をそらすので名残惜しかったけれど、指先を離した。彼は僕の上から離れると、ソファの隣に座って服の乱れを直し始めた。
「……オレ、体の準備があるので…………待っていてくれますか?」
「うん、いくらでも待つよ……」
「ふふっ……髪の毛、クシャクシャにしちゃいましたね……」
遥君は服装を整え終わると、僕の髪の毛の乱れも直してくれた。そのまま眉間に指を這わせてくる。
「メガネの跡、残っていますね……」
「うん……」
遥君が僕を愛しそうに見つめてくるので、むずかゆいような気持ちになってくる
――何だか離れがたいな……ダメだ……このままだと色々してしまいそうだ……
「僕……シャワー浴びて来ようかな……」
欲望を振り払うようにそう言った。
――ソファで寝たせいかな……やっぱり、遥君がいる時は、彼の胸で寝ないと……心が満たされなくなっているのだろうか……
強引に彼を抱きたいわけではないのに、自分の中にある薄暗い欲望が這い上がって来てしまう。
「オレも後で浴びます。ちょっと汗かいちゃいましたし……熱い……」
遥君は額が少し汗ばんでいた。彼は元々体温が高いので、熱っぽくなっているようだった。
「じゃあ、君の準備できたら……する前に、一緒に入る?」
「ぅ、あ、えっと……どうしようかな……」
遥君が口元に手を当てて考え込むように目を伏せた。
――また欲張ってしまった……この感じだと断られるかもしれないなあ
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